2012.07.05
ガイガーカウンターで測ったら
ガイガーカウンターで測ったら
24年度 名神高速②
前回に引き続き、一宮から米原・泉神社の区間について、今回
は「ガイガーFUKUSHIMA」のみを使用して測定してみました。
前回は主なIC・JCTごとの表示値を記録していたため、区間の
距離と所要時間により、各計地までの、カウンターの平均値算出
の回数が異なっていました。
そのため、「5回の計測ごとに約2区間を通過した」という、大
雑把な前提による測定値とならざるを得ませんでした。
今回は前回の反省点を踏まえて、以下のように測定方法を変更し
てみました。
① 測定は、計測場所を定めるのでなく、計測の開始から各1回
ごとの計測値(直近5回の移動平均値)をそのまま記録する。
② 1回の測定が終わった地点について、名神高速上については
東京から何km地点であるか、一般道にあっては最寄の交差
点名 を特定する。
③ 各計測区間の線量について、初回の測定から概ね直近5回
の移動平均が順次示されていると仮定し、初期値を最初の
区間の実際値として、その後の各定区間の数値を順次逆算
して求め、その区間の推計値とする。
今回の測定結果は以下の通りとなりました。
1回の測定移動距離については、流れにより、かなりばらつくこ
とも予想していましたが、この日の東名高速の流れは順調であった
ため、常に約1~1.2㎞ごとの計測となり、結果としてほぼ1㎞
区間ごとの計測値を得ることができました。
従って東名高速道路上の計測地点は1㎞ごとにまるめてあります。
そのため、一部区間については2㎞分を同じ測定値として掲載して
います。
関ヶ原から泉神社までの一般道については、たまたま往路と復路
の測定回数が一致したため、その間を各地点を13等分して計測し
たものと仮定して記載しています。
なお、測定開始時については、測定値が不安定になることを考慮
し、出発地の一宮については、ICに入る前から計測を行い、一宮IC
以前の値については、逆算計算のみに使用し捨象しています。
各区間の逆算による推定値は、右端の2列のようになりました。
概ね、0.08~0.19μsv/hの値となり、従来から計測してきた
「RAYDIX AK2011」の数値と比べてもそれ程違わない値となってい
ます。
ただし、この方法の場合、連続した区間の計測値が0.3μsv/h
程度急激に変化すると、平均値からの逆算値の振幅がかなり
出てし まい、一部の地点の逆算値が0やマイナスになったり、逆
にその反動で近接する地点の数値がかなり高く出たりする欠点
があります。
(グラフ上ではゼロ以下の地点の数値は省略しています。)
このような欠点はありますが、1回の計測毎の数値を計ることで、
各地点の数値がある程度推測できるものと思われます。
また、今回の計測を見ると「ガイガーFUKUSHIMA」の表示値その
ものは、「0.10~0.14μsv/h」と小幅な変化に見えるものの、
逆算した場合は、各地点で相当な差がある可能性があることを、
改めて認識させられることとなりました。
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24年度 名神高速②
前回に引き続き、一宮から米原・泉神社の区間について、今回
は「ガイガーFUKUSHIMA」のみを使用して測定してみました。
前回は主なIC・JCTごとの表示値を記録していたため、区間の
距離と所要時間により、各計地までの、カウンターの平均値算出
の回数が異なっていました。
そのため、「5回の計測ごとに約2区間を通過した」という、大
雑把な前提による測定値とならざるを得ませんでした。
今回は前回の反省点を踏まえて、以下のように測定方法を変更し
てみました。
① 測定は、計測場所を定めるのでなく、計測の開始から各1回
ごとの計測値(直近5回の移動平均値)をそのまま記録する。
② 1回の測定が終わった地点について、名神高速上については
東京から何km地点であるか、一般道にあっては最寄の交差
点名 を特定する。
③ 各計測区間の線量について、初回の測定から概ね直近5回
の移動平均が順次示されていると仮定し、初期値を最初の
区間の実際値として、その後の各定区間の数値を順次逆算
して求め、その区間の推計値とする。
今回の測定結果は以下の通りとなりました。


1回の測定移動距離については、流れにより、かなりばらつくこ
とも予想していましたが、この日の東名高速の流れは順調であった
ため、常に約1~1.2㎞ごとの計測となり、結果としてほぼ1㎞
区間ごとの計測値を得ることができました。
従って東名高速道路上の計測地点は1㎞ごとにまるめてあります。
そのため、一部区間については2㎞分を同じ測定値として掲載して
います。
関ヶ原から泉神社までの一般道については、たまたま往路と復路
の測定回数が一致したため、その間を各地点を13等分して計測し
たものと仮定して記載しています。
なお、測定開始時については、測定値が不安定になることを考慮
し、出発地の一宮については、ICに入る前から計測を行い、一宮IC
以前の値については、逆算計算のみに使用し捨象しています。
各区間の逆算による推定値は、右端の2列のようになりました。
概ね、0.08~0.19μsv/hの値となり、従来から計測してきた
「RAYDIX AK2011」の数値と比べてもそれ程違わない値となってい
ます。
ただし、この方法の場合、連続した区間の計測値が0.3μsv/h
程度急激に変化すると、平均値からの逆算値の振幅がかなり
出てし まい、一部の地点の逆算値が0やマイナスになったり、逆
にその反動で近接する地点の数値がかなり高く出たりする欠点
があります。
(グラフ上ではゼロ以下の地点の数値は省略しています。)

このような欠点はありますが、1回の計測毎の数値を計ることで、
各地点の数値がある程度推測できるものと思われます。
また、今回の計測を見ると「ガイガーFUKUSHIMA」の表示値その
ものは、「0.10~0.14μsv/h」と小幅な変化に見えるものの、
逆算した場合は、各地点で相当な差がある可能性があることを、
改めて認識させられることとなりました。
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まとめtyaiました【ガイガーカウンターで測ったら】
ガイガーカウンターで測ったら 24年度 名神高速② 前回に引き続き、一宮から米原・泉神社の区間について、今回 は「ガイガーFUKUSHIMA」のみを使用して測定してみました。 ...