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トンデモ話は奥で繋がる(151) 23.3.25

トンデモ話は奥で繋がる 「第151夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪キリスト衝動 ⑤≫
 
 ★ ヘブライ民族の使命

 ユダヤ人厚顔無恥なよそ者であるアシュケナージ系の支配層ではない
ブライ民族
は、一般にはキリストを磔刑に処した民として、キリスト教徒からは敵対視
される存在ですが、そのキリストの秘儀を達成するためには、不可欠な民族であ
ったるとシュタイナーは言います。

 それも《磔刑に追い込むことが彼等の使命であった》というような逆説的な役割
などでは無く、彼らこそキリストの秘儀を可能にするため、アブラハムに生じた形質を
代々受け継ぎ《肉体を完成させた》民族であるとしています。

 「 一個の存在が3つの体を犠牲にすることになったのは、人類の進化の
     ためだったのです。

   ゾロアスターはヘルメスのために自分のアストラル体を、モーセのため
      に自分のエーテル体を犠牲にした後、なおやらなければならなかったの
  は、自分の肉体をも犠牲に供することでした。

   そのためには、特別の経過が必要でした。まず、ゾロアスターの肉体が
  特別な仕方で用意されねばなりませんでした。…ヘブライ民族の独特な生
  き方
を通して、この第3の供犠のために、数世代に渡ってゾロアスターの肉
  体が用意されたのです。

   そのためにヘブライ民族は、ツラン系諸民族のもとで停滞していたアスト
  ル的霊視
を、つまり外的な霊的知覚の全てを、内的な力に変えなければ
  なりませんでした。これがヘブライ民族の秘密です。

   ツラン系諸民族の場合、太古からの遺産である能力が外的な見霊器官
  
を用意するために用いられましたが、ヘブライ民族の場合、その能力が、
  内なる身体を組織化するために、内に向けられました。
 
   ですから、ヘブライ民族は、個々の感覚的事物の背後で、感覚的空間
  を超えて拡がっているものを、アトランティス期におけるように直感したの
  ではなく、内的に感得したのです。
  (…中略…)

   実際、アブラハムは、それまで外へ向けられていた見霊能力を内に向
  け、新たに、内なる神意識を発達させた最初の人物だったのです。
  (…中略…)

   かつての神観念は、秘儀の学堂で、神的叡智として受け止められまし
  た。人々はこの観念を秘儀を通して後世に伝えました。

   それを受け取ることが出来た人は、身体器官無しにも、エーテル体の
  中で、知覚体験を持つことが出来た人
でした。

   しかし、身体器官を他の人に伝えるには、身体組織を遺伝させるという
  手段しかありません。

   ですから、アブラハムにとって最も重要で本質的だった身体器官を地
  上に存続させるためには、世代から世代への遺伝の中でそれを受け継
  ぐしかありません。

   だからこそ、ヘブライ民族の場合、民族の遺伝が、つまり血縁によって
  身体上の素質を世代から世代へ伝えていくことが、非常に重要だったの
  です。」

  (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』pp81-86 
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)


 モーセの出エジプトに始まり、苦難の末カナンの地へ辿り着いた後も幾度となく祖
国を追われたヘブライ民族は、流浪の民となりながらもその信仰を曲げることなく、ま
同族間での血統の深さを保ってきた、類まれなる民族です。

 それは単に、彼等が閉ざされた民族社会の殻の中に、かたくなに閉じこもって来たと
いう表面上の行動以上に、彼等が受け継いだ身体上の形質を薄めることなく、民族
の中に保持
し、向上させてゆくという、彼等の使命でもあったわけです。

 ちなみにツラン系諸民族とは、アトランティス没後、北アジアへ向かった民族で、高
度なアトランティス的見霊能力を持っていたため、現世での文化には関心を持たず、
専ら霊的な世界に生きていた人々
です。

 彼等はシャマンを中心とした共同生活を営み、シャマンから下される神々や霊的な
お告げ
を重要視し、時には黒魔術さえ利用しました。一方ヘブライ民族は、この対極
に位置した民族であり、人間の精神力で環境を変えてゆく物質文明の推進者となって
いきます。
 
 そして、そのどちらが優れているということではなく、人類の霊的な進化のためには、
どちらの民族も必要であったのです。

 ★ 善も悪もなく

 さて、小生は以前アブラハムについて、第九十夜あたりからバーバラのリーディン
グによる彼の役割についてお話ししましたが、その際には、どちらかと言えばアヌンナ
キ寄り
のネガティブな存在として捉えていました。

 しかしシュタイナーによれば、彼がいなければ《キリストの秘蹟》は完成しなかっ
ことになります。そうであるならば、少なくともアブラハムその人自身は、人類の進化
にとっては必要不可欠であったことになります。  

 また、サティアの話の中には、アヌンナキが、アブラハムにウラニウムをアヌンナキ
の神殿に配置させたのは、我々の感情体をコントロールするためだったこともお話し
しました。しかし、これにも別の意味での貢献があった可能性もあります。

