2012.06.24
トンデモ話は奥で繋がる(163) 24.6.24
トンデモ話は奥で繋がる 「第163夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪復活と再臨 ④≫
★ 未来を語る危険
さて、これから先のシュタイナーの話は、小生にとっても少し冒険的
な領域に入って行きます。何故なら、過去に起こった事の解説では
無く、現在そして将来に起こることに言及しているからです。
エドガー・ケーシーを始め、過去の数々の有能な霊能力者が、批判
者の餌食とされる場合、決まって、未来に関する予言めいた話が、
その後の事実と食い違う点が拠り所の一つとされます。
その点を考えれば、シュタイナー自身も、また、小生のように、彼を
紹介しようとする人も、敢えてその分野には足を踏み入れないのが、
賢明な判断かも知れません。
しかし、シュタイナーの人智学の目的は、まさに未来の人類の目
指すべき目標を示すことであり、その部分を避けて通る訳にはいか
なかったと言えます。
それは取りも直さず、本来シュタイナーの思想を紹介しようとする
者としては、やはりその部分に言及することをためらってはなら
ないことを意味すると思うのです。
と、あれこれ前置きを入れてしまいましたが、何せこれからお話し
してゆくキーワードは、知る人ぞ知る、トンデモ話ではお馴染みの
《シャンバラ》なのです。
(全く、シュタイナーは、次々とトンデモないものを、彼の《科学
的説明》の中に組み入れてくれますので、その都度、読者に
見放されるのでは無いかと心配になりますが、仕方の無いこ
とです。)
第四十九夜でもお話しした通り、地球上には《異次元》と繋がる
い くつかのポイントがあって、地上の人間が迷い込んだり、そこか
ら別次元の住人が出入りするという、トンデモ話の定番があります。
恐らくその一つに、地球内部に存在する異次元郷《シャンバラ》が
あり、ヒトラーがその入口を捜し求めたとか、地球は空洞で、両極
にそこに通ずる巨大な穴がある、という説とからんだりもします。
そして、そんな諸説の中の一つに中に、復活後のイエスはシャン
バラに行ったいうものがあります。と言っても、あまりの唐突さに、
大方のこれらの説は《マユツバ》物とのレッテルを貼られています。
と言うことで、今夜はあえてその《マユツバ物》の一つ、『光シャン
バラから誕生する超人類の謎』(海野光彦著 徳間書店5次元文庫)
から入ってゆこうと思います。
(本来小生は、先入観を持たないよう話を進めてきましたが、こ
の書籍に関しては、敢えて《マユツバ物》という認識から出発して、
自分がどこまで許容できるか考える方が賢明と思います。)
★ 7つのシャンバラ
この書は、筆者の海野氏が、古神道の家柄を継
ぐ一方、科学ジャーナリストとして身を立てる傍ら、
某大学の非常勤講師もしているという『A氏』から
伝えられた話を元に書かれたとされます。
A氏によれば、世界には以下の7つの某地点に、
地下の大空間都市シャンバラが存在するとされ
ます。
○ チベット・シャンバラ…チベットの主都ラッサにあり、
某大寺院の内部から真下に向かう反重力エレベータ
ーがある。約4k㎡で『人工太陽』に照らされた
『エデンの園』となっている。
○ カリフォルニア・シャスタ山…山頂付近に光線屈曲装
置で視覚防御されたの寺院等があり、山頂の巨岩が
くり抜かれ、その地下に長さ33㎞×幅34㎞×高さ3.2
㎞の地下都市がある。
○ 中米ユカタン半島…某山脈にトンネルがあり、かつて
火口であった円形の谷間に光線湾曲機械に保護され
た特殊金属の入口がある。
○ 北方シャンバラ…カナダ・磁北極付近にあり、太陽の
特殊なエネルギーを、地球内部にあって重要なバラ
ンス調整をしているエネルギーピラミッドへ送る通
路となっている
○ ゴビ砂漠…かつて都市であった砂漠の中に、想念力で
上下する1600㎡の四角い金属製の塔状のエレベータ
ーが、半分埋まった形で存在する。
○ アフリカ・アトラス山脈…光線湾曲装置により、外界
からは見えない。地球上のあらゆる古代記録・過去
の文明の発明・発見を集積保管している。
○ ドイツ・ハルツ山脈…地下に作られ、ヨーロッパの霊
的指導を行うとともに、アトランティス、ドルイド、
ギリシャに関する記録と発明・発見が保管される。
そして、19世紀末に、その中の一つであるチベット・シャンバラの
『光の超生命体』に遭遇したという、アメリカの某探検に関する体
験記を見せられます。
………………………………………………………………………
晩餐の席で、その生命体は、体の元素をバラバラの霧状に変化
させ、再び瞬間的に統合して元の肉体を創り出したり、一切れのパ
ンから、同じ大きさのパンを次々と出現させたと言います。
つまり、キリストの奇蹟と同じことを現実に見せたと言うのです。
また、また、皆が若々しい体を保ち、地上で数百年を生きた後、その
後百年間もシャンバラと地上を行き来している者さえいます。
★ イエスの秘密の人生?
