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トンデモ話は奥で繋がる(150) 24.3.18

トンデモ話は奥で繋がる 「第150夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪キリスト衝動 ④≫
 
 ★ ゾロアスターの個性の伝承

 以後、『イエスを語る』には、ゾロアスター以後、人類が見霊能力についての新
しい道
を得る―つまりキリストによる秘儀が行われるまでの過程が、約150頁に
渡って詳しく口述されています。

 その中には、小生の力量ではとても説明できない部分が多々ありますが、理解不
足を恐れずに、その概略を示しておこうと思います。

 (納得のいかない部分等につきましては、是非同書をお読みいただくことを
お勧めします。)

 まず、一言で言ってしまえば、

 ゾロアスターは自らが知覚した《新しい道》
 人間の肉体で実現させるため、
 自らの個性を来るべき時に転生させるべく、
 2つの血統を通じて、
 42世代に渡る77段階の肉体的進化
を遂げていったということです。

 つまりゾロアスターの個性が、まさにキリストとして42世代後に、この世に出現
して、自らその秘蹟を行ったということです。ただし、単なる《生まれ変わり》では
無く、その進化には分離された2つ過程が必要だったと言います。

 ゾロアスターの見霊能力は、偉大な2人の弟子達から順に継承されることとなり
ます。 ただし、それは世俗的な、単なる師弟的な伝承ではありません。時間も物
質も超えた
、まさにオカルト的な伝承です。

 ★ アストラル体の継承者トト

 ゾロアスターのアストラル体の能力については、聖なる秘儀によってエジプトの
トト(=ヘルメス)に受け継がれました。彼は既にお馴染みの、ドランヴァロ・メルキ
ゼデクのチャネリングの主でもあります。

 彼がゾロアスターの直接の弟子なのか、幾世代か後の弟子なのかははっきりし
ませんが、彼は、ゾロアスターの見霊能力の伝承者となり、エジプトの文化の創
始者
となります。

 ここで注意していただきたいのは、彼が単なる《教え》の伝承者では無く、ゾロ
アスターの死後、いったん霊界に戻っていったアストラル体の伝承者―つまり、
《アストラル体》に関してはゾロアスターそのもの―だということです。
 ……………………………………………………………………………………………

 余談ですが、このことを仏教の日本への伝承を例にとって、小生なりの解釈をし
て見ます。

 平安時代に中国から最澄の《顕教》空海の《密教》2つの仏教が日本にもた
らされます。うち《顕教》は《教え》に当たり、経典に書かれたものです。

 しかし《密教》については、経典よりも業そのものが重視され、その教えを知り
たいとした最澄の申し出を、空海は《単に教えのみで達成されるものでは無い》
として、断ったとされています。

 《密教》の真髄は、恵果和尚から空海ただ一人に直伝されたものです。しかし、
こう書かれているだけでは、恵果和尚が後継者を一人に絞るために、それと見込ん
空海のみを特別扱いしただけのことのように感じてしまいます。

 しかし小生は、《密教》に限らず、このような直伝については、実際に《アストラル
体》のような見えない体
が、そのまま受け継がれていく場合があるのではないか
と考えています。

 そして、複製ではない《アストラル体》が伝承される場合は、継承者はどうしても
ただ一人に絞られることになります。つまり、決して師匠が一人の弟子をエコヒイキ
している訳ではなく
それ以外には方法が無いのです。

 チベットのダライ・ラマの生まれ変わりについてもまた、同様な例だと思います。
いくら《政府の許可なくして転生することを認めない》という馬鹿げた法律を定め
ようと、それを引き継ぐべき者は、本人認める者に限られるのです。

 こうした伝承を《非科学的だ》と退けてしまう人は、例えば映像や音声が、小さな
メモリーチップの中に保存され、幾世代も後の世代に再生されることを、小さな子
どもが納得するように説明できるでしょうか。

 メモリーチップは、外形こそ目に見える・見えないの違いこそあれ、それ以外の
点では、アストラル体の保存移転とほとんど変わりはありません。何せ中国政府
でさえ、それを肯定した禁止法を制定しているのですから。
  
 ゾロアスターの場合も、人類の進化のため、自己の《アストラル体》をそのまま
引き継がせる
必要があったのだと思います。そしてそれを担ったのが、エジプトの
トトだったということです。
  ……………………………………………………………………………………………

 しかし、代々自己の《アストラル体》の継承者を見つけてゆくだけでは、《密教》同
様、自己の古代の見霊能力、つまり睡眠生活でのみ霊界と繋がる方法を、代々絶
やさないことにしかならず、新しい見霊能力の扉を開くことはできません。

 そこでゾロアスターは、その目的の達成のために、もう一つの体《エーテル体》の伝
承を別の弟子に託します。それは直接の弟子から数世代の後、モーセと呼ばれる弟
子に引き継がれることとなります。

