トンデモ話は奥で繋がる(174) 24.9.16

トンデモ話は奥で繋がる 「第174夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪霊的本性たち ⑥≫
 
 ★ 共通のアストラル体

 ここからシュタイナーの記述は、我々の『体』についてのものに変
わります。太陽が分離したところで、私達にはまた『エーテル体』
が戻り、次の人間存在へと変化します。

 「 エーテル体が形成される。アストラル体については、
  独立性は無かった。あらゆる存在に共通のアストラル
  的な覆い
があったのである。

   それは地球の霊であり、地球の霊は触手を伸ばして
  個々の人間祖先をつかんだ。

   新しい能力が現れた。今や個々の人間は、自分の実
  質から人間を生み出すことができるようになった。両性
   間の受精無しに、生殖が行われたのである。

  …人間の形姿は鐘の形をしており、上方は触手を受け
  ために開いていた。太陽に向かって開いていたのであ
  る。これがヒュペルボレアヌス人である。

  …彼等は死ぬことは無かった。私達が言う意味での死
  は無かった。死ぬというのは、意識が体から抜け出る
  ことである。

  …当時は、意識はまだ分化しておらず、人間全てのた
  めに、アストラル的な覆いの中に、普遍的な意識があ
  った。

   個々の意識は共通の意識の一部にとどまり、身体か
  ら抜け出ると、中断無しに、他の身体へと入っていっ
  た。…意識は、衣装を変えたとしか感じなかった。」
   
  (ルドルフ・シュタイナー『神智学の門前にて』p123
  《イザラ書房(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 我々は『ヒュペルボレアヌス人』という、舌を噛みそうな存在とな
ります。無論、名前など(少なくとも日本語で発音する限りは) 意味
が無いでしょうから、以下『ヒュペ人』と略しましょう。

 『ヒュペ人』は、上方の霊的存在の力を借りて、単独で自己増殖
する能力を得ますが、個々の意識はもっておらず、共通のアスト
ラル体を仲立ちに、途切れる事無く生き続けるといいます。

 こう聞くと、小生は何となく『ヒュペ人』について、共通のアストラル
を基盤にして、次々と分枝してゆく霊的な珊瑚のような存在に思
えます。

 そしてこの共通の意識こそ、我々が死後の霊界において、完全
浄化の後に還ってゆく『源泉』なのでは無いでしょうか。と、言
うとこの頃の我々は、まさにその状態にあったことになります。

