2010.06.15
お金と人間
ローマ時代と現代は似ているということはよく言われています。享楽にふけって、贅沢を楽しんだり、人間生活を謳歌していた人もいたと思います。
しかし、このあいだ書きましたが、ローマ時代は-何でも金でかたがつく-そんな時代だったと講座で聞きました。値段のつけられないものも値段をつけた...金で割り切る...そんな発想が意外とその当時の人間の思考にフィットしていたのでしょう。ローマ時代は結構栄えました。
この頃は、-金-とは?と、考えることしばしばです。
ものにつける値段とは?妥当かそうでないか?はたまた、-金-と交換できる価値があるのだろうか?
私たちは、この-金でかたがつくシステム-に生まれたときから慣れております。
小さいときからなじんでいるけど、なんかおかしい...
そうおもうことはないでしょうか。
小さいころ、私は疑問に思っていました。そのころは経済成長期で、世の大人たちは脇目もふらず働いてました。夜も、朝早くも...働くことはすばらしい。美徳だ。
「私はなまけものです。」なんて言ったら、袋叩きにあいそうな時代でした。今こそ、かの水木しげる大先生が-なまけものになろう-なんて書いたグッズを販売してますが、当時はそんなことは考えられない時代でした。
なんか、おかしい。
ちいさい私は、思っていました。
こんなに働かなくては暮らしていけないとは、変だ。なぜもっと楽チンに暮らしていけないのだろう。
私としては、半日働いて楽に暮らせないのは変だと思ったのです。しかし、そんなことを考えるほうがどこかいかれている...たわけだ。といわれるのが関の山でした。
きままでなまけものといえば、猫です。猫はいい。猫はいいなぁ、学校もないし、漢字テストもない...そんなことを思うだけで、口にはだしませんでしたが、親には心の中を読まれていました。
「怠けてないで勉強しろ」よく言われたものです。
目一杯働いて当たり前...そんな考えは昔でなくても今でも当たり前でしょう。今は、目一杯働いても暮らしていけない人も多いのです。
なんかおかしい...としをとってもますますその疑問はつのります。
この世の貨幣経済のしくみでは、働く庶民は、その働き分のほんの少ししか、収入として入ってこないのではないでしょうか。銀行や、経済を牛耳る連中がうまく、一般大衆の労働から生じる金を吸いとっているのではないでしょうか。
われわれは、つい、自由な人間だ。中流階級の人間だ。と思って生きていますが、意外とそうではないかもしれませんよ。
一生懸命働いて、やっと生きているだけ...なんていったら、自由人でしょうか?
-奴隷-そんな言葉さえも浮かびます。
この頃はCO2排出権がらみの巨大市場さえ出現しています。CO2と大気汚染、地球温暖化についてはその考えそのものが本当かどうかもわかりません。
ただ、いままでそんなものにお金の価値をあてはめる考えはありませんでした。
地球を守る...その言葉はすばらしい。しかし、なんかうさんくさいのです。まさに、いままでなんの値段もついてないものに値段をつけているのです。そこにまわっていくのもお金です。私たちの労働もお金と化しているのですから、まわりまわって、もともとゼロの値段のものに-金-と姿を変えていっているとしたら...
大きな目で見たら、私たちの実質労働は、だれかの投資金に化し、私たちには戻ってこない...
ただ働き=奴隷と、なっている面があるのではないでしょうか。
私たちには、毎日をおくるだけのほんの少しのお金がはいるだけ...
現在の世界をみるとそんな感じがします。
しかし、このあいだ書きましたが、ローマ時代は-何でも金でかたがつく-そんな時代だったと講座で聞きました。値段のつけられないものも値段をつけた...金で割り切る...そんな発想が意外とその当時の人間の思考にフィットしていたのでしょう。ローマ時代は結構栄えました。
この頃は、-金-とは?と、考えることしばしばです。
ものにつける値段とは?妥当かそうでないか?はたまた、-金-と交換できる価値があるのだろうか?
私たちは、この-金でかたがつくシステム-に生まれたときから慣れております。
小さいときからなじんでいるけど、なんかおかしい...
