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06
   

一緒に乗っていたかもと夢見ることも[銀河鉄道]

銀河鉄道の夜は小学生の頃初めて読みました。

しかし、このお話はわかるようなわからないような退屈な感じもして、全部を最初からは読めませんでした。ただ、主人公のいじめられっ子のジョバンニとその友達、カンパネルラがいつの間にか夜空を駆ける銀河鉄道に乗り、旅をする。その途中でなんとなくカンバネルらって死んじゃったのではと恐ろしいような寂しいような気になりました。そして最後にジョバンニがカンパネルラに「どこまでも一緒だよ」と言うところでその次が察しられるのです。最後、電車にはいつの間にかジョバンニだけとなり、その後、いつの間にかジョバンニは普通の現実世界に戻ります。

いつまでもいっしよだよ とジョバンニは言い、カンパネルラも答えますが、その数分後、かき消えます。このところを私は何度も何度も読みました。いつも読むときは私はジョバンニで隣には見知った人が一緒なのです。が、いつの間にか誰も彼も掻き消えてしまいました。

みんなはどこにいったのだろう。この6月、7月になると霧に覆われて二メートル先も見えないブエノスの冬の夜を思い出します。宮澤賢治はこの銀河鉄道の夜をあの樺太まで旅をして何かを感じ、書き始めたと言うことを最近ラジオで聴きました。あの当時の日本人にとっては樺太は北の果てですね。
賢治は北の十字を樺太で見上げたことでしょう。私は日本人なのにあんまり北の星座は知らなくて、北の十字、白鳥座もよくわかりません。でも、普段見ていた、霧のない冴え渡った夜空の天の川と南十字はふとした瞬間、そこを目指していろんな人と乗っていたのではないかと思ってしまうのです。みんなは小さい切符を持ってどこかで降りていったけど、私はヘンテコなどこでも、どこまでもいける大きな切符を持って旅をしているような気がします。

昔見た南十字の輝く空を思い出すと何故か空に線路がかかり、青い汽車が星の彼方まで突き進んでいくのを感じます。賢治が北の果てで感じた銀河鉄道。私にとっては南の果てを連想するのは面白いと言うか、不思議です。
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プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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