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トンデモ話は奥で繋がる(182) 24.11.11

トンデモ話は奥で繋がる 「第182夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪ルシファーとアーリマン ⑦≫
 
 ★ ルシファーの誘惑

 さて、アーリマンの影響をお話しする前に、ルシファーが我々
に望んでいる事
について触れて見ましょう。それには、古い《月》
の時代に、天使達が成し遂げた事
を見る必要があります。

 第179夜では、天使達が、彼等の次の人間存在である我々の
ために、ルシファーに対抗する力を、地球存在の中に組み込ん
だとしています。

 その力について、シュタイナーは次のように述べているのですが、
それを見てゆくと、ルシファーが我々に望んでいることが、実に意
外なものであることが分って来ます。

 「 《地球》存在における正常な経過とは、どのようなも
  のでしょうか。

   現在の太陽系にふさわしい《地球》の目的が据えら
  れた時、太陽の規則正しい運行地球の規則正しい
  運行
が生じ、規則正しい四季が生じました。

   …それらの秩序は《月》存在が黄昏の中に沈んで
  いった後、現在の《地球》のために形成された、宇宙
  のリズムに従って繰り返されます。

   しかし《地球》存在の中にはルシファーが活動して
  います。

   
(加えて)ルシファーは、私達がルシファーを追跡
  できる領域においてよりも、人間自身の中で盛んに
  活動
します。

   
(しかし)もし、ルシファーが《地球》の中にだけ存
  在していたとしても、
 
 (古い月での、天使達の成し遂げた事が無ければ、) 

   太陽を巡る諸惑星の規則正しい運行、四季の繰り
  返し、雨と晴れなどの秩序を通して、人間はルシファ
  ーの誘惑
に陥っていたことでしょう。

   秩序づけられた宇宙から人間にやって来るもの、
  太陽系の規則的・律動的な動きがもたらすもの全て
  が、人間にふさわしいものであり、

   現在の宇宙に適した法則のみが支配していたなら
  人間はルシファーの誘惑に陥っていたに違いありま
  せん。

   宇宙的な救済のために獲得しなければならないも
  の
よりも、快適な生活を好み、

   到達すべきものよりも、規則正しい進行の方を選
  んでいたに違いありません。

   そのため、反対の力が創造されねばなりませんで
  した。

   《地球》生活の規則正しい宇宙経過の中に、
  【古い《月》にとって正常で有益な経過】が混ざる事
  によって成立する、

  抵抗力が作用しなければなりませんでした。

   【古い《月》にとって正常で有益な経過】が《地球》
  存在に作用すると、今日では異常なものであり、
  規則正しい《地球》の歩みを危険に晒します

   この影響によって、単なるリズムのみが存在して
  いたら【快適な生活への愛着・安楽・贅沢】として現
  れていたものが正されます。」

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』
  pp61-63《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)

