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家族葬体験記-亡くなってから翌日搬送、通夜へ...

翌朝、まだ暗いうちにだんなは電車を乗り継ぎ、義父の家へ...私は準備です。

家族葬に限らず、まず必ずしなくてはならないことは、
①死亡診断書を医師、病院にもらう。       

 
②その診断書を持って役所に行き、死亡届を出し、火葬許可書をもらう 
ことです。

最近は家族葬がはやってきましたが、その中で一番シンプルな形が-直葬-といわれるものです。家族葬に関わらず、身寄りのない人、公的な助成での葬祭形式の人は昔から-直葬-でした。日本ではほぼ100パーセントの火葬。亡くなったら必ず火葬をします。反対に言えば火葬さえできれば、ほかのものはなにもしなくても通るのです。その火葬だけするという葬祭形式が-直葬-といわれるものです。一番シンプルな葬祭でも要が火葬なのです。一般の葬祭でも火葬を避けて通るわけにはいきません。

火葬許可書は役所に行けば時間外でも受け付けてくれます。このごろは業者がとってくれることも多いですが、ある程度自分でやらねばならない葬式の場合、遺族が取りにいくのが普通だと思います。私の実の親が亡くなった時は喪主は忙しいし、配偶者を亡くした片親はショックで茫然としており、次子以下の子供である私が動き回りましたが、今回は喪主のだんながとることとなりました。

火葬許可書をとったら、業者が10時に来るということなので、そこである程度の打ち合わせをしたようです。そして、11時に義父宅出発、1時過ぎにB寺に到着予定とのことで、C市にいる私は、必要なものを揃えます。

祭壇はシンプルなので、花を自分で飾る人もいたと聞きました。
そこで、
①果物のかご盛を2対と、弔事用の花を買う。花瓶も必要。
②お通夜に来てくれた人用にちょっとしたものを買って包んでおく。
③準備その他で動き回るので、黒いエプロンを用意する。

これだけでも、お店の開店時間の10時ごろにでかけて駆け回ってもお寺での1時の打ち合わせにはぎりぎりでした。

まずは果物盛を近所のお店に注文しに行ったのですが、日曜で休みでした。そこで果物は断念し、花屋に花を買いに行こうとしたところ、親戚から電話が...
-ファックスで通夜の時間と場所を知らせてほしい-とのこと。
事前に出してあった地図だけではわかりにくく、電話を受けながら子供にネットで地図をうち出すように言い、まずは場所時間、住所を書いた紙をファックスします。そして、地図も子供がすぐにプリントアウトしたので、それを送りました。そしてすぐ、ホームセンターに大きい花瓶を2対買いに行き、その足で花屋に直行です。花屋では菊と百合の花束を8束買いました。大きい立派な菊も買いたかったのですが、売り場が50メートルほど離れているため、時間がなく買えませんでした。花束はすごい量で、背中に担いだらずしんと重かったです。

そして、すぐに家に戻り子供を乗せ、スーパーで②の弔問客に持たせるものを買いました。数は少し多めにしました。寺に向かいながらまた、途中で、テープ、包装紙、袋、花きりはさみなどを買いました。そんなこんなで寺に到着したのは1時少し過ぎでした。

遺体とだんなも1時ごろに到着し、葬祭業者さんと1時からの打ち合わせですが、あらかたの打ち合わせは10時にすんでいたらしく、それほどなかったですが、ここの業者さんは同じことでもきっちりと、説明してくださり、ずいぶん丁寧だなぁと思いました。

業者さんと少し話をし、とても親切で丁寧だなぁと感じながら、それでもあわただしく、花の準備にとりかかりました。黒エプロン姿の私と子供...もくもくと、作業を進めていきます。花かご2個と、花瓶2個分でしたが、花の量が多かったので2人でやらなかったら、他のことに手が回らなかったと思います。しかし、孫が飾ってくれたお花でのお葬式...おじいさんも満足だったのでは?子供にとっても、自分でおじいさんの祭壇を飾れたので、有意義だったのではと思います。

花を子供にまかし、次は弔問客に渡す-ちょっとしたてみやげ-を包装紙で包みます。志ののしをつけたかったのですが、買う時間がなく、あきらめました。

あれやこれやで時間が過ぎていく中、業者さんの飾りつけが進み、様子をみると...

きれい。

なんと、お寺のパンフレットより数段立派で華やかな祭壇となっています。オプションで、ちょっとしたお花飾りを頼んだということでしたが、全部生花です。こんな立派になっているところに、しろうとのお花を飾ってもいいかなぁと思いましたが、しばらくたったら、業者さんがよい位置に4つ、置いてくださいました。

-上手につくってある-と業者さんにほめていただきましたが、孫の花飾りも加わって、祭壇は一段と華やかになりました。

つづく




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握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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