FC2ブログ
   
08
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

トンデモ話は奥で繋がる(170) 24.8.19

トンデモ話は奥で繋がる 「第170夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪霊的本性たち ②≫
 
 ★ アーカーシャ年代記

 さて、西平氏は、現在の『地球紀』に前後する7つの時期につい
て、シュタイナーがその源泉としているものについては、(恐らく意
図的に)
言及していません。

 しかし、度々紹介してきた西川氏の訳による『ルカ福音書講義』
によれば、過去の出来事の唯一の源泉は『アーカーシャ年代記』
であると、シュタイナーは言っています。

 「 過去の出来事についての霊的探求には、一つの源泉
  しか無い
というのは本当です。源泉は、外的な文献の
  中にはありません。
  (…中略…)

   不滅の年代記、アーカーシャ年代記の中に読み取る
  ことのできるものが、私達の霊的探求の源泉なのです。
  (…中略…)

   超感覚的な世界に参入した者は、アーカーシャ年代
  記を読むことを、次第に学んでいきます。アーカーシ
  ャ年代記は、普通の書物ではありません。

   皆様の霊眼の前に、一連の出来事が繰り広げられる
  と考えてください。ローマ皇帝アウグストゥスの行為が、
  霧のように、皆様の目の前に現れると考えてください。

   当時起きた事の全てが、皆様の霊眼の前に現れます。
  そのように、霊的探究者の前に、様々な事象が現れて
  来ます。」

  (ルドルフ・シュタイナー『ルカ福音書講義~仏陀とキリスト教』
 p21《イザラ書房(西川隆範訳)》より抜粋転載)


 つまり、リーディングの世界ではエドガー・ケイシーを始め、多
数の霊能力者がその存在に言及している『アカシック・レコード
と考えてよいでしょう。

 西平氏は、自分の学者としての立場もさることながら、このこと
に言及することが、シュタイナーが一般の霊能的カウンセラー
同列に見られてしまうことを懸念したのかも知れません。

 ★ リーディングの限界

 さて、やや脇道にそれますが、ここでアカシック・レコードを拠り
所とした、過去や未来のリーディングの確かさについて、少々
考えてみたいと思います。

 よく、同じ個人の過去生や歴史的事象をリーディングしても、
視者によって全く違った結果になってしまう
ことがあり、それ故、
いい加減な印象を与えてしまうことがよくあります。

 一般の方にしてみれば、能力の差異により、つかんだ印象に多
少の鮮明さの差があるのは仕方の無いとしても、同じ事象を探究
して、全く違うというのは合点のいかない所でしょう。

 しかし、数々の優れた霊能力を発揮したエドガー・ケイシーでさ
え、第二十三夜でも述べたように、そのリーディングによる予言が
外れる度、否定論者の格好の論拠にされています。

 この点について、シュタイナーは、このようないく違いが生じる一
番の原因は、我々が物質体、エーテル体、アストラル体、自我
の4つの構成要素の集合体であるから
だと説明しています。

 「 しかし、アーカーシャ年代記を読むのは、物質界
  の出来事を見るのとは違って、容易なことではあり
  ません。
  (…中略…)

   現在生きている人を考察して、『この人の自我は、
  前世ではどこにあったのか
』を知ろうとするなら、
  神界を通って、その人の前世に到らねばなりません。

   どの自我が輪廻転生を通じて、その人に属して来
  たのかを、はっきりさせねばなりません。

   複雑な方法で継続する自我を、地上の様々な段階
  と結びつけなくてはなりません。

   その自我が、前世でどの身体に受肉していたかを
  探究するとき、非常に誤謬に陥りやすくなります。
  (…中略…)

   物質体エーテル体とでは、全く違った流れを辿
  っているように、アストラル体独自の系図を有し
  ています。ですから、

   『 エーテル体は、ある全く別の個人の再来であ
    って、その人の自我が前世で受肉した人物の
    エーテル体と同じなのではない 


  と、言うことができるのです。
  (…中略…)

