トンデモ話は奥で繋がる(148) 24.3.4

トンデモ話は奥で繋がる 「第148夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪キリスト衝動 ②≫
 
 ★ アトランティス期の見霊能力

 さて、《キリストの出現とその秘蹟》が特別な意味を持つということは、裏を返
せば、スピリチュアルな意味で、それ以前の時代には無かったことを実現させた
ということになります。

 それにはまず、キリストの出現以前の人類が、どのような形で霊界と関わって
いたのかを知る必要があり、シュタイナーは、その歴史を既知の古代文明以前
の太古まで遡らせています。

 その内容は神智学の説く独特の歴史観から出発していますが、アトランティス
期以降の人類においては、第八十夜以降でお話ししたバ-バラドランブァロ
のチャネリングの内容を補足するものとなっています。

 「 後アトランティス初期の頃の魂の有り様は、後の場合―特
  に今日の場合―とは異なり、これらの民族の全てにおいて、
  環境をもっと見霊的に知覚する能力が備わっていました。

   当時の人々は、霊的な事象をまだ見ることができました。
  今日の人が、物質として見ているものもまた、より霊的な仕
  方で見ていたのです。

   ですから当時は、見霊的な態度で生活していたのです。
   とは言え、後アトランティス初期のこの《見霊能力》は、例
  えばアトランティス盛期の見霊能力とは異なっていました。
  …………………………………………………………………………
   アトランティス盛期の見霊能力は、霊界を純粋に見ていま
  したから、霊界の啓示が、人間の魂の中で《善なる働き》と
  なっていました。
 
   更に言えば、霊界をよりよく見ることの出来た人は、このア
  トランティス盛期においては、善へのより強い衝動を持ち、見
  霊能力において劣っていた人は、善への衝動をそれ程には持
  っていませんでした

  …………………………………………………………………………
   既にアトランティス期の最後の3分の1に至った頃になって
  からは、古い見霊能力の善き側面が次第に消えていきました。
   秘儀の場で特別の修行を積んだ人だけが、アトランティス期
  の善き側面を保持し続けました。

   これに反して、自然のままにアトランティス期の見霊能力を
  残していた所では、時の経過と共に、悪しき傾向が現れて来ま
  した。人を悪に誘う力を見るようになったのです。

   次第に人間の見霊能力は、善き力を見るのに十分な力を持つ
  ことが出来なくなりました
。しかもその一方で、悪しき働きを見
  る力は残っていました
ので、その悪しき働きが人々を誘惑した
  のです。
  …………………………………………………………………………
   古い見霊能力が衰えるのと並行して、今日の人類にとっては
  正常な、外的な感覚的知覚が発達していきました。

   後アトランティス初期の人々が肉眼で見た事物―現在の人間
  も見ている事物―は、その当時はまだ、全く誘惑的ではありま
  せんでした。
   物質は人の心を惑わす力をまだ持っていませんでした

   これに反して、古い見霊能力の遺産は、その人々の心を掻き
  乱したのです。霊界の善き側面は、ほとんど見えなくなり、
  ツィフェル的、アーリマン的
なものが強力に働きかけたからで
  す。

   遺伝によって伝えられた見霊能力で、誘惑者であり、幻惑者
  であるツィフェルとアーリマンの力が見えたのです。

   秘儀によって人類を導く使命を授けられていた、人類進化の
  指導者達は、このような状態にあって、人々が善なる心、透明
  な心を保ち
得るように、準備を始めたのです。」   

 (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』pp23-24 
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)
   

 これらは第八十五夜でお話しした、バーバラのチャネリングによるツォルキン
語っている内容を、人類の霊界を感じる能力の面から捉え直したものと言えるでし
ょう。

 アトランティス最盛期の頃の人類は、霊界の事象も、物質界の事象も、同じよ
うな存在のレベルで見えていた
わけです。

 そして、現代の科学霊的な世界を幻想(マーヤー)として捉えるのとは真逆
に、物質界を常態のない幻想であると認識できていたわけです。幻想であるが故
に、それに執着するということも起こりませんでした

 また、自らが与えたものを自らが受け取るという、カルマの法則がわかっている
とすれば、あえて悪を為そうという意志が湧き起こらないのも、もっともな話です。

 しかし、外的な感覚的知覚が発達するのと引き換えに、見霊能力は次第に弱ま
っていき、意識的な《秘儀》を行う者でなければ、それを保つことができなくなっていっ
たのです。

 そこにつけ込んで来たのが、ルツィフェルとアーリマンであり、彼等は物質的な
ものを現実的に見て
、それをより多く支配し、他のものより優位に立つことに価値
観を持つような意識を植え付けていったのです。

 ★ 太古の見霊能力

 さらにシュタイナーは、後アトランティス初期の人々は、霊界の事象を見る際、今と
違った形で見ていたといいます。そして、ここにも人間の4つの体が関わってき
ます。

 「 かつて、後アトランティス時代に至るまで、人間は直接的な見
  霊能力
を持っていました。

   人間はこの力によって、今日のような知覚能力で感覚世界を
  見るだけでなく、感覚存在の霊的背景をも見ることができまし
  た。 

   それでは人間は、何によってそう出来たのでしょうか。それは
  太古の時代の人々にとって、中間状態が存在したからです。
   それは今日の覚醒意識と睡眠状態の中間状態でした。

