トンデモ話は奥で繋がる(95) 23.4.23

  
トンデモ話は奥で繋がる 「第九十五夜」

-弟子のクッテネルがお送りします。

≪隠された代替エネルギー ③≫
  
 ★ 「不都合な」クリーン・エネルギーへ

 さて、「地熱発電」と「風力発電」を最大限に利用
するだけでも、現在の「水力」「火力」「原子力」を
てストップしてもお釣り来る発電量
となります。

 この他にも、大規模なクリーン・エネルギーとし
ては「海流・潮流発電」、「潮汐発電」、「温度差発
」などがありますが、残念ながら、いずれも電力会
社には「不都合な」ため黙殺されています。 
 ………………………………………………………

 「海流・潮流発電」は海の流れの中に羽根車等を
設置して発電するもので、特に海峡などのポイント
では効果的な発電が期待できます。

縮水中羽根 
(船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』p191
《徳間書店》より転載)


 ノルウェーでは2003年、毎秒1.8mの流速を
持つクバルスン海峡に10mに及ぶプロペラを沈
め、年間70万kwの発電を行っています。

 日本でも発電量が試算されており、黒潮海流
は総量で16,000メガワットにもなるなど、有効
的な利用が期待されます。

縮黒潮 
(船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』p191《徳間書店》より転載)

 ………………………………………………………

 「潮汐発電」は入江や河口を利用し、満潮時は海
側から海水を流入、干潮時は海側へ放出すること
によってタービンを回転させるものです。

 世界で最初の潮力発電所は、既に1966年に建
設され、ドーバー海峡に面したランス川河口を幅
700mに渡って堰き止め発電しています。 

 潮位差は最大で13.5m、平均でも8.5mにも
及び出力は24万kwにもなります。日本の有明海
では5.4mの潮位差があり、相当量の発電が可
能です。 
 ………………………………………………………

 「温度差発電」とは、常に太陽熱を受ける海洋の
表層と、光の届かない深層との温度差を利用して
媒体に液体と気体の状態を作り、タービンを回す
ものです。

縮温度差 
(船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』p193《徳間書店》より転載)


 この発電には、表層と深層の温度差が15~20℃
あることが条件ですが、南方の海洋では、常に22~
25℃の差があるといいます。

 媒体としてはフロンガスが使用され、上図のように
深層の熱交換器で5℃に冷やされ液化した媒体を、
減圧した管の中をポンプで表層へ押し上げます。

 表層の熱交換器では25℃に暖められ、急激に
し、その時の圧力でタービンを回し、再び深層に戻
されて液化するという仕組みです。

 ただし、このプラントで採算をとるためにはある程度
大型化が不可欠とされ、その場合温度差24℃で
10万kwの発電で3~5円kw/hまで下げられる
そうです。

 ★ 小規模分散エネルギーへ 

 ただし、上記のような発電所については、大量に建
設するまでには時間
がかかりますし、現行の電力の
ように、立地点から長い送電線を引く形になります。

 また、「潮汐発電」等は、河口の堰き止めによって、
付近の生態系に少なからず影響を及ぼす可能性
も否定できません。

 しかし、そもそもそうした従来型の巨大発電の発想
そのものが、企業や一般消費者に対する、電力会社
の寡占的暴挙
を許してきたと言えます。

 こうした利権体勢を作らないためにも、4月15日の
緊急会見
原口・元総務大臣が述べたように、小規
模分散エネルギーの併用を考えるべきです。

 そして、まさにその目的に合った小規模エネルギー
が続々と控えており、使えるものから各種織り交ぜて
転換してゆくべきだと思います。

 ★ 波と友達になる

 まずは「波力発電」です。これも四方を海に囲まれ
た我が国が、真っ先に利用すべきエネルギーではな
いかと思います。

 日本の海岸に打ち寄せる波の秘めるエネルギー
は、平静時でも3100万kw、荒波になると4億kw
の発電量にもなると言われています。

 大型の原子力発電所で、一基100万kwですので、
31基~400基のエネルギーが毎昼夜打ち寄せて
いることになります。

 そのエネルギーの全てを利用することはできない
にせよ、その一部を利用しない手はありません。そ
してもちろん原料費はかかりません

 ノルウェーでは、既に1990年代に下図(上)の
ような球形のブイを波間に浮かせ、シリンダーを伸
縮させるタイプの発電機を開発しています。

縮波力 
(船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』p185
《徳間書店》より転載)

 
 その最大出力は500kwと小さいものの、発電コ
ストは1kw/時で約5.4円と、原子力発電コス
トの半分以下
です。

 他にも様々な発電方法が考案されており、設置場
所に応じた方法が選択可能で、まさに小規模発電の
ホープです。

 さらに、日本の海岸線に波力発電装置を設置する
ことによって、様々な付加価値的メリットが期待で
きるとされています。

 まずは、もともとが「波のエネルギー」を吸収
て発電するわけですから、それ自体がテトラポッ
ドや防波堤の代替施設として利用できます。

 また、その内側に穏やかな静水域ができますの
で、 養殖、海洋牧場やマリンレジャーに活用する
こともできるのです。

 ★ たかが水車と言うべからず 

 もうひとつが「マイクロ水力発電」、つまり小さな
河川等の高低差を利用した「水車」による発電で
す。

 国内のエネルギーの大部分を地熱発電と水力
発電
でまかない、火力と原子力は一切使用してい
ないアイスランドでは、マイクロ水力を含めた水力
発電で、なんと1kw/時1円のコストを実現してい
ます。

 ① チューブラー型 チューブの中を水が流れ
  るタイプで、流量の多い所に適する。
 ② ベルトン型 昔風の羽根車水車で、流量が
  少なくても落差が5~10mで可能。
 ③ 開水路型 用水路に設置できる。
 ④ ダリウス型 浮きで川に浮かべ、水車を吊る
  して流水で発電する。