   誰かを霊的探究の観点から、完全に理解しようと
  するなら、その人の祖先の事を調べたり、その人の
  エーテル体の由来、アストラル体の由来を調べたり
  するだけでなく、

   物質体、エーテル体、アストラル体、自我の4つ
  の全てがどのような道を辿って、現在1人の人物に
  結びついている
かを、完全に調べなくてはなりませ
  ん。
  (…中略…)

   霊視者や秘儀参入者の観点から、人間であれ、他
  の存在であれ、世界の現象について語ろうとする時
  には、非常に込み入った状況に出会う、という事が
  お分かりいただけたと思います。」  
   
  (ルドルフ・シュタイナー『ルカ福音書講義~仏陀とキリスト教』
 pp22-26《イザラ書房(西川隆範訳)》より抜粋転載)
 

 つまり、その人の過去を見ているつもりでも、それが4つ要素の
どれに当たるのかを、常に注意して見てゆかないと、全く別の要素
の歴史や過去生と繋げてしまう
ことになるのです。

 ですから、その部分を見る霊的能力がいくら優れていても
意力や整理力を常に働かせている必要
があり、その部分が弱い
場合は、正確なリーディングが出来ない訳です。

 ★ 過去・未来の歴史

 もう一つ、過去や未来の歴史の確かさについてはどうでしょうか。
これについては、小生はまだ、シュタイナーの解説に出会った事は
ないので、小生なりの考え方をお話ししてみます。

 さて、歴史と言っても、自然界の大きな変動もあれば、人間が織
り成す人為的な歴史
もありますが、まず、後者の人為的な歴史か
ら考えて見ましょう。

 少々話が飛びますが、小生の乏しい『外国小説の読書歴』の中に、
トルストイの大作『戦争と平和』があるのですが、この小説をトルス
トイは、あるテーマを持って書いています。

 作品は、ナポレオンが台頭し、ロシア遠征に失敗するまでの期間
を通じて、戦争の時代に巻き込まれながら、多くの登場人物が織り
成す人生を、実に詳細に描いています。

 岩波文庫4冊で約2千頁強のこの大作を読み終えた後、薄学の小
生は、この小説のテーマを月並みにこう考えました。

『人間は、歴史の大きな流れに翻弄される生き物である。』と。

 ところが、『あとがき』には、トルストイ自身のテーマが解説されて
いました。そこには、『歴史はどう創られるのか』というテーマに
対し、小生とは正反対の洞察が載っていました。

 トルストイ曰く、

『 歴史とは、少数の英雄的存在によって創られるものでは
 無く、無数のひとり一人の繋がりによって動いてゆくもので
 ある』
と。

 つまり、小生がどこかの書店で一冊の本を買ったことさえ、
めぐり巡って、世界の歴史の流れを変える出来事の一つに
なる
という事を、長く詳細な物語に託して表現したものなのです。

 これを、もう少し霊的観念から捉えて見ましょう。第137夜
第141夜でお話ししたように、我々は、霊界で自らの人生の設
計図を創り、その実現のため現世に転生
して来ます。

 また、第138夜でお話ししたように、転生すべき現世が、設計
した人生を送るために適したものとなるように、動物霊や植物霊
と共同して、地球の環境を変える作業
もしています。

 とすれば、前者の『自然界の大きな変動』でさえ、我々を含め
た、地球を舞台とする全ての霊的存在の総意によって、少し
ずつ変化していると見ることもできます。

 つまり、我々が生きてゆく環境も人生も、我々自身が霊界に
いる間に用意したもの
であり、その総和が現世の歴史である
と言うことができます。正に我々自身の意思が歴史を創るのです。
 ……………………………………………………………………

 さらに、もう一つ『時空』について考えて見ましょう。現世では、
我々は『時間』も『空間』も『切り離せない唯一共通のもの』
で、遠く彼方まで繋がったものとして認識しています。

