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トンデモ話は奥で繋がる(159) 24.5.26

トンデモ話は奥で繋がる 「第159夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪キリスト衝動 ⑬≫
 
 ★ キリスト衝動である3つの心

 それでは、我々が受け取ったキリスト本性の具体的な中身とは何
なのでしょうか。シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』の高橋氏
の解説を見てみましょう。

 「 シュタイナーは《キリスト衝動》を人智学の根本に
  据えております。人智学とは、要するにこの世に《キ
  リスト衝動》をいかに生か
すかと言うことだと、彼は
  繰り返し語っていますが、
  (…中略…)
 
   その衝動は3つの本質を示しており、

   1つは《愛》《共感の心
   第2は《賛美する》態度、
   3番目は《良心》の感覚だと言うのです。

   賛美する気持ちと、愛あるいは共感する心と、良心
  とは、不思議なことに、紀元前6世紀から前5世紀に
  かけて、世界中に起こってきた
というのです。」

 (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』
 pp326-328《筑摩書房(高橋巌 あとがき)》より抜粋転載)


 この辺りまでの記述については、巷に溢れるスピリチュアリズムに
もお馴染みの、耳ざわりのよいお題目のように聞こえます。
 しかし、重要なのはこれが《3つの本質》だと言っている点です。

 ちなみに《賛美する》というのは信仰心のことですが、あくまでも
の神的存在に対するもの
であって、堕落したキリスト教の信者に
なれ
というわけではありません。

 なお、こうした心の起こってきた時期が紀元前6~5世紀と、イエス
の時代より先行しているのは、前夜で述べたように、まず仏陀が叡智
としてこの世に八正道として示していたからです。

 ★ キリスト衝動のゆくえ

 さて、問題はこれに続く部分です。ここで高橋氏は唐突にイエスの
肉体
について、下記のような、想像を絶するような解説を始めます。
 まずは、その部分をそのまま抜き出してみます。
 
 「 そしてシュタイナーが言うには、イエスにキリストが
  受肉したと言うのは間違いで、キリストは3年間イエ
  スの肉体に憑依しただけなのです。

   それでは、キリストの本当の身体はどこにあるのか
  というと、

   《賛美する心》《愛》《良心》という3つの働きが、
  地球という遊星がいつか滅びる時までに、人類の中
  で深められ、濃縮
された時、

   地球が滅びた後の地球という存在の証として、身体
  として、キリストがそれに受肉する
、と言うのです。

   キリストが地球の滅亡に際して、最終的に地球の証
  として出現する時のその身体は、濃縮された《良心》
  と《共感する心》と《賛美する心》とから成り立って
  いる
、と言うのです。

   シュタイナーによれば、現在の我々の良心(本書で
  いう《人の子》)とは、いつか生じるキリストの肉体の
  もとになるものなのです。

   そして我々の愛や共感する心は、いつか生じるキリ
  ストのエーテル体のもと
であり、

   我々の礼賛する心、賞賛する心は、キリストのアス
  トラル体のもと
なのです。」
   
  (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』
 pp395-396《筑摩書房(高橋巌 あとがき)》より抜粋転載)


 要点だけを言えば、《キリストはその3つの心を、かつて地球が存
在した証として、自らの身体とする》
ということになります。…と言わ
れても、全く常人の理解を超えるところでしょう。

 この辺りの飛躍振りを見ると、コリン・ウィルソンを初め、シュタイナー
を理解しようとする者達を《とてもついてゆけない》と見切らせてしまう
のも、十分頷けるところです。

 ★ キリストの肉体

 実際小生も、ここの解釈については確信が持てない部分のひとつ
ですが、読者の方々にも考えていただくために、誤った認識である危
険性
を承知の上で私見を述べておこうと思います。
 
 始めの、我々がキリスト本性から受け取った3つの心、賛美する心》
《愛》《良心》
は、我々が輪廻転生する度に、現世の生活の中で濃縮さ
れてゆくというのは、これまでの話から理解できると思います。

 問題は、それらは最終的にはキリストの《肉体のもと》になるのだと
言う部分です。まず、3つの心がキリストの肉体のどの部分に対応
しているのか
について見てみましょう。

 その辺りの説明について、高橋氏は、それに続く解説で、3つの心の
ゆくえを儒教の仁義礼智と結びつけて次のように述べています。

(ここで儒教が出てくるのは唐突にも思えますが、高橋氏によれ
ば、儒教は、古代アトランティスの見霊意識を持ったシャマニズ
の生き方を、 社会思想の形で表したほとんど唯一のものだと
述べています。)