 ★ レムリア人へ 

 さて、次の人類の変化は百万年後に現れます。一気に時代が飛
んでしまうようにも思えますが、地球の46億年の歴史からすれば、
ほんの僅かな間隔でしかないでしょう。

 「 百万年後には、地球と月は全く違ったふうに見えた。
   動物と植物は卵白のようなゼリー状で、クラゲのよ
   うだった。

   この、器官を有した濃密化した物質の中に、人間祖
  先はいた。動物と植物の形姿は、受精するアストラル
  的な力を通して次第に固まっていった。

   …人間は完全な菜食主義者だった。人間は、自然
  が自発的に与えるもののみを受け取っていたのである。
   人間は乳と密のような液で、栄養を取っていた。
  
   …そして、非常に重要な時期がやって来る。地球と
  月が分離
するのである。こうして、今や、太陽、月、地
  球という3つの天体ができた。

   …月は、人間や動物が、自分から他の存在を生み出
  すのに必要な力を持っていった
のである。人間には、生
  殖力の半分だけが残された。

   生殖力は二分され、次第に人間は男と女に分かれて
  いった。男と女の2人による生殖が可能になったのであ
  る。この時代が、第3根源人種、レムリア人である。

   この時代にも、物質は硬化していった。

   地球と月が分離する少し前に、固い物質が生じ、地球
  と月が分離した後、人間と動物の中に、骨の萌芽となる、
  軟骨の実質が形成された。

   …人間の中に骨組みが出来上がるように、今や地球は
  岩の中に固い足場を築く。骨と岩の形成は、並行して行
  われる。

   当時の人間の姿は、一種の『魚=鳥動物』の様だった。
  地球の大部分はまだ水のようであり、気温は非常に高か
  った。

  …水に、小さな陸、つまり島のようなものが溜まってい
  き、その上を人間があちらこちら歩き回った。

  …人間はまだ肺を持っていなかった。管状のエラ器官を
  通して呼吸していた。…そして、漂うようにして動ける
  ように、今日の魚のような浮き袋を持っていた。」

  (ルドルフ・シュタイナー『神智学の門前にて』pp124-126
  《イザラ書房(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 まさに、百科事典で『生物の進化の歴史』について書かれた項目
を読んでいるような感じです。そして恐らく、2つの点を除いては
誰もが違和感を感じる事無く、読み進むことでしょう。

 シュタイナーの異説の1点目は、月と地球の分離―分離自体につ
いては、認める学説もありますが―
に伴って、我々は単性生殖から
両性生殖
に切り替わったという点です。

 無論、関連を証明できるわけではありませんが、一方で月の周期
は生物全般の生殖のサイクルと密接な関係にある事も事実で、科
学的に納得のいく証明があるわけでもありません。

 もう1点は、『魚=鳥動物』が、生物史的な我々の祖先であるとい
うのでは無く、その時点から既に人間であり、我々の前世の一つ
―レムリア人―であるという点です。

 我々は、そのような生物から進化したというのでは無く、人間の意
識を持ったまま
、幾多の生命体に姿を変えて、地球の誕生とともに
46億年の歴史を辿ってきたということなのです。

 もちろん、大多数の方は『そんな馬鹿げた話』と、一笑に付してしま
うのでしょうが、しかし、その根拠と自信は、いったい何処から生ま
れてくるのでしょうか。

 我々は地球の生物史を、御用学者の言うままに、それが正しいか
どうかさえ疑ってかからずに、教え込まれてきた訳ですが、我々の
ただ1人として、その時代を目撃したわけではありません

 その意味で、ここでシュタイナーが、それとは違う生物史を講義した
とても、『それは誤りだ』と指摘する資格のある学者は、現世の
人間世界には存在しない
のです。

 ★ 生命の息 

 「 何百万年かが経って、地球は固くなっていった。水
  が引いて、固い部分と水の部分が分かれた。

   純粋な空気が現われ、空気の影響によって、浮き袋
  は肺に改造された。…肺の形成とともに、呼吸能力
  発生した。

   …今や、人間は空気に満たされる。熱の呼吸が空気
  の呼吸に変化する地点に、人間は達した。温血ができ
  たのである。

   …かつては外にあった精神が、人間の中に入った
  人間の自我は、呼吸する空気を通して人間の中に入っ
  て来た
のである。

   呼吸を通して、人間はゆっくりと、多かれ少なかれ萌
  芽の状態にあるマナス、ブッディ、アートマを受け入れ
  ていった。
  
   創世記には、こう書かれている。

  『 そして、神はアダムに生命の息を吹き込んだ。
    すると、彼は生きた魂になった。』

   この記述は、言葉通りに受け取ることが出来る。
   個体的な精神を受け入れたことを記しているのであ
   る。」

  (ルドルフ・シュタイナー『神智学の門前にて』pp126-127
  《イザラ書房(西川隆範訳)》より抜粋転載)
 

 この記述も、前半部分は、科学的な生物の進化に沿ったもので、
違和感はないものと思われます。肺呼吸による酸化反応により、
人間は温血状態を保つようになります。

 シュタイナーは、さらに一歩踏み込んで、この『呼吸』こそが我
々の自我を体内に導いた
とし、これが創世記に言う、アダムの
生きた魂であると述べています。

 ちなみにマナス(霊我)、ブッディ(生命霊)、アートマ(霊人)
というのは人間を構成する7つの構成要素のうち、上位にある3
つの要素
です。

 シュタイナーによれば、現世の人類の段階ではマナスの一部
発達
しているのみで、残りの2つの要素は、今なお萌芽の段階
に留まっているとのことです。

 さて、こうした人類の進化の一方で、人間界より高次の存在
もまた、地球とともに進化の道を辿っています。
 次回第175夜はそれらの存在についての話です。

( 追伸 )

 中曽根君、君はとんでもないものに
息を吹き込んだものだ。

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