 しかし、そもそも『空間』とは、主に分子の波動を、我々の視
覚が、色や形として認識している
ものに過ぎません。仮に空気
を『黒』と認識したなら、全く暗闇になるかもしれません。

 『時間』についても、我々が存在しているのは常に『現在』の一
時点で、ほんの数秒たりとも『過去』や『未来』に身を置ける
わけでは無く
、どちらも概念上の時間でしかありません。

 つまり、我々人間が認識できる『時空』とは、人間としての感覚
の世界に制限された、限られた1時点の空間に過ぎません。全
て繋がっているというのは、概念で思っているに過ぎないのです。

 例えば、第134夜でもお話ししたように、スピリチュアリズムの
基本である、自分自身が宇宙と繋がろうと意識する際には、我
々にとっての空間は、視界に入る球形の空間に限定されます。

 これを一歩進めて考えれば、我々自身にとって、自分が今存
在している(と錯覚している)空間
こそが、自分自身の個々の
空間であって、それ以外の空間は自分の空間では無いので
す。

 世界を飛び回っている商社マンにとっては、全世界が自分の固
有の空間ですが、自分の地域に閉じこもって生活している人にと
っては、その地域のみが空間の全てです。

 そして、その空間は、そこに参加している個々人が、霊界で予
め設計してきた意思の総和として存在しています。反対に、そこ
関係しない人達にとっては『存在しない』空間なのです。
 ……………………………………………………………………

 ここに『時間』の観念を追加して見ます。地図上では同じ地点
であっても、『現代』を選んで転生した人達と、『江戸時代』を
選んで転生
した人は、違う『空間』を生きていると考えてみま
しょう。

 すると『時間』と『空間』は、当人が転生することを選んだ環
境を特定する一つの『地番』
に過ぎず、我々は、そこで出会う
人々とのみ、特定の『時空』を共有
していると言えます。

 つまり、我々の現世は、ただひとつの時空では無く、精妙に調
整された、個々人の時空の集合体である、と考えるのです。

 そして、その『全ての時空の地番』が『アカシック・レコード
に載っているとすれば、霊視者は、特定の個人のいた『時空』
を検索することで、そのビジョンを霊視することができます。

 そのように考えれば、『過去の地番』にいる個人の霊視について
は、4つの構成体を注意して見分けさえすれば、ある程度一致し
たビジョンが見られるはずです。

 何故なら、過去の『地番』に参加する個々人は、タイムトラベ
ラーでもいない限り既に決まっており、事前に彼等が用意して
霊界での『設計図』も、ほぼ確定し更新されることが無いから
です。

 実際には、個々人の『設計図』は、『顛末記』のような形になって、
第135夜で述べた『思い出のタブロー』となって『アカシック・レ
コード』に引き渡されるのでは無いかと、小生は思います。

 ★ タイムワープと放射能

 同じように考えれば、『未来の地番』についても、現在霊界に住
む霊的存在が、日々未来の『設計図』を用意して、『アカシック・
レコード』に書き込んでいると思われます。

 このように、全ての個々人の時空が『アカシック・レコード』上
にある
とすれば、第五十三夜でお話した、数々のタイム・ワープ
現象についても、その説明がつきます。

 通常、我々は現世の『時空』こそが唯一の時点であると錯覚して
いますが、あるきっかけで『3次元』の制約から解かれると、『ア
カシック・レコード』上の違った『時空』へ飛ぶ
のです。

 また、霊能者のリーディングによる『予言』も、未来の『設計図』
のビジョンを見る能力があれば可能でしょう。
 しかし、問題点が一つあります

 まず、未来の『設計図』に参加する個々人は、その時点で確
定していない
ことです。

 その『地番』に参加しようとする人々が日々変動した場合、その都
『設計図』が変更される可能性があります。
 
 そして何より、今現在、現世を生きている我々が、地球環境を
直接に変容してゆく
ため、『設計図』の出発点が、日々刻々と変わ
ってゆき、直前までのシナリオが大きく変わったりするでしょう。

