2010.02.08
トンデモ話は奥で繋がる(9) 22.2.8
トンデモ話は奥で繋がる 「第九夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪我々は何処から来たのかわかる科学者はいますか?≫
★ 『科学』という教祖
さて、小生の選択した、『死後の意識も『地球外生命』もあるとい
う考えは、一言『科学的でない』と言えば退けられます。ガリレオ=ガ
リレイが「それでも地球は回っている」と呟いて以来、『科学』は『宗
教』の呪縛を解かれ、今や「価値判断」の王座に就いています。
しかし、いつの間にか『科学』もキリスト教と同じように、「正統派」
なる権威者を作り上げ、彼らの「科学的ではないものは異端である」と
いう教えが、本来”精神の自由な開放”であったはずの「科学」を縛り
付けているように感じます。
★ 錬金術師を笑うもの
そもそも『科学的』とは、我々人間の理解の限界を示す言葉です。そ
して、人間が掴めるのは、ほんの一握りの「事実」でしかありません。
例えば16世紀半ばに隆盛を極めた「錬金術」について考えて見ます。
金属を溶かす「高温」を手にした我々は、一攫千金を夢見て、鉛から金
を作り出す方法に熱中しました。
その後、「原子論」の登場により、「原子は化合物を作るのみであっ
て、原子そのものを変えることは出来ない」というのが『科学的』とな
り、錬金術師たちを「ペテン師」と一生に付しました。
ところが、キュリー夫妻によって、Ra(ラジウム)に中性子を当てて崩
壊させた時に、全く別の原子Ba(バリウム)に変化することが発見され、
『核分裂・核融合』によって原子自身を変えることができることがわか
ったのです。さらに、そうした『核融合』が常温の電気分解でも起こり
得る(いわゆる『常温核融合』)とも言われています。とすれば、錬金術
師は科学の最先端を走っていたといえるのです。
★ 我々は「宇宙人」のひとりである
科学の「正統派」とされている人たちが認めたがらぬもののひとつが
「宇宙人」です。「空飛ぶ円盤を見た」と言えば「それは自然現象だ」
と言い、「宇宙人と会った」と言えば「証拠を見せなさい」ときます。
それなら彼らは、「我々の祖先は他の惑星から来た者に会った
ことは無い」という証拠を見せられるでしょうか。「そんなことはあり
得ない」などと言うのはそれこそ「科学的」でないですね。むしろ「他の
惑星から来た」という証拠となるもの(いわゆる「オーパーツ」)はいく
つもあるのです。(これについては、いずれお話することになると思います。)
また、彼らはこう言います。「確かに、この広い宇宙のどこかには、
我々と同レベル以上の生命がいるとは思う。しかし、それは少なくとも
何十万光年も離れた天体であり、この地球までやって来られるとは考え
られない。」なるほどごもっともな考えではあります。けれども、これ
にしても「地球人の常識」としてであって、我々の「考えられない」方
法でやって来ないとは限りません。
★ 私たちは何故「生まれる」のか
私たち身の回りにも、『事実』であっても「科学的」に証明できてい
ないことが満ちています。
例えば、動物の『本能』はどうでしょう。渡り鳥は自分の渡ってゆく
先を本能的に知っています。ある実験によれば、彼らは周りの景色を
遮蔽した"ブラックボックス"の中に置かれても、"渡り"の季節になると
、"その方向"へ飛び立とうとするそうです。その他、天災を察知する予
知能力や、周りの食物環境によって"雌の生まれる比率"を調整する能力
等々、どれも「科学的」には未解決の『事実』です。
ところで、我々が今こうして"生きている"ことを全て「科学的」に説
明出来るでしょうか。「心臓が動いているからだ」「脳が活動している
からだ」と答えた先には、じゃあ「何故動いたり活動したりするのか」
という問いがあります。…突き詰めていけば「体内の分子運動」という
ことになるでしょう。
そうかといって、「生命とは"酸化反応"だ」「脳の活動は"神経の電
位の変化"だ」と言ってみたところで、それは試験管の中の反応や、電
池の放電とイコールでしょうか。結局はさらなる問いである「何故そ
うした働きが自律的におきるのか。個々の細胞は何故自分の役割
を心得ているのか」にとどめを刺されます。そして、最も究極的な問いは、
『何故この"ひとつの命"は、"自分とは別の命"を創り出すことができる
のか』でしょう。つまり自分たちは何故生まれてくるのかです。
★ DNAでは説明できないこと
権威的な「正統派」は、きっと勝ち誇ったようにこう言うでしょう。
「その全ての情報はDNAに書かれているのだ」と。
今現在の科学は、ここに最終的な逃げ道を用意しています。確かに
我々は、DNA情報の組替によって、「形態的」には理論どおりの生
命体を作り出す技術まで手にしました。しかし、未だに「活動を停止
したDNA」に”命”を与えたり、「活動するDNA」そのものを造
り出す方法を発見できてはいません。
仮にその方法が見つかり、形態はおろか”前世の記憶”(これも
「正統派」は否定しますが)さえもDNAに書かれているとしても、
