2013.03.09
トンデモ話は奥で繋がる(194) 25.3.9
トンデモ話は奥で繋がる 「第194夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪陰謀論の価値≫
★ 醍醐味は首謀者探し
『陰謀論』の世界では、現世の闇の世界を牛耳る存在達につい
て、百花繚乱の説が入り乱れ、ある重要人物が正にも悪にも解釈
されており、なかなか一枚岩にはなりません。
当ブログでも、第二十八夜以降、そのほんの一部について、日
本人、欧米人から宇宙人、霊的存在に至るまで、いろいろと紹介
して来ました。
ところで、陰謀論者が最大のエネルギーを注ぎ込むのは、闇の
中枢を司り支配する中心人物を絞り込むこと、及び彼(女)(等)こ
そが絶対的な悪だと断定することです。
小生には、その議論に決着を着ける力量はありませんが、ここ
では少し別の観点―私達が現世に生きる目的から『陰謀論』を
見てみようと思います。
★ 肉体あっての陰謀者
初めに、『陰謀論』の対象を『地球人』に限って見てみましょう。
『いや、そんなレベルの話では済まない』とおっしゃる貴兄もみえ
ると思いますが、しばらくご辛抱ください。
日本国内では、金権政治の末裔である尾沢氏こそ悪の権化だ
とする説と、『日本を取り戻す』等と本音?を掲げる彼らこそ癇民
族の売国者だという説を軸に対立しています。
さらにそれを後押しする勢力として、原子力利権のロフチャイ
ルドと、石油利権のロップフェラーの攻防があるという説もあれ
ば、いや裏ではお互いに協力しているとの説もあります。
そのいずれが真実?にせよ、どちらか一方が、或いは双方
が悪なのであって、一般人、とりわけ日本の庶民がそのスケー
プゴートにされているという図式です。
彼等闇の勢力の候補者達にとって、現世の目的は、概ね、
『享受できるあらゆるものをマネー化し、それが自らに集中
するシステムを通じて人類の頂点に立つ』ことでしょう。
しかしながら、それらは全て現世の物質文明と、肉体が受容
できる『五感』を前提とし、『死』への恐怖を煽り立てて私達を
従わせることで得られるものです。
彼等も、人間である以上は、いつかは現世での『死』がやって
来ます。従って彼等の一人ひとりがその目的を享受できるのは、
せいぜい百年余りに過ぎません。
無論、その末裔が自らと同じような境遇を享受することで、それ
が永遠に続くと考えることも出来ますが、所詮は本人の霊的な
世界に持ち込むことは出来ないのです。
★ 先に楽有り、後に苦有り
彼等が、自らの死後の世界をどう捉えているのかは分りません
が、その後、一般的に考えられている霊的な世界では、彼等の現
世での物質的・感覚的拘束手段は全く通用しません。
それどころか、霊的世界では、彼等が現世で私達を欺き続けた
手口も、彼等が今現在に思考している内容も全て、他の霊的存在
には筒抜けに感知されてしまうでしょう。
加えて霊的世界では、他の霊的存在を押さえつけたり、抹殺?
してしまうことが出来ないとすれば、彼等は周りの憤怒の情に晒
され続けることになるわけです。
そうでなくても、第136夜で見たとおり、彼等は『肉体』を失った
瞬間から、自らの行為が他の存在に与えた苦痛を、自ら体験
し苦しむことになるとシュタイナーは言います。
このシュタイナーの解釈が真実だとすれば、果たして彼等は、
死後の苦しみを承知の上で、闇の世界の所業を選択してい
るのかどうかが問題になります。
もし彼等が、死後に霊になった時点で、現世での行為を後悔す
るのであれば、魂の進化のシステムを知らないが故に、現世
では本意でないことをしていることになります。
逆に、そのことは承知の上で、生前に自らの人生を、敢えて他
の誰かのカルマの解消のために、闇の担い手となることを選択
して臨んでいるような高尚な魂かも知れません。
つまり、シュタイナーの神智学的解釈で考えれば、『肉体』を持
って現世に生活している者であれば、現世での所業はともかく、
『魂』として闇の首謀者を選択する者など無いわけです。
★ 陰謀論者の本当の仕事
とすれば、『陰謀論者』が血道を挙げて『彼等こそ闇の首謀者
だ』と究明する行為は、霊的なレベルで見ればあまり意味がな
いということになります。
霊的なレベルで見れば、一方は闇の首謀者になることなど望
んでいない魂であり、もう一方は他の霊のために、敢えて自己を
犠牲にしてその役割を担っている魂だからです。
たとえ、特定の個人が現世では真の闇の首謀者であっても、
霊になってしまえば、自分の行為が本意では無かった事を悟る
のですから、その本性は首謀者たり得ないのです。
ましてや、当の首謀者が現世から消えたとしても、闇のシステ
ムが必要とされる限りは、2番手、3番手の闇の継承者が、次
の首謀者になるだけの事です。
しかし、だからといって『陰謀論者』の努力は無意味なことで
はありません。彼等は『闇の世界』の存在と手口を、一般の生
活者に広く知らしめるという重要な役割を担っています。
つまり『本当は無価値どころか害のある物』を現世の宝の
ように見せかける輩を、一丸となって片っ端から糾弾してゆき、
私達の選択の目を開かせることこそ、第一の使命です。
ただし、そうした『陰謀論者』の中にも、一般の生活者を混乱
させる目的を持った、高尚な?魂も混じっており、彼等の言
動には常に注意し、全てを鵜呑みにしない心構えが必要です。
さて次回第195夜は地球外の陰謀者に視点を移します。
( 追伸 )
そうだったのか中曽根君、
君も本当は高尚な魂なのかも知れない。