 「 シュタイナーが《良心》と言っている未来のキリ
  ストの肉体は、孔子の言葉で言えば『義』です。
  『義』とは、孟子によれば羞悪の心の事だそうです。

   悪いものを恥じる心なのです。恥じる時、私達は
  肉体で反応します。真っ赤になったり、冷や汗をか
  いたりします。

   『仁』というのはエーテル体の働きです。仁は愛
  であり、共感の心であり、惻隠の情なのです。

   例えば、小さい子が井戸に落ちそうになった時に、
  どんな悪人でも思わず駆けて行って、その子を助け
  ようとします。そこには打算も名誉心も働いていま
  せん。
  (…中略…)

   その『仁』は未来のキリストのエーテル体なので
  す。それは人と人、対象と対象との間を通じ合わせ
  る力であり、生命力の源です。

   そして、『礼』とは辞譲の心ですが、礼を尽くすと
  は礼賛することだとも言えます。何かを本当に素晴
  らしいと思える力です。

   その素晴らしいと思える心で、前に向かって進も
  うとする態度が、シュタイナーの言う未来のキリス
  トのアストラル体を為すものなのです。

   『仁義礼智』の『智』自我の働きに対応します。
  孟子は、智とは是非の心のことだ、正しい、正しくな
  いに敢えて踏み込む内的な力だ、と言っています。

   この仁義礼智の教えを通して、儒教が後世に伝え
  ようとしたことは、恐らくシャマニズムの精神の根幹
  
であると思います。」

  (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』
 pp396-397《筑摩書房(高橋巌 あとがき)》より抜粋転載)


 まとめると、
 『良心』   =『羞悪の心』= キリストの《肉体》
 『愛』     =『惻隠の情』= キリストの《エーテル体》 
 『賛美の心』=『辞譲の心』= キリストの《アストラル体》
 
だということになります。

 つまり、それぞれの3つの心が、我々の4つの体のうち《自我》
を除く各部分に相当するものに転化
するというのです。

 さて、ここで第153夜の話を思い出してください。そもそもキリス
トの本性とは、太陽=アフラ・マズダであり、さらに、我々が肉眼
で見て、科学的に知っているものとは別の実体でした。

 シュタイナーは、そこから、熱エーテル、光エーテル、音響エ
ーテル、生命エーテル
が放たれていると言います。それは我々
の感覚でなく、霊的にしか知覚できない、熱や光や音の本質的
なもの
を指しています。

 小生は、これらがキリスト衝動以後、私達の中に流れ込ん
ことによって、私達に自己中心的な心とは違った3つの心を発
させ、地上生活においてその体験を積み重ねさせているのだと
思います。

 そしてこれらは、私達の死とともに、第135夜以降でお話しした
《4大霊》のような存在となって霊界に持ち込まれ、次回の転生の
際にはまた引き継がれることになります。

 無論、一度の転生で浄化されるものでは無く、逆に劣化する場合
もあり得るでしょう。これが、私達一人ひとりの輪廻転生の度に繰り
返され、人類全体として徐々に浄化してゆくのではないかと思い
ます。

 ★ 地球の滅亡とともに… 

 さて、高橋氏は、この浄化の過程で我々の地球は滅びるのだと
言っています。これについては、第128夜でお話しした『東方ミト
ラ伝説』
で述べられているのと一致しています。

 ただし、この伝説では我々自身が、散り散りになったアフラ=マ
ズダの『光のかけら』
の一つひとつであり、一部の『闇』の勢力を除
き、その全てがそのコスモスから脱出することになっていました。

 しかし、高橋氏の解説では、浄化されていくのは太陽存在から
受け取った3つの心
の方で、我々は輪廻転生を繰り返して、それ
をキリストの最終的な肉体にまで高める役割を担うように見えます。

 すると、我々自身はどうなるのでしょうか。『東方ミトラ伝説』とは
違って、ここではシュタイナーは、我々自身が救われるとも、アフラ=
マズダと一体になるとも言っていません

 つまり、我々は単にキリスト本性の浄化の担い手であって、その
勤めを無事果たした折には、地球とともに滅亡する運命にあるの
だ、とも受け取れる書き振りになっています。

 もしそうならば、選ばれたものが救われるだの、アセンションで
高次元の存在になる
どころではありません。利己主義であろうが無
かろうが、時が来れば、皆そろって消え去る運命…なのでしょうか。

 実は、この答えとなるものが、キリストのもう一つの秘跡である『復
活』の本当の意味
にありそうです。
 それについては次回第160夜でお話しします。

( 追伸 )

 中曽根君、君は滅亡の前にアーリマンの
元に帰ってゆけそうだね。


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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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