トンデモ話は奥で繋がる(115)

トンデモ話は奥で繋がる 「第115夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪フリーメーソンの考察 ②≫  

 ★ 呑み助の会合『ロッジ』

 さて、フリーメーソンの起源について、ウィキペディアでは4番目の説として
「起源は問わず、1717年ロンドンのグランド・ロッジの結成によってその
内容が変わったとする近代設立説」
を挙げています。

 つまり、その前身が何であれ、現在のフリーメーソンの組織はこの年以降に
は確かに存在
したということです。ただし、正確にはフリーメーソン自体は、
れより前に、既に注目されていました


 吉村氏は下記のように記載しています。

 「 イギリスの近代フリーメーソンの歴史は、1717年に始まる。18
  世紀初頭のイギリスにおいて、フリーメーソンが既に人々の耳目を
  引いていたことは、当時の代表的な新聞『タトラー』(1709年6月)
  
が、独特の合図と符丁で相手を確かめるフリーメーソンに言及して
  いることからも理解される。

   1716年にコヴェント・ガーデンの居酒屋『アップル・トゥリー・タヴ
  ァン』でグランド・ロッジの結成のための準備会が開かれ、毎年6月
  24日(『聖ヨハネの日』)に集会を持つことが決められた。

   この頃のフリーメーソンのロッジのほとんどが、居酒屋で開かれ
  ていたことは、フリーメーソンがクラブとして発足していることをよく
  物語っている。
  
   グランド・ロッジの結成のための集会も、小規模で宴会を開くより
  大勢の方が賑やかでよろしい、といった程度の発想によるのであり、
  最初からフリーメーソン運動の組織化という構想は無かったのであ
  る。

   1717年6月24日に、ロンドンにあった4つのロッジが、予定通り
  居酒屋『グース・アンド・グリドアイアン』に集まり、グランド・ロ ッジ
  を結成する。

   近代フリーメーソンは、一般にこの時をもって発足するとされる。
  『グランド・ロッジ』というのは、ロッジを統括するロッジという意味
  であり、新しいロッジの創設を承認する権限が与えられた。」
   
  (吉村正和『フリーメーソン』pp27-28《講談社現代新書》より転載)

 1700年初頭から、『ロッジという、何やらわけの分からぬ符丁を流行らせ
ている呑み助の会合』
があり、新聞が取り上げる程に、社会的な注目度があっ
たわけです。しかし、会員数はせいぜい700人程と推定されています。 

 ★ 『歴史篇』 

 しかし、『グランド・ロッジ』に加わる新しい会員の中には、『宴会』だけではなく、
思想的な面での整備を求める者が出てきます。1721年には早くも、フリー
メーソンの歴史・規約・目的
についての憲章が作成されます。

 憲章の草案を任された、長老派教会の牧師ジェイムズ・アンダーソンは、古
い規約をもとに草案をまとめ、『フリーメンソン憲章』を出版します。

 第1部の『歴史篇』では、天地創造を紀元前4004年とし、次のような通史
が語られています。

 「 フリーメーソンの歴史は、『宇宙の偉大な建築者である神の形
  に似せて創られた最初の父アダム』まで遡り、アダムは神によっ
  て幾何学の奥義が与えられていたという。

   この幾何学は、建築学の基礎を成す学問として、彼の子孫に
  伝えられていくが、とくに注目されるのが『ソロモンの神殿』の造
  営と、ローマを代表する建築家ウィトルウィウスである。
   
   アウグストゥス・カエサルのもとで栄光の頂点にあったローマ
  時代に建てられた建築物は、その後の建築の真の基準となる。

   アンダーソンは、古典様式(オーガスタン・スタイル)と呼ばれ
  るこの様式が、ルネサンス時代のイギリスの代表的な建築家で
  あるイニゴー・ジョーンズ
クリストファー・レンに流れ込んでい
  く過程を辿り、ジョージ一世の時代まで筆を進めている。

   この歴史篇では、フリーメーソンが建築の歴史と重ねて捉え
  られていることと並んで、キリスト教の神キリストがそれぞれ
  『宇宙の偉大な建築者』『教会の偉大な建築者』と呼ばれてい
  ることが注目される。」

(吉村正和『フリーメーソン』p31《講談社現代新書》より転載)

 何の前知識も無ければ、読み飛ばしてしまうような文章ですが、ここまで『トン
デモ話』
に付き合ってくださっている方々には、いろいろと引っかかる点があると
思います。

 古代の壮厳で緻密な巨大建築物の中には、現代の建築技術をもってしても
再現困難
なものが数多くあると言われています。ここでは、それを可能にする古
代の建築の奥義が、神から授けられた『幾何学』だとしています。
 
 第七十六夜でお話ししたように、『幾何学』こそシリウス人の司る、あらゆる物
体の6次元的な『本質』で、我々が見ている3次元の物質は、言わばその『影』
でした。

 その『影』を自在に操ることが幾何学の奥義だとすれば、多次元と繋がる『キリ
スト意識』
が必要だったのでは無いでしょうか。そして、一般民衆がそれに気付く
のを阻止していたのが、アヌンナキ達の『ローマカトリック教会』でした。

 『ルネサンス』は、その古代の知性への回帰でした。こと建築に関しては、古代
の技を引き出すためには、とりわけ『キリスト意識』への回帰が必要だったのでは
無いでしょうか。