そうおもうことはないでしょうか。
小さいころ、私は疑問に思っていました。そのころは経済成長期で、世の大人たちは脇目もふらず働いてました。夜も、朝早くも...働くことはすばらしい。美徳だ。
「私はなまけものです。」なんて言ったら、袋叩きにあいそうな時代でした。今こそ、かの水木しげる大先生が-なまけものになろう-なんて書いたグッズを販売してますが、当時はそんなことは考えられない時代でした。
なんか、おかしい。
ちいさい私は、思っていました。
こんなに働かなくては暮らしていけないとは、変だ。なぜもっと楽チンに暮らしていけないのだろう。
私としては、半日働いて楽に暮らせないのは変だと思ったのです。しかし、そんなことを考えるほうがどこかいかれている...たわけだ。といわれるのが関の山でした。
きままでなまけものといえば、猫です。猫はいい。猫はいいなぁ、学校もないし、漢字テストもない...そんなことを思うだけで、口にはだしませんでしたが、親には心の中を読まれていました。
「怠けてないで勉強しろ」よく言われたものです。
目一杯働いて当たり前...そんな考えは昔でなくても今でも当たり前でしょう。今は、目一杯働いても暮らしていけない人も多いのです。
なんかおかしい...としをとってもますますその疑問はつのります。
この世の貨幣経済のしくみでは、働く庶民は、その働き分のほんの少ししか、収入として入ってこないのではないでしょうか。銀行や、経済を牛耳る連中がうまく、一般大衆の労働から生じる金を吸いとっているのではないでしょうか。
われわれは、つい、自由な人間だ。中流階級の人間だ。と思って生きていますが、意外とそうではないかもしれませんよ。
一生懸命働いて、やっと生きているだけ...なんていったら、自由人でしょうか?
-奴隷-そんな言葉さえも浮かびます。
この頃はCO2排出権がらみの巨大市場さえ出現しています。CO2と大気汚染、地球温暖化についてはその考えそのものが本当かどうかもわかりません。
ただ、いままでそんなものにお金の価値をあてはめる考えはありませんでした。
地球を守る...その言葉はすばらしい。しかし、なんかうさんくさいのです。まさに、いままでなんの値段もついてないものに値段をつけているのです。そこにまわっていくのもお金です。私たちの労働もお金と化しているのですから、まわりまわって、もともとゼロの値段のものに-金-と姿を変えていっているとしたら...
大きな目で見たら、私たちの実質労働は、だれかの投資金に化し、私たちには戻ってこない...
ただ働き=奴隷と、なっている面があるのではないでしょうか。
私たちには、毎日をおくるだけのほんの少しのお金がはいるだけ...
現在の世界をみるとそんな感じがします。
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騙されてる!
初めまして、全くそうだと思います!
ユダヤが生み出した金融業と言う錬金術は世界を掌握しましたよね。
考えると腹が立ちます!システムに組み込まれて
奴隷と化し、先進国なんて名ばかり大半はラットレースな人生。
日本は売国奴が支配し、国の借金を理由に(金融のからくり)
金を更に吸い上げ様とする、希望が持てず人が荒んでいくのも当然ですよね。
ユダヤが生み出した金融業と言う錬金術は世界を掌握しましたよね。
考えると腹が立ちます!システムに組み込まれて
奴隷と化し、先進国なんて名ばかり大半はラットレースな人生。
日本は売国奴が支配し、国の借金を理由に(金融のからくり)
金を更に吸い上げ様とする、希望が持てず人が荒んでいくのも当然ですよね。

Re: 騙されてる!
> 奴隷と化し、先進国なんて名ばかり大半はラットレースな人生。
> 日本は売国奴が支配し、国の借金を理由に(金融のからくり)
> 金を更に吸い上げ様とする、希望が持てず人が荒んでいくのも当然ですよね。
すばらしいコメント、ありがとうございます。
ラットレースな人生と、気づく人がどれくらいいるかで、未来も変わりえるとは思いますが、私たち大衆ももう少し、自らの頭で考えるということをしないと、いつまでも、ラットな人生ですね。
> 日本は売国奴が支配し、国の借金を理由に(金融のからくり)
> 金を更に吸い上げ様とする、希望が持てず人が荒んでいくのも当然ですよね。
すばらしいコメント、ありがとうございます。
ラットレースな人生と、気づく人がどれくらいいるかで、未来も変わりえるとは思いますが、私たち大衆ももう少し、自らの頭で考えるということをしないと、いつまでも、ラットな人生ですね。