もうひとつ、解明できない不思議な現象があります。
いわゆる「生まれ変わり」と言われる、既に死亡した本人しか知り
えない”前世の記憶”をもって生まれてくる人たちです。
彼らについては、必ずしも”その人のDNAを引き継いだ血縁”か
ら生まれるわけではありません。つまり、DNAの情報伝達ではない
例が多々あるわけです。
ここまで来ると、「正統派」はまたもや「科学的ではない」と否定
するしか道はなくなります。
小生は、どうしてもこの「逃げ方」には納得できませんでした。と
なれば、ひとまず『死後の意識』も『地球外生命』も認めた上で、い
くつもの「トンデモ話」のうち、どれがより「真相」に近いのかを探
っていこうと思った次第です。
さて、少し長くなりましたので、この立ち位置に立った小生の宗教
観については次回第十夜でお話します。
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪我々は何処から来たのかわかる科学者はいますか?≫
★ 『科学』という教祖
さて、小生の選択した、『死後の意識も『地球外生命』もあるとい
う考えは、一言『科学的でない』と言えば退けられます。ガリレオ=ガ
リレイが「それでも地球は回っている」と呟いて以来、『科学』は『宗
教』の呪縛を解かれ、今や「価値判断」の王座に就いています。
しかし、いつの間にか『科学』もキリスト教と同じように、「正統派」
なる権威者を作り上げ、彼らの「科学的ではないものは異端である」と
いう教えが、本来”精神の自由な開放”であったはずの「科学」を縛り
付けているように感じます。
★ 錬金術師を笑うもの
そもそも『科学的』とは、我々人間の理解の限界を示す言葉です。そ
して、人間が掴めるのは、ほんの一握りの「事実」でしかありません。
例えば16世紀半ばに隆盛を極めた「錬金術」について考えて見ます。
金属を溶かす「高温」を手にした我々は、一攫千金を夢見て、鉛から金
を作り出す方法に熱中しました。
その後、「原子論」の登場により、「原子は化合物を作るのみであっ
て、原子そのものを変えることは出来ない」というのが『科学的』とな
り、錬金術師たちを「ペテン師」と一生に付しました。
ところが、キュリー夫妻によって、Ra(ラジウム)に中性子を当てて崩
壊させた時に、全く別の原子Ba(バリウム)に変化することが発見され、
『核分裂・核融合』によって原子自身を変えることができることがわか
ったのです。さらに、そうした『核融合』が常温の電気分解でも起こり
得る(いわゆる『常温核融合』)とも言われています。とすれば、錬金術
師は科学の最先端を走っていたといえるのです。
★ 我々は「宇宙人」のひとりである
科学の「正統派」とされている人たちが認めたがらぬもののひとつが
「宇宙人」です。「空飛ぶ円盤を見た」と言えば「それは自然現象だ」
と言い、「宇宙人と会った」と言えば「証拠を見せなさい」ときます。
それなら彼らは、「我々の祖先は他の惑星から来た者に会った
ことは無い」という証拠を見せられるでしょうか。「そんなことはあり
得ない」などと言うのはそれこそ「科学的」でないですね。むしろ「他の
惑星から来た」という証拠となるもの(いわゆる「オーパーツ」)はいく
つもあるのです。(これについては、いずれお話することになると思います。)
また、彼らはこう言います。「確かに、この広い宇宙のどこかには、
我々と同レベル以上の生命がいるとは思う。しかし、それは少なくとも
何十万光年も離れた天体であり、この地球までやって来られるとは考え
られない。」なるほどごもっともな考えではあります。けれども、これ
にしても「地球人の常識」としてであって、我々の「考えられない」方
法でやって来ないとは限りません。
★ 私たちは何故「生まれる」のか
私たち身の回りにも、『事実』であっても「科学的」に証明できてい
ないことが満ちています。
例えば、動物の『本能』はどうでしょう。渡り鳥は自分の渡ってゆく
先を本能的に知っています。ある実験によれば、彼らは周りの景色を
遮蔽した"ブラックボックス"の中に置かれても、"渡り"の季節になると
、"その方向"へ飛び立とうとするそうです。その他、天災を察知する予
知能力や、周りの食物環境によって"雌の生まれる比率"を調整する能力
等々、どれも「科学的」には未解決の『事実』です。
ところで、我々が今こうして"生きている"ことを全て「科学的」に説
明出来るでしょうか。「心臓が動いているからだ」「脳が活動している
からだ」と答えた先には、じゃあ「何故動いたり活動したりするのか」
という問いがあります。…突き詰めていけば「体内の分子運動」という
ことになるでしょう。
そうかといって、「生命とは"酸化反応"だ」「脳の活動は"神経の電
位の変化"だ」と言ってみたところで、それは試験管の中の反応や、電
池の放電とイコールでしょうか。結局はさらなる問いである「何故そ
うした働きが自律的におきるのか。個々の細胞は何故自分の役割
を心得ているのか」にとどめを刺されます。そして、最も究極的な問いは、
『何故この"ひとつの命"は、"自分とは別の命"を創り出すことができる
