2013.02.23
トンデモ話は奥で繋がる(192) 25.2.23
トンデモ話は奥で繋がる 「第192夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪宇宙人からのメッセージ≫
★ 肉体的タイプか精神的タイプか
マヤ歴に絡めたアセンションの期限が過ぎ去り、最近は『宇宙
人』による救済の話もかつての勢いを失くして来ました。私達は本
当に、熱しやすく冷めやすい民族です。
しかし、そう言う時だからこそ、頭を冷やして、私達は『宇宙人』
のメッセージとどのように向き合うべきかを、よく考えてみる絶
好の時期だと、小生は思っています。
一言で『宇宙人』との遭遇と言っても、第四十六夜でお話しした
ように、一体何のためにやって来たのかわからない輩もいれ
ば、心霊現象としか思えない体験まで様々です。
そして第四十八夜で見たように、ユングやキールは、UFO現
象は「ある種の知性体」から人類の進化のために送られる、何ら
かの精神的なエネルギーの伝達現象だと推察します。
実際、前夜でもお話ししたように、物理的にも『肉体』 を持った知
性人が地球に訪れる可能性より、他の次元から『肉体』 を持た
ずに現れる知性体と遭遇する度合いの方が多いでしょう。
シュタイナーの言に従えば、第188夜でお話ししたように、『人
間よりも先に進化を遂げた本性達』が『人間の所に降りて』
きて『人間の中に住』むのだといっています。
つまり、既に1世紀近い昔に、現世に現れる天才的な聖人達は、
今で言うところの異星人等の『ウォーク・イン』の現象によるもの
だと言っている訳です。
★ 神なる宇宙人を探せ?
さて、問題は、それらの宇宙人のメッセージが、全て真理を伝
えているのかどうかです。仮にそうだとすれば、それは『集合意
識』としての『神』の意思に従うものとなるはずです。
仮に、全ての質問にパーフェクトに答えられる存在が『神』
だとするならば、一つの事柄については常に同じメッセージが
送られてくるはずです。
しかし、現に彼等個々の『宇宙人』が私達に伝えてくるメッセー
ジには、様々な点で相違があります。その意味では、彼らもほ
とんどが『個別意識』レベルの存在ということです。
私達は、果たしてその中から、これこそは『神』であると言う
メッセージを選び取ることができるでしょうか。否、恐らくそれ
が出来るのは本当の『神』だけでしょう。
また仮に、全ての質問にパーフェクトに答えられる存在がいた
としても、その言動の全てを、三次元的な私達が理解できる
とは限りません。
例えば、ある宇宙人が『魂にとっては肉体など不必要だ』と
言ったとしましょう。確かに霊的に見れば、我々の肉体は様々な
制約を課すものであり、究極的には不必要かも知れません。
しかし、この『地球』で生きる存在にとっては『肉体』という制
約があるからこそ経験でき、その結果霊的に進化できるのであ
って、それこそが現世に生まれる意味でもあります。
ただし『地球』以外の場所、或いは異次元の世界では、全く違
った形での魂の進化方法があって、『肉体』を必要としないかも
知れません。
その場合『魂にとっては肉体など不必要だ』と言う言葉は、宇
宙人にとっては『真』かも知れませんが、私達地球人にとっ
ては『偽』となります。
それを言葉のままにとってしまえば、その宇宙人、若しくは
彼が憑依したと称するカリスマ的な教祖の言動に従い、集団的
に命を絶つことになりかねません。
★ 肉体を理解できるか?