 ★ 白か黒か

 さて、ややこしいのはここからです。この『歴史篇』では、アダムを作った『神』
が、彼に『幾何学』の奥義を授けると同時に、『キリスト教の神』ともされていま
す。また、『宇宙の偉大な建築者』とも呼ばれているとされています。

 アダムを作った『神』とは、第六十七夜で見たとおり、『エンキ』すなわちアヌン
ナキ
です。彼等は単なる、地球に受肉した異次元の魂であり、『宇宙の建築者』
の振り
をしていたに過ぎません。

 また、彼等は102夜で見たように、キリストの聖体拝領を横取りして、『キリス
ト教の神』にも居座りました
。これらのことを肯定的に説明しているのだとすれ
ば、この『歴史観』はアヌンナキ側に立っていることになります。

 ただし、問題は『成り代わりの事実を知った上で敢えてそう説かれている』
のか、『単に聖書の説く史実として騙されたまま述べている』のかです。前者
ならばアヌンナキ側に立っている可能性は濃くなりますが、後者ならばどちらとも
言えません。

 さらに、完全にアヌンナキ側に立つのであれば、『ローマカトリック教会』の権
は絶対であるべきです。しかし、第2部の『フリーメーソンの責務』の第1節
『神と宗教について』
は、全くそれに同調していません。

 「 フリーメーソンは『道徳法』に従うことが求められ、『全ての人が同
  意することのできる宗教』
に従って『真実で善良な人間』になること
  が求められる。

   ここには、教義・思想らしいものは何も見当たらない。むしろ、フリ
  ーメーソンは、フリーメーソン独自の主義・主張を避けているような
  印象さえある。

   そうした姿勢の背景には、自分と異なる信仰を持つ人々の立場を
  互いに認め合うという『寛容』の精神が強く働いていることを知って
  おく必要がある。
 
   宗派・分派に分裂して争いあう17世紀の宗教界への反発として、
  フリーメーソンは『全ての人が同意することのできる』新しい宗教を
  目指したのである。

   新しい宗教の理想像として登場するのが『真実で善良な人間』で
  ある。徳性の涵養による人間の完成が、フリーメーソンの最終的な
  目的となる。

   『神と宗教について』ではまた、フリーメーソンが『愚かな無心論
  者にも、非宗教的な自由思想家(リベルタン)にもならない』
ように
  戒めている。」
 
   (吉村正和『フリーメーソン』p32《講談社現代新書》より転載)
 
 まさにこの部分が、第113夜で見たとおり、既存の宗教を打破しようとする啓蒙
主義者
たちを、次々と惹きつけてゆくことになったのです。ちなみにアンダーソンの
属する長老派はプロテスタント系で、ローマ教皇の教えではなく、聖書を拠り所
とし、本来の指導者を俗人中の「長老」とするものです。

 さらにフリーメーソン憲章では、原則的には、どんな宗教・宗派も阻まない姿勢
を示しており、歪められたキリスト教を絶対のものとして信じさせたいアヌンナキ側に
とっては、極めて扱いにくい存在なのです。

 最も、既に斜陽化しつつあるローマ・カトリックに見切りをつけ、その反動勢力を、
新たなる「自由教」的な新興宗教に絡め取ってしまおうという魂胆
であった可
能性もありますが、この時点の動きに、そこまで踏み込んだ説はあまり見かけませ
ん。

 むしろ第106夜でお話しした、アヌンナキに対抗すべく、我々の世界に介入する
シリウスの人の流儀の一端として、古代の秘儀に関する記憶を、それとなく顕在
化させたと受け取る方が素直な感じがします。

 しかしいずれにせよ、この時点でフリーメーソンの構成員の全てが、そにまで踏
み込んだ目的意識をもっていたとは考えにくく
、陰謀者的に白にせよ黒にせよ、
ごく限られた成員のみの意識にとどまっていたものと思われます。

 啓蒙主義的な思想の持ち主達は、自分達の勝手な思い込みを持って次々と加入
してはみるものの、掴みどころのないその実態に当惑・幻滅し、脱会し、或いは新し
い結社
を立ち上げ、挙句には批判さえしてゆくのです。

 次回第116夜は、その後の流れを中心に見て行きます。

( 追伸 )

縮中曽根  
   2010年の5月、彼は『保守の遺言』なる著書を角川
書店から出しました。
   その帯に書かれたセールス・トークには、実に腹立
たしい文句が並んでいます。

 「 日本の政治にビジョンが欠けているのは、正しく
     『保守』という思想を理解していないからである。
    明宰相が渾身の力で書き遺す政治再生思案!」

 中曽根君、核を持ち込んだ君には、今の悲惨な日本
のビジョン
がよほどよく見えていたんだねぇ。
 事故が起こる頃には、自分には責任は及ばないことも
ついでに見通していたのかね。

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続いてやってます。超能力開発ESPシリーズです。
勘で当ててください。-男の人の中の女の人を見分けてください。

縮歴史人物1IMG_0966



人物カードが4枚あります。歴史上の有名な人物が書かれたカードです。このカードのうち、一枚は女の人です。あとは全部男性です。たった一人の女の人は左から何番目にいるでしょう。勘を働かせて、女の人はどのカードかあててください。
下の投票用紙の、1から4までの数字をクリックして投票完了です。ぜひ挑戦してみてください。
ついでにどんな人かわかったら、コメントに書いてね。
結果発表は8月上旬です。
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るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

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