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トンデモ話は奥で繋がる(39) 22.7.22

トンデモ話は奥で繋がる 「第三十九夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪民の労役を搾取する連邦準備銀行≫

 ★ アルドリッジ法案に反対するアルドリッジ?  

 ジキル島で作成された「報告書」は全国通貨委員会に提出され、中央銀行設立
のための法案(アルドリッジ法案)が議会に提出されます。しかし、国際金融資本
家との癒着の深い同議員の名のついた法案に、まだ健全であった議会は、彼等
の企みを懸念して廃案とします。

 次に彼等は手の混んだ手法をとります。アルドリッジの属する共和党は、ウォ-
ル街との太い絆
をもっていました。そこで、それに対抗する民主党から『ウォー
ル街の勢力をはぎ落とす』
との偽りのキャッチフレーズ付きで、この法案を提出
する機会を狙うことにしたのです。

 そのチャンスが1912年に訪れます。当時のウィリアム・タフト大統領は、前
オドア・ルーズベルト
から後継者として政権を引き継ぎますが、彼は共和党であ
りながら平和外交を主眼とし、アルドリッジ法案にも反対していました。

 その二期目の選挙に際し、前ルーズベルトが彼の政策に反旗を翻し、新党を結
成して出馬します。一方民主党候補者は、ウッドロウ・ウィルソンで、この3者の
大統領選となります。

 うち、ウィルソンは、中央銀行設立を目論むモルガンの子飼のような存在でし
た。さらに彼は、ルーズベルトにも選挙資金の援助をし、打倒タフトに全勢力を注
ぎ込み、この双方に『ウォール街の金融業者告発』のスローガンを叫ばせます。

 結果、共和党の票は2つに割れ、ウィルソンの民主党が勝利します。彼は『共和
党のアルドリッジ法案には断固として反対』
との公約をしていました。その彼は、
内容的には「アルドリッジ法案」のコピーである「連邦準備銀行法(オーウェン・
グラス法)を提出します。

 加えて彼等は、アルドリッジやロックフェラー系列の銀行頭取に、連邦準備銀行
の批難をさせ、その中身があたかもウォール街の金融勢力に不利な法案である
かのように見せかけます。

 このスタンドプレーは、ろくに法案の中身など読まずに、雰囲気で決めてしまう議
員には非常に効果的でした。彼等はさらに念を入れ、クリスマス休暇を取る議員が
多い12月22日に議決投票日を設定します。その結果は、

 ● 下院453名中 賛成 298 反対 60 (欠席 95)
 ● 上院100名中 賛成  43 反対 25 (欠席 32)

 このとき下院議員であった、大西洋単独飛行で名高いリンドバーグの父は、投票
の直後、こう語ったとされます。

 『 この法案によって地球上で最も巨大な怪物業者ができあがる。大統領がこの
  法案にサインした時、金融組織調査によって存在が確認されている、お金に操
  られた目に見えない政府が合法化されてしまうだろう。
   これは変装したアルドリッジ法案だ。この新しい法律は、金融業者がインフ
  レを起こそうと思った時には、いつでもインフレが起こせる

  (5次元文庫『世界恐慌という仕組みを操るロックフェラー』P167より転載)

 こうして1913年に出来上がった連邦準備銀行は、そのトップを大統領が選び、議
会が承認する形式をとっていますが、実際には金融組織のボスが人選し、大統領
はただ、紙に書かれた名前を読み上げるのみです。

 ★ 古き、よき地域紙幣   

 アメリカがまだ植民地であった頃、植民地政府が、植民地だけで通用する地域紙
発行していた時代がありました。金・銀等の裏づけのない紙幣でしたが、この
紙幣が出回り始めて以来、物資の流通は活発になり、経済は活況を呈します。

 このことを当時、イギリスに滞在していた、建国の父ベンジャミン・フランクリンは、
当時のイギリスの通貨制度の弊害を熟知しており、イギリス銀行の役員に胸を張っ
て答えます。

 『 我々は、産業と商業の適切な調和のために、植民地独自の通貨を発行し、生
  産物をスムースに流通させています。これにより物資を買うパワーをコントロー
  ル
でき、誰にも全く利子を払う必要がないのです。』

 これを聞いた役員は、すぐにイギリス国王に独自通貨を禁止するよう求め、17
64年イギリス議会は通貨法案を出し、植民地の独自通貨の禁止と、イギリスの金
貨・銀貨の使用を義務付け
てしまいます。