さらに言えば、彼等が高次の存在であり、私達より先に進化し
たと言っても、彼等が『肉体』の業を理解し、我々に適切なアド
バイスを送ってくるとは限らないのです。
例えば、現在、チャネリングを受けたとされる人達の多くが、そ
の『高度な意識』の主が、ある特定の天使の名前を語ったとして
います。(取りあえずその真偽は問わないことにします。)
さてシュタイナーは、第175夜で、私達が天使又は大天使と呼
んでいる存在は、かつて『月』に存在していた高度な生命体で
あると言っていました。ここまでは問題ありません。
同時に第186夜では、『月紀』において生きていたとされる『人
類の偉大な教師であった存在』は、私達のような物質的な存在
ではなかったとしています。
このことは、天使達は私達のような『肉体』を持たないからこそ、
『感覚器』が造り出す幻想に縛られること無く、全ての真理を
正しく見通せるのだ、という見方ができます。
逆に見れば、彼等天使達には、私達が『肉体』を持つが故に味
わう数々の制限やジレンマについては、本当の意味で理解する
ことは出来ないはずです。
例えば戦時下では、『愛しい人達をいつまでも守っていたい』
と願う気持ちと、『愛しい人達のために自らの命を捧げるべき』
という二者択一の選択を迫られる場合があります。
また、激甚災害に見舞われた現場で『同時に複数の命を救い
たい』 と願っても、時間的・物理的にどちらかの命を見捨てなけ
ればならない状況に置かれたりもします。
そんな時『時空の制限』を受けないためそれらの事を同時に叶
えることができ、かつ『肉体』の持つ意味が、我々とは全く違う天
使達は私達にどんなメッセージを送るでしょうか。
恐らく天使達は、当事者達のその後の運命や魂の進化度を
瞬時に理解し、私達に最善の方法を示唆するでしょう。そして一言
『肉体は失っても、その魂は進化するのだ』と告げるでしょう。
しかし『肉体』を持つ私達にとって、その選択は軽々しいもので
はありません。仮に自らは悟っていたとしても、救うべき人達に、
まだ『生』へ執着があると思えばなおの事です。
その時の私達の苦悩については、『肉体』を持たない存在には
到底わからないでしょう。その意味で、天使達の考える最善の方
法が、現世的には最善では無い場合だって有り得ると思います。
★ 三次元は肉体者の業場
高次元からメッセージを送って来る、とされる宇宙人について
も同じことです。先に進化したと言っても、彼等が『肉体』の業を既
に経験しているとは限らないのです。
こうした宇宙人からのメッセージは、彼等が体験して知っているこ
とに基づくものであって、そのまま全て私達の地球環境に当ては
まらない可能性があることに、常に留意すべきです。
第189夜でも述べた通り、私達の一人ひとりが『神』というただ
1つの意識のから派生している『分身』であるとすれば、宇宙人も
また、私達自身の一部ということになります。
つまり、本質的には同じ魂であり、どちらかに優劣がある訳では
ないはずです。むしろ『肉体』というハンディーは、それを持たない者
たちに比べ、かなり重い『業』とも言えます。
従って宇宙人から見れば、我々の進化のペースはじれったい程、
のろく感じられるのかも知れませんが、それが『地球人』としての
課題であれば仕方の無いことです。
また、彼等のメッセージの節々から、宇宙人の多くが、我々が『肉
体』を体験していること自体に興味を持っている様子がうかがえ
ます。
そのため、特に、安易にこの『地球』から離脱するのを奨励す
るようなメッセージには要注意です。彼等がそのまま『肉体』を奪
い取ってしまわないとも限りません。
この地球は、私達『地球人』が、三次元的な制限の中で様々な体
験をするための場であって、他次元の『宇宙人』の価値判断に全
て委ねてしまうべきではないと、小生は思います。
たとえその結果、私達の魂の進化が飛躍的に進化する機会を逃
すとしても、それは私達が、三次元の業場では、まだその段階に
しか進めていないのだと素直に受け止めるべきでしょう。