 ここで、直前までの『設計図』が消滅すれば問題は無いのです
が、第135夜でお話ししたように、霊界では『全ての思考は生き
ている』
とシュタイナーは言っています。

 もし、直前のビジョンも行き続けるとすれば、霊視者がこちら
のビジョンを見る可能性
があり、小生は、これが俗に言う『パラ
レル・ワールド(平行現実)』
の正体では無いかと思っています。

 そのため、未来の『予言』は、前の時代であればある程、この
り消されたビジョンを霊視する可能性
が高くなります。それがあ
まり変わらない場合もあれば、全く違う場合も起こって来ます。

 そして、これと同じことが『過去の地番』に対しても起こりうる
とすれば、過去の霊視の際にも、既に取り消されたビジョンを見て
しまう可能性があるのではないでしょうか。

 逆に言えば、霊界で決めつつある『未来の設計図』も、現世を
生きる我々の行動次第で、変わってゆく
のです。江原氏がよく
言っている『宿命は変えられないが運命は変えられる』です。

 そして今、その法則に従って、最も行動を起こすべきなのが、
我々が誤った利用を続けている『放射性物質』からの脱却では
ないでしょうか。

 放射性物質は、もともと地球の奥深くに存在し続けるべきで
あった、惑星のエネルギー源
を、その制御方法もままならぬま
ま、地上に掘り出してしまったものです。

 プルトニウムに到っては、我々の寿命の2百倍の年月に渡って、
放射線を出し続け、200代先の子孫の自然環境までも変えて
しまう
物質です。

 『除染』を喧伝する人達もいますが、『放射性物質』から『放射
能』を無くすこと等できません
。いくら洗い流しても、被曝する確
率を下げるかわりに、被曝の可能性のある範囲を広げてしまう
だけ
なのです。

 今、我々がすべきことは、これ以上の汚染地域や汚染物質を出
さないよう、地球規模での対策を取ることです。そのためには、
『原発0%』は当たり前の判断なのです。

 もちろん、今は放射線とは全く関係の無い『地番』に生きて
いる方
もあり、自分の人生では、何の関わりも無く余生を送る
『設計図』を持っている方
も多いと思います。

 その人達にとっては、関わらず、ただ状況を見守るという選択
肢もあるでしょう。しかしそれは、同時に、放射能が『未来の設計
図』 をどんどん変えていってしまうのを黙認する
ことです。

 少なくとも、我々の手でこれ以上の『放射性物質』を増やさな
い選択
ができるのに、それをしないのは、第156夜でお話しした
自己中心的な思念を来世に持ち込むことにならないでしょうか。

 今、現世にいる我々の現世での意思が『未来の設計図』の行
方を大きく変革できる可能性
を秘めていると小生は思っています。
それには、できるだけ多く人の意思が関わることが必要だと思う
のです。

 さて、次回第171夜はまた本題に戻ってお話しします。

( 追伸 )

 中曽根君、君の思念だけは
『未来の設計図』には載せたくないね。

目次のペーシへはこちらから 
関連記事
Secret

プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

☆★☆管理画面★☆★


☆★☆

十二か月の着物

手持ちの着物を月ごとに替えて表示してみました。2015年1月
縮縮きものあわせIMG_1116  蕪柄の小紋と、金の傘の柄の帯 冬の野菜-かぶら-は、ほっこりとした暖かさを感じます。帯の地色は新春の華やぎを...

カテゴリ

最新コメント

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
心と身体
111位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
スピリチュアル
34位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

リンク

RSS登録er

月別アーカイブ

ブログ翻訳

powered by 3ET
powered by 電脳PC生活

メールフォーム

メールはこちらまで

名前:
メール:
件名:
本文:

検索BOX・タグ一覧

サイト内検索

全記事一覧,全タグ一覧へ

クマネルおすすめコーナー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示

QRコード

以下のHPもありますが、休止中です。

星読の譜

QR

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

最新トラックバック

カテゴリ別タカラキッチンを使ってみて記事一覧