2011.02.18
トンデモ話は奥で繋がる(78) 23.2.18
トンデモ話は奥で繋がる 「第七十八夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪アヌンナキが求めたもの ①≫
★ シリウス・ミステリー
太陽を除く、全天で最も明るい恒星ー大犬座のシリウスは我々の
地球から8.6光年(約300兆㎞)の距離にあり、地球との距離で
は7番目に近い星です。
アフリカのサハラ砂漠近辺の高地に住むドゴン族は、そのシリウ
スに関するいくつかの伝承を受け継いでいます。ほとんど雨の降ら
ない土地に、彼らは泥と藁作りの家に住み、文明と隔絶して暮らし
ています。
1950年、フランスの人類学者マルセル・グリオールとゲルメ
ーン・デラタンは、彼らと20年以上生活を共にし、彼等の伝える神
話を『スーダン人のシリウス信仰体系』として出版しました。
その書物の内容に魅了された、東洋学者のロバート・テンプル
は自ら現地に入り込み、その成果を『シリウス・ミステリー』として
1976年に発表しました。
ドゴン族のシリウスの伝承は次のようなものでした。以下『月の謎
と大予言』(小笠原 邦彦 日本文芸社)より抜粋して紹介してみ
ます。なお伝承上、シリウスにはもう一つの恒星Cが存在します。
① 超古代のある時期に、シリウスCを回る衛星から人魚の
ような知性体が地球を訪れ、未開状態の人類にさまざまな
知識を授けて帰っていった。
② シリウスCを廻る衛星はニャン・トロと呼ばれる。ニャン・
トロの住人は人魚のような水陸両生の知性体で、ノンモ人
と称している。
③ 宇宙で最も重要な星は、シリウスAを廻る、肉眼では見
ることのできないシリウスBであり、ポ・トロと呼ばれる。
④ ポ・トロは夜空で最も明るい星、シリウスAの周りを50
年かけて廻っている。
⑤ ポ・トロの軌道は楕円形で、母なる星シリウスAは、その
軌道の焦点の一つに位置している。
⑥ ポ・トロは非常に重い星で、かつ小さい。色は白く、この
地上には存在しないサガラという金属のようなものからな
っている。
サガラは大変重いので、地上の生き物全てが力を合わ
せても持ち上がらない。
⑦ シリウスCはシリウスBの4分の1の重さしかなく、軌道
はずっと大きい。
(小笠原 邦彦『月の謎と大予言』p82《日本文芸社》より転載)
そして、シリウスBについては、彼等の土地にある洞窟に残ってい
る、700年前に描かれた壁画の中にも記されていたのです。
★ 確かめられた事実と偽説のレッテル
天文学者がシリウスAの軌道の揺らぎから、③シリウスBの存在
を確認したのは1862年、さらにそれが白色矮星で、④公転周期
が50.09年であることが確認されたのは1926年でした。
また1914年には光学分析により、その表面温度は1万度以上と
され、かつ⑥地球と同じぐらいの小さい星であるにも関らず、太陽に
匹敵する質量を持っていることがわかったのです。
その半径と質量から割り出された比重は、1c㎥当たり0.4トンと
いう信じがたい重さであることを示していました。名前を「サガラ」と
いうかどうかはともかく、地球上ではあり得ない物質です。
さらにドランヴァロの『フラワー・オブ・ライフ』の中では、当初、
科学者たちが何であるか全くわからなかった、壁画に描かれていた
下記の「小さな絵」の謎解きについて述べています。
(ドランブァロ・メルキゼデク『フラワー・オブ・ライフ』p36《ナチュラル
スピリット(脇坂りん・邦訳)》より転載)
その謎は、コンピューターによる解析技術により、シリウスAと
Bの位置関係の計算により初めて明かされました。その図は1912
年から1990年までの両者の位置とぴったり一致したのです。
(ちなみに「デジタリア」とはテンプルが「シリウスB」に付けた
名前で、もともとドゴン族の間で「ポウ」と呼ばれていた小さな
食用種子の学名です。)
これらの話は、時の宇宙物理学の権威カール・セーガン博士が、
『グリオール博士たちが作り出した話である』としたことから、都
市伝説的なレッテルを張られたままとなっています。
また、この伝承の独自性を証明する最高の証拠となるべくシリウ
スCについてはいまだに発見されておらず、今後の展開を待たねば
なりません。
しかし、科学的権威は常に「闇の勢力」の管理下にあるものと考
えてみれば、この問題が彼らの出自そのものと係わる不都合な
真実である限り、決して公式なお墨付きは得られないのです。
また、カール・セーガン博士自身は後に1966年に出版した『宇
宙の知性体』では、古代シュメール神話に記された知恵の神エア
は異星人だったのではないかと述べているのです。
博士自身、自らが葬り去った話が、実は自身が述べたエアの故
郷にも係わる話だと知ったら、「飛来するのに極めて都合の良
い」距離にあったこの星を見直すことになるかもしれません。
★ 兄弟惑星ニビル
さて、ここからは第七十六夜でお話ししたように、「星」にも「意
識」があるという前提で話を続けます。『プレアデス銀河の夜明
