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トンデモ話は奥で繋がる(129) 23.10.18

トンデモ話は奥で繋がる 「第129夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪薔薇十字思想の考察 ⑦≫
 
 ★ 神智学協会

 東條氏の『ミトラ神学』によれば、現代神智学の運動を始めたブラヴァツキー夫人
は、その中核となった神智学協会の活動目的を、次のように語ったとされます。

 ① 人種、肌の色、信条の差別をせず、人類の普遍的同胞愛の核を作る
      こと。
 ② アーリア及び他の聖典の研究、世界の宗教及び科学の研究を増進
      すること。
      及び、古代アジアの文献、すなわちバラモン、仏教、ゾロアスター(ザ
       ラシュストラ)の哲学の重要性を立証すること。
 ③ あらゆる面で、自然に秘められている神秘を研究し、また特に人間の
      中に潜在するサイキック的及び霊的な諸力を研究すること。

    (東條真人『ミトラ神学』p303《㈱国書刊行会 発行》より転載)

 ちなみに①及び②については、ミトラ神学の流れを汲む活動であり、それについては
前述のシュタイナ―も協賛していたのですが、次第に③の『交霊術』を主とした超感覚
的な手法が高じ、彼が袂を分かち『人智学』を設立する原因となります。

 それでは②の活動である、現代神智学での宇宙誕生の神話を、『東伝説』と比較して
みてゆくことにします。

 ★ 宇宙と人類の誕生

 まず唯一絶対的存在パラブラフマンが存在し、そこに宇宙霊が現れます。これは、
『東伝説』のズルワンとミトラに相当し、宇宙霊が現れるとともに、有限の『時間』が
始まり、宇宙の『顕現期』が始まります。

 顕現期は43億2千万年続き、約100年の『交代期』を挟んで『壊滅期』も43億2
千万年続きます。これが交互に繰り返されます。『東伝説』同様、『壊滅期』の終末に
ハルマゲドンを迎え、それまでのコスモスは消滅し、新たなコスモスが創造され
ます。

 宇宙霊は、全生命がカルマ(応報の法則)によって、自発的な進化を完成させる
ための、7つの層からなるコスモスを創造し、その進化の保護役として、光の天使
団である『ハイラーキー』を創造しました。

 7つの層のうち、我々が肉体で『実体』として捉えられるのは、最下層の『物質
界』
のみです。実際にはそれに重なって、6つの層が存在しており、我々が魂や
霊のレベル
に移行するとそれ以外の『目に見えないもの』も実体化するとされてい
ます。

 例えば、次層のアストラル界では我々の感覚や感情が実体化して姿を現わし、
その次の『メンタル界』では、理性や思考力が形を持って現れるとされています。
(詳しくは、後ほどシュタイナ―の説とともに紹介します。)

 太陽系の惑星についても、我々はその物質的側面だけを見ているに過ぎず、コ
スモス全体のレベルでは、それぞれが霊的存在であるとされます。そして、それぞ
れの惑星にも、『物質界ではないレベルでの生命』が生まれてゆきます。

 地球では、第1~第7の『根幹人類』が生まれていくことになります。『根幹』という
言葉が付されているのは、人種を超えて、全人類が血の繋がった兄弟であること
を強調して意識させるためのものです。以下、順に記してゆきます。

 第1根幹人類は、肉体や魂を持たない存在として、最初に地球に生まれました。
 第2根幹人類は、ハイパボリア人と呼ばれます。当時は温暖であった、現在の北
極に当たる場所に住みましたが、地軸の移動により滅亡しています。

 ★ レムリア人の盛衰

 第3根幹人類が、レムリア人で、初めて理性を持った生命体となります。地球の
時代では、恐竜が闊歩していたジュラ紀・白亜紀(約2億年前~6500年前)、哺乳
類が誕生した新生代中期(6500年前~1650年前)でした。

 『神智学』上彼等は、第八十夜でもお話しした、太平洋上の『レムリア大陸』に居住
し、恐竜から身を守るため、身長12mもの巨人であったとされています。そして『賢
明な蛇』
等と呼ばれる者達に導かれ、秘伝王を中心に優れた科学技術を持つ文明を
築きます。