 その後1年間で、経済は活況から不況へと転落し、植民地は失業者であふれま
す。これが独立戦争の原因の第一となったと、フランクリンは書いています。

 以後、建国者達は、金融資本が政府に貸し付ける形での紙幣の導入を、最も警
戒すべきものとして封印してきたのです。そのシステムが、ついに自由の国アメリカ
に巣うことになったのです。

 モルガンが最初に着手したのは、政府に貸し付けたお金の利子の、確実な徴収
方法でした。そして、政変が起ころうと途絶えない税金で返済させこととしたの
です。

 翌1914年所得税が創設され、アメリカ国民は所得額の半分近くを納税するこ
ととなりました。その額は全税額の半分以上を占め、その全額が連邦銀行への利
子の支払い
に充てられているのです。

 アメリカの負債は、1910年まではほぼ10億ドルで推移していましたが、この制
度の導入で負債は一気に膨れ上がり、1920年には40億ドルとなります。1998
年現在では5兆5000億ドルと、国家予算の3倍にも達しました。

 ★ 国民の税金を吸い尽くす連邦準備銀行

 さて、アメリカ政府が負った負債とは何なのでしょう。そもそも連邦準備銀行の作
り出す通貨には、原材料費(紙と印刷技術)以上の価値など何もなのです。し
かし政府がそれを受け取った瞬間、印刷してある「額面」の借金をしたことにされ
将来その元本の返済の義務が生じます。

 これが、「無利子」であれば、政府から出た紙幣は、額面と等価の財・サービス
の購入
に充てられ、それを受け取った者もまた順次等価交換を繰り返します。

 めぐり巡って最終的にはある国民が、先の政府が買い取ったサービスを購入
するとすれば、紙幣は政府のもとに全て回収され、連邦準備銀行に戻せば紙幣そ
のものは消滅し、見せかけの債務も消滅します。

 つまり、無利子の通貨であれば、発行時点で「無価値」のものであっても、その
額面と同価値の物資が順次流通して、誰も債務超過になることなく、経済活動
が営まれるわけです。この一例が先の植民地の地域貨幣です。

 しかし、連邦準備銀行の発行する債券は「利子付き」です。あくまでも等価での
交換しか出来
ないとなると、その返済のためには、受け取った額面以外の貨幣
を、どこからか持ってこなくてはなりません。

 すると、誰かから等価以上の財・サービスを搾取または詐取するのでなければ、
別の循環の中から借金するしかありません。後者の方法を取れば、永遠に借金が
積みあがる
こととなり、未来永劫、その返済のために税金が充てられるわけです。

 ここで、連邦準備銀行が政府機関であれば、自らわざわざ「利子付き」にする必
など起こりません。しかし、それは民間の株式会社なのです。返済に充てられた
税金を、何処の誰かも明かされない、一握りの株主が配当金として吸い上げる
これが中央銀行の真の姿なのです。

 ★ 財政再建の消費税は何処に消えるのか 

 残念ながら、日本の日銀も「認可法人」です。連邦準備銀行と違って、55%は公
的資本ですが、残りは民間資本であり、うち40%弱が正体の知れない個人資本
で、その配当金を得ているのです。
  
 現在、政府の財源健全化が叫ばれ、そのために消費税の引き上を公然と容
認する論調となっています。しかし、政府の借金である国債は、日銀の株主に対す
る、無から生み出された債務
であり、消費税の増税分もそれに消えてゆきます

 また、日本はこれほどの債務超過を抱えながら、米国の国債を買い続け、2009
年の8月現在で7310億ドル(1$=90円として65.8兆円)という、日本の予算の
約7割もの累積残高
があります。

 これらもまた、何の価値も持たない「紙切れ」に対する負債であり、アメリカ国民
からの税金の搾り取りに加担する
だけのものです。

 このムダを排除し、全ての国が無利子の「政府通貨」を発行し、その流通量さえ
上手くコントロールすれば、本来、財政赤字など発生しないのです。無論、消費税
の増額など不必要です。

 しかし、これは国債金融資本家にとって、その存在そのものを揺るがすことにな
り、彼等はあらゆる手段でそれを阻止します。リンカーン、ケネディーの二の舞に
なりたくない政権者は、決してそれを口にすることがないのが現状なのです。

 さて、次回第四十夜は世界を操るもう一つの魔物・石油へと話を移します。


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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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