   
 ちなみに( )内は、小生が言葉を補ってみたものです。ここま
で読み進めた段階で、「あれ?」と首をかしげる方が大多数では
ないかと思います。

 普通に考えれば、『規則正しい』ことこそ、天使の導く道であ
り、『規則を乱す』のはルシファーの仕業だと考えることでしょう。

 しかし、全く逆のことをシュタイナーは言っています。ルシファ
ーの誘惑
とは、我々を『規則正しい快適な生活』に染まらせ
ことなのです。

 そして、それを阻止(?)するためのものこそ、天使から私達
への贈り物
だったのです。

 ★ 超感覚的自然

 《地球》存在は、絶えず規則的なリズムを好み、それを繰り
返そうとします。一方、天使が結びつけた《月》の力は、その
リズムを乱す方向に作用します。

 そして、両者の作用を身近に感じられるのが、毎日の気候
す。シュタイナーは、その中に超自然的な作用を感じ取る能
こそ必要であると説いていきます。
 
 「 例えば、激しく降る雹の中に、単なる安楽なリズ
  ムを突き破る力
が示されています。

   地球の正規の力の下に創造されたものが破壊さ
  れると、全体の益のために訂正がなされます。

   …雹が降ることによって、ルシファーの影響によ
  ってもたらされていたかも知れないものが訂正さ
  れます。
 
   規則正しい進行が続くと、さらなる訂正を行うた
  めに、さらに激しく雹が降ります。

   規則正しい進歩へと導くものは、全て《地球》の
  力
に属すものです。

   火山が溶岩を流しだす時、古い《月》からもたら
  された、遅滞した力がその中に活動しており、そう
  して《地球》生命に訂正がなされるのです。

   地震もそうです。そもそも、天災とはそういうも
  のです。

   …私達の周囲にある自然の背後には、いわば
  第2の自然、霊的自然・超感覚的自然があります。

   …私達の周囲にある超感覚的な自然を認識でき
  るのは、霊的洞察力を備えた人だけです。

   …自然科学が探究できるものの中には、自然の
  背後に存在する超感覚的自然は決して現れませ
  ん。

   法則的なものでは無く、通常『それは偶然だ』と
  言われるもの
を把握する霊的まなざしを鋭くする
  と、超感覚的自然は姿を現します。

   私達の周囲の世界の中で、1年のうち、不規則
  な気候の中に現れるもの全てが『偶然』です。

   …雷雨を予言する能力を身につける能力を身
  につけることは出来ますが、それを自然法則化
  することはできません。

   その能力は霊感的・直感的なものです。」

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』
  pp63-66 《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 ★ ルシファー存在

 さて、そのような超感覚的な自然を認識する能力を持った
者には、自然の中に、普通の感覚では捉えられなかった存
達が感じられるとシュタイナーは言います。

 お待たせしました。ルシファーの登場です。しかし、シュタイ
ナーの言う、彼等が人間に接近する目的を聞くと、またして
も眼が点になってしまうかも知れません。

 「 そのように風雨の中に現れるもの全ての中に、
  不可視の存在達が生きています。

   彼等は、地上存在が有する感覚によっては知
  覚出来ない身体を持っているので、見えないの
  です。
    
   彼等は空気と熱からなる体をしています。そ
  の体の中には、水も液体も固体もありません。
  
   その体は、形成されては消え去り、すばやく
  変化していきます。

   人々が見る雲の形成は、これらの存在の行
  為の外的な表現に他なりません。体はその背
  後に有ります
。空気と熱の体です。

   私達の周りに、空気と熱の存在達の世界
  あります。その存在は、私が著書や講義で『ル
  シファー的存在』
と名付けた者達です。

   ルシファー的存在達は、人間に対して独特の
  働きかけをします。

   彼等は、私達にとってはしばしば不快な天気
  の中に生きているにも関わらず、道徳的要素を
  人間の中で非常に尊重する存在
です。

   彼等は『人間は物質的身体―少なくとも土的
  性質・水的性質を有する身体を持つべきではな
  い』
という見解を持っています。

   彼等は人間を、自由を内に有さない、全く道
  徳的な存在に形成したい
のです。人間を全く物
  質的本性を持たないものにしたいのです。

   ルシファー存在達は、1年の経過の中で、常
  に人間を地球から引き離して、自分達の領域に
  来させる
ために戦っています。

   人間を、地球とは疎遠な存在にしようとして
  いるのです。

   ルシファー存在は、曖昧な神秘主義に傾斜
  する夢想的な人間にとって、特別に危険です。

   曖昧な神秘主義に傾斜する夢想的な人間は、
  容易にルシファー存在のとりこになります。

   ルシファー存在は、人間を地球から誘い出し
  て、人間に一種の天使的本性を与え、人間が
  不道徳な誘惑に屈しないようにしたいのです。

   荒天の中に現れる力、風雨を通して脈打つ力
  の中に、何よりも人間の自由が嫌いな霊達―

   人間の自由を根絶して、人間を道徳的な自動
  人形、純粋に善良な天使的存在
にしたい霊達が
  いるというのは、奇妙に聞こえるでしょう。
   
   地上的な表現を用いれば、この霊達は、それ
  を達成するために『血みどろになって』戦います。」

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』
  pp66-68《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)
 

