トンデモ話は奥で繋がる(36) 22.7.1

トンデモ話は奥で繋がる 「第三十六夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪反撃の駒二つ≫

 ★ 破格の釈放劇 

 さて、ロスチャイルド家のウィーン当主のルイスを捕縛したヒットラ
ーですが、取り調べる程に彼が余りにも巨大な資産家であることを
思い知らされます。

 1ヵ月後、ホテルの一室に身柄を移された彼は、ゲーリングの使い
から丁重な申し入れを受けます。1843年からウィーン当家がチェコ
スロバキアに所有するヴィトコヴィッツ製鉄所の提供と引き換えに、
釈放するという提案でした。

 当製鉄所は中央ヨーロッパ最大の鉄と石炭の産地であり、そこ
を彼等に手渡すことは、自らの一族にとって一層危険な戦況を作り出
すことになります。囚われの身ではあるものの、彼は拒否します。

 実は、この危険性を予期していた彼等一族は、前年に、製鉄所の株
を中立国スイス等の名義に変え、最終的にそれを、かつてネイサン・
ロスチャイルドが設立したアライアンス保険に買い取らせていました。

 このため、国際法上はナチスが接収することはできず、逆にロスチ
ャイルド側は、ルイスの釈放の条件付きでに300万ドルでナチスに
売却するという取引きを提示します。

 翌1939年、ドイツはチェコに侵攻し、ヴィトコヴィッツ製鉄所を占領
しますが、国際法の前には手を出せず、2ヶ月の交渉の末、ナチスは
290万ドルでの提案を呑んで彼を釈放します。

 ゲシュタポに捕らえられながら、身代金の支払い提案を拒否し、自ら
はホテルの一室に滞在して、最終的にはナチスに売却契約金を払わ
せて釈放されたユダヤ人
は他にいないでしょう。

 ★ 開戦初期のドイツ同胞国ソ連
 
 1939年9月1日、ドイツがポーランドに侵攻し、ロスチャイルド本家
がただ2箇所だけ存続している、イギリスとフランスナチスに宣戦布
することで、第二次世界大戦が始まります。

 しかし、世界がそれ以上に衝撃を受けたのは、その9日前の23日、ド
イツのヒットラー自らが執拗に攻撃対象としていた「共産主義者」 ロシア
との間に不可侵条約を結んだことでした。

 さらに翌年2月には独ソ通商協定を結び、ソ連から石油・貴金属・
穀物の提供
を受け始めます。ソ連は大戦の陰でポーランド、フィンラ
ンド、バルト3国次々と占領・併合
してゆきます。

 こうして、大戦の初期においては、共産主義はヒットラーを援助し、
罪のないユダヤ人の大量殺戮に手を貸したのです。

 そして、ソ連からドイツへの石油を供給したのは、ほかならぬロス
チャイルド=ノーベル財団
がバクー油田から生み出した会社シェル
だったのです。

 現在もイギリスの、ロスチャイルドの会社であるシェルが、自殺行為
的な販売をした背景には、支配者であるヘンリー・デターディング
にありました。

 バクー油田がソ連によって国有化される中、資本家として共産主義
と戦っていた彼は、二度目の妻としてナチス党員のシャルロッテ・ク
ナークと結婚
し、ドイツに定住してヒットラーの組織に資金援助をし
たのです。

 デターディングは、開戦の7ヶ月前にこの世を去っていましたが、そ
の後もしばらくはこの冷酷なビジネスが続けられました。

 ★ フランス・イギリスの奇妙な休戦

 ドイツ軍は心強い支援体制の中、破竹の勢いで侵攻し、オランダ、べ
ルギー、ルクセンブルクを占領
し、イギリス海峡に到達すると、
ムッソリーニのイタリアとともにフランスを挟撃します。

 フランス首相はボルドーに逃亡し、1940年6月、ドイツ軍はパリへの
無血入城
を果たします。それに対し、レイノー首相は植民地である北
アフリカからの反撃を主張しました。

 しかし、ナチスとの休戦協定を主張するペタン副首相は、首相を追放
して自ら政権を握ると、山岳地のヴィシーに政府を移し、ユダヤ人迫害
の法律
を制定、10万人近いユダヤ人を強制収容所に送り込むという行
為に出ます。

 一方、イギリスのチェンバレン首相は、開戦から8ヶ月もの間、奇妙な
宥和政策」をとったままでした。彼の正式名はアーサー・ ネヴィル・チェ
ンバレン。ここから広瀬氏の探索が始まります。

 実は彼の親の世代に「東インド会社」の軍隊を指揮したネヴィル・チェ
ンバレン
という軍人がおり、その甥ヒューストン・チェンバレンは 有名
反ユダヤ主義者でした。

 代々植民大臣を務めてきたチェンバレン一族は、クェーカー教徒
通っており、ヒットラーとの宥和政策を利用してロスチャイルドのユダヤ
人勢力を叩き潰そうとした
のです。

