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トンデモ話は奥で繋がる(177) 24.10.7

トンデモ話は奥で繋がる 「第177夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪ルシファーとアーリマン ②≫
 
 ★ アトランティス時代

 まずは、ルシファーと人類との関わりについて見てみましょう。
ちなみに出だしで『そのようにはならず』と言っているのは、前夜の
『天使の模倣人形』のことを指しています。

 「 そのようにはならず、まずルシファーが人間に近寄
  って来ました。そして…人間の背後にある霊的世界
  の一部を、人間には見えないように
しました。

  …アトランティスの神託所で、秘儀参入者達は、ルシ
  ファ-の影響によって覆い隠された、霊的世界領域
  を見る準備をしました。

   …アトランティスの秘儀参入者は、太古の神託にお
  いて、高次の霊的存在達の姿を、精神の中で見まし
  た。

   それらの霊的存在は、物質界まで下っておらず、そ
  のため、人間が早まって物質界に下った時、それら
  の存在は肉眼では見えなく
なりました。

   しかし、秘儀参入者には、光の世界の敵であるルシ
  ファーも見える
ようになりました。

   そもそも漠然とした透視意識の中で、高次の霊的世
  界を生きることの出来たアトランティス人には、ルシフ
  ァーの群れが見え
ていました。

   …光の世界の崇高な存在達の姿が、アストラル的な
  色彩の中に荘厳に現れ、それに対立する誘惑的な世
  界に属する存在達の恐ろしい姿
も現れました。

   『 人間進化の中にルシファーの影響が存在する。
     人間の誤謬の可能性悪の可能性
      ルシファーの影響による。
     しかし、人間の自由も、
      ルシファーのお陰なのである。』

  と、私達は言うことができます。

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』pp21-22
  《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 抜粋頁を見ていただくとわかるように、西川氏の同訳本は、前夜
レムリア人とルシファーの関係から、このようにいきなりアト
ランティス人の話
へと続いてゆきます。

 もちろん、シュタイナー自身がこのように講義したのでしょうが、
この訳本のみを手にした読者は、レムリア人からアトランティス人
へのこの繋がりが、よく理解できないと思われます。

(無論、西川氏にとっては自明のことなのでしょうが、やはり何か
少し解説が欲しい所です。この辺りに、深く入ってゆく読者をな
かなか得られない原因
があると思われます。

 ここでは、古代からの見霊能力についての解説が、是非とも
必要な所です。詳しい話は第148夜でお話ししていますので、
是非読み返してみてください。)

 アトランティス前期においては、秘儀参入者のみならず、ほと
んど人間
がレムリア時代の遺産―半覚醒とも言うべき状態にお
いて、光の存在とルシファー達を見る能力―があったのです。

 対象が見えていれば、恐らくその形姿から、ルシファー達が我
々の自由の送り主ではあっても、我々が目指すべき存在では
ない
ことは、漠然と感じられたことでしょう。

 ★ 新たな誘惑者アーリマン

 さて、ルシファー達は、人間にとって魅力的な世界―知覚によ
る物質的・感覚的世界を目の前に展開させたのですが、この段階
ではまだ、人間には神的な精神界も同時に見えていました。 

 従って、物質的・感覚的世界は魅力的ではあるものの、それは
真の姿では無く、背後にある神的な精神界こそが、現実の存在
であることがわかっていました。

 しかし、アトランティス中期以後、新たな誘惑者アーリマンが現
れます。その影響で、人間は『私の前に広がっている物質的・
感覚的世界の他に、世界は存在しない
』と思い込まされます。

