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トンデモ話は奥で繋がる(127) 23.9.30

トンデモ話は奥で繋がる 「第127夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪薔薇十字思想の考察 ⑤≫
 
 ★ 天地創造

 ここから『ミトラ』によるコスモスの創造の物語となります。ミトラはまず、天使達
 に、『光と闇の混合物』を一箇所に集めさせ、一つの大きな球を形成すると、それ
に回転を与えて、大コスモスを以下の7つの層に分離させます。

 Ⅰ デーヴァ界  Ⅱ モナド界  Ⅲ ニルヴァーナ界  Ⅳ ブッディ界
 Ⅴ アグニ(メンタル)界     Ⅵ アストラル界   Ⅶ 物質界

 我々の住む最下層の物質界には、銀河団―無数の銀河―無数の恒星が生ま
れ始めます。 小コスモス―太陽系にはまだ惑星は無く、ぼんやりと輝くガスの
渦です。ミトラは、太陽系の周りにゾディアック(12星座)を創造し、天界へ続く道
を作ります。

 次に、太陽系を司る神々である『惑星天使団』―アポロン、マーキュリー、ヴィ
ーナス、マルス、ゼウス、クロノス、ウラヌス、ネプチューン、プルートー―を創造
し、小コスモスに『カルマの法則』を与えた後、10惑星を創造し、彼等にこう命
じました。

 「 お前達は、太陽系を大きな幼虫の巣と思い、
   お前達の導きで その中の生き物を育てよ
   そして、魂すなわち、光のかけらを純化させるのだ。
   惑星達よ、お前達の光で 光のかけら達を純化し、
   光の国へと導け。」
   
 (東條真人『ミトラ神学』p187《㈱国書刊行会 発行》より転載)

 一方で、ミトラは別の新しいコスモス―アズとアーリマンとその悪魔達と妖術
師たち の牢獄―光のかけらが全て純化された後、彼等を永遠に、その中に閉じ
込めておく場所を準備しました。 

 その後、太陽と月に命じて、地球上に生命を誕生させると、ミトラは、その進化
の計画を進めます。アーリマンは妨害のため、冥府から巨人たちと怪獣を送り込
みますが、ミトラは天使軍を率いて、それらを冥府の中に押し戻します。

 ★ 受肉への決断

 こうして準備を整えたミトラは、『弥勒菩薩』の姿をとって『光のかけらたち』の彷
徨うトゥシタ天(天と地の間)に降りてゆきます。濃い闇の中、苦悶と苦痛に苛ま
れ、忘却の霧と、闇の枷に繋がれた彼等にこう告げます。

 「 私は、お前を闇の全ての拷問と苦痛から救おう、
   お前を恐怖させる反逆者の諸力から。
   私は、あの悪魔達の破壊の全ての活動に終止符を打とう、

   そして、お前を死の影で不安におののかせている
   全ての苦を終わらせよう。
   さあ、光の子達、もう恐れるな!

   お前は、まず、惑星霊団の力を借りて、
   魂と肉体をまとって地上に生まれなければならぬ
   さあ、恐れず、こちらに来るのだ。」

 これに対し、『光のかけらたち』は、これ以上の苦痛や不安が生じるのではな
いかと恐れ、ミトラに「このまま物質の中にとどまる場合」と「地上に生まれた
場合
」の説明をミトラにもとめます。ミトラはこう答えます。
 
 「 物質の中にとどまるなら
   お前はアーリマンと闇の軍団の手から逃れることはできない
   惑星霊団の力を借りなければ、お前の純化は完成しないから、
   お前は自分の本当の故郷である
   光の国に帰還することはできないだろう

   一方、肉体をまとい、地上に降りて暮らすならば、
   苦楽を伴う様々な出来事がある。
   そこでは、闇の軍団の攻撃を受けるから、苦しいこともある。

   しかし、惑星霊団の導きに従って、
   自らを成長させ、純化させるならば、
   お前は純化され完成される。
   そして、お前は必ず私に直接会い、
   光の国へ帰還することができるだろう。」

 『光のかけらたち』は、重ねて「もし、地上に降りて暮らしても、誘惑に負
け、魂が十分成長しないうちに死が訪れたなら、どうなっていまうのか

と尋ねます。ミトラはこれに答えて言います。

 「 もし、君が闇の軍団の誘惑に負けたなら、君は冥府で罰を受ける
   しかし、一定の期間が過ぎたら、君は今と同じ選択の時を迎え
   再び地上に転生し、もう一度挑戦することができる

   地上に生まれるということは、君にとって、一つの試練なのだ。
   その試練に挑戦するか、辞退するかの選択決定行為は、
   君自身がしなければならない。」
   
  (東條真人『ミトラ神学』pp195-196《㈱国書刊行会 発行》より転載)   

 『光のかけらたち』は、その選択に悩みますが、最終的に転生の決断をします。
その決断を讃え、ミトラは『魂を導く理性』を贈ります。こうして、『光のかけらたち』
は、眠りのうちに、一つひとつ結ばれた男女の子宮の中に宿ってゆきます。

 子宮に宿った『光のかけらたち』に対し、惑星霊団は、それぞれの位置から光を
投げかけ、『光のかけら』を包む球状の『殻』を創り出します。それは『光のかけら』
が地上で生きてゆくための『鎧』となります。