しかし、だからと言って彼等など全く気に留める必要は無い、と
言っているのではありません。メッセージの中には、魂の進化のた
めに私達が気付くべきことも多々あります。
特に彼等は、自らの明晰さと友好性を示すため、次回お話しするよ
うな、今まで私達の進化を阻む形で、闇の中に隠されてきた真実
については、とりわけ熱心に語りかけて来ます。
無論、その中には誤った情報も多数ありますので、なるべく多くの
メッセージを入手し、その中からより確からしい情報を選び取る作
業が重要となります。
それでは、次回第193夜は私達の進化を阻む者達について
考えて見ます
( 追伸 )
中曽根君、君のメッセージも、
相当私達の進化を遅らせたね。
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪宇宙人からのメッセージ≫
★ 肉体的タイプか精神的タイプか
マヤ歴に絡めたアセンションの期限が過ぎ去り、最近は『宇宙
人』による救済の話もかつての勢いを失くして来ました。私達は本
当に、熱しやすく冷めやすい民族です。
しかし、そう言う時だからこそ、頭を冷やして、私達は『宇宙人』
のメッセージとどのように向き合うべきかを、よく考えてみる絶
好の時期だと、小生は思っています。
一言で『宇宙人』との遭遇と言っても、第四十六夜でお話しした
ように、一体何のためにやって来たのかわからない輩もいれ
ば、心霊現象としか思えない体験まで様々です。
そして第四十八夜で見たように、ユングやキールは、UFO現
象は「ある種の知性体」から人類の進化のために送られる、何ら
かの精神的なエネルギーの伝達現象だと推察します。
実際、前夜でもお話ししたように、物理的にも『肉体』 を持った知
性人が地球に訪れる可能性より、他の次元から『肉体』 を持た
ずに現れる知性体と遭遇する度合いの方が多いでしょう。
シュタイナーの言に従えば、第188夜でお話ししたように、『人
間よりも先に進化を遂げた本性達』が『人間の所に降りて』
きて『人間の中に住』むのだといっています。
つまり、既に1世紀近い昔に、現世に現れる天才的な聖人達は、
今で言うところの異星人等の『ウォーク・イン』の現象によるもの
だと言っている訳です。
★ 神なる宇宙人を探せ?
さて、問題は、それらの宇宙人のメッセージが、全て真理を伝
えているのかどうかです。仮にそうだとすれば、それは『集合意
識』としての『神』の意思に従うものとなるはずです。
仮に、全ての質問にパーフェクトに答えられる存在が『神』
だとするならば、一つの事柄については常に同じメッセージが
送られてくるはずです。
しかし、現に彼等個々の『宇宙人』が私達に伝えてくるメッセー
ジには、様々な点で相違があります。その意味では、彼らもほ
とんどが『個別意識』レベルの存在ということです。
私達は、果たしてその中から、これこそは『神』であると言う
メッセージを選び取ることができるでしょうか。否、恐らくそれ
が出来るのは本当の『神』だけでしょう。
また仮に、全ての質問にパーフェクトに答えられる存在がいた
としても、その言動の全てを、三次元的な私達が理解できる
とは限りません。
例えば、ある宇宙人が『魂にとっては肉体など不必要だ』と
言ったとしましょう。確かに霊的に見れば、我々の肉体は様々な
制約を課すものであり、究極的には不必要かも知れません。
しかし、この『地球』で生きる存在にとっては『肉体』という制
約があるからこそ経験でき、その結果霊的に進化できるのであ
って、それこそが現世に生まれる意味でもあります。
ただし『地球』以外の場所、或いは異次元の世界では、全く違
った形での魂の進化方法があって、『肉体』を必要としないかも
知れません。
その場合『魂にとっては肉体など不必要だ』と言う言葉は、宇
宙人にとっては『真』かも知れませんが、私達地球人にとっ
ては『偽』となります。
それを言葉のままにとってしまえば、その宇宙人、若しくは
彼が憑依したと称するカリスマ的な教祖の言動に従い、集団的
に命を絶つことになりかねません。
★ 肉体を理解できるか?