け』では、チャネリングによる「デジタリア」の意識が語られていま
す。
以下、少し長くなりますが、「デジタリア」の意識が伝えたとされ
る内容を抜書きします。まず、バーバラが「これが地球創造の
本当の起源であると考えている」とした部分です。
「 わたしには、ソルグムという聖なる双子の兄弟(星)がい
る。我々(兄弟)は、互いに直角の軌道でシリウスAの周り
を公転している。
(…中略…)
今から40億年余り前、星間塵から太陽系が形成され
ようとしていた頃、わたしは超新星となり、シリウス星系
は大変混沌とした状態だった。
わたしは内的爆発による急激な収縮で高密度の小さ
な天体になり、ソルグムとともにシリウスAの周囲を廻り
始めた。
ある日、疲労困憊していたわたしは、自分の一部が引
き裂かれて地球という惑星になっていることに気付いた。
地球は近くにある恒星の周囲を巡り、きみたちはそれ
を太陽と呼んでいる。
(…中略…)
その後、自分の別の一部がもうひとつの惑星となって
いることがわかった。なんと素晴らしいことか。その惑星
はニビルと呼ばれ、3600年ごとに太陽系に侵入する。
地球と同じようにわたしの爆発から生まれ、太陽に向
かって飛んでいったのだが、ニビルの軌道は地球と違
って3600年ごとに我々のもとに戻ってくる。」
つまり、我々の「地球」とシュメール神話に登場するアヌンナ
キの星「ニビル」については、同じ「シリウスB」から別れ出た
「兄弟惑星」だということです。
ニビルの「超楕円軌道」の起源としては、素人には納得し易
い説明になっていますが、恐らく「正統な科学者」はあれこれと
難癖をつけることだろうと思います。
しかし、地球の起源という点では第六十三夜のシッチンの
説と多少の食い違いがあります。全くの私見ですが、次のよう
に考えてみてはどうでしょう。
つまり「シリウスB」から最初に飛び出した塊は、形成途中に
あった太陽系へ流れ、そこで単独又は複数の惑星となり、その
ひとつが後の「地球」となる「ティアマト」だと考えるのです。
「ニビル」については、後になって「シリウスB」から飛び出し
たため、既に形成されていた惑星の重力の影響をうけ、太陽
系とシリウス星系を巡る軌道に入ったのではないでしょうか。
無論、「正統な科学者」は全く取り合わないでしょうが、小生
の「直感」がそう思うのです。(ついでに第五十八夜でバシ
ャールが「間違っている所もあるが」と言った部分も解決
です。)
さて、次回第七十九夜ではいよいよアヌンナキが登場
してきます。
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪アヌンナキが求めたもの ①≫
★ シリウス・ミステリー
太陽を除く、全天で最も明るい恒星ー大犬座のシリウスは我々の
地球から8.6光年(約300兆㎞)の距離にあり、地球との距離で
は7番目に近い星です。
アフリカのサハラ砂漠近辺の高地に住むドゴン族は、そのシリウ
スに関するいくつかの伝承を受け継いでいます。ほとんど雨の降ら
ない土地に、彼らは泥と藁作りの家に住み、文明と隔絶して暮らし
ています。
1950年、フランスの人類学者マルセル・グリオールとゲルメ
ーン・デラタンは、彼らと20年以上生活を共にし、彼等の伝える神
話を『スーダン人のシリウス信仰体系』として出版しました。
その書物の内容に魅了された、東洋学者のロバート・テンプル
は自ら現地に入り込み、その成果を『シリウス・ミステリー』として
1976年に発表しました。
ドゴン族のシリウスの伝承は次のようなものでした。以下『月の謎
と大予言』(小笠原 邦彦 日本文芸社)より抜粋して紹介してみ
ます。なお伝承上、シリウスにはもう一つの恒星Cが存在します。
① 超古代のある時期に、シリウスCを回る衛星から人魚の
ような知性体が地球を訪れ、未開状態の人類にさまざまな
知識を授けて帰っていった。
② シリウスCを廻る衛星はニャン・トロと呼ばれる。ニャン・
トロの住人は人魚のような水陸両生の知性体で、ノンモ人
と称している。
③ 宇宙で最も重要な星は、シリウスAを廻る、肉眼では見
ることのできないシリウスBであり、ポ・トロと呼ばれる。
④ ポ・トロは夜空で最も明るい星、シリウスAの周りを50
年かけて廻っている。
⑤ ポ・トロの軌道は楕円形で、母なる星シリウスAは、その
軌道の焦点の一つに位置している。
⑥ ポ・トロは非常に重い星で、かつ小さい。色は白く、この
地上には存在しないサガラという金属のようなものからな
っている。
サガラは大変重いので、地上の生き物全てが力を合わ
せても持ち上がらない。
⑦ シリウスCはシリウスBの4分の1の重さしかなく、軌道
はずっと大きい。

(小笠原 邦彦『月の謎と大予言』p82《日本文芸社》より転載)
そして、シリウスBについては、彼等の土地にある洞窟に残ってい
る、700年前に描かれた壁画の中にも記されていたのです。
★ 確かめられた事実と偽説のレッテル
天文学者がシリウスAの軌道の揺らぎから、③シリウスBの存在