また『A氏』は、20世紀初頭にアメリカの霊能者M・ドリール氏が
『イエスの秘密の人生』と称する論文を書いており、それに書かれ
たイエスの出来事を年譜にすると、次のようになると言います。
○ 紀元前6~7年頃 誕生
○ 11歳 第一イルミネーション(最初の魂の輝き)を得る
○ 13歳 父ヨセフ、母マリアと一緒にエジプト旅行、
ギゼ-ピラミッドの内で最初の秘伝を体験
○ エジプトではアトランティス人の子孫の受戒聖者より、
教えを授けられる
○ 16歳 イエスは単身でエジプトに残り、修行を積み重
ねる
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
◆ エジプトの白魔術により、チベット・シャンバラにテ ◆
◆ レポートし、そこで大聖に学ぶ ◆
◆ 20歳 第二イルミネーションに到達、その後、カシ ◆
◆ ミール地方を遊行 ◆
◆ 25歳 第三イルミネーションに到達 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
○ すぐにエジプトに帰り、1年間、ピラミッド内で研究を
続ける
○ 26歳 ナザレに帰り、洗礼者ヨハネの弟子とコンタク
トし、3年間さらに準備を重ねる
○ 29歳 キリストの教えの宣布を始める
○ 33歳 磔刑後、3日後に復活
………………………………………………………………………
○ その後11年間にわたり、グノーシスの秘儀を弟子に伝
授する
○ ローマの秘院で6ヶ月、エジプトの秘院で2年間、秘儀
の指導を行い、この後中国へ向かう
○ 中国北部のユダヤ人に1年間指導を行う。中国全土を
旅行した後、チベットに向かう
○ チベットの某秘所で5ヶ月間滞在。超人が住む『エデン
の園』で、1日2回ずつ教えを説く
● ドリール氏は、2千年前の前世でイエスの銀鈴に似た
声を聞いたとされる
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
◆ この後、チベット・シャンバラに行き、4年半滞在し、◆
◆ 人類の精神的向上を目指し、様々な試みを行っ ◆
◆ た後、シャンバラ144人の超人大師の首長となる◆
◆ この後、南太平洋地下のレムリア大陸へ行き、そ ◆
◆ こに幽閉されている暗黒霊魂を指導し、解放す ◆
◆ る。 ◆
◆ 次いで地球中心核に入り、同じく幽閉された最暗 ◆
◆ 黒の霊魂を、3ヶ月間指導する。 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
○ 地表に戻り、ギリシア、パレスチナ、スカンジナビアの
秘院で教えを説いた後、南北アメリカ大陸に入り、9年
間、各地で教えを説く
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
◆ この後、北方シャンバラへ行き、35年間、地球第 ◆
◆ 7黄金サイクルの秘密準備を行う ◆
◆ 満100歳の日から10日目に、全世界の弟子の ◆
◆ 面前で、アストラル体脱出による最後の教えを ◆
◆ を説く ◆
◆ その後、頭部から火炎冷火を発し、全身を燃焼し ◆
◆ 尽くすと、大きな輝くダイヤモンドの塊のような ◆
◆ ようなものが残り、これが北方シャンバラの塔 ◆
◆ 今も保管されているとされる ◆
◆ 地球離脱後、宇宙聖白色同砲団の大聖に復帰 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
これらの経歴のうち、◆で囲んだ時期、つまり33歳で磔刑を受け
る以前に1度、復活後は2度に渡って、イエスはシャンバラとの
間を行き来したということになっています。
これらをそのまま、全て事実として受け止めようと言うもので
はありません。これらはあくまで、ドーリル氏自身の霊能力が感じ
取った内容に過ぎないからです。
シャンバラについては以前にも、ブラヴァツキー夫人の創設した
神智学的な地球史観(第129夜)として紹介しましたが、それと比
較 しても、完全に一致している訳ではありません。
つまり、霊的なビジョンについては、たとえ同じものを霊視してい
たとしても、霊媒者の感応性と思考性向によって、如何様にも違
ったイエスの人生が出来てしまうのだと、小生は思います。
ただし、だからと言って全て《マユツバ》と決め付けてしまったので
は、現代の偏狭な科学の世界に閉じこもったままで、我々の持つ
共感の力を自ら捨ててしまうことになります。
従って、それらの矛盾点を整理しつつ、共通する部分を一つひとつ
拾っていき、それが我々全ての深層意識に潜む《原型》に通ずる部
分を確かめていくのです。
それでは次回第164夜では、そんな作業に入って行きましょう。
( 追伸 )
中曽根君、しかし、君の考えとは共通点を
探せそうも無いね