さらに言えば、彼等が高次の存在であり、私達より先に進化し
たと言っても、彼等が『肉体』の業を理解し、我々に適切なアド
バイスを送ってくるとは限らないのです。
例えば、現在、チャネリングを受けたとされる人達の多くが、そ
の『高度な意識』の主が、ある特定の天使の名前を語ったとして
います。(取りあえずその真偽は問わないことにします。)
さてシュタイナーは、第175夜で、私達が天使又は大天使と呼
んでいる存在は、かつて『月』に存在していた高度な生命体で
あると言っていました。ここまでは問題ありません。
同時に第186夜では、『月紀』において生きていたとされる『人
類の偉大な教師であった存在』は、私達のような物質的な存在
ではなかったとしています。
このことは、天使達は私達のような『肉体』を持たないからこそ、
『感覚器』が造り出す幻想に縛られること無く、全ての真理を
正しく見通せるのだ、という見方ができます。
逆に見れば、彼等天使達には、私達が『肉体』を持つが故に味
わう数々の制限やジレンマについては、本当の意味で理解する
ことは出来ないはずです。
例えば戦時下では、『愛しい人達をいつまでも守っていたい』
と願う気持ちと、『愛しい人達のために自らの命を捧げるべき』
という二者択一の選択を迫られる場合があります。
また、激甚災害に見舞われた現場で『同時に複数の命を救い
たい』 と願っても、時間的・物理的にどちらかの命を見捨てなけ
ればならない状況に置かれたりもします。
そんな時『時空の制限』を受けないためそれらの事を同時に叶
えることができ、かつ『肉体』の持つ意味が、我々とは全く違う天
使達は私達にどんなメッセージを送るでしょうか。
恐らく天使達は、当事者達のその後の運命や魂の進化度を
瞬時に理解し、私達に最善の方法を示唆するでしょう。そして一言
『肉体は失っても、その魂は進化するのだ』と告げるでしょう。
しかし『肉体』を持つ私達にとって、その選択は軽々しいもので
はありません。仮に自らは悟っていたとしても、救うべき人達に、
まだ『生』へ執着があると思えばなおの事です。
その時の私達の苦悩については、『肉体』を持たない存在には
到底わからないでしょう。その意味で、天使達の考える最善の方
法が、現世的には最善では無い場合だって有り得ると思います。
★ 三次元は肉体者の業場
高次元からメッセージを送って来る、とされる宇宙人について
も同じことです。先に進化したと言っても、彼等が『肉体』の業を既
に経験しているとは限らないのです。
こうした宇宙人からのメッセージは、彼等が体験して知っているこ
とに基づくものであって、そのまま全て私達の地球環境に当ては
まらない可能性があることに、常に留意すべきです。
第189夜でも述べた通り、私達の一人ひとりが『神』というただ
1つの意識のから派生している『分身』であるとすれば、宇宙人も
また、私達自身の一部ということになります。
つまり、本質的には同じ魂であり、どちらかに優劣がある訳では
ないはずです。むしろ『肉体』というハンディーは、それを持たない者
たちに比べ、かなり重い『業』とも言えます。
従って宇宙人から見れば、我々の進化のペースはじれったい程、
のろく感じられるのかも知れませんが、それが『地球人』としての
課題であれば仕方の無いことです。
また、彼等のメッセージの節々から、宇宙人の多くが、我々が『肉
体』を体験していること自体に興味を持っている様子がうかがえ
ます。
そのため、特に、安易にこの『地球』から離脱するのを奨励す
るようなメッセージには要注意です。彼等がそのまま『肉体』を奪
い取ってしまわないとも限りません。
この地球は、私達『地球人』が、三次元的な制限の中で様々な体
験をするための場であって、他次元の『宇宙人』の価値判断に全
て委ねてしまうべきではないと、小生は思います。
たとえその結果、私達の魂の進化が飛躍的に進化する機会を逃
すとしても、それは私達が、三次元の業場では、まだその段階に
しか進めていないのだと素直に受け止めるべきでしょう。
しかし、だからと言って彼等など全く気に留める必要は無い、と
言っているのではありません。メッセージの中には、魂の進化のた
めに私達が気付くべきことも多々あります。
特に彼等は、自らの明晰さと友好性を示すため、次回お話しするよ
うな、今まで私達の進化を阻む形で、闇の中に隠されてきた真実
については、とりわけ熱心に語りかけて来ます。
無論、その中には誤った情報も多数ありますので、なるべく多くの
メッセージを入手し、その中からより確からしい情報を選び取る作
業が重要となります。
それでは、次回第193夜は私達の進化を阻む者達について
考えて見ます
( 追伸 )
中曽根君、君のメッセージも、
相当私達の進化を遅らせたね。
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