2012.06.09
ガイガーカウンターで測ったら 名神with FUKUSHIMA
2回目の「RAYDIX AK2011」と「ガイガーFUKUSHIMA」の併用による測定は、
定期的に「湧水」をいただいている泉神社までの名神高速の各地点間の測
定をしてみました。
前回の反省点も考慮して、「ガイガーFUKUSHIMA」については、各地点の通
過時の表示値をそのまま記録しました。
理由は以下の通りです。
①「ガイガーFUKUSHIMA」は連続して約1分間γ線を拾い、その都度
その間の通過場所の平均線量を計測し、さらに直前の5回の計
測値の移動平均値を表示しています。
② 今回の計測はほとんど高速道路上なので、往路・復路とも約
50分ほぼノンストップで通過しています。
③ その間に19の計測地点で数値を読み取っていますが、その
間がほぼ均等であると、50(分)÷18=2.8(分)で、
約3分弱の間隔で計測していることになります。
④ すると、計測地点で表示されている値(直近の5分間の平均
値)は、ほぼ、その2つ前の通過地点から当該通過地点までの
平均値と見做すことができ、それが計測地点ごとに一つずつ後
ろにズレていくと考えることにしました。
例えば、今回の「往路」では「養老SA」の所で「0.15μsv」を示して
いますが、これはほぼ「杭瀬川」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えます。
同じように「復路」では、「養老SA」の所で「0.13μsv」となってい
ますが、こちらは「関ヶ原IC」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えることとします。
ただし、このような計測であるため、測り始めから2地点の値について
は、その前の地点の計測値の影響が多くなると思われますので、今回はあ
くまで参考値となります。
(ちなみに、測り始めのみ5分間そこに停止して計測すれば、同じ条件で
測れますが、高速道路等、止まれない場所では限界があります。)
このように併用して見てゆくと、「RAYDIX AK2011」の値のみでは比較
できない部分について、新たな推測が可能になります。
例えば「木曽川西」の「RAYDIXAK2011」の値は往路・復路とも「0.11~
0.15μsv」となっており、一宮側、岐阜羽島側のどちら側からの接近でも
変わらないように感じます。
一方、「ガイガーFUKUSHIMA」では「往路」では「木曽川西」を平均値に
含む「長良川」までの値はいずれも「0.12μsv」以下ですが、「復路」で
は「一宮JCT」の所で「0.14μsv」となっていますので、どちらかとい
うと、一宮側の方が高い線量の場所が広いかも知れないと考えることがで
きます。
ただし、両者の測定値を並べてグラフにしてみると、「養老SA」から
「関ヶ原」辺りの値は、「往路」と「復路」の測定値の高低が全く逆転
していたりしていますので、「たまたまそうなった」可能性もあります。
そのため、一回の測定で判断するのではなく、できるだけ頻繁に測定
することが必要だと思いますので、この区間については定期的に測定し
てみるつもりです。

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定期的に「湧水」をいただいている泉神社までの名神高速の各地点間の測
定をしてみました。
前回の反省点も考慮して、「ガイガーFUKUSHIMA」については、各地点の通
過時の表示値をそのまま記録しました。
理由は以下の通りです。
①「ガイガーFUKUSHIMA」は連続して約1分間γ線を拾い、その都度
その間の通過場所の平均線量を計測し、さらに直前の5回の計
測値の移動平均値を表示しています。
② 今回の計測はほとんど高速道路上なので、往路・復路とも約
50分ほぼノンストップで通過しています。
③ その間に19の計測地点で数値を読み取っていますが、その
間がほぼ均等であると、50(分)÷18=2.8(分)で、
約3分弱の間隔で計測していることになります。
④ すると、計測地点で表示されている値(直近の5分間の平均
値)は、ほぼ、その2つ前の通過地点から当該通過地点までの
平均値と見做すことができ、それが計測地点ごとに一つずつ後
ろにズレていくと考えることにしました。

例えば、今回の「往路」では「養老SA」の所で「0.15μsv」を示して
いますが、これはほぼ「杭瀬川」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えます。
同じように「復路」では、「養老SA」の所で「0.13μsv」となってい
ますが、こちらは「関ヶ原IC」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えることとします。
ただし、このような計測であるため、測り始めから2地点の値について
は、その前の地点の計測値の影響が多くなると思われますので、今回はあ
くまで参考値となります。
(ちなみに、測り始めのみ5分間そこに停止して計測すれば、同じ条件で
測れますが、高速道路等、止まれない場所では限界があります。)
このように併用して見てゆくと、「RAYDIX AK2011」の値のみでは比較
できない部分について、新たな推測が可能になります。
例えば「木曽川西」の「RAYDIXAK2011」の値は往路・復路とも「0.11~
0.15μsv」となっており、一宮側、岐阜羽島側のどちら側からの接近でも
変わらないように感じます。
一方、「ガイガーFUKUSHIMA」では「往路」では「木曽川西」を平均値に
含む「長良川」までの値はいずれも「0.12μsv」以下ですが、「復路」で
は「一宮JCT」の所で「0.14μsv」となっていますので、どちらかとい
うと、一宮側の方が高い線量の場所が広いかも知れないと考えることがで
きます。
ただし、両者の測定値を並べてグラフにしてみると、「養老SA」から
「関ヶ原」辺りの値は、「往路」と「復路」の測定値の高低が全く逆転
していたりしていますので、「たまたまそうなった」可能性もあります。
そのため、一回の測定で判断するのではなく、できるだけ頻繁に測定
することが必要だと思いますので、この区間については定期的に測定し
てみるつもりです。

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