 ロスチャイルドの反撃は、ドイツに対抗できる唯一の連合国イギリスの
姿勢を変えることから始まりました。それが、根っからの戦争屋チャー
チルの投入
でした。

 ★ ロスチャイルド家に惚れこんだ男

縮チャーチル  チャーチル首相は、モルバラ公爵家の5代
目の初代チャーチル男爵から数えて4代目に当
たります。
 ちなみに、モルバラ公爵家の4代目から始まる
スペンサー伯爵の9代目には、かのダイアナ妃
ダイアナ・スペンサーという名家です。
 《クリック、虫眼鏡+で拡大表示されます。》
(集英社文庫『赤い楯』第Ⅱ巻 P462-463より転載)
 従兄のチャールズ・チャーチルは、鉄道王ヴァンダービルトの娘
コンスエロと結婚しており、従妹リリアン・チャーチルグレンフェル家
婚姻関係にあるという貴族ファミリーでした。

 開戦直前、チャーチルは、ジュネーブにあるフランス家四代目のモ-リス・
ロスチャイルド
の館に招かれます。彼はパリ陥落時、ペタン副首相に反対票
を投じ、終身刑を宣告されフランス国籍を剥奪されるという、果敢なロスチャ
イルドの男でした。

 その後彼は、ジユネーブの館で、ヒットラーに対抗し得る人材を物色し、
ペタに追われたレイノー首相やチャーチルを招いて、早くから対策を練ってい
たでした。 

 チャーチル自身は、若い時分から「赤い楯」一族に惚れこみ、ボーア戦争
参戦する直前のわずか11歳で、当時のイギリスの当主ヴィクター・ロスチャ
イルド
邸のパーティーに招かれています。

 彼は、その母への手紙にこうしたためています。

 『ロスチャイルド卿は素晴らしい感覚の持ち主で、誠に博識です。
  このように賢い人に会って話を出来るということは、実に貴重
  な体験です。』

 チャーチルは、戦後もロスチャイルド家の忠実な代理人として働き、第二
十八夜
でお話した、1951年のカナダの「チャーチル滝」 の水力発電所建設
は、ロスチャイルド家が原子力帝国を築く出発点となったのです。

 ★ ドゴールの本音放送

 1940年5月、イギリスの首相がチェンバレンからチャーチルに交代し、真
の世界大戦が始まります。そして、彼がフランスのパートナーとして引き抜いた
のが、当時陸軍次官であったドゴールでした。 
縮ドゴール  シャルル・ドゴールの弟ピエール・ドゴールは、開
戦前からパリ・ユニオン銀行の重役でしたが、この
銀行は第三十二夜に出てきたフランスの兵器会社
シュネーデル
の子会社です。
 ドゴールもまた、「兵力の差が戦局を制する」という
戦術思想をもつ軍人でした。
《クリック、虫眼鏡+で拡大表示されます。》
(集英社文庫『赤い楯』第Ⅱ巻 P656-657より転載) 

  第一次大戦ではペタン元帥に仕えたこの男に、チャーチルは反旗を翻すこと
を説得します。

 かくして誕生したドゴール将軍は、裏切り者ペタン元帥の内閣が誕生した2日
後、ロンドンに現れたドゴールはBBC放送を通じてフランス国民にこう訴えか
けます。

 『 長い間フランス国家の軍隊を指揮してきた将官たちが政府を
  作ったが、彼等は敵と接触している。
   我々が敗れたのは、ドイツの戦車と飛行機と戦術のためであ
  った。
   しかし万事が終わったのではない!私を信じていただきたい。
   ドイツの持っている手段を我々も持っており、それで打ち負
  かすことが可能である。
   フランスは孤立していない。フランスの背後には、広大な植
  民地があるのだ

   イギリスと手を組み、アメリカの巨大な産業を無制限に利用
  できるのだ。

   この戦争は世界戦争であり、機械力によって勝利を手にする
  ことができる。
   私はフランスの将校と兵士諸君に呼びかける。軍需産業の技
  術者と労働者諸君に呼びかける。
   私と連絡を取り合ってくれ給え。
   何があろうと、フランスのレジスタンスの炎が消えてはなら
  ない。消えるはずもないのだ。』

 …広大な植民地をバックに、戦車、飛行機を量産し、この世界戦
争に勝利する…まさに彼等の過去の歴史は無反省のまま、軍事力で
ねじ伏せ
ことをあからさまにした言葉です。それはそのまま、この背後
にいるロスチャイルド一族の言葉そのもにも聞こえます。
 
 こうして、反撃の先導役は決まりました。しかし、ドイツの勢い
はまだ衰えぬまま
第三十七夜へと続きます。

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