のか』でしょう。つまり自分たちは何故生まれてくるのかです。
★ DNAでは説明できないこと
権威的な「正統派」は、きっと勝ち誇ったようにこう言うでしょう。
「その全ての情報はDNAに書かれているのだ」と。
今現在の科学は、ここに最終的な逃げ道を用意しています。確かに
我々は、DNA情報の組替によって、「形態的」には理論どおりの生
命体を作り出す技術まで手にしました。しかし、未だに「活動を停止
したDNA」に”命”を与えたり、「活動するDNA」そのものを造
り出す方法を発見できてはいません。
仮にその方法が見つかり、形態はおろか”前世の記憶”(これも
「正統派」は否定しますが)さえもDNAに書かれているとしても、
もうひとつ、解明できない不思議な現象があります。
いわゆる「生まれ変わり」と言われる、既に死亡した本人しか知り
えない”前世の記憶”をもって生まれてくる人たちです。
彼らについては、必ずしも”その人のDNAを引き継いだ血縁”か
ら生まれるわけではありません。つまり、DNAの情報伝達ではない
例が多々あるわけです。
ここまで来ると、「正統派」はまたもや「科学的ではない」と否定
するしか道はなくなります。
小生は、どうしてもこの「逃げ方」には納得できませんでした。と
なれば、ひとまず『死後の意識』も『地球外生命』も認めた上で、い
くつもの「トンデモ話」のうち、どれがより「真相」に近いのかを探
っていこうと思った次第です。
さて、少し長くなりましたので、この立ち位置に立った小生の宗教
観については次回第十夜でお話します。
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エネルギーの偏在と拡散場とぶつ質構造化と最適化と履歴記憶機構としての生命
大変わかりやすいご説明をいただきありがとうございます。
真理、権威、社会実利が権力者に占有され誤用、悪用、改ざんされるのはいつの時代も繰り返されていますね。人類のこの時代に特有をみるか宇宙普遍とみるか。突然変異率の高い環境では、悪変と社会淘汰のバランスから堕天使化も必然なのかとも思います。
地球も放射性ぶつ質の拡散で、もはや堕滅が運命的に必然となれば宇宙に悪影響が及ぶ前にブラックホールへ投棄されてしまうのではないかと思います。
こちらのブログで紹介させていただきました。
宇宙、異星人情報が統制される理由の考察、推論
http://cosmo.blogzine.jp/cosmo/2012/05/post_94f4.html?cid=37211491#comment-37211491
紛争に巻き込まれる恐れがあれば、削除します。
生命の起源ですが、重力により、空間にぶつ質の粗密が発生し、ぶつ質蜜の場所で核融合がおこり、密度の高いエネルギー粒子(ぶつ質波)が発生します。それが振動を弱めたり、分裂しながら空間に広がるときにエネルギーの流れが生じます。このエネルギーの流れとぶつ質が相互作用して、水車が回るような物理的なエネルギーが生じます。エネルギー勾配に沿った構造化がおこり、タンパク、RNA、DNAなどができ、それが行動記憶装置にもなり、生命が発生したと考えれれているかと思います。
10次元が等方的な空間では、私たちの空間とは違う進化をしてエネルギー体のまま意識を持つに至った場合もあるのかと思います。
真理、権威、社会実利が権力者に占有され誤用、悪用、改ざんされるのはいつの時代も繰り返されていますね。人類のこの時代に特有をみるか宇宙普遍とみるか。突然変異率の高い環境では、悪変と社会淘汰のバランスから堕天使化も必然なのかとも思います。
地球も放射性ぶつ質の拡散で、もはや堕滅が運命的に必然となれば宇宙に悪影響が及ぶ前にブラックホールへ投棄されてしまうのではないかと思います。
こちらのブログで紹介させていただきました。
宇宙、異星人情報が統制される理由の考察、推論
http://cosmo.blogzine.jp/cosmo/2012/05/post_94f4.html?cid=37211491#comment-37211491
紛争に巻き込まれる恐れがあれば、削除します。
生命の起源ですが、重力により、空間にぶつ質の粗密が発生し、ぶつ質蜜の場所で核融合がおこり、密度の高いエネルギー粒子(ぶつ質波)が発生します。それが振動を弱めたり、分裂しながら空間に広がるときにエネルギーの流れが生じます。このエネルギーの流れとぶつ質が相互作用して、水車が回るような物理的なエネルギーが生じます。エネルギー勾配に沿った構造化がおこり、タンパク、RNA、DNAなどができ、それが行動記憶装置にもなり、生命が発生したと考えれれているかと思います。
10次元が等方的な空間では、私たちの空間とは違う進化をしてエネルギー体のまま意識を持つに至った場合もあるのかと思います。

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うまれかわりについて
コメントをいただいたのですが、表示できません。FC2ブログのエラーかなぁ。ちゃんと読みましたが、表示できないのが心苦しいですが、どうともできません。書き込み、ありがとうございました。
