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トンデモ話は奥で繋がる(50) 22.10.5

トンデモ話は奥で繋がる 「第五十夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪知りすぎた者達への威圧≫

 ★ 公式目撃者第1号への手紙

 1947年ケネス・アーノルドは「コーヒー皿のような形をした未知の
飛行物体」を目撃し、公式UFO目撃者第1号として、一躍世界にその
名を知らしめました。

 最初の目撃以来UFOに魅せられた彼は、そのまま研究家となってし
まうのですが、目撃後間もない1947年の7月、ハロルド・ダールと名
乗る男から一通の手紙を受け取ります。

 彼は強気な態度で、自分はアーノルドより3日前にその物体に遭遇
しており、その件について知りたければ会ってやってもよいと書かれてい
ました。興味を覚えたアーノルドは宿の予約もしないまま、彼の住む街に
行きます。

 あいにく、当日その街のホテルはどこも満室で、途方にくれていたところ、
奇妙なことに、たまたま飛び込んだホテルの一室が、なんとアーノルドの
名前で予約
されていたのです。

 また、ホテルからダールに電話を掛けてみると、ダールは手紙とは打っ
て変わった脅えきった様子で、『この件については深入りしない方が
身のためだ。この話は無かったものとして欲しい』
と泣きついてきたの
です。

 ダールの異常な変りように驚きながらも、強引に会うことを説得し、ため
らう彼からようやく聞き出した話は、まったく奇怪なものでした。

 …その日の夜、ダールは海峡パトロールのため、仲間2人と息子と愛犬
と共に巡視船に乗り組んでいました。すると、ドーナッツ型の6つの飛行物
が船に近づいてきたのです。

 うち、1機が故障したかのようにフラフラと急降下をし、溶岩に似た黒い
を、まるで排便でもするかのようにポトポトと落としたのです。運悪く、息
子は塊に当たって負傷し、愛犬は死んでしまいました。

 ダールは無線で救援を求めますが、何故か通じません。やがて問題の
1機は回復したかのように、他の5機とともに飛び去ってゆきました。本部に
戻り、一部始終を報告しますが、案の定、誰も信じません。

 「こんな話を信ずる者がいるはずも無い」と思っていた所へ、アーノルド
の「空飛ぶ円盤の体験」が新聞に載り、彼ならば信用するのではと思い、
先の手紙を書いたとのことでした。

 しかし事件の翌日、ダールの前に全身黒ずくめの不気味な男が現れ、
昨日の事件について、まるでその場に居て全てを見ていたかのように語り、
呆然とする彼に、

 『お前は、見なくてもよいものを見たのだ。この件については一切他
 言してはならない。誰かに話せば命の保証はない』

 と、口止めされた…というのです。

 ★ …そして皆消えていった

 翌朝、①ダール自ら彼の上司②クリスマンを連れて、アーノルドを訪ね
てきます。聞けば、クリスマンも当初は彼の話を疑っていたが、気になって
現場に行ったところ、ダールと同じ物体を目撃し、事件を確信したとのこ
とでした。

 話が大きくなってゆくのに不安を覚えたアーノルドは、友人のスミス空軍
大尉
に協力を依頼します。駆けつけたスミス大尉とともに、ダールの拾った
例の塊を調べて見ますが、それはどこでにもある金属でした。

 この時点で、ダールの話に怪しさを感じた2人は、面識のあった③ブラウ
ン中尉
にも声をかけます。彼も話に興味を持ち、④デビッドソン大尉ととも
に、アーノルドの紹介でダールに会いにゆきます。

 ダールは身の危険を恐れ、2人に会うなり事件はでっち上げだとの転身
声明を出します。しかし、二人ががっかりして帰ろうとした矢先に、クリスマ
ンが、箱一杯に入った、先に見せた塊ではない、不思議な物質を持ってき
たのです。それを見た二人は目を輝かせ、持ち帰って行きます。

 翌日、ダールにその現場を案内してもらうつもりだったアーノルドに、意外
な知らせが入ってきます。③ブラウン中尉と④デビッドソン大尉の乗った、
輸送用のBー25爆撃機が墜落し、2人が死亡したというものでした。

 奇妙なことに、同乗した他の乗組員は、皆助かっていました。しかもブラ
ウン中尉は、当局の諜報部門に属する歴としたスパイだったこと、さらに、
爆撃機には、その後消息を絶っていた②クリスマンも同乗していたこと
が判明します。

 アーノルドは、①ダールに連絡をとろうとしますが、元の電話番号は全く
別人のものとなっており、その番号は元から自分のものであると主張し
ます。また、ダールの家には人気もなくもぬけのとなっていました。

 結果的に、アーノルドとスミス大尉を除いた関係者の全てが消えてしま
った
ことになります。アーノルドが、UFO現象にかかわろうとした直後の出
来事であるだけに、立ち入るべからずとの威圧的な警告にも感じます。

 一方で、昔の「ドッキリ・カメラ」のように、4人が共同でペテンにかけた
のだ、とも考えられなくもありませんが、それにしては事が大掛かりです。
何よりも、彼を笑いものにする以外、何の効用もないのです。

 あえてその必要があるとするならば、彼がこの先UFO研究家として、何
らかの成果をあげ、人々の関心を集めることを妨害する意図を持つ、
何者かの意図が存在するということになるのではないでしょうか。

 アーノルド自身は、この一連の事件の異様さにオカルティックな恐怖
感じ、以後UFOに対する認識をこう変えてゆきます。

 『UFOは知的意志を持つ、ある種のエネルギーが現象化したもの
 である』

 まさに、第四十八夜ユング博士が出した結論と同じです。そしてそ
れ故、 一般大衆にも、また『UFO実在論者』にも受け入れ難もの
です。これこそが何者かの意図するところなのかも知れません。

