2011.12.14
武田先生の講演-放射能について考えよう-要点
12/11の武田先生の講演の出だしは、いざ、原発事故が起こったらどうするか...ということです。秋の証券取引所の講演でもききましたが、
福井での原発事故がおきたらどうするか、ということです。
放射能は目に見えません、細かな粒です。それが風に乗ってくるのです。
ですから、この愛知県の人びとは、
南や、南東に逃げるのではなく、恵那、中津川などの北、北東の方角に逃げるべきだとまずはおっしゃいました。北ということは、原発から愛知県に直線を引いて45度の直角の角度です。放射能は風に乗ってきます。このあたり、福井から風が吹いてくるときは、そのまま、名古屋を通過し知多半島方面に抜けます。風のいく方角ではなく、風が流れない、45度の方角に逃げるべきとの言葉でした。原発の爆発のときの放射能を乗せた風は幅が10キロぐらいに収まるそうです。風を見て、横へ逃げていけば、まず逃げられるとのことです。
そして、おうちには、インフルエンザ用のマスクと、水の用意を、と緊急時にはこれがまず必要だそうです。インフルエンザをふさぐマスクなら、放射能はふさげるそうです。
福島のこどもについては、聞くと、胸が詰まるような気がいたしました。
武田先生はよく言われていますが、人間の一年の浴びてもよかろうと、決められている値が、1ミリシーベルト。ドイツでは0.1ミリシーベルトとなっており、5ミリシーベルト以上になると白血病が増えるということで、なんと労災がおりるそうです。電力会社そのものが20年前に従業員に1ミリシーベルトと決めておきながら、
福島の子供に20ミリシーベルトという値をおしつけたということ...まことに恐ろしいことです。
先生によると、20ミリシーベルトとは、年に胸のレントゲンを400回とることになるそうです。こんなことで、心配しない親がいるでしょうか。
お休みの時だけでも、福島の子供さんには、線量の低いところに退避していてほしいものです。
また、給食の食材、文部科学省の500ベクレルから40ベクレルに基準値を下げるという話に、17府県からなんと、反対の声が上がった話、など。驚きあきれる話も飛び出しました。
なぜ17府県が反対したかというと、食品の放射能分析器が300万はするため、高いから買いたくない、という理由だ、ということにまたもたまげました。
この日本で、300万、命と健康のため、子供の未来のために300万が高いとは...どうかしています。各都道府県の教育行政、くるっているとしか言えません。
先生は途中で横浜市だったか?どこかの市で、安全だと言っておきながら、実は放射能に汚染された食品を給食に出していたということを言われていましたが、そこの市の人が、-すいませんでした-とあやまればすむことではない、昔だったら切腹だ、と強く言われるのが印象的でした。
食べてしまったものは戻せない。ならば、戻れないことをして責任をとるべきではないか、辞めるとか...そんなことまで言われていました。
本当にそうです。それぐらいの気持ちをもってことにあたらないと、この放射能禍は、子子孫孫までおよび大変なことになるのに...
