2013.02.09
トンデモ話は奥で繋がる(190) 25.1.9
トンデモ話は奥で繋がる 「第190夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪一神教と多神教≫
★ 神様へ100万の質問
『一神教』か『多神教』か、否『仏教』の言うように『神』は無
いのか、と言う問題は、太古の昔から問題になり、民族間の対
立の源ともなって来ました。
しかしながら、この問題も『神』をどう定義するのかの違いに
過ぎず、根本的には同じものにいきつくのではないかと、小生
は考えています。
ここで、ある存在が『神』かどうかを考えてみましょう。仮に
私達が、それを判定するための質問が『100万件』あると想
定してみます。
すると私達は『神』であるならば『100万』件の全ての質問に
正答することを期待し、それをクリアした存在に対してのみ、
『神』であると定義する筈です。
しかし、中には『1問だけ不正解』という存在もいるでしょう。
彼は限りなく『神』に近いのですが、真の『神』ではないという
ことになります。
さて、ここで全問正答する存在が1人しかいなければ『一
神教』となります。逆に多数の全問正答者がおり、彼等をそ
のまま『神』とするならば『多神教』ということになるのでしょう。
が、ここで考えていただきたいのが、前夜でお話しした『集合
意識』です。全ての質問に同じ答えを出すということは、一卵性
の兄弟のように、かなり『意識』を共有しているといえます。
ましてや、実際『神』に対する質問は無限大にあるのですか
ら、その全てに正答し、かつ、『肉体無き実体』であれば、も
はや区別できないといっても良いでしょう。
つまり、全問正答できる存在が1人であろうが、多数であろう
が、私達にとっては、それらは同じ『意識』と『共通個性』を持
った『神』なのです。
★ 1問間違えると『秀才神さん』?
そして、逆説的に言えば『1問だけ不正解』『数問不正解』と
いう存在は、その『個性』故に区別が出来ます。彼等を『準神
々』 として『多神教』にする場合もあるでしょう。
しかし、それをあえて『神』と呼ぶ場合は、『神』は全能でなく
ても良いということになります。要はそれを認めるかどうかの
差でしかありません。
さらに言えば、私達自身が『神』につながっている、つまり
源は『ひとつの意識』でしか無いとすれば、私達とは別の存
在としての『神』などいないということにもなります。
こうして『集合意識』を源とすることで『多神教』=『一神教』
=『仏教的無神観』という図式ができ、全てはひとつの状態を
違った見方で見ているに過ぎないと言えます。
ただし『神』の対極に立つ存在、すなわち『全問不正解』と
いう存在がある可能性はあります。この存在は『神』の『集合
意識』とは全く繋がらないことになります。
いわゆる『善・悪二神論』ですが、これについても、ゾロアス
ター教的に最初から二分していたのか、ミトラ教のように善
神が自己を知るために創造したかの2通りがあります。
しかし、どちらにせよ一般の人は『悪神』を本来の意味で『神』
とは呼ばないでしょう。私達は『悪神』に惑わされることはあり
ますが、源は『神』と繋がっているはずです。
私達は、現世で輪廻転生において『ほぼ全問不正解』~『ほ
ぼ全問正解』の間の魂の進化をを繰り返しながら、徐々に『神』
の意識に近づくことを目的としていると、小生は思っています。
しかし、第184夜で述べたように、アーリマン的な影響を受け
て輪廻転生の輪から抜け出てしまうと、進化の度合いはそこに固
定されてしまうのです。
しかし、その場合でも『全問不正解』の魂になることはないの
ではないかと、小生は思います。実際アーリマン自身も『神』から
生まれた存在ではないかと思うからです。
さて、次回第191夜は『時空』と『地球外存在』について
( 追伸 )
中曽根君、君は限りなく『全問不正解』
だね
目次のペーシへはこちらから
-弟子のクッテネルがお送りします。
≪一神教と多神教≫
★ 神様へ100万の質問
『一神教』か『多神教』か、否『仏教』の言うように『神』は無
いのか、と言う問題は、太古の昔から問題になり、民族間の対
立の源ともなって来ました。
しかしながら、この問題も『神』をどう定義するのかの違いに
過ぎず、根本的には同じものにいきつくのではないかと、小生
は考えています。
ここで、ある存在が『神』かどうかを考えてみましょう。仮に
私達が、それを判定するための質問が『100万件』あると想
定してみます。
すると私達は『神』であるならば『100万』件の全ての質問に
正答することを期待し、それをクリアした存在に対してのみ、
『神』であると定義する筈です。
しかし、中には『1問だけ不正解』という存在もいるでしょう。
彼は限りなく『神』に近いのですが、真の『神』ではないという
ことになります。
さて、ここで全問正答する存在が1人しかいなければ『一
神教』となります。逆に多数の全問正答者がおり、彼等をそ
のまま『神』とするならば『多神教』ということになるのでしょう。
が、ここで考えていただきたいのが、前夜でお話しした『集合
意識』です。全ての質問に同じ答えを出すということは、一卵性
の兄弟のように、かなり『意識』を共有しているといえます。
ましてや、実際『神』に対する質問は無限大にあるのですか
ら、その全てに正答し、かつ、『肉体無き実体』であれば、も
はや区別できないといっても良いでしょう。
つまり、全問正答できる存在が1人であろうが、多数であろう
が、私達にとっては、それらは同じ『意識』と『共通個性』を持
った『神』なのです。
★ 1問間違えると『秀才神さん』?
そして、逆説的に言えば『1問だけ不正解』『数問不正解』と
いう存在は、その『個性』故に区別が出来ます。彼等を『準神
々』 として『多神教』にする場合もあるでしょう。
しかし、それをあえて『神』と呼ぶ場合は、『神』は全能でなく
ても良いということになります。要はそれを認めるかどうかの
差でしかありません。
さらに言えば、私達自身が『神』につながっている、つまり
源は『ひとつの意識』でしか無いとすれば、私達とは別の存
在としての『神』などいないということにもなります。
こうして『集合意識』を源とすることで『多神教』=『一神教』
=『仏教的無神観』という図式ができ、全てはひとつの状態を
違った見方で見ているに過ぎないと言えます。
ただし『神』の対極に立つ存在、すなわち『全問不正解』と
いう存在がある可能性はあります。この存在は『神』の『集合
意識』とは全く繋がらないことになります。
いわゆる『善・悪二神論』ですが、これについても、ゾロアス
ター教的に最初から二分していたのか、ミトラ教のように善
神が自己を知るために創造したかの2通りがあります。
しかし、どちらにせよ一般の人は『悪神』を本来の意味で『神』
とは呼ばないでしょう。私達は『悪神』に惑わされることはあり
ますが、源は『神』と繋がっているはずです。
私達は、現世で輪廻転生において『ほぼ全問不正解』~『ほ
ぼ全問正解』の間の魂の進化をを繰り返しながら、徐々に『神』
の意識に近づくことを目的としていると、小生は思っています。
しかし、第184夜で述べたように、アーリマン的な影響を受け
て輪廻転生の輪から抜け出てしまうと、進化の度合いはそこに固
定されてしまうのです。
しかし、その場合でも『全問不正解』の魂になることはないの
ではないかと、小生は思います。実際アーリマン自身も『神』から
生まれた存在ではないかと思うからです。
さて、次回第191夜は『時空』と『地球外存在』について
( 追伸 )
中曽根君、君は限りなく『全問不正解』
だね
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