トンデモ話は奥で繋がる(196) 25.5.6

トンデモ話は奥で繋がる 「第196夜」 
    -久しぶりに弟子のクッテネルがお送りします。
 今後の更新については、不定期となりそうですので
 あしからずご了承ください。 

≪シュタイナー的世界でなければ…≫
 
 ★ 死後の世界が無いならば

 さて、第194夜・5夜の『闇の存在』の意義については、
ュタイナーの『人智学』
を前提としていますが、それが誤って
いたらどうかという疑問を持つ方もあると思います。

 その通りです。むしろそんな疑問を持つ癖を着けることこそ、
小生の願うところです。何事も100%信じてしまうことは避けな
ければなりません。

 それでは、そんな場合は一体どんな世界が想定できるのか、
2つの例を考えてみましょう。

 まず
『死後の霊的な世界など無く、死と共に全く無になる』
世界であったとすればどうでしょうか。つまり、現世以外には何
も体験しない世界です。

 この場合、個々人の価値観にもよりますが、相対的には『現
世を楽に生きるに限る』
ということになるでしょう。物質的に見
れば、闇の頂点に近い者ほど楽をする世界です。

 しかし、果たして『闇の存在』の世界に平穏はあるでしょうか。
組織の構成員は、仲間を出し抜き、裏切り、たとえトップに居
ようと、常に2、3番手の忠誠を疑わねばなりません。

 さらに、敵味方無く警戒し、緊張し通しの『闇の頂点』の短い
生涯を守り通したとしても、死んで消滅してしまえば、自分の
記憶さえ残らないような完全な『無』に帰する
のみです。
 
 それが羨むような人生でしょうか。むしろ無人島で、気の向く
ままに暮らす生涯の方がマシでしょう。増してや、気の置けな
い仲間と暮らす庶民の生活の方が数倍勝ります。

 ★ 死後も現世を引き継ぐならば 

 次に、
『死後の次の世界があり、現世で積み上げた富や社会的
地位が、形を変えて引き継がれていく』
というシステムであったならばどうでしょうか。

 この場合も、一見『闇の頂点』に近いもの程、次の世界で
も楽をできるように見えます
。ただし、まず、全員が同じ世界
へ逝くのでなければ、前世と同じ関係に立つことはできません。

 仮に、同じ世界に逝くとしましょう。ただし、その世界には、 必
先に逝った者がいます。中には、自分では到底太刀打ち出
来ない、かつての大王のような地位にある者もいます。

 つまり、先に逝った者がいる以上は、自分が生きていた時の
現世と、そっくりそのままの地位や序列を保てるとは限らな
ことになります。

 すると、自分はその下の存在に甘んじなければなりません。
頂点に立つのが究極の望みであった者にとっては、相当の屈
です。或いは、また覇権争いを起こすことになるでしょう。

 『それでも、次の世界で相当のハンディーは持てるでは
ないか』
と思うかも知れません。ところが、こうした覇権争いを
繰り返す者にとっては、もう一つ厄介な問題があります。

 死後直後の『新参者』には、『次の世界』の知識はありませ
。つまり、覇権争いをしようにも、後から来た者は、先に来
た者より圧倒的に不利な立場
からスタートしなければなりま
せん。

 ましてや、『先着者』にとって都合の悪い、或いは彼等が前
世で痛い目に合わされた『新参者』であれば、死後直後は先
手を打つには絶好の機会です。

 仮に、『次の世界』でも『死』があれば、着いた途端に抹殺さ
れる
かも知れません。まさに、自ら罠に飛び込んでゆくネズミの
ようなものです。

 そして、さらにその上に『次の次の世界』があるとすれば、抹
殺された者は、そこで恨みを晴らそうと待ち受ける…権力欲者
にとっては、まさに永遠の地獄の連鎖のような世界です。

 逆に、もはや死は無いとすれば、永遠に序列が積み重なる世
ですが『新参者』はやはり不利でしょう。どうせ死なないのなら、
最初からそんな序列に関心が無い方が余程気楽です。

 ★ またまたこんな本が…  

 どちらにせよ、これら反シュタイナー的な世界は、前世で富や
社会的地位の恩恵を受けている者にとっても、ろくな世界で
は無い
ように思われます。

 むしろ、前世での価値観をそのまま保持しようとする思念
のものが、自らその通りの欲望の世界―すなわち地獄そのもの
―を創り出し、その世界に捕われるのかも知れません。

 逆に、シュタイナーの説く『霊的世界』は、そうした思念が自らの
精神にマイナスに作用することで、それを改めさせる機会を
与えるシステム
といえます。

 果たしてその通りなのかどうかは、肉体を持つ我々には確かめ
ようがありませんが、少なくとも『神の智慧』を感じさせるシステ
であり、そうあるべきだと小生は感じます。
………………………………………………………………………

 さて、当ブログの主たる目的は『霊的世界』の真相についての
様々な説を、出来る限り公平に紹介し、その上で小生なりの解釈
をお示しすることです。

 そのため後半は、現時点では最も深くアプローチしていると思
われるシュタイナーの説を、出来るだけ現世の感覚で捉え直した
説明を加えようと悪戦苦闘して来ました。

 しかし、まさに最終的なまとめに入ったこの時期に、シュタイナ
ー的解釈への入門書としては、最もわかりやすい道案内をし
ている本に出会いました。 

縮ケペル  
   三橋一夫氏が、20年以上も前に書いた『ケペル先生の超科
学入門』
です。たまたま古本屋で105円で手に入れたのですが、
その10倍以上の内容のある良書です。

 氏の主たる肩書きは、音楽評論家となっており、中島みゆきの
音楽論等の著書もありますが、他に古代史や古神道の研究、 
  はたまた怪奇小説等、多彩な文才の持ち主です。

 既に1995年に亡くなっていますが、同書は1990年に書か
れており、タイトル通り主として精神世界に関する、幾多の超
科学の解釈
について書かれています。

 本書は、案内役としての『ケペル先生』が、5時限に渡って講
義をする形で、臨死状態で地獄の世界を見た人の話を1時
限目とし、以後くだけた調子での講義が続いてゆきます。

 しかし、内容的には非常に濃く、古代エジプトの死者の書
の話から、スウェーデンポルグの霊界日記エドガーケイ
シーのリーディング
と、霊的世界の探究が順に繰り広げられ
ます。

 そして、輪廻転生とカルマの法則に至って、人間の4つの
指導霊アカシャ年代記から読み取られたアトランティ
ス人
の見霊能力等々、シュタイナーの人智学的な説明へと進
みます。

 全編に渡って、我々の通常の生活感覚に置き換えた、平易
なたとえ話と、素朴な疑問への回答
がちりばめられ、とても
読みやすく、コンパクトにまとまっています。

 まさに、小生が目指していた内容の書物を、20年以上も前に、
小生なんかより数段わかりやすい形で、眼前にすんなりと
提示された感があります。

 しかし、これ程優れた入門書でありながら、ネット上でその書
評をしている人はほとんど無いようです。まさに秘本的な一冊
で、今回も、シンクロニシティ的出会い感を禁じ得ません。

 恐らく一般の書店では手に入らないでしょうが、ネット上では
古本等が少数出回っているようですので、小生のつたない解
説では、いまいち理解できなかった方は、是非ご一読くだ
さい。


 次回第197夜は、いつになるか未定ですが、よろしかっ
たらまたおつきあいください。

( 追伸 )

 中曽根君、君への賛辞が毎週できなく
なって残念だよ。

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るんるうん

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