2013.01.04
家族葬体験記-訃報からはじまる-
今回は義父を家族葬で見送ることとなりました。
義父が入院し、病状も軽く、もともと元気だったので-死-ということはまるで考えていませんでした。某日夕方急に調子が悪く、身内は集まれとの電話がありました。大した病気でもなく入院したので-?-を感じながら、それでも-死-ということはまるで頭になく、だんなを駅に送ったところ、駅のホームから
-おやじが死んだらしい-との電話...
年寄りとはいえ、全くそんな心積りもなかったので、驚きと、とまどいが一度に押し寄せてきました。
-とにかくこのまま電車に乗って駆けつける-とのことです。
これは!どうしたらよいか...とにかく頭を切り替えて、スムーズにことにあたらねば、と思いながら、 ◎◎寺に連絡をすぐするようにということと、◎◎寺は義父の住んでいるところからかなり遠く、高速を使って搬送することになるので、◎◎寺の出入りの業者がうまく搬送してくれない場合、違う業者を頼む必要があるということ、搬送だけ頼む業者の名前と電話番号はすでに-いざ-というときのためのメモ書きに書いてあるということ、そんなことをあわててだんなに伝えました。
義父がちょっとした入院をしたときに、-死-の影のかけらもありませんでした。しかし私はなぜか、搬送業者のことが気になり、あらためて、いざというときのやるべきこと、その他を書き留めておいたものを見直していたのです。そこで業者の名前も覚えていたので、携帯でその業者の名前をだんなに何度も言いました。
そのときに、ほかにも言おうと思ったのですがやめたことがありました。
-家族葬をやるということは両親には言っていたと思うが、兄弟にはこまかに言っていたか?言ってなかったらそのことはさきに知らせておかないと、まずいのでは?-と頭に浮かんだのですが、軽い病気で入院とはいえ、義父は元気でぴんぴんしているのに、そんなことを言ってはいけないと思いやめときました...言っておけばひやひやの思いはせずにおれたのですが、葬式というのは緊急です。すぐにすったもんだがわきおこりました。
さて、家族葬の業者選びは、我が家は業者に頼むのではなく、納骨堂を寺院に申し込んであったので、その寺院に申し込む形での家族葬でした。これはちょっと特殊だと思います。その寺院では納骨堂を申し込んだ人のみ家族葬をおこなってくれるということで、だれでもかれでもではないのですが、-お金儲けでない、故人、施主に本当に必要なお葬式-ということを目的とした葬儀ということで、事前の説明ではおっさまが、仏教、お葬式の習慣その他をわかりやすく説明してくれ、ここなら、と思い申し込んでおいたのです。
それは5年ほど前だったかもしれません。
つづく
義父が入院し、病状も軽く、もともと元気だったので-死-ということはまるで考えていませんでした。某日夕方急に調子が悪く、身内は集まれとの電話がありました。大した病気でもなく入院したので-?-を感じながら、それでも-死-ということはまるで頭になく、だんなを駅に送ったところ、駅のホームから
-おやじが死んだらしい-との電話...
年寄りとはいえ、全くそんな心積りもなかったので、驚きと、とまどいが一度に押し寄せてきました。
-とにかくこのまま電車に乗って駆けつける-とのことです。
これは!どうしたらよいか...とにかく頭を切り替えて、スムーズにことにあたらねば、と思いながら、 ◎◎寺に連絡をすぐするようにということと、◎◎寺は義父の住んでいるところからかなり遠く、高速を使って搬送することになるので、◎◎寺の出入りの業者がうまく搬送してくれない場合、違う業者を頼む必要があるということ、搬送だけ頼む業者の名前と電話番号はすでに-いざ-というときのためのメモ書きに書いてあるということ、そんなことをあわててだんなに伝えました。
義父がちょっとした入院をしたときに、-死-の影のかけらもありませんでした。しかし私はなぜか、搬送業者のことが気になり、あらためて、いざというときのやるべきこと、その他を書き留めておいたものを見直していたのです。そこで業者の名前も覚えていたので、携帯でその業者の名前をだんなに何度も言いました。
そのときに、ほかにも言おうと思ったのですがやめたことがありました。
-家族葬をやるということは両親には言っていたと思うが、兄弟にはこまかに言っていたか?言ってなかったらそのことはさきに知らせておかないと、まずいのでは?-と頭に浮かんだのですが、軽い病気で入院とはいえ、義父は元気でぴんぴんしているのに、そんなことを言ってはいけないと思いやめときました...言っておけばひやひやの思いはせずにおれたのですが、葬式というのは緊急です。すぐにすったもんだがわきおこりました。
さて、家族葬の業者選びは、我が家は業者に頼むのではなく、納骨堂を寺院に申し込んであったので、その寺院に申し込む形での家族葬でした。これはちょっと特殊だと思います。その寺院では納骨堂を申し込んだ人のみ家族葬をおこなってくれるということで、だれでもかれでもではないのですが、-お金儲けでない、故人、施主に本当に必要なお葬式-ということを目的とした葬儀ということで、事前の説明ではおっさまが、仏教、お葬式の習慣その他をわかりやすく説明してくれ、ここなら、と思い申し込んでおいたのです。
それは5年ほど前だったかもしれません。
つづく
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