を確認したのは1862年、さらにそれが白色矮星で、④公転周期
が50.09年であることが確認されたのは1926年でした。
また1914年には光学分析により、その表面温度は1万度以上と
され、かつ⑥地球と同じぐらいの小さい星であるにも関らず、太陽に
匹敵する質量を持っていることがわかったのです。
その半径と質量から割り出された比重は、1c㎥当たり0.4トンと
いう信じがたい重さであることを示していました。名前を「サガラ」と
いうかどうかはともかく、地球上ではあり得ない物質です。
さらにドランヴァロの『フラワー・オブ・ライフ』の中では、当初、
科学者たちが何であるか全くわからなかった、壁画に描かれていた
下記の「小さな絵」の謎解きについて述べています。

(ドランブァロ・メルキゼデク『フラワー・オブ・ライフ』p36《ナチュラル
スピリット(脇坂りん・邦訳)》より転載)
その謎は、コンピューターによる解析技術により、シリウスAと
Bの位置関係の計算により初めて明かされました。その図は1912
年から1990年までの両者の位置とぴったり一致したのです。
(ちなみに「デジタリア」とはテンプルが「シリウスB」に付けた
名前で、もともとドゴン族の間で「ポウ」と呼ばれていた小さな
食用種子の学名です。)
これらの話は、時の宇宙物理学の権威カール・セーガン博士が、
『グリオール博士たちが作り出した話である』としたことから、都
市伝説的なレッテルを張られたままとなっています。
また、この伝承の独自性を証明する最高の証拠となるべくシリウ
スCについてはいまだに発見されておらず、今後の展開を待たねば
なりません。
しかし、科学的権威は常に「闇の勢力」の管理下にあるものと考
えてみれば、この問題が彼らの出自そのものと係わる不都合な
真実である限り、決して公式なお墨付きは得られないのです。
また、カール・セーガン博士自身は後に1966年に出版した『宇
宙の知性体』では、古代シュメール神話に記された知恵の神エア
は異星人だったのではないかと述べているのです。
博士自身、自らが葬り去った話が、実は自身が述べたエアの故
郷にも係わる話だと知ったら、「飛来するのに極めて都合の良
い」距離にあったこの星を見直すことになるかもしれません。
★ 兄弟惑星ニビル
さて、ここからは第七十六夜でお話ししたように、「星」にも「意
識」があるという前提で話を続けます。『プレアデス銀河の夜明
け』では、チャネリングによる「デジタリア」の意識が語られていま
す。
以下、少し長くなりますが、「デジタリア」の意識が伝えたとされ
る内容を抜書きします。まず、バーバラが「これが地球創造の
本当の起源であると考えている」とした部分です。
「 わたしには、ソルグムという聖なる双子の兄弟(星)がい
る。我々(兄弟)は、互いに直角の軌道でシリウスAの周り
を公転している。
(…中略…)
今から40億年余り前、星間塵から太陽系が形成され
ようとしていた頃、わたしは超新星となり、シリウス星系
は大変混沌とした状態だった。
わたしは内的爆発による急激な収縮で高密度の小さ
な天体になり、ソルグムとともにシリウスAの周囲を廻り
始めた。
ある日、疲労困憊していたわたしは、自分の一部が引
き裂かれて地球という惑星になっていることに気付いた。
地球は近くにある恒星の周囲を巡り、きみたちはそれ
を太陽と呼んでいる。
(…中略…)
その後、自分の別の一部がもうひとつの惑星となって
いることがわかった。なんと素晴らしいことか。その惑星
はニビルと呼ばれ、3600年ごとに太陽系に侵入する。
地球と同じようにわたしの爆発から生まれ、太陽に向
かって飛んでいったのだが、ニビルの軌道は地球と違
って3600年ごとに我々のもとに戻ってくる。」
つまり、我々の「地球」とシュメール神話に登場するアヌンナ
キの星「ニビル」については、同じ「シリウスB」から別れ出た
「兄弟惑星」だということです。
ニビルの「超楕円軌道」の起源としては、素人には納得し易
い説明になっていますが、恐らく「正統な科学者」はあれこれと
難癖をつけることだろうと思います。
しかし、地球の起源という点では第六十三夜のシッチンの
説と多少の食い違いがあります。全くの私見ですが、次のよう
に考えてみてはどうでしょう。
つまり「シリウスB」から最初に飛び出した塊は、形成途中に
あった太陽系へ流れ、そこで単独又は複数の惑星となり、その
ひとつが後の「地球」となる「ティアマト」だと考えるのです。
「ニビル」については、後になって「シリウスB」から飛び出し
たため、既に形成されていた惑星の重力の影響をうけ、太陽
系とシリウス星系を巡る軌道に入ったのではないでしょうか。
無論、「正統な科学者」は全く取り合わないでしょうが、小生
の「直感」がそう思うのです。(ついでに第五十八夜でバシ
ャールが「間違っている所もあるが」と言った部分も解決
です。)
さて、次回第七十九夜ではいよいよアヌンナキが登場
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