   覚醒時の人間は、物質的、感覚的な事物を知覚します。今日
  の睡眠時の人間―又は現在の人間の大多数―は、何も知覚せ
  ず
、 ただ生きているだけです。

   もちろん、睡眠時の人間のこの生活を、見霊的に探求したな
  ら、不思議な発見をしたでしょう。しかし《不思議だ》と思うのは、
  世界を外から見ている人だけなのです。

   ご存知のように、睡眠時のアストラル体と自我は、肉体とエ
  ーテル体の外
にいます(第134夜参照)。
 
   とは言え、夜間、肉体とエーテル体の外に居るアストラル体
  と自我は、ただ雲のように肉体の周りを漂っているわけではあ
  りません。

   低次のアストラル的見霊能力で見ることの出来る、雲霧のよ
  うなものを、我々はアストラル体と呼んでおりますが、これは
  睡眠中の人間の、最も粗雑な末端部分に過ぎません。
  (…中略…)

   睡眠中の人間のアストラル体は、もっと遥かに拡がっていま
  す。眠りに入る瞬間、アストラル体と自我の内なる力は、太陽
  全体にまで拡がり
始めます。

   そして、太陽全体の部分になります。睡眠中の人間は、到る
  所から、自分のアストラル体と自我の中に力を吸収していま
  す。

   そして目覚めると、この力を再び自分の体内に取り入れて、
  この世を生きる力にしますが、この力は太陽系内の全ての所
  から吸収
してきた力なのです。

   ですから、中世のオカルティストは、人間のこの霊体をアス
  トラル体(星の体)
と呼びました。つまり、星の世界と結びつい
  ており、星の世界から力を吸収していることを示唆したのです。
  (…中略…)
  
   肉体の外に居るアストラル体は、宇宙ハーモニーに浸透さ
  れているのです。…宇宙ハーモニーは夜間のアストラル体に
  振動と脈動を生じさせて、昼間、外界を感覚的に知覚する時
  に乱れたアストラル体を、再び秩序づけるのです。

   生命エーテルの働きも、睡眠中のアストラル体に浸透して
  いるのですが、肉体とエーテル体から分離している時の私達
  は、自分のアストラル体のこの内的な活動を知覚していませ
  ん

  (…中略…)
  
   アトランティス期には、この知覚能力が正常な仕方で、覚醒
  と睡眠の中間状態に働いていました。当時の人は、この状態に
  おいて、宇宙ハーモニー生命エーテルの営みを、共に体験す
  
ことができました。」  

 (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』pp70-72 
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)
 

 まさにシュタイナーの、オカルティスト的な論説全開といった感じですが、そもそも
アストラル体という名称は、我々がそれを通じて星々と繋がっていることを意味
したものなのです。

 それ故、スピリチュアリズムに多用される瞑想グラウンディングも、形式的な
イメージトレーニング等では無く、全てこの力を目覚めさせることを目的として
いるものなのです。

 そして後アトランティス時代までの人類は、覚醒と睡眠の中間状態を自由に創
り出す
ことで、その意識に入りこむことが出来たと、シュタイナーは述べています。

 ちなみに宇宙ハーモニー」は、「音響エーテル」とも呼ばれており、「生命エー
テル」
と共に、太陽から発せられる、通常では知覚できない、霊化した元素の一つ
とされています。

 地上には、他のもう一つの「光エーテル」を加えた、3つのエーテル元素がある
と述べています。これ以上の説明はないのですが、恐らく《》のようなものではな
いかと、小生は思っています。

 無論、現在の科学で実証できるものではありません。しかし、考えてみてください。
電波や放射線も、太古から存在していたにも関わらず、つい最近までは、そんな
ものは「非科学的」な空想だったのです。

 (さらに地上には、この他に「熱」「ガス」「水」「固体」の4つの物質的元素を
加えた、7つの元素があるといいます。物理学的な元素では無く、《状態》に
よって区別されています。)

 ただし、後アトランティス初期の人々は、このような形での見霊能力を持つ一方で、
通常の知覚能力の感度については、我々より低いレベルにあり、そのため知的
な力を増進することは出来なかったのです。

 「 当時の人間は、目覚めと眠りの中間状態の中で、霊界に依存
      して生き
、そして感覚界を、霧の中に居る時の様に、ぼんやりと
      知覚
しました。

         いずれにせよ、感覚界は理解の対象外であり、外的生活を心
      の中に映し出すことはできませんでした。」

 (ルドルフ・シュタイナー『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』pp73
  《筑摩書房(高橋巌訳)》より抜粋転載)
  

 つまり、我々が知的な進化を望むのであれば、見霊能力をこのままの形で維
持することは困難
だったのです。そして、我々は、この能力を捨て、が別の方向へ
進む
ことになります。

 続きは次回第149夜でお話しします。

( 追伸 )

 中曽根君、君にはもう一つ
「プルトニウム・エーテル」まで知覚できるようだね。

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