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪陰謀論の価値≫
★ 醍醐味は首謀者探し
『陰謀論』の世界では、現世の闇の世界を牛耳る存在達につい
て、百花繚乱の説が入り乱れ、ある重要人物が正にも悪にも解釈
されており、なかなか一枚岩にはなりません。
当ブログでも、第二十八夜以降、そのほんの一部について、日
本人、欧米人から宇宙人、霊的存在に至るまで、いろいろと紹介
して来ました。
ところで、陰謀論者が最大のエネルギーを注ぎ込むのは、闇の
中枢を司り支配する中心人物を絞り込むこと、及び彼(女)(等)こ
そが絶対的な悪だと断定することです。
小生には、その議論に決着を着ける力量はありませんが、ここ
では少し別の観点―私達が現世に生きる目的から『陰謀論』を
見てみようと思います。
★ 肉体あっての陰謀者
初めに、『陰謀論』の対象を『地球人』に限って見てみましょう。
『いや、そんなレベルの話では済まない』とおっしゃる貴兄もみえ
ると思いますが、しばらくご辛抱ください。
日本国内では、金権政治の末裔である尾沢氏こそ悪の権化だ
とする説と、『日本を取り戻す』等と本音?を掲げる彼らこそ癇民
族の売国者だという説を軸に対立しています。
さらにそれを後押しする勢力として、原子力利権のロフチャイ
ルドと、石油利権のロップフェラーの攻防があるという説もあれ
ば、いや裏ではお互いに協力しているとの説もあります。
そのいずれが真実?にせよ、どちらか一方が、或いは双方
が悪なのであって、一般人、とりわけ日本の庶民がそのスケー
プゴートにされているという図式です。
彼等闇の勢力の候補者達にとって、現世の目的は、概ね、
『享受できるあらゆるものをマネー化し、それが自らに集中
するシステムを通じて人類の頂点に立つ』ことでしょう。
しかしながら、それらは全て現世の物質文明と、肉体が受容
できる『五感』を前提とし、『死』への恐怖を煽り立てて私達を
従わせることで得られるものです。
彼等も、人間である以上は、いつかは現世での『死』がやって
来ます。従って彼等の一人ひとりがその目的を享受できるのは、
せいぜい百年余りに過ぎません。
無論、その末裔が自らと同じような境遇を享受することで、それ
が永遠に続くと考えることも出来ますが、所詮は本人の霊的な
世界に持ち込むことは出来ないのです。
★ 先に楽有り、後に苦有り
彼等が、自らの死後の世界をどう捉えているのかは分りません
が、その後、一般的に考えられている霊的な世界では、彼等の現
世での物質的・感覚的拘束手段は全く通用しません。
それどころか、霊的世界では、彼等が現世で私達を欺き続けた
手口も、彼等が今現在に思考している内容も全て、他の霊的存在
には筒抜けに感知されてしまうでしょう。
加えて霊的世界では、他の霊的存在を押さえつけたり、抹殺?
してしまうことが出来ないとすれば、彼等は周りの憤怒の情に晒
され続けることになるわけです。
そうでなくても、第136夜で見たとおり、彼等は『肉体』を失った
瞬間から、自らの行為が他の存在に与えた苦痛を、自ら体験
し苦しむことになるとシュタイナーは言います。
このシュタイナーの解釈が真実だとすれば、果たして彼等は、
死後の苦しみを承知の上で、闇の世界の所業を選択してい
るのかどうかが問題になります。
もし彼等が、死後に霊になった時点で、現世での行為を後悔す
るのであれば、魂の進化のシステムを知らないが故に、現世
では本意でないことをしていることになります。
逆に、そのことは承知の上で、生前に自らの人生を、敢えて他
の誰かのカルマの解消のために、闇の担い手となることを選択
して臨んでいるような高尚な魂かも知れません。
つまり、シュタイナーの神智学的解釈で考えれば、『肉体』を持
って現世に生活している者であれば、現世での所業はともかく、
『魂』として闇の首謀者を選択する者など無いわけです。
★ 陰謀論者の本当の仕事
とすれば、『陰謀論者』が血道を挙げて『彼等こそ闇の首謀者
だ』と究明する行為は、霊的なレベルで見ればあまり意味がな
いということになります。
霊的なレベルで見れば、一方は闇の首謀者になることなど望
んでいない魂であり、もう一方は他の霊のために、敢えて自己を
犠牲にしてその役割を担っている魂だからです。
たとえ、特定の個人が現世では真の闇の首謀者であっても、
霊になってしまえば、自分の行為が本意では無かった事を悟る
のですから、その本性は首謀者たり得ないのです。
ましてや、当の首謀者が現世から消えたとしても、闇のシステ
ムが必要とされる限りは、2番手、3番手の闇の継承者が、次
の首謀者になるだけの事です。
しかし、だからといって『陰謀論者』の努力は無意味なことで
はありません。彼等は『闇の世界』の存在と手口を、一般の生
活者に広く知らしめるという重要な役割を担っています。
つまり『本当は無価値どころか害のある物』を現世の宝の
ように見せかける輩を、一丸となって片っ端から糾弾してゆき、
私達の選択の目を開かせることこそ、第一の使命です。
ただし、そうした『陰謀論者』の中にも、一般の生活者を混乱
させる目的を持った、高尚な?魂も混じっており、彼等の言
動には常に注意し、全てを鵜呑みにしない心構えが必要です。
さて次回第195夜は地球外の陰謀者に視点を移します。
( 追伸 )
そうだったのか中曽根君、
君も本当は高尚な魂なのかも知れない。
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