 ★ マクロ・ミクロの両コスモス

 ここで、人間にとってのアストラル体エーテル体を別の角度から見てみます。
ストラル体
は以前にもお話しした通り、自我が大宇宙(=マクロコスモス)と一体と
なる橋渡しをする体
です。

 一方エーテル体は、地上で自我が生きるための肉体(=ミクロコスモス)を生かし
続けるための体
です。そして現代の我々は、両者が揃うことによって、2つのコスモス
を体験することができます。

 無論、マクロコスモスについては、現世で誰もが自在に体験できているわけではあ
りませんが、少なくとも霊界での体験まで含めれば、万人が体験することですし、ス
ピリチュアリズム的には、訓練によって日常的にも可能になるとされています。

 しかしゾロアスターの時代の見霊能力では、マクロコスモス的体験睡眠生活
中でしか体験できませんでした。マクロコスモスは自我とアストラル体の知覚領域、
ミクロコスモスは肉体とエーテル体の知覚領域と分離していたからです。

 そのため、覚醒状態のままで魂がマクロコスモスへ上昇していったり、またミクロコ
スモスへ戻ってゆくことができなかったのです。このため、ゾロアスターのエーテル
もまた、さらなる進化への基礎として後世代へ引き継がれたのです。

 ★ アストラル体の悪霊

 ここで読者の中には、ある疑問を持つ方があると思います。ゾロアスターは何故、

 アストラル体とエーテル体をセットでトトに引き継がずに、
 あえて別々の弟子に引き継がせた

のでしょうか。

 実は、これについてはシュタイナーは明確には述べておらず、当初は小生も疑問に
思っていました。しかし、それ以後の話を読み進めていくと、小生なりの推測が浮か
んで来ます。以下、誤見解かも知れませんが私見を述べてみようと思います。
 ……………………………………………………………………………………………
 
 第144夜でお話ししたように、我々のミクロコスモスである肉体は、地上にいる間、
ルシファーの誘惑により、不完全な魂のまま霊界に参入しよういう衝動を起こさせぬ
ようにするでもありました。

 つまり、古代人が肉体を離れて睡眠生活に入り、マクロコスモスである霊界と繋がる
場合にも、常に同様の誘惑を受ける危険性があったのです。トトの生きた古代エジ
プトでの参入秘儀
について、シュタイナーは次のように述べています。

 「 人間は、自分の内面に沈潜すると、いわば自分の自我の中に全く
  組み込まれ、自分の願望、欲望だけを満足させ、人間の中の悪しき
  働きが自分の自我を捉える
ままにさせられるのです。

   これが内面へ向かう時の支配的な気分です。…不用意に自分の
  肉体とエーテル体の中へ沈潜すると、意識が自我の中に押し込め
  られます。
  (…中略…)

   エジプト人の秘儀参入は、…眼を内部に向け、没頭と沈潜を通し
  て、自分自身の中の神性に近づく秘儀参入だったのです。

   個人の自立にまで到っていなかった古代人の秘儀の場合、マク
  ロコスモスに拡がる時も、ミクロコスモスに沈潜する時も、まだ全く
  個人の自主性は重んじられていませんでした。

   エジプトの秘儀は、参入者をその肉体とエーテル体の力に導きま
  した。参入者は意識を保ったまま、自らの肉体とエーテル体の動き
  を体験した
のですが、

   その時、いわばあらゆる側面から、アストラル体の恐るべき情念、
  情熱
が流れて来ました。悪霊の世界が人間の中から立ち現れまし
  た。

   ですから、エジプトの秘儀の導師は、立ち現れるものを受け止め、
  自分の本性を通して他へ誘導する助手達を必要としていました。導
  師は、出現する悪霊達を受け止める助手を12人必要としました。

   このように、古代の秘儀においては、個人は決して自由な存在で
  はありませんでした。個人が肉体とエーテル体へ沈潜するには、ど
  うしても12人の助手が、悪霊達を受け容れ、鎮める必要があった
  からです。」

  (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』pp168-170 
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)
 

 このような自立が不完全な状態で、仮にマクロコスモスとミクロコスモスへの往来
が自由なアストラル体とエーテル体
を、誕生と同時に2つとも得たとしたらどうな
るでしょうか。

 恐らく、自我の欲望に捉えられ、転生の目的を果たせぬまま霊界に逆戻りしてし
まうことになるのだと思います。これでは、いつになってもさらなる発展はできなくなって
しまいます。

 そのため、アストラル体とエーテル体は、人間が自主的に2つのコスモスへの移動
が可能になる瞬間まで、別々に維持
される必要があったのです。そして、それが可能
となる時まで、エーテル体は完成の時まで別に継承されたのだと思います。 

 次回第151夜はその過程についてお話しします。

( 追伸 )

 中曽根君、君にも《暴走を止める助手》が必要だった
 のだが…。

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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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