 「 アトランティス時代中期以来、ルシファーとは別の
  敵が現れました。

   その敵は、人間の知覚能力と認識能力を朦朧とし
  た暗いものにした
、感覚界の背後に赴く労苦・衝動
  を人間が発展させないようにする敵です。

   ルシファーの影響下に、感覚界はベールのように
  なり、その背後に霊的世界がありました。

   第2の存在の影響によって、物質界は厚い皮にな
  って、霊的世界を閉ざしました。

   アトランティスの秘儀参入者だけが、準備を通して、
  物質的・感覚的な覆いを突き抜けることができました。

   人間に近づいて来て、神的存在への見通しを暗く
  する力
は、ゾロアスターが信奉者達に与えた偉大な
  教えの中で、初めて明らかにされました。

   古代インド民族は、

   『 自然的素質を通して、霊的世界に戻りたい』
  
  という憧れをもっていました。そのような文化では
  無く、民族の目を感覚界に向け、

   『 民族の目を感覚界に向け、外的な感覚的・
    物質的人間の努力を通してのみ築ける文化

  
  を提供するという使命をゾロアスターは有していま
  した。

   ですから、古代ペルシア文化においてルシファ
  ーの影響
は、アトランティス時代中期以後に人間
  にやって来た存在の影響よりも少ない
ものでした。

   この存在によって、当時、秘儀参入者の大部分
  が黒魔術に陥りました


   彼等はこの誘惑者にそそのかされて、霊的世界
  から手に入れたものを、物質的・感覚的世界のた
  めに乱用
するようになりました。

   黒魔術的な力の影響によって、アトランティス大
  陸はついに没落に導かれました。

   アトランティス没落の原因を作ったのは、ゾロア
  スターが民族に教えた、光の神に対抗するアーリ
  マン(アレフマン)、アンラ・マンユ
です。

   ゾロアスターが偉大なオーラ『アフラ・マズダ』
  と名付けた光の神に、アーリマンは対立します。」

  (シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』pp24-26
  《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 簡単に言ってしまえば、人間という魚に対し、ルシファーが養
殖場へ続くエサ
を蒔き、アーリマンはそのエサしか見えなくし
といったところです。

 ルシファーの養殖の意図については、後に説明することになる
と思いますが、少なくとも人間には、最初はそのエサが養殖場へ
続いていると知っていた
ということです。

 そしてアーリマンは、その状態から、人間が、それが養殖場に
続くことをわからないようにしてしまった
ということになります。
(しかも、後にお話しするように、アーリマンの意図は養殖では無い
のです。)


 さて、この部分についても、初めて読まれる方には少々解説が
必要な所ですので、蛇足ながら解説を入れてみます。

   アトランティスの繁栄と没落については、エドガー・ケイシー
を始め多くの霊能者が霊視をしています。

 詳細な部分ではそれぞれ違いがあるものの、大筋は第八十夜
及び八十五夜でお話しした『アトランティスからのスピリチュア
ル・ヒーリング』
の内容に近いのではないかと思います。

 最終的には、秘儀参入者の黒魔術への傾倒によって滅ぶのです
が、シュタイナーはその原因を、神的存在への見通しを暗くさせた、
アーリマンの計略によるものとしています。

 ところで、ゾロアスターについても突然の登場ですが、少なくと
も、第149夜でお話ししたように、一般にゾロアスター教の創始
者とは違う存在
であることを説明しないと、異端宗教者と誤解され
る危険性があります。

 また、古代インド民族の憧れについても、この一文のみでは、
何を示しているのかわからないと思います。

 ここは以前お話しした、古代エジプト人の秘儀参入方法のこ
とを指していると思われます。
(詳しくは第150夜辺りをご覧ください。)

 つまり、古代インド民族の憧れる方法では、人間は覚醒したま
ま、個々の意識を持って神的・霊的世界を見ることは出来なく
なってしまうということです。
 
 そして、ゾロアスターの究極の使命こそ、自らの4つの体を、幾
世代も継承・進化させて、アフラ・マズダ(=キリスト)を受肉させ
ゴルゴダの秘儀を行うことなのでした。
(詳しくは第151夜以降をじっくりお読みください。)
 
 小生が第169夜の冒頭部分でお話ししたように、この辺りの説明
無しで、シュタイナーの言わんとすることが直感的にわかる方なら、
第168夜までの説明は全くの蛇足なのです。

 しかし、小生を含め多くのシュタイナー入門者は、自分のスピリチ
ュアリズムの知識を総動員
して読み込まないと、とてもついてゆけ
ないだろうと言うのが、正直な所です。

 ましてや、ちょっと聞きかじった程度で、シュタイナーの言葉を引用
してしまうと、シュタイナーを単なるオカルティストの1人として捉えら
れてしまうでしょう。

( 小生とて、まだまだその域を出ていないせん。少なくとも安易な断
定はしないように心掛けているつもりではありますが…。)
 
 それでは、その辺りの戒めを新たにして、次回第178夜へと
続けてゆきます。

( 追伸 )

 中曽根君、君は人間に電気だけを見せ、
放射能の恐怖を見せなくしたアーリマンだ。

目次のペーシへはこちらから
 
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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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