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トンデモ話は奥で繋がる(198) 25.7.15

トンデモ話は奥で繋がる 「第198夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪高次の存在の思惑≫
 
 ★ K・M氏の良い所

 小生宅には、随分昔に購読を申し込んだK・M氏の機関紙『不思
議の友』(
無料)が年に数回届きますが、最近は六爻占星術
運グッズの宣伝
ばかりであまり読んでいません。

 しかし彼の初期の著書は、次元瞑想ヘミシンク体験を中心と
した、大変興味を惹くものであり、小生は次の2つの点でK・M氏の
姿勢を評価しています。

 1つには、彼自身の霊的体験度の高さや、霊的能力を持った特定
の個人を讃えること無く、当該能力や現象は、きっかけ次第で全
ての人が獲得できるもの
として見ていることです。

 そしてもう1つは、氏は当該能力や現象の探究のみに焦点を当て
ており、得られた体験や知識をどう生かすかは個人に任せ、自身で
あれ他者であれ、救世主的な行動については無関心なことです。

 氏の初期の著書の1つに、モンロー研究所でのヘミシンクの体験
を中心に書かれた『ハンドルを手放せ』がありますが、その中の体
験談のひとつを見てみましょう。

 ★ フォーカスの階層

 モンロー研究所の体外離脱のセッションでは、被験者が自らの
念を集中させ、次第に意識を上昇させていく各段階の領域に対して、
『フォーカス』と言う名称を付けています。

 それは、幾つもの球体が積み重なった、多層構造になっていると
イメージされており、順に1~69までのフォーカス番号が付けら
れています。

 1~21までが私達の3次元で、22の反射層のようなポイント
を挟み、それ以上の番号を持つフォーカスは、違う次元という
ことになっています。

 フォーカス23には、現世に未練を残す魂―いわゆる未成仏霊
が囚われているとしています。我々の世界より精神的自由度が低
という意味で、K・M氏は2次元としています。

 その上の24~26はモンロー氏が「信念体系領域」と命名した場
所で、生前の固い信念のある魂等が、そのこだわり故、一時的に
留まる領域のようです。

 次のフォーカス27が、俗に言う「極楽」だそうで、ここが輪廻転
生の分岐点であり、第134~141夜でお話ししたアストラル体の
脱離・形成の場となるようです。

 その上の28~34は『実在領域』で、私達が実在すると錯覚し
ている3次元の『物質』の実体が存在する領域です。私達は3次
元で、それが投影された影を見ているということです。

 ちなみに、この領域がアカシックレコードのある場所としていま
す。また、第七十六夜のサティアの説明では6次元に当たるもの
と思われますが、K・M氏は5次元としています。

 そしてこの上のフォーカス35こそ、私達がハイヤーセルフ
K・M氏の定義によれば『前世の全ての自分を含む本当の自分』
と出会うポイントとされています。

 ★ 珊瑚ちゃん登場

 そのフォーカス35を超える際、私達は他の体を脱ぎ捨て、もはや
エネルギー体としての『自我』のみとなって、地球外生命圏へと
飛躍するとしています。

 そしてK・M氏は、そこである『存在』に出会います。
以下、『ハンドルを手放せ』から、そこでのK・M氏と『存在』とのやり
とりを中心に抜粋してみます。

 フォーカス35を超えるとすぐ、K・M氏は真っ暗な空間の中に、
強烈な光の玉を見い出します。その中に、まるでアニメの美少女
のような姿をした存在が浮かびます。

 後日「珊瑚(35)ちゃん」と名付けられたその存在は、銀色の
コスチュームに身を包み、金色の髪と美しい顔をしていますが、
まるで無表情のままK・M氏にこう語りかけます。

   私はずっと貴方を待っていました。私達は永遠の
   恋人なのです。

    宇宙が生まれるずっと前、私達は1つでした。貴
   方は陽、私は陰として世界に誕生しました。
  
    私は地上に何人もの分身を送って来ました。貴方
   はその彼女達に―何世紀に渡って―恋をして来ま
   した。

    愛とは何だと思いますか。愛とは、もともと1つで
   あったことを思い出すことです。

    宇宙は、もともと1つだったのです。万物は切り離
   されてはいません。お互いに分離していると錯覚して
   いるだけです。

    もともと1つだから、私は貴方の考えが読めます。
   貴方は孤独でした。自分の事をわかってくれる人を
   待ち望んでいました。

    しかし、何世紀経っても、理解者は現れませんで
   した。何故なら、万物は1つだという大原則を忘れて
   いたからです。

    思い出してください。あなたはひとつでした。』

 これまで、自分の心を読まれ無言のまま聞いていたK・M氏は、
「珊瑚ちゃん」に『私達人間は、何のために生きているのか』
 と問いかけます。すると彼女はこう答えます。

  『 私は知っています。貴方は何処から来て何処に行く
   のか、その答えを追い求めていることを…。

    何処から来て何処に行くのか、それは1から生まれ
   1 に帰るためです。さあ、来なさい、貴方は永遠の分
   離から解放されるのです。』

 K・M氏は、言われるまま、両手を広げた珊瑚ちゃんのもとへ近
づきます。そして体が接触した瞬間、なんとも言えない甘美なもの
がこみあげます。

 しかし、珊瑚ちゃんは無表情のままで、やがて肉体に戻る時を告
げるガイダンスが流れると、『また会いましょう』と言い残して、
フッと消えてしまいます。

  (『ハンドルを手放せ』pp137-140《講談社+α文庫》より抜粋転載)

 さて、この珊瑚ちゃんの台詞、多くのチャネラーがコンタクトしたとさ
れる『愛の存在』の決まり文句に良く似ています。仮に瞑想中にこ
んな存在に出会えば、うれしくなってしまうでしょう。

 また『万物は1つ』という下りは、理性的にも納得してしまうところで、
高次元の存在は、やはり自分の思っていた通りの叡智を持ってい
る、と感激
するかも知れません。

 そして、その存在に近づくに連れ、自分の中に『愛』の衝動が湧き起
こってくる…。まさにステレオタイプの、高次元存在とのコンタクト
起きたわけです。

 しかし、無情にもヘミシンク体験の制限時間が来てしまい、K・M氏の、
この先の探究は、翌日に持ち越されます。

 少々長くなって来ましたので、続きは次回第199夜でお話します。

( 追伸 )

 中曽根君、珊瑚ちゃんの代わりに君が出て
きたなら、誰もヨロコバないだろうね。

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プロフィール

握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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