 しかし、これを敢えて解明しようという強い信念の持ち主に対する場合に
は、単なる「ペテン劇」では済まなくなってくるのです。
 
 ★ 天文学者の運命を変えた手紙

 1900年、ロスチャイルド・ファミリー配下の大富豪、ジェサップ一族の
一員として、アメリカ・インディアナ州に生まれたモーリス・K・ジェサップ
は、ドレーク、ミシガン両大学に学び、天文学の博士号を得ます。

 一族の支配するビジネスの世界には関心の薄かった彼は、その後も「天
上の世界」に惹かれ、やがてアフリカや中南米の遺跡の持つ、高度な天
文学的知識
が、他の天体から飛来した文明の遺産ではないかと考え始
めます。

 彼は、宇宙考古学のさきがけとして、古代の地球に残された彼らの痕跡
を探ることをフィールド・ワークとし、1955年にはその成果を『ザ・ケース・
フォー・ザ・UFO』
という一冊の本にまとめ出版しました。

 その年の秋、彼は読者のひとりから一通の手紙を受け取ります。差出人
アレンデと名乗り、彼の著作の中の推理の妥当性を述べ、特に反重力
推進
については古代文明人には周知の原理であったと書かれていました。

 内容的には面白い手紙であったものの、彼自身気に留めることなく、やが
て手紙の事も忘れてしまいます。しかし翌年、アレンデから2通目の手紙
が届きます。それは『レインボー・プロジェクト』に関するものでした。

 その内容は極めて奇怪なもの(詳細については後述します。)で、彼の研
究には非常に関連の深いものでしたが、それを語るアレンデの異常を際
立たせるものでした。

 また、それと同時にワシントンの海軍研究部(ONR)にはジェサップ博士
の『ザ・ケース・フォー・ザ・UFO』が送りつけられていました。それを読んだ
将校は、本の内容ではなく、そこにびっしりと書き込まれたコメントの妖し
い魅力
に驚かされます。

 ONRから事の次第を連絡され、その本を目にした著者のジェサップ博士
は、送り主はアレンデに違いないと確信します。そしてそこには、今までの
UFOの解釈とは異なる説明が書かれていたのです。

 ★ …そして狂気として片付けられる

 書き込みは、前夜でお話してきた人間消滅事件についての詳しい説明
に始まり、それに関っている、友好的・非友好的の二種類の異次元エイリ
アン
の実在について語っていました。

 これまで科学一筋でUFO問題に取り組んできたジェサップは、科学より
オカルトに近いこれらの書き込みに半信半疑でした。しかし、何故か海軍
はこの書き込みに並々ならぬ関心を示していたのです。

 こうした軍の反応から、アレンデの手紙にあった『レインボー・プロジェ
クト
』の実験が、事実であるかも知れないと考えた彼は、その可能性を探る
べく、オカルト的な事象に足を踏み入れてゆくのです。

 そしてわずか4年後の1959年4月、ジェサップ博士は、愛車の中で遺体
となって発見されます。死因は排ガス自殺によるガス中毒とされています
が、その死については、いくつかの不審な点がありました。

 遺体については、発見された直後、たまたま?通りがかった医師が、す
ぐに死亡診断書が作成され、検死もされないままさっさと処分されてし
まっています。

 その後、自殺説に疑を持っていた、ジェサップ博士と親しい警官が、何
者かによってエスカレーターから突き飛ばされ、大怪我を負わされる事件が
起こっています。

 そして、何よりジェサップ博士自身が、その半年前、親しい友人であった
サンダーソン博士の前に、やつれきった姿で現れ、『自分の生命が終わ
りに近づいている』
と告げ、UFO現象に関する原稿を託していたのです。

 彼は『自分の身に何か起こった時のために、この原稿を金庫等に保
管して、大切に保管して欲しい』
とサンダーソン博士に手渡しました。それ
衝撃的な内容であり、それを読んだ、サンダーソン博士自身も鳥肌の立
つ感覚に襲われます。

 友人の困惑した様子を見つめながら、ジェサップ博士はこう言い残してい
ます。
 
 『…本来は自然現象に対する、純粋に知的な興味から出発したのに、気が
  ついたらすっかり不気味で気違い地味た非現実の世界に押し流され
  ていた。…

  …仕事の上でも、私的な生活でも起こり続ける「偶然の暗号」の際限の
  無い流れに、心底から恐怖を感じる。…それ以上に思い悩むのは、そう
  した悪化の状態や、関連する事項を口に出すと、"ついに発狂した"とな
  じられそうなことだ。…

  …自分は頭がおかしくなったとは思わない。この馬鹿げた事象は本当に
  起こっていることで、妄想の産物ではなことを固く信じている。この
  本(原稿)を読めば、私が何故そんな結論に達せざるを得なかったかが、
  呑み込めるだろう。

  …もし私が正しければ、これ以上ことが進んだら、きっと何かよくない
  ことが起こる
に違いない、という気がする。

   もし、その通りになって、誰かこの資料を読む者がいたら、私は即座
  にこう言われるだろう。「ああ、やっぱりイカれてしまったな」と。

   一旦そうほのめかされでもしたら最後、無関係の平均的市民は、すぐ
  さま、私の家系には狂気の血が流れているという結論に飛びつくに決ま
  っている。』
    〈『彼らはあまりにも知りすぎた』(三五館)p66-67より引用〉

 彼の死後、その原稿は一般に公表すべきではないと考えたサンダーソン博
士は事件後も秘密裏に保管し続けたとされています。

 次回第五十一夜は、博士を死に追い詰めた『レインボー・プロジェクト』
とは何だったのかについて話を進めて行きます。



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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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