トンデモ話は奥で繋がる(37) 22.7.8

トンデモ話は奥で繋がる 「第三十七夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪二つの大戦は何だったのか≫

 ★ 戦局の転機は石油から  

 ソ連を除き、ヨーロッパ全土をほぼ掌握したドイツは、1940年8月には、
メッサーシュミットでのイギリス本土の空爆を開始し、イギリスも降伏寸前
まで追い込まれます。

 チャーチルに勝機があるとすれば、主戦場を北アフリカへ移し、植民地の
物資をバックにして戦うしかありませんでした。しかし、ヒットラーは先手を打
って、その流通経路であるスエズ運河の攻略にかかります。

 スエズ運河は、1882年、フランスとエジプトの共同所有であった運河運
行会社の株のうち、対外債務を抱えるエジプト分をイギリスが買い取ること
で、実質的にイギリスの支配下におかれましたが、その時の資金を融資
したのがロスチャイルド銀行でした。

縮第三帝国 1941年4月ロンメル将軍率いるドイツ軍は、エジ
プト国境のイギリス軍を相手に大勝利を収め、この時点
ドイツ第3帝国の勢いは頂点に達します。

 しかし翌5月、ヒットラーが申し入れたロシア油田の共
同開発
に対し、スターリンは拒否します。当時の石油は
世界的に不足しており、ソ連は輸出どころか国内の石油
も不足する状況だったのです。
《クリック、虫眼鏡+で拡大表示されます。》

(集英社文庫『赤い楯』第Ⅱ巻 P675より転載)

 翌6月には、ドイツは不可侵条約を破ってソ連に侵攻(バルバロッサ作戦
します。この奇襲そのものは成功しますが、戦局が長引くに連れソ連軍の反
撃が強まり、軍勢は次第に弱まっていきます。

 ★ ウェルカム・トゥ・ザ・パール・ハーバー

 一方、アメリカ国内では、第三十二夜でお話ししたように、石油の世界的
利権
を巡っての、ロックフェラーとロスチャイルドの間の熾烈な争いから、
ロックフェラーのスタンダード石油ばかりでなく、GEウェスティングハウス
IBMゼネラル・モーターズなどの大企業がドイツと結ついていました。

 反面民衆は、ナチスのファシズムに対し激しい怒を感じており、大企業と
大衆感情が二分するという状態にありました。

 そんな状況の中、ルーズヴェルト大統領は、暗号解読班から真珠湾攻撃
の危機を、奇襲日の前日に知らされます。この情報を黙殺することで、アメリ
カの世論を統一し、参戦の口実を得られる…かくして、1941年の12月8日、
何の妨害も受けず日本の奇襲作戦が行われました。

 アメリカの参戦によって、この戦争の趨勢は決まりました。アメリカで、ロス
チャイルド一族の先陣を切って動き始めたのはジェームズ・ワーバーグでし
た。

 彼の叔父マックスは、ドイツのロスチャイルドの最後の牙城であったワー
バーグ銀行の当主
でしたが、アメリカを訪れてたまま帰国不能となっている
間に、ナチスにより閉鎖に追い込まれていました。

 しかし、アメリカには彼等が育てたクーンレーブ商会がありました。ここが
中心となって、全世界の彼等の資金源、セリグマン商会、ラザール・フレー
ル、ゴールドマン・ザックス、ハンブローグ銀行、レーマン・ブラザーズ、
サロモン・ブラザーズ、香港上海銀行、ドレフェス協会、モルガン・グレン
フェル、マーカス・サミュエル商会
…が打倒ナチスのための資金を糾合しま
す。

 全米の軍需産業も満を持して生産を開始します。ロッキード社はイギリス
から爆撃機ハドソンの大量注文を受け、アメリカ陸軍からもB34、B37の発
注を受けます。

 最も急成長したのはボーイングで、ヨーロッパには大型爆撃機B17を13,
000機、太平洋戦線にはB29を4,000機送り込みます。それらの金塊の
生産地である、ロスチャイルド一族のグッゲン・ハイム鉱山はフル稼働の生
産体制を組みます。

 アメリカの新聞は一斉に世論を掻き立てます。そのニューヨーク・タイムズ
ワシントン・ポストアメリカン・ポストも全てロスチャイルド家の発行機関で
した。

 そして、もう一つの戦禍、アインシュタイン書簡によって始まったマンハッタン
計画
の監督を務めたのは、赤い楯の一族のチャールズ・ロスリン・ハンブロー
でした。

 必要なウランの調達はアフリカのベルギー領コンゴ、カナダのグレートベア
鉱山
、アメリカ・コロラド州のカルノー鉱山と全てロスチャイルドの支配下にあ
りました。

 計画の本拠地で作戦リーダーとされたのがベルトラン・ゴールドシュミット
で、彼は後に国際原子力機関IAEAのトップとなる男ですが、その妻はナオ
ミ・ロスチャイルド
。彼女の再従兄はイギリス情報機関の諜報部員ヴィクタ
ー・ロスチャイルド
です。