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪復活と再臨 ④≫
★ 未来を語る危険
さて、これから先のシュタイナーの話は、小生にとっても少し冒険的
な領域に入って行きます。何故なら、過去に起こった事の解説では
無く、現在そして将来に起こることに言及しているからです。
エドガー・ケーシーを始め、過去の数々の有能な霊能力者が、批判
者の餌食とされる場合、決まって、未来に関する予言めいた話が、
その後の事実と食い違う点が拠り所の一つとされます。
その点を考えれば、シュタイナー自身も、また、小生のように、彼を
紹介しようとする人も、敢えてその分野には足を踏み入れないのが、
賢明な判断かも知れません。
しかし、シュタイナーの人智学の目的は、まさに未来の人類の目
指すべき目標を示すことであり、その部分を避けて通る訳にはいか
なかったと言えます。
それは取りも直さず、本来シュタイナーの思想を紹介しようとする
者としては、やはりその部分に言及することをためらってはなら
ないことを意味すると思うのです。
と、あれこれ前置きを入れてしまいましたが、何せこれからお話し
してゆくキーワードは、知る人ぞ知る、トンデモ話ではお馴染みの
《シャンバラ》なのです。
(全く、シュタイナーは、次々とトンデモないものを、彼の《科学
的説明》の中に組み入れてくれますので、その都度、読者に
見放されるのでは無いかと心配になりますが、仕方の無いこ
とです。)
第四十九夜でもお話しした通り、地球上には《異次元》と繋がる
い くつかのポイントがあって、地上の人間が迷い込んだり、そこか
ら別次元の住人が出入りするという、トンデモ話の定番があります。
恐らくその一つに、地球内部に存在する異次元郷《シャンバラ》が
あり、ヒトラーがその入口を捜し求めたとか、地球は空洞で、両極
にそこに通ずる巨大な穴がある、という説とからんだりもします。
そして、そんな諸説の中の一つに中に、復活後のイエスはシャン
バラに行ったいうものがあります。と言っても、あまりの唐突さに、
大方のこれらの説は《マユツバ》物とのレッテルを貼られています。
と言うことで、今夜はあえてその《マユツバ物》の一つ、『光シャン
バラから誕生する超人類の謎』(海野光彦著 徳間書店5次元文庫)
から入ってゆこうと思います。
(本来小生は、先入観を持たないよう話を進めてきましたが、こ
の書籍に関しては、敢えて《マユツバ物》という認識から出発して、
自分がどこまで許容できるか考える方が賢明と思います。)
★ 7つのシャンバラ

ぐ一方、科学ジャーナリストとして身を立てる傍ら、
某大学の非常勤講師もしているという『A氏』から
伝えられた話を元に書かれたとされます。
A氏によれば、世界には以下の7つの某地点に、
地下の大空間都市シャンバラが存在するとされ
ます。
○ チベット・シャンバラ…チベットの主都ラッサにあり、
某大寺院の内部から真下に向かう反重力エレベータ
ーがある。約4k㎡で『人工太陽』に照らされた
『エデンの園』となっている。
○ カリフォルニア・シャスタ山…山頂付近に光線屈曲装
置で視覚防御されたの寺院等があり、山頂の巨岩が
くり抜かれ、その地下に長さ33㎞×幅34㎞×高さ3.2
㎞の地下都市がある。
○ 中米ユカタン半島…某山脈にトンネルがあり、かつて
火口であった円形の谷間に光線湾曲機械に保護され
た特殊金属の入口がある。
○ 北方シャンバラ…カナダ・磁北極付近にあり、太陽の
特殊なエネルギーを、地球内部にあって重要なバラ
ンス調整をしているエネルギーピラミッドへ送る通
路となっている
○ ゴビ砂漠…かつて都市であった砂漠の中に、想念力で
上下する1600㎡の四角い金属製の塔状のエレベータ
ーが、半分埋まった形で存在する。
○ アフリカ・アトラス山脈…光線湾曲装置により、外界
からは見えない。地球上のあらゆる古代記録・過去
の文明の発明・発見を集積保管している。
○ ドイツ・ハルツ山脈…地下に作られ、ヨーロッパの霊
的指導を行うとともに、アトランティス、ドルイド、
ギリシャに関する記録と発明・発見が保管される。
そして、19世紀末に、その中の一つであるチベット・シャンバラの
『光の超生命体』に遭遇したという、アメリカの某探検に関する体
験記を見せられます。
………………………………………………………………………
晩餐の席で、その生命体は、体の元素をバラバラの霧状に変化
させ、再び瞬間的に統合して元の肉体を創り出したり、一切れのパ
ンから、同じ大きさのパンを次々と出現させたと言います。
つまり、キリストの奇蹟と同じことを現実に見せたと言うのです。
また、また、皆が若々しい体を保ち、地上で数百年を生きた後、その
後百年間もシャンバラと地上を行き来している者さえいます。
★ イエスの秘密の人生?