どこか、能天気な日本人、政府、なんとかならないものかと、思っていますが。
後半は、食品についてすこしと、外食のコメは福島産が入っているかもしれないとか、お魚は北海道から静岡まで今年は控えたほうがよいだろうということ。
新米は偽装が多く、3か月は買ってはいけないということ←ウソがばれるのに大体3か月
安い果物は避けたほうがよい、など...最後に、
汚染された瓦礫は他の地方に持って行ってはいけない。瓦礫の拡散はだめ、ということでした。
瓦礫の拡散...断固拒否したいと思います。
福井での原発事故がおきたらどうするか、ということです。
放射能は目に見えません、細かな粒です。それが風に乗ってくるのです。
ですから、この愛知県の人びとは、
南や、南東に逃げるのではなく、恵那、中津川などの北、北東の方角に逃げるべきだとまずはおっしゃいました。北ということは、原発から愛知県に直線を引いて45度の直角の角度です。放射能は風に乗ってきます。このあたり、福井から風が吹いてくるときは、そのまま、名古屋を通過し知多半島方面に抜けます。風のいく方角ではなく、風が流れない、45度の方角に逃げるべきとの言葉でした。原発の爆発のときの放射能を乗せた風は幅が10キロぐらいに収まるそうです。風を見て、横へ逃げていけば、まず逃げられるとのことです。
そして、おうちには、インフルエンザ用のマスクと、水の用意を、と緊急時にはこれがまず必要だそうです。インフルエンザをふさぐマスクなら、放射能はふさげるそうです。
福島のこどもについては、聞くと、胸が詰まるような気がいたしました。
武田先生はよく言われていますが、人間の一年の浴びてもよかろうと、決められている値が、1ミリシーベルト。ドイツでは0.1ミリシーベルトとなっており、5ミリシーベルト以上になると白血病が増えるということで、なんと労災がおりるそうです。電力会社そのものが20年前に従業員に1ミリシーベルトと決めておきながら、
福島の子供に20ミリシーベルトという値をおしつけたということ...まことに恐ろしいことです。
先生によると、20ミリシーベルトとは、年に胸のレントゲンを400回とることになるそうです。こんなことで、心配しない親がいるでしょうか。
お休みの時だけでも、福島の子供さんには、線量の低いところに退避していてほしいものです。
また、給食の食材、文部科学省の500ベクレルから40ベクレルに基準値を下げるという話に、17府県からなんと、反対の声が上がった話、など。驚きあきれる話も飛び出しました。
なぜ17府県が反対したかというと、食品の放射能分析器が300万はするため、高いから買いたくない、という理由だ、ということにまたもたまげました。
この日本で、300万、命と健康のため、子供の未来のために300万が高いとは...どうかしています。各都道府県の教育行政、くるっているとしか言えません。
先生は途中で横浜市だったか?どこかの市で、安全だと言っておきながら、実は放射能に汚染された食品を給食に出していたということを言われていましたが、そこの市の人が、-すいませんでした-とあやまればすむことではない、昔だったら切腹だ、と強く言われるのが印象的でした。
食べてしまったものは戻せない。ならば、戻れないことをして責任をとるべきではないか、辞めるとか...そんなことまで言われていました。
本当にそうです。それぐらいの気持ちをもってことにあたらないと、この放射能禍は、子子孫孫までおよび大変なことになるのに...
どこか、能天気な日本人、政府、なんとかならないものかと、思っていますが。
後半は、食品についてすこしと、外食のコメは福島産が入っているかもしれないとか、お魚は北海道から静岡まで今年は控えたほうがよいだろうということ。
新米は偽装が多く、3か月は買ってはいけないということ←ウソがばれるのに大体3か月
安い果物は避けたほうがよい、など...最後に、
汚染された瓦礫は他の地方に持って行ってはいけない。瓦礫の拡散はだめ、ということでした。
瓦礫の拡散...断固拒否したいと思います。
- 関連記事
-
- 脱原発を訴えてきた議員一覧 (2012/12/13)
- 放射能の実害はどこまで広がっているのだろうか...実際の現地の声も消されている (2012/03/29)
- バンダジェフスキー博士が来日して訴えていったもの...マスコミは故意に無視したのだろう (2012/03/23)
- 武田先生の講演-放射能について考えよう-要点 (2011/12/14)
- 武田先生の講演会-放射能について考える-に行ってきました (2011/12/12)
- 清水国明さんの-ドリームビレッジ- 震災被災者の方の応募を待ってます゜ (2011/09/03)
- 武田先生の講演3 (2011/07/27)
- 武田先生の講演2 (2011/07/26)
- 今日は放射能関連の座談会に行ってきました-木下黄太さんの話を聞く- (2011/07/23)
- 武田教授の講演に行ってきました。 (2011/07/17)
- 講演会-福島原発事故から考える-核兵器と核兵器に支配された核エネルギー沢田昭二先生 (2011/06/11)
- 内部被ばくの危険性と、過去を振り返る-肥田舜太郎先生の言葉から... (2011/05/16)
- 愛川欣也さんと反原発...こんなひとが芸能界にいたとは (2011/05/11)