縮ミニ水力 
(船瀬俊介『新・知ってはいけない!?』p189 《徳間書店》より転載)


 等々、水車の様式も多様です。

 日本でも、既に1990年には三菱重工が3mの落
差で出力が5kwのセットを、200万円の価格で販
売しています。

 しかし、日本では河川法ダム主任技術者の資
格等、クリアすべき法律が多く、自分の敷地内の水
しか利用できない現状となっています。

 その最大のネックとなっているのが、事実上電力
会社の独占所有物となっている「送電線」の問題に
あります。

 電気事業法第24条の3 第5項には、

 特定規模電気事業者(PPS)が既存の送電線
の使用を申し出た場合には、正当な理由がなけ
れば、電力会社はその
申し出を拒むことはでき
ない

 とあり、いかにも自由化したように見せかけていま
すが、あくまでも送電は既存の電力会社の送電
線を借用せねばならず
、価格決定権もありません。

 つまり、自由に使う方法は、その場で利用するか
蓄電するしかなく、余ったからといって買ってもらう
にも、その決定権は電力会社にあるのです。

 このため、新規参入業者のビジネスは、大規模な
工場など極めて限定的な地域にとどまっているの
です。

 ★ エネルギーを勝ち取るために 

 この状態を打開するために、自然エネルギー推
進市民フォーラム
理事の田中優さんは、今回の
原発事故を契機とした以下のような提案をしていま
す。

 今回の事故で、政府東京電力は、事故の被災
者への賠償金支払いに備えて基金を創設すること
を検討しているようです。

 賠償策の原案として、東電側が今後15年間の期
間利益から1.5兆円
などを負担する他、電力各社
にも原発保基数に応じた負担金を求めるようです。

 賠償は当然のことですが、それに政府の資金、つ
まり国民の税金が投入されるのであれば、その責
任に応じた負担を電力会社に求めるべきです。
 
 今回の事故に関し、東京電力はあくまでも自然災
によるものと主張するでしょうが、過去の津波
高さへの認識が甘かったことは明らかです。

 つまり、今回の事故は防ごうと思えば、その備え
が充分できたはずで、その主要な原因は人災と言
うべきで、全額東京電力が負うべきものです。

 ただし、支払い能力限度を超えているため、政府
の肩代わりは致し方ありません。その代わり、応分
「担保」として「送電線」を差押えるのです。

 もともと電力会社の最大コストは発電所より送電
線で、東京電力の東通原子力発電所は、東京ま
での送電線だけで3兆円
くらいかかるといいます。

 つまり、全送電線の担保価値は相当な額となり、
賠償額の原資には格好の資産なのです。東電に
は返済能力はないでしょうから、事実上国の資産
となります。

 そうした上で、送電線を「一般道路」同様「公共
」とするのです。そうすれば、誰もがタダで好き
なだけ送電線を利用することができます。

 こうして、小規模発電元に送電線をつなげば、小
口の発電者が自由に余剰電力を売電することが
でき、効率的な相互利用が図れるのです。

 田中優さんは、弁護士等とも協力して、電力会社
への要求を計画しているそうです。ひとり一人がこ
の案を支持し、是非とも実現させましょう。

 ところで、相変わらず「他のエネルギーとの共
同利用を図りつつ、原子力の安全な利用を」

言っている管政権が、その筆頭に挙げているの
は「太陽光発電」です。
 
 しかし、この十数年は、かけ声ばかりで、一向
に利用が進んできません。次回
第九十六夜は、
その問題点から入ってゆきます。

( 追伸 )
 
 中曽根君、原子力を葬り去れるの
は君だけだ!

目次のペーシへはこちらから
 
関連記事


 にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ

名古屋市内にてイベント、ワークを開催中 くわしくは-こもれびやま-↓にて 

ブログランキング参加してます。クリックおねがいします

こもれびやま-NEW-  ★ こもれびやま
スピリチュアルな記事は↓のブログに移りました

オリオン出航

こもれびやま-NEW-私のスピリチュアルエクササイズ、お茶会イベントのホームページです。-こもれびやま-はホームページのイベント詳細などを随時掲載しております。よろしかったら、ご覧ください。
着物、キッチンリフォームなどの記事は引き続きこちらで書いております。
line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

line
line

FC2Ad

line
プロフィール
名古屋でスピリチュアルなイベントを行っている-こもれびやま- を主宰してます。瞑想会、ミディアムシップワークなどスピワークをやっています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

☆★☆管理画面★☆★

スピリチュアルなイベントをやっています
興味のある方は↓クリック

こもれびやま

オリオン出航

☆★☆

line
十二か月の着物
手持ちの着物を月ごとに替えて表示してみました。2015年1月
縮縮きものあわせIMG_1116  蕪柄の小紋と、金の傘の柄の帯 冬の野菜-かぶら-は、ほっこりとした暖かさを感じます。帯の地色は新春の華やぎを...
line
カテゴリ
line
最新コメント
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
248位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
52位
アクセスランキングを見る>>
line
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
line
リンク
line
RSS登録er
line
月別アーカイブ
line
ブログ翻訳
powered by 3ET
powered by 電脳PC生活
line
メールフォーム
メールはこちらまで

名前:
メール:
件名:
本文:

line
検索BOX・タグ一覧
サイト内検索

全記事一覧,全タグ一覧へ

line
クマネルおすすめコーナー
line
検索フォーム
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
RSSリンクの表示
line
QRコード
以下のHPもありますが、休止中です。

星読の譜

QR
line
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

line
最新トラックバック
line
カテゴリ別タカラキッチンを使ってみて記事一覧
line
sub_line