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トンデモ話は奥で繋がる(188) 25.1.26

トンデモ話は奥で繋がる 「第188夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪人類進化を指導する神々 ②≫
 
 ★ 人類を必要とする神々
 
 しばらくのお休みをいただきまして、再会の1日目となります。
ここで再度、高橋氏の『イエスを語る』へ戻り、第12講の冒頭
の講釈をみてみます。

 「 霊学の観点から人類の進化を段階を追って考察して
  ゆくと、

  『 人類が時代ごとに繰り返し生まれ変わり、それぞ
   れの惑星紀にふさわしい目標を達成するために、
   より高次の完全性を獲得する』

  ということが、最も意味のある進化の過程である、と
  思わざるを得ません。ですから、一方では

  『 人間が進歩発展を自分の神的目標にしている』

  ことがわかりますが、しかし他方において、

  『 人間とは別の道で進化を遂げた宇宙の本性達の
   助け
が無ければ、人間が目標に達することは決し
   てできない』 のです。

   その時々に、『宇宙の本性達』が他の宇宙境域から
  私達の『地球紀』の進化に関わり、

   人間をふさわしい高みへ到らしめるために、人間の
  運命に自らを結びつける
のです。」

  (『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』
  pp294-295《筑摩書房(高橋巌 訳)》より抜粋転載)


 抜粋頁を見るとお分かりの通り、当該内容については、以前に
第169夜でお話しした『霊的本性』についての導入部分の、
前段に置かれている内容です。

 以下、第169夜でお話しした内容を、かいつまんで振返ってみ
ましょう。

 私達の古来の信仰の多くが、『太陽の本性』と結びついて
り、私達の魂の奥底には、その『霊的本性』を待ちわびる気持
ちがあります。

 その理由こそ、シュタイナーが『神智学概論』の中で最も力を入
れて講義した部分なのですが、西平氏が正面からの掲載をため
らったように、最もオカルト的要素の強い部分でした。

 以後187夜に渡って、小生のつたない理解力の及ぶ限りで、
私達人間地球存在ルシファーアーリマン及び我々を導
く神々
との関係をお話ししてきたわけです。

 それらの話の核心となっているのは、西平氏がとりわけ重要
だと感じた
ように、進化の各紀を通じて『人類が地球と一緒に
進化する』
という点でした。

 そして同時に、ルシファーアーリマン及び我々を導く神々
自身も、人間の進化と結びつくことによって、『人類と一緒に進
化する』
ことができるのだと、シュタイナーは言うのです。

 つまり、私達『人間存在』は、ルシファーとアーリマンも含めた
全ての神々にとっても、自らが進化してゆくために必要な存
なのだということです。

 ★ 神々の希望と失望

 「 この事は、以前の惑星紀についても言える事です。

   既に『土星紀』に、トロネ(宇宙霊)達が自らの実体
  を人間に捧げ
、それによって人体の最初の萌芽を形
  成したのです。

   これは単なる一例に過ぎません。常に人間よりも
  先に進化を遂げた本性達
が、人間の所に降りてきて、

   人間の進化と結びつき、時には人間の中に住み
  人間の姿をとって現れています。

   若しくは人間の魂に憑依して、人間の魂の一つの
  力となっているのです。

 ………………………………………………………………

 「 そのようにして神の力を魂の中に浸透させた人は、
  他の人達よりも、人類の進化のためにより多くの業
  績を挙げて来たのです。

   人間は全て平等だ、と考える私達の時代の唯物
  論的な考え方は、こういうことに耳を傾けようとはし
  ません。
  (…中略…)

   誰かが高次の領域から降りてきた本性に浸透さ
  れ、その本性がその人に語りかけている時

   もしそれを信じなさいと言われたら、近代人は『ひ
  どい迷信』押し付けられたと思うでしょう。 

   …少なくとも、こういう見方の一つの遺物を、人間
  は現代という唯物論の時代に到るまで持ち続けてき
  ました。

   しかもその遺物は、意識すること無く、まるで奇蹟
  信仰のように現れています。すなわち、人々は天才
  的な人物の出現を信じている
のです。

   …『天才達の魂の中には、一般人の本性とは違っ
  た能力が現れている』と、人々は語ります。

   現代になっても、『天才達』の存在は信じられてい
  るのです。


   けれども、天才など信じようとはしないどころか、
  そういう存在を追放してしまおうとする一団は、どこ
  にでも存在します。

   …実際、宗教信条に盲目的に従おうとするのでな
  ければ、

   人類の進化のために、天才達が通常の人間とは
  異なる仕方で働いている
ことは明らかなのです。

   こういう天才達の真の現実を知るには、…霊の力
  が降りてきて、人間の内面そのものを拠点にしてい
  
ことが分っていなければなりません。

   人間は神的な高みへ向かって努力しますが、その
  一方で神霊存在が人体の中に、人間の魂の中に降
  りてくる
のです。

   人類の進化の中に何か或る重要な事項が達成さ
  れるべき時
、或る神的存在が或る人間の魂と結びつ
  き、その魂に浸透するのです。

   そうすることで、人類の進化は促進されて来たので
  す。 」
  
  (『シュタイナーコレクション5(イエスを語る)』
 pp294-296《筑摩書房(高橋巌 訳)》より抜粋転載)


 私達人間を進化に導き、それを通じて、自らもさらなる高み
を目指そうとする神々
は、その目的の達成のために、しばしば
人間の魂に憑依します。

 こうして、神の力を魂の中に浸透させた特定の個人は、当時
の人間とはかけ離れた言動
を示し、周囲の人類を進化させる
べく、『それを信じなさい』と呼びかけます。

 しかし、それらの神々の導きに対して、私達は往々にして、神
々の期待するものとは違った、
で応えてしまうのです。

 ひとつのグループは、現代科学に代表される唯物論的な観
に照らし、それら特定の個人の呼びかけた内容を、ひどい
信的な信念の押し付けであるとして退けます。


 そしてもう一つのグループは、それら特定の個人を『天才』と
して神格化
してしまい、神々の意思との一致を考えぬまま、
の言動の全てに妄信的に従ってしまう
反応です。

 この誤った2つの慣習的な反応で応じている限り、私達は、私
達とともに進化しようとする神々が、私達に実践して欲しいと
願っている期待に応えることは出来ません


 やがて失望した神々は、しばとば特定の個人への憑依を解
きます。
すると、その後の彼の言動は、もはや神々の意思を
伝えるものでは無くなってしまいます。

 唯物論的なグループは、その後の『天才』の凋落ぶりを見て
『それ見たことか』と、よりバッシッングの度合いを強め、そも
そも『神』などいないのだと息巻きます。

 一方妄信的なグループ、『凡才』と化したことを認めよう
とはせず
、その後の個人の言動にも従い続け、神々の意思と
は違った方向へと迷走
してゆくことになります。

 これが、私達が真の『救世主』とその教えに対し、繰り返し犯
して来たなのです。それ故、私達の進化
の速度は遅々たるものにとどまって来ました。

 しかし、僅かながら神々の真意を受け継いだグループも存
在し、『救世主』についての幾つかの文献や徴しを残し、後世に
伝え続けている
のです。

 さて、次回第189夜からは、今までの内容を振り返りつつ、
現在の小生の考え方をまとめていこうと思います。

( 追伸 )

 中曽根君、君の真意も、
是非後世へ書き残しておいて欲しいね。

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握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

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またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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