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トンデモ話は奥で繋がる(73) 23.1.22

トンデモ話は奥で繋がる 「第七十三夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪プレアデス メッセージ ②≫

 ★ フォトンベルトとは

 初めに、「フォトン・ベルト」についての、小生の現時点での考
を明らかにしておこうと思います。小生は、この件について、大
きく3つの点に分けて考える必要があると思います。

 【1】フォトンベルトが存在するのかどうか
 【2】存在する場合、その確認ができるのかどうか。 
 【3】存在する場合、その影響とは何なのか

 【1】については、存在する・しないのどらちの立場もとっていま
せん
。それ自体が「3次元的」に存在するものなのかどうか
断ができないと思うからです。

 【2】については、現時点の科学力で「3次元的」に明確に確認
することは、恐らくできないのではないかと思っています。

 【3】については、「3次元的」にはほとんど何も起こらない
ではないかと思っています。特にウィキペディアで「共通事項
とされていることについては、明確な根拠はないものと考えます。

 以下、その考え方の拠り所について、順を追って説明してゆこう
と思います。

 『プレアデス銀河の夜明け』では、「フォトン・ベルト」 について
サティアが次のように説明しています。

 (1) フォトンとは電磁的エネルギーの量子(最小の粒子)
  で、質量はゼロ、全く電荷を帯びず寿命は無制限とい
  ってもいい長さです。

  (2) 量子物理学によると、ポジトロニウム電子陽電
  子
1個ずつで構成され、陽電子は電子の反粒子に当た
  るので、やがてふたつは衝突して2個の光の量子、つ
  まりフォトン(光子)になります。

 (3) この衝突は本質的な二元性を光に分解し、また電
  子は活性化(生命)の基本単位なので、陽電子(カル
  マ)の変換
を誘発します。

 (4) 従って太陽系にフォトンの光が増えていくと、あな
  た方のカルマは情報に変換されていきます。

 (5) 人間がカルマを開放すると、反粒子と電子が衝突
  し、光量子ができてフォトン・ベルトが具現化します。

 そもそも、「フォトンベルト」自体を、漠然と「光の帯」と考え てい
る方が大半だと思いますが、そもそも「フォトン(光子)」そのものが、
一般人には難解な性質を持っています。
 
 ★ 謎の物体「光」 

縮IMG_0010  まず(1)で、あっさりと「フォトンは量子である
と説明していますが、「量子」のもつ不可思議性に
ついては、かのアインシュタイン博士も最後まで
納得できずにいた理論なのです。

 以下、『「量子論」を楽しむ本』(佐藤 勝彦 監修
 PHP文庫)
から抜粋して紹介してみます。 

  「量子」というのは一般的な「粒子」とは違って
存在場所」が特定できない分布確率図のようなものです。(もうこの
時点で一般人の理解を超えるものです。 )

 「光が量子」であることの有名な現象として、光の「二重スリット」 の
通過実験があります。光源とスクリーンの間に左右のスリットを持つ
ついたてを設けると、スクリーンに光の干渉縞ができるものです。
 縮スリット

『「量子論」を楽しむ本』(佐藤 勝彦 監修 PHP文庫)p44より転載

 しかし、左右どちらかのスリットを閉じた途端、スクリーンには一本の
光の帯
しか出来なくなります。左右のスリットが同時に空いている時の
み、干渉縞ができるのです。

 この場合、光が単なる「粒子」であれば、個々の光子は必ず左右どち
らかのスリット
を通り、スクリーンにはスリットに見合った二本の光の帯
しか出来ないはずです。

 しかしどんな場合でも、二本のスリットがある場合は、干渉縞ができま
す。これは、光があたかも左右のスリットを同時に通り抜ける「波」
ようなものでない限りおきない現象です。
 
 この場合、量子論の世界では、光の1つの量子は、スリットを通る瞬間
には、左を通るものと右を通るものの2通りが存在し、その直後には1
つに戻っていることになるのです。
縮同時通過
『「量子論」を楽しむ本』(佐藤 勝彦 監修 PHP文庫)p213より転載

 さらに、「電子銃」で電子を一個ずつ、ついたてに向けて撃ちこんでゆく
と、スクリーン上で最初はばらばらに分布していた到着点が、撃ち込む
回数を増すごとにきちんとした干渉縞を作るのです。

 これは、まるで「電子」の一つひとつが、最終的には同じ干渉縞を作るた
めに、予め自分の到着点を決めているかのように振舞っていることを
意味するのです。
縮光子銃 
『「量子論」を楽しむ本』(佐藤 勝彦 監修 PHP文庫)p151より転載