 アヌンナキの神殿と言えば、『神』とされていた彼等が、人間の女性達―アヌが言う所
によれば全ての女性達―と交わり持った場所です。そしてその際ウラニウムが、生ま
れてくる子息の身体の遺伝子に、何らかの変異をもたらして来たのかも知れません。

( ただし、誤解の無いように付け加えますが、あくまでも天然のウランによる、
ゆるやかな作用であり、原発原爆に使用する濃縮されたもの、ましてやプル
トニウム
の作用を肯定している訳ではありません。)

 これも見方を変えれば、良くも悪くも、我々の世話役であったアヌンナキが、我々の
身体上の形質を向上を促進させた可能性
もあります。そう考えると、アブラハムに
せよアヌンナキにせよ、人類にとって、つまづきの石なのか、協力者なのかわからなく
なります。

 この点について小生が考える所、彼等は人類の魂の進化という大きな流れのなか
で、その真の目的もわからないまま、彼等の本当に意図した事とは無関係に、ただ
単に彼等の役割 を演じさせられていただけなのではでないかと思っています。

 つまり、彼等は善でも悪でもなく、《宇宙真理的な意志》だけが意図しているものの
完成に向かって、自らはそれとは知らぬまま、それが自分の意志であると思い込ん
だことを実行
して来ただけなのではないでしょうか。

 その意味では、プレアデス系のチャネリングを一方的に肯定して、アヌンナキ
が絶対的な悪だと決めてしまうべきではない
と思います。
 ルシファーについても同じ事で、彼もまた、自分の意志であると思い込んだまま、
役割としての魂の誘惑を請け負っているのだと思います。

 ★ もう一人のイエス

 さて、アブラハムから受け継がれた肉体的な継承は、ヨセフまで41世代、そして
42世代目のイエスにおいて完成したとされます。キリスト教の正史からすれば、これ
でめでたく救世主の誕生ということになります。

 (ちなみに、シュタイナーの説に拠れば、42世代とは《遺伝によって内面に生
じた不純な要素から自由になるために必要な期間》
とされていますが、ここでは
深く取り上げずにおきます。詳しくは同書をご覧ください。)

 とすると、一方でトトが受け継いだ《アストラル体》は全く関係無くなってしまうので
しょうか。それに関して、シュタイナーは『マタイの福音書』の中にある、不可思議な記
述を取り上げています。

 実は、同福音書は《血がアブラハムからヨセフまで続いてきた》と述べながら、一
方で、 《ただしこの血はナザレのイエスの血とは全く関係ない》と言っているので
す。 表向きには、いわゆる《処女懐胎》の裏づけともなる記述です。

 しかし考えてみれば、自民族の救世主ならば、何故あえてアブラハムからの血
統では無い
などと、不利な事実を強調せねばならないのでしょう。懐胎の神性はとも
かくとして、何らかの形で関係があったとするか、書かずにすますのが普通では無い
でしょうか。

 前夜にも述べたとおり、モーセの系統は主としてゾロアスターの《エーテル体》
受け継ぎ、さらに新しい見霊能力を受け止めるに足る《肉体》を進化させてきたもの
です。無論《アストラル体》もそれなりの進化はしていました。

 しかし、前夜で述べたとおり、いきなり完成されたエーテル体の中に、エジプト古来
の見霊能力のあるアストラル体
を結びつけることは、自我をルシファーの誘惑から
逃れさせておく
ことが非常に難しいのです。

 シュタイナーは、それを完成させる担い手として、ここにもう一人のイエスを登場させ
ます。彼によれば、実は『ルカの福音書』に述べられているイエスは、生まれの違う別
の人格であったと言うのです。

 「 しかしキリスト本性を担う人間の中には、肉体とエーテル体だけでは
  なく、アストラル体と自我も存在しています。

   ですから、肉体とエーテル体の成熟に必要な全てが遂行されただけ
  では無く、アストラル体と自我の成熟に必要な全ても生じなければなり
  ませんでした。

   これ程大きな行為を実現するには、一人の人格では不可能ですので、
  二人の人格が働かなくてはなりませんでした。

   肉体とエーテル体は、『マタイの福音書』の物語る人格の中で創られ
  ました。
   そしてアストラル体と自我は『ルカの福音書』に述べられているナタン
  系のイエス
の中で創られました。

   このイエスは、初めの数年間は別の人格なのです。『マタイの福音
  書』のイエスが、ふさわしい肉体とエーテル体を得る一方で、『ルカの
  福音書』のイエスは、ふさわしいアストラル体と自我の担い手を得たの
  です。」

  (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』p128
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)


 よく、イエスの復活の秘密に際して《実はイエスには、うり二つの弟がいて、彼が
身代わりとなって磔刑を受けた》
と言うトンデモ話が出てきますが、これなどはシュ
タイナーの話からすれば、実にたわいも無い話に見えてきます。

 それでは次回第152夜はそのナタン系のイエスについてお話しします。

( 追伸 )

 中曽根君、真実を語るもう一人の中曽根君はいない
ものかね。

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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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