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Tから思い出したー4

Tのつく主人公は他にもあります。これも私がよく読んでいた作家さんです。宮本輝さんです。泥の川、螢川、道頓堀川の川三部作が有名です。学生時代、何度も読み返しました。

泥の川、螢川、道頓堀川、この中の螢川は芥川賞受賞作です。

hontoの解説によると
【芥川賞(78(1977下半期))】父が脳溢血で倒れた。14歳の竜夫は父の旧友に金を借りに行く。そんな竜夫の楽しみは、ほのかに思いを寄せる英子と螢の大群を見に行くことで…。季節が移ろいゆく富山を舞台に描いた表題作のほか、「泥の河」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

春から夏へと移ろいゆく富山の自然を背景に、父親の死や友の事故、淡い初恋を通じて成長していく14歳・竜夫の思春期を鮮やかに描いた芥川賞受賞作。蛍の大群が織りなす妖光の中に竜夫が見たものとは


螢川の主人公は周りの人の死をいくつも身近に見ます。死と生、宮本輝氏の小説では生きること、死ぬこと、生老病死の輪の中で、もがきつつ生きる人たちが泡のように登場します。その泡が小さくも、きらめきながら海の底から静かに浮かび上がり、消えていく。そんなイメージが頭に浮かびます。そんな儚げでも美しい作品が、私は好きでした。

このホタル川の主人公は竜夫、Tです。作家さんも輝で、Tです。

これらのTも欲はあまりなく、苦労は多く、儚げです。威張ったりする感じはありません。現実のTとは全く違います。

そして、番外編で、
銀河鉄道999
主人公は 鉄郎です。鉄郎も苦労人ですね。

今まで出てきた人って てつ、てる...てが付く人多いです。
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握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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縮縮きものあわせIMG_1116  蕪柄の小紋と、金の傘の柄の帯 冬の野菜-かぶら-は、ほっこりとした暖かさを感じます。帯の地色は新春の華やぎを...

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