 ところが、一つひとつの電子が左右どちらのスリットを通ったのかを確認し
ようとすると
、観測装置の発する光子のために、本来の電子の波が収縮し
てしまい、決して干渉縞は観測できないのです。
縮観測 
『「量子論」を楽しむ本』(佐藤 勝彦 監修 PHP文庫)p163より転載

 我々の「見る」という行為も、物体に当たって反射した光を、網膜の視細胞
が感知することで成立します。つまりミクロの世界では、我々には「見る前
の実体」を観測できない
のです。

 故に「光が量子」であるという意味は、「我々は本物の光(の振る舞い)
を見ることは出来ず、我々に観測された瞬間、光はその性質を変えて
しまう
」ということなのです。

 この理論に最後まで抵抗を示したアインシュタイン博士は、 「それでは、
月は我々が見ていない時には存在しないということになる
」 という有名
な台詞を残しています。一般人にはよくわかる心情です。

 我々が当たり前のように「見ていると思っている光」は、その本質のうち、
3次元的な「影」のような部分でしかないのです。量子論に従えば、「光」
の正体は、現在の科学では捕えられない「異次元的なもの」なのです。
 
 (2) でフォトンは「電子と陽電子1個ずつで構成されたポジトロニウム
衝突してできる」としています。つまり、フォトン・ベルトとはポジトロニウム
が次々と衝突して、そこから光子が飛びだしてくる一帯
であって、光そ
のものの帯ではない
と思われます。

 その意味で、ウィキペディアの反論⑫

 「そもそもフォトンは光子であり、フォトンの帯が形成されること
  はない。」

 というのは正しいのではないかと思います。ただし、それが発生する一帯
が存在するかどうかについては、「光」が我々の次元を超えた性質を持
っている以上、確認すうるすべがありません。
 
 従ってこの反論については、「我々の知り得る科学の範囲では」という
条件文をつけるべきでしょう。逆に「帯を作る」とも言い切りません
 
 ★ 観測できるものなのか?
  
 さて、巷の「フォトン・ベルトを巡る論争」では、肯定派否定派が真っ
向から対立した状態が続いています。

 肯定論の代表論者は「渡邊延朗」あたりでしょうか。発見者はドイツ人
天文学者ポール・オット・ヘッセ博士とされ、その経緯から効果に至るま
「宇宙の法則研究会」と称するHPで紹介しています。

 一方、否定論者では「松永英明(河上イチロー)」が有名なようです。
彼のHP「絵文禄ことのは」の中で「フォトン・ベルトは天文学的にあり
えない
」という話を詳しく論じています。

 そして、「フォトン・ベルト」のことを書いたブログの多くは、これらを元ネ
タとして、そのまま引用
しているものが大半のようです。

 (小生はどちらの説にも組しないので、あえて紹介はしませんが、
両者の論争を理解する上では役に立つかもしれません。ただし、
者とも大手メディアとの関わりが深く
、経歴にも胡散臭いものを感じ
ます。
 
 この両者のバトルを見ていると「TVタックル」の「UFOバトル」の様
相を呈しており、わざと極論を戦わせて、その中にある「知られたくな
い事実
」を茶化してしまおうという意図を、小生は感じます。)


 さて、『プレアデス銀河の夜明け』ではその存在を肯定しており、196
1年
に、人工衛星を利用した装置によってフォトン・ベルトが発見された
と記載されていますが、どのように確認したのかについては全く説
明されていません。

 その意味で、小生は「発見された」という記載の部分は信頼性が薄い
と 思っています。仮にそれらしい痕跡があったとしても、「フォトン・ベルト」
として確認できるようなものではなかったと思います。

 ところで、ウィキペディアの反論⑰では
 
 NASAが観測したフォトンベルトとする写真は、フォトンベル
  トと無関係の
銀河NGC4650Aのことである。」
  
 とあり、事実そのとおりのようで、実際にこの写真を引用しているもの
も多々あります。

 そもそもNASAの言うことを、鵜呑みにすることの方がかえって危険
です。これまでのNASAの行動からみても、仮に真実だとしても、積極
的に「フォトンベルト」を公開するとは思えません


 その意味では、肯定論⑦

 「NASA等の組織が、フォトンベルトを観測した事実を隠蔽して
  いる。」

 というのも、「何を今さら」という感じです。観測していようがいまいが、
闇の勢力」にとって都合の悪いものであれば、公表するはずがあり
ません


まだまだ長くなりそうなので、続きは次回第七十四夜でお話しし
ます。


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握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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