 そこに忍び寄って来たのがルシファーと『闇の軍団』です。野心家であった次席神
官の魂を引き込み、忠実な下僕とすると、若い神官達を次々と洗脳し、アーリマン
崇拝する神殿を建てさせ、全てのレムリア人を奴隷化するため、怪しげな装置、魔術、
薬品で腐敗と退廃の道を歩ませます。

 一方、同時期の金星では、地球人とは違う次元に進化した存在が居住しており、レ
ムリア人の危機を救うべく、大陸へ降り立ちますが、闇の勢力の力が強く、支援の拠
点を地下に築きます。
 この都市が『シャンバラ』で、3次元的には不可視である『エーテル界』にあるとさ
れています。

 シャンバラの指導者は、対抗措置をとるべくレムリア人の司祭長を指導しますが、
もともと物質科学を精神科学より優先する体質を持ったレムリア人は、邪悪な科学技
術の開発を加速させてゆきました。

 そして70万年前、闇の勢力は、レムリアの最期の良心である秘伝王と司祭達を抹
殺する戦闘を開始します。科学技術のすべを尽くした戦いの中、火山活動と地殻変動
のため、レムリア大陸は海中に没します。

 この時、相打ちを意図して神殿にたてこもった神官達は、大陸と運命を共にし、レム
リア『光』の部分は全てが失われました。一方、闇の軍団の手先達はその前に脱
出して、アトランティスへと逃れています

 ★ 『闇の軍団』の役割

 さて、『神智学』での『闇の軍団』の誕生については、東條氏の『ミトラ神学』では、
『東伝説』と対比した記述はありませんが、その注釈によれば、次のように説明されて
います。

 「 ブラヴァツキー師は、一般に『天上の叛乱』と言われる伝説によれば、
  アーリマン(サタン)とその反抗者たちの軍は、

  測り知れない法則によって、促され、指導され、盲目的にその機能を果
  たす、単なる霊媒のままでいる代わりに、

  独立した意志と判断力を持つ権利、自分の意志で働き自分で責任を負
  うという権利を主張し、

  その結果、人類を『自由意志』を持つ方向に進化させたと言っています。」

 これ以上の説明はないのですが、(詳しくはヤーコプ・ベーメ師の『神智学の六つ
のポイント』を読むようにとされています。)
小生なりに、『闇の軍団』の役割につい
てまとめてみると、

 第2根幹人類は、現世の動物と同じように、『至高存在』の意志に従った生涯を送っ
ており、そこから逸脱するような思考や行動をすることが無い反面、自ら何かを経験
し、学び取って『進化』することもない存在だったのだと思います。

 それに物足りなさを感じた『至高存在』は、人類に、彼の意志とは違う生き方を選ぶこ
とのできる『自由意志』を与え、その中で理性を働かせて、『至高存在』の意志に沿う生
き方を自ら選び取ることを『ゴール』とする存在に変えたのです。

 そして、彼の意志とは違う―物質に価値観を置く生き方を、人類に示す役割を持つ存
在として『闇の軍団』を自ら創り出したのです。彼等は、そのような役割を負わされたこと
には一切気付かず、『至高存在』の真の価値には縛られずに、彼等の信ずる価値観を
人類に浸透させよう
と、ひたすら働きかけているのです。

 その意味では『闇の軍団』も、人類の進化にとっては必要な存在であり、『至高存在』
忠実な『しもべ』なのです。それは、取り除かれるべきというより、それが存在してい
ても浸透されることのない『霊性』
を、人類が得るための役者なのです。

 しかし、『闇の軍団』の創りだす価値観は、五感のみに頼るようになった人類にとっては、
極めて抗し難い魅力的なものであり、結果、レムリア人のほとんどがその魅惑の罠に
陥り、『至高存在』の祈願は、次のアトランティスへと持ち越されます。

 次回第130夜は、『神智学』の描くアトランティス以後の伝説へと続きます。

( 追伸 )

 中曽根君、君も忠実な『しもべ』のひとりなんだねぇ。

目次のペーシへはこちらから

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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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