また『A氏』は、20世紀初頭にアメリカの霊能者M・ドリール氏が
『イエスの秘密の人生』と称する論文を書いており、それに書かれ
たイエスの出来事を年譜にすると、次のようになると言います。
○ 紀元前6~7年頃 誕生
○ 11歳 第一イルミネーション(最初の魂の輝き)を得る
○ 13歳 父ヨセフ、母マリアと一緒にエジプト旅行、
ギゼ-ピラミッドの内で最初の秘伝を体験
○ エジプトではアトランティス人の子孫の受戒聖者より、
教えを授けられる
○ 16歳 イエスは単身でエジプトに残り、修行を積み重
ねる
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◆ エジプトの白魔術により、チベット・シャンバラにテ ◆
◆ レポートし、そこで大聖に学ぶ ◆
◆ 20歳 第二イルミネーションに到達、その後、カシ ◆
◆ ミール地方を遊行 ◆
◆ 25歳 第三イルミネーションに到達 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
○ すぐにエジプトに帰り、1年間、ピラミッド内で研究を
続ける
○ 26歳 ナザレに帰り、洗礼者ヨハネの弟子とコンタク
トし、3年間さらに準備を重ねる
○ 29歳 キリストの教えの宣布を始める
○ 33歳 磔刑後、3日後に復活
………………………………………………………………………
○ その後11年間にわたり、グノーシスの秘儀を弟子に伝
授する
○ ローマの秘院で6ヶ月、エジプトの秘院で2年間、秘儀
の指導を行い、この後中国へ向かう
○ 中国北部のユダヤ人に1年間指導を行う。中国全土を
旅行した後、チベットに向かう
○ チベットの某秘所で5ヶ月間滞在。超人が住む『エデン
の園』で、1日2回ずつ教えを説く
● ドリール氏は、2千年前の前世でイエスの銀鈴に似た
声を聞いたとされる
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◆ この後、チベット・シャンバラに行き、4年半滞在し、◆
◆ 人類の精神的向上を目指し、様々な試みを行っ ◆
◆ た後、シャンバラ144人の超人大師の首長となる◆
◆ この後、南太平洋地下のレムリア大陸へ行き、そ ◆
◆ こに幽閉されている暗黒霊魂を指導し、解放す ◆
◆ る。 ◆
◆ 次いで地球中心核に入り、同じく幽閉された最暗 ◆
◆ 黒の霊魂を、3ヶ月間指導する。 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
○ 地表に戻り、ギリシア、パレスチナ、スカンジナビアの
秘院で教えを説いた後、南北アメリカ大陸に入り、9年
間、各地で教えを説く
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
◆ この後、北方シャンバラへ行き、35年間、地球第 ◆
◆ 7黄金サイクルの秘密準備を行う ◆
◆ 満100歳の日から10日目に、全世界の弟子の ◆
◆ 面前で、アストラル体脱出による最後の教えを ◆
◆ を説く ◆
◆ その後、頭部から火炎冷火を発し、全身を燃焼し ◆
◆ 尽くすと、大きな輝くダイヤモンドの塊のような ◆
◆ ようなものが残り、これが北方シャンバラの塔 ◆
◆ 今も保管されているとされる ◆
◆ 地球離脱後、宇宙聖白色同砲団の大聖に復帰 ◆
―◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆―
これらの経歴のうち、◆で囲んだ時期、つまり33歳で磔刑を受け
る以前に1度、復活後は2度に渡って、イエスはシャンバラとの
間を行き来したということになっています。
これらをそのまま、全て事実として受け止めようと言うもので
はありません。これらはあくまで、ドーリル氏自身の霊能力が感じ
取った内容に過ぎないからです。
シャンバラについては以前にも、ブラヴァツキー夫人の創設した
神智学的な地球史観(第129夜)として紹介しましたが、それと比
較 しても、完全に一致している訳ではありません。
つまり、霊的なビジョンについては、たとえ同じものを霊視してい
たとしても、霊媒者の感応性と思考性向によって、如何様にも違
ったイエスの人生が出来てしまうのだと、小生は思います。
ただし、だからと言って全て《マユツバ》と決め付けてしまったので
は、現代の偏狭な科学の世界に閉じこもったままで、我々の持つ
共感の力を自ら捨ててしまうことになります。
従って、それらの矛盾点を整理しつつ、共通する部分を一つひとつ
拾っていき、それが我々全ての深層意識に潜む《原型》に通ずる部
分を確かめていくのです。
それでは次回第164夜では、そんな作業に入って行きましょう。
( 追伸 )
中曽根君、しかし、君の考えとは共通点を
探せそうも無いね
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