 全く、ルシファーは潔癖で厳格な神父と同じ存在にも見
えてきます。むしろ、ルシファーに誘惑された方が、社会
的にはプラスになる
ような人間もいる位です。

 別の所で、シュタイナーはこうも言っています。

 「 どうして人間は、ルシファーを悪く思うべきでし
  ょうか


   彼等は最良のこと、つまり人間を道徳的で独
  立した存在にしようとしている
のです。

   ただ、人間は彼等の影響下では決して自由な
  存在にはなれず。道徳的自動人形になります。

   しかし、彼等は人間に最良のことをしようとし
  てい
るのです。」

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』
  pp69-70《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)
 

 さて、ルシファーがこのような存在だとすれば、チャネリン
の際、その存在がルシファー的存在かどうかを区別
ることはかなり難しいと言えます。

 第177夜でお話したとおり、私達にアトランティスの見霊
能力
が残されていれば、チャネリングの相手の恐ろしげな姿
から判断することも可能です。

 しかし、その能力が消えてしまった現代人は、チャネリング
で得られた、彼等の意志や意図のみを頼りに、彼等の本
性を知らねばならない
のです。

 何せ彼等は、人間に対して、『道徳を重んじ、天使のよう
な品行方正な存在になりなさい』
と呼びかけて来るのです。
その場で即『否』と言えるでしょうか

 巷のスピリチュアリズムの中には、『天使的存在』に近づ
くこと
を、何の疑いも無く『アセンション』と定義している
のが数多く見られます。
 
 確かに、我々は『天使達』が成し遂げて来た道を辿るべ
ではありますが、それは、今の進化状態のままで『天使
的存在』になることではない
のです。

 シュタイナーが『曖昧な神秘主義に傾斜する夢想的な
人間』
こそ最も危険だと言っているのは、まさにそのような
状況を指しているのだと言えます。

 無論小生も、今のところチャネリングには程遠い存在なの
で、そんな心配は無い
のですが、もしチャネリング出来たと
しても見分けることは出来ないでしょう。

 それ故、仮にチャネリングした場合には、その相手を全て
信じきるのでは無く、常に数%の疑いを持って接する

が肝要ではないかと思っています。

 そんな時チャネリングの相手は、例えば出エジプトの際
のユダヤの神
や、ムハンマドに対するガブリエルのよう
に、『疑うべからず』と強要するかも知れません。

 しかし、能力の無い人間の、こんなささやかな用心さえ
許容
できない存在であれば、なおさら疑ってかかるべき
ではないかと、小生は思うのです。
……………………………………………………………………

 ところで以前、ルシファーと似たような事を人間に求め
た存在
の話があったと思いませんか。今一度、バーバラの
チャネリングに現れたアヌの言葉を思い出してください。

 第七十九夜では、『わたしは君たちの神であり《人間は
こうなり得る》と考えたような姿にさせるため
、刺激を加
えてきた』と言っていました。

 加えて第107夜では、『人間が自らを解放してしまう
かも知れないという可能性にうろたえ
、ルネッサンスを中
止させた。』と告白しています。

 また第八十三夜では、彼等自身は『金属製』の身体的特
性を持っており、自分達に無い人間の特性―土の一種で
ある鉱物と水分から出来た肉体を欲して
もいました。

 無論、彼等を即ルシファーとするのはいささか短絡的
ですが、その精神的な部分―儀礼的文化への盲目的従
と、肉体的特性への嫉妬心は非常に似ています。

 さらに言えば、第八十四夜でツォルキンは、彼等はもと
もと肉体は持っておらず
、アトランティスの滅亡後に、地
球での転生を認められたと言っていました。

 それらの魂がルシファー的な存在であり、彼等の一部
が金属的な肉体に転生し、アヌンナキとして行動したと
いう解釈も有りうるわけです。

 これらの推測の真偽はともかく、いずれにせよ、ルシファ
ー的存在は、我々の進化を乱す存在ではあっても、真に
邪悪な存在ではなさそうです。

 一方、アーリマンについてはどうでしょうか。次回
第183夜はその辺りの話へと続きます。
 
( 追伸 )

 中曽根君、君よりルシファーの方が
根はよさそうだ。

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Secret

プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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