 そして、この『殻』が『魂』であると言われます。そして、その『殻』の性質は、創造
される瞬間の惑星霊団の配置で決まるため、『占星術』からそれを読むことがで
きるのです。『魂』は、その周りに物質を引き寄せ、次第に『肉体』を形成してゆき
ます。

 『魂の創造』が始まったことを知った、闇の女王アズは怒り、『忘却の白い霧』と
欲望の黒い煙』で人間を包み込み、彼等が混濁した意識のまま、自分の本性
を思い出せないよう企みます。

 それに対し、ミトラは『光の乙女』達を地上に降り立たせ、深い忘却や混濁した眠
りから目覚めさせ、光の国へ辿り着けるよう手引きをさせます。これにより、自力で
悟りを得た者
は、天界への門をくぐって行きます。

 生前に悟りを得られなかった者は、死後の小審判を受けることになり、そこで救
われる者もいますが、そうでない者は先のミトラの説明のとおり、輪廻転生して、
次の機会を待つことになります。

 ★ 西伝説と東伝説の違い

 ここまでが、人間が地上に生まれることになる『東伝説』での経緯です。それ
では前夜の『西伝説』との違いを見てゆくことにしましょう。

 まず『アーリマン』の扱いは随分違います。『西伝説』では、恐らく対等の兄弟
として、生まれていますが、『東伝説』では、兄弟とは言え、ズルワンに最も近く
完全な能力を持つ者とされ、明らかに『アフラ=マズダー』より格上の扱いです。

 また、『西伝説』では、否応なしに最初から『死の世界』の支配を命じられ、さも
必然であるかのように、魔女や怪獣を作り出しています。しかし、『東伝説』では、
彼が背信行為をするまでは、ズルワンに次ぐ者であり、特に『悪』としての定め
はありません


 その後、両伝説ともアーリマンの軍団とアフラ=マズダーの天使団の戦いとなり
ますが、『西伝説』では、そもそも最初から戦うべく設定されたような両者を、ズル
ワン自身が創造させた意味がよくわからないまま
進んでゆきます。

 しかし、『東伝説』では『光の国』を追われたアーリマンが、光の国』自体を破
壊しようとしたことに端を発す
ることが明確に示されています。しかも、ズルワン
は最終的にはアーリマン自身が自らの非を恥じることを願っているのです。

 そして、両伝説ともミトラが遣わされます。『西伝説』では、アーリマンの罠に落ち、
生き物の育成を止めた太陽と月の乱心を正すためでした。それにしても、自ら
両者を創造したはずの、アフラ=マズダーがあまりにも無力
です。

 また、太陽と月が戻ったことで生命が甦り、アフラ=マズダーは最初の人間を
創造する
ことになったとしていますが、両者の繋がりにはそれ程の必然性は
感じられません
。ミトラが人間の守護役となったというのも、取ってつけたよう
な感があります


 それに対し、『東伝説』では『人間』という存在について、最も核心的な部分
が語られます。以下、物語的な要素を除いた要点を挙げてみます。

 ① 我々の本質は『光』の存在であり、同一の根源から生まれたものである。
 ② その性質は『善なるもの』であるが、物質的な闇の中にあり、本来の姿
  を悟ることができない未浄化の状態で、別次元に捕われている。
 ③ ミトラなる宇宙霊は、我々を浄化するために『コスモス』を創造した。
 ④ 我々は、3次元である地上に転生し、闇の幻惑に耐えながら、本来の霊
  性を取り戻す試練を、自ら選ばなくてはならない
 ⑤ 地上での『光』は、惑星の光で創造された『魂』の殻を持ち、肉体の中に
  宿っている。
 ⑥ 地上での試練に耐えた『光』は浄化され、本来の故郷へ戻ってゆく。
 ⑦ 浄化されずに死を向かえた場合は、然るべき裁きの末、再度転生し、試
  練を積むこととなる。

 そして、注意すべきことは、ミトラ達による『光のかけらたち』の救済は、「この
世のいかなる『かけら』も残らなくなって、最後の日が来る瞬間まで」
続け
られる、としている点です。

 この言葉を聞いて、仏教に関心のある方は、これとよく似たことを聞いたことが
あると思われた方がいるかも知れません。我々日本の庶民にとっては、非常に
馴染み深い存在である地蔵菩薩』の請願です。

 かつて菩薩界に存在していた『地蔵菩薩』は、あえてその地位を辞し、『一斉
の衆生を浄土への生まれ変わらせるという、自分の請願が果たされるま
むで、菩薩界には戻らない』
と、六道を行脚し、救われない衆生、特に親より
先に世を去った子供の魂を救う旅を続けているとされています。

 『地蔵菩薩』のようないくつもの存在が、我々一人ひとりを最後まで見捨てる
ことなく、転生による浄化の手引
きをするのであって、特定のもの達だけを
救うのではないのです。

 そして『東伝説』には、『西伝説』には見られない、数々の使徒の活動
書かれています。 次回第128夜は、古代から代々受け継がれてきた
それらの使徒たちの活動についてお話しします。


( 追伸 )

 中曽根君、君はアーリマンの使徒伝説に名を残
すべきだね。

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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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