 こうして、ロスチャイルド一族の持てる財力と情報力を結集した反撃の副産物
として、原子力という、今後の彼等一族の支配権の基盤となる新たな産業が、
生み出されたのです。

 ★ 表面上の財閥は消えたものの…

 この戦争の最後の段階で、ドイツ、オーストリアのロスチャイルド家はほぼ壊
滅してしまいました。第二十八夜でお話したとおり、戦後日本の財閥の解体を
進めたのGHQは、「ロスチャイルド財閥は消滅した」と語り、少なくとも公式
の場にその名が上がることはありませんでした。

 イギリスでは、ロスチャイルドの家系に風穴を開けた「モズレー卿」の出現で、
一族内でいつ離反者が現れるかわからない状況でした。しかし、ロスチャイルド
代理人チャーチルが、彼等の利権に忠実な国家運営を展開してゆきます。

 またフランスでは、鉄道王としてヨーロッパを支配した初代当主ジェームズ・
ロスチャイルドの子孫達が、投資銀行ラザール・フレールを核とした大企業群
シトロエン、ミシュラン、ルノー、ジレ、プジョー等を系列に置く、「フランス
の二百家族
」を構成していました。

 彼等は、表面上は「ロスチャイルド家」の痕跡を消しながら、フランス一国の
産業そのも
となり、新たに得た「原子力産業」を全世界に拡散する勢力と
なり、第二十八夜以降の話へと繋がってゆきます。

 (詳細については広瀬氏の「赤い楯」の「第三章 芸術の都バリの地下
道」 【第Ⅱ・Ⅲ巻】をお読みください。)

 ★ 対抗勢力が目指すべきだったもの

 以上、第二次大戦までの経緯をみてゆくと、全てはロスチャイルド一族の作り
上げた、宗教とモラルを超えた「閨閥」の思惑に基づいて、世界が動いてい
たことがわかります。

 彼等は戦争のための産業を自らの手で育て、その火種となる圧力を新興勢
力にかけ、戦闘の初期においては兵器産業の利権を充分に得て、最終的には
敵対勢力を叩き潰して多くの賠償を請求する、その繰り返しです。

 それは、「ユダヤ陰謀論」などという偏狭な物語ではなく、自らが置かれた
境を逆手
にとり、軍事力を欲した王室や、彼等の前に存在していた「キリスト教
徒の財閥」と宗教を超えた姻戚関係を結ぶことで、彼等の唯一の拠り所
ある資産を蓄積していった歴史です。

 資本主義の原則からすれば、富の蓄積そのものは悪ではありません。しかし、
その手段として、富を持たない者達の人生を省みない行動を企てることは許
されるべきではありません。

 資本主義が健全であるためには、その資本を投資する者達が、常に社会に
役立つ資本財を提供する姿勢を持たなければなりません。殺戮兵器生産への
投資や、投機目的だけの資本家は、その資格がな
と言えます。

 そうした横暴な支配者や資本家を姿勢を倒すことこそ、ファシズムの原義でし
た。彼等が資産の集中による権力をただし貨幣の発行と供給量の管理を国
の固有の権利として取り戻し、それに反する権力を国外へ追放することのみに
専念したならば、ロスチャイルドを軸とした閨閥に対抗する勢力になり得たかも知
れません。

 しかし、現実のナチズムは、本質的には、ロスチャイルド一族が脈々と受け継い
できた、軍事力をバックとした植民地主義を後追したに過ぎませんでした。
同じ方法をとったのでは、老獪な先駆者にはかないません。

 もっとも、ヒットラー自身も、彼等の手先であったという説もあり、広瀬氏自
身も、その初期において、ロスチャイルド一族の中に、ナチスを支援したものがい
た可能性を示唆しています。
 
 もし、それが真実ならば、第二次世界大戦自体が彼等の"ゲーム"だったので
しょうか。一般庶民は、「歩兵」にも満たない名もない駒として動かされていたので
はないでしょうか。

 彼等に敵対するように見せかけたエージェントを作り出し、それに賛同する
者達の心を掴んだ上で、そのエージェントを使って、彼等の思うままの方向に
誘導してゆく…というのは、現代でも使われる彼等の常套手段です。
 
 今あなたが信じている、一見彼らとは繋がりのなさそうな人達も、必ずしも例外
ではありません。彼等の罠に陥らないためには、その人物の"言動そのもの"
を評価し、決して"この人の言う事だから正しい"という判断をしない
ことです。
 たとえ今まで信頼してきた論者であっても、"ちょっと疑問"な言動があれば
距離をおく勇気が必要です。

 さて、第二次大戦が、彼等の計画であったにせよ、ヨーロッパに与えた戦禍
は甚大でした。その状況の中、経済の中心はほぼ無傷の連合国「アメリカ」に
移って行きました。しかし、そこには彼等の最新鋭の経済支配システムが展開
されてゆきます。次回
第三十八夜は、その成立過程から入ってゆく予定です。

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