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トンデモ話は奥で繋がる(72) 23.1.17

トンデモ話は奥で繋がる 「第七十二夜」
-弟子のクッテネルがお送りします。

≪プレアデス メッセージ ①≫

 ★ プレアデス系チャネリング
縮プレアデス  
   さて、しばらくはプレアデス系のチャネ
ラー、バーバラ・ハンド・クロウ『プレ
アデス 銀河の夜明け』
より、異星人と
のチャネリングによる交信内容からお話
しすることとなります。

 ご承知の通り、この分野は玉石混光の
世界ですので、全ての内容についての
過信は禁物です。


 小生自身も、所々納得ゆかない部分もあり、その部分について
は少し距離を置いてお話するつもりです。

 さて、一般にプレアデス系のチャネリングについては、以下の2
点について大きな疑問点が指摘されており、内容について「全
デタラメ」
であるとする意見が多々あります。

 一つ目は、1975年にプレアデス星人とのコンタクト人に成功し
たと発表したエドワルド・マイヤーの一連の言動によるものです。

 彼は「アスカット」と名乗る女性宇宙人と頻繁にコンタクトを取り、
100回以上もUFOに搭乗するとともに、伝えられた「宇宙哲学
や「隠された地球の歴史」を布教し、一大カルトを組織しました。

 しかし、800枚以上の写真のうち、宇宙船の写真が「鮮明過ぎ
る(?)」ことから「UFO研究機関」であるGSWが調査した結果、
全てがトリック写真だと判定されました。

 また、宇宙人の写真もいくつかあるものの、宇宙船とは対照的
に全てがピンボケや、顔だけが不鮮明なもので、その理由を「宇宙
人の波動」のためとしたことも不審をつのらせる原因となりました。

 ★ フォトンベルト論争

 二つ目は、プレアデス系のチャネリングの中核になっているフォ
トンベルト
の実在の是非について、さまざまな観点から論争の的
となっていることです。

 そもそも、フォトンベルトの実態についてはさまざまながあり、
その「共通項」を拾い上げたものとして、ウィキペディアでは以下
のように記載されています。(23年1月15日現在)

  フォトンベルト(Photon Belt)とは、一部の人々のあいだ
 で銀河系に存在が主張されている高エネルギー光子の
 帯
。 フォトンとは光子のこと。
  その内容については人により説がいくつか存在し、共通
 点
として以下のことが挙げられている。

  太陽系はプレアデス星団のアルシオーネを中心とし
  て約26,000年周期で回っている。

  地球は公転軌道の関係でフォトンベルトに一時的に
  入ったり出たりしているが、2012年12月23日には完全
  に突入し、通過するのに2000年程を要すると見られる。

  フォトンベルトはアルシオーネを中心に垂直に分布し
  ており、NASAが観測に成功している。

  フォトンベルトに突入すると強力な電磁波により太陽
  や地球の活動に大きな影響が出て、電子機器が使用で
  きなくなるとも言われている。

  20世紀末から異常気象や火山活動・地震が頻発し
  ているのは、地球がフォトンベルトに入り始めたからと
  も主張している。

 さらに下記⑬~⑰等の批判への反論として、

  NASA等の組織が、フォトンベルトを観測した事実
  を隠蔽
している。

  恒星レベルの運動を理解する科学力は地球にはな
  い。故に、太陽系がプレアデス星団を中心に廻ること
  は有り得ないという批判は誤っている。

 また、上記の肯定説に対する批判についても、以下のよう
にまとめられています。

  メディアで伝えられるフォトンベルトの実在性は科
  学的ではなく、神秘主義の一種である。

  アセンションを唱えるニューエイジ系信仰の一つと
  して採用されている。

  フォトンベルトアセンションは、共に、聖書の至福
  千年
との共通点もあるという指摘もある。

  そもそもフォトンは光子であり、フォトンの帯が形成
  されることはない。

  太陽系は銀河系中心に対して約2億2600万年周期
  
で公転しており、プレアデス星団を中心に回るというこ
  とはない


  実際に26,000年周期で太陽系が銀河系を公転する
  とすると、光速度を超えてしまう(特殊相対性理論に反
  する)。

  仮にプレアデス星団を中心に回っているとすると、
  そこには銀河系を遥かに上回る質量がなければなら
  ない。

  フォトンベルト説では、地球がプレアデス星団のま
  わりを回っている説と、わずか26,000年で銀河を回る
  
るという二説が、それぞれ相互に矛盾しているにもか
  かわらず併記されていることが多い

  NASAが観測したフォトンベルトとする写真は、フ
  ォトンベルトと無関係の銀河NGC4650Aのことであ
  る。

 さらにに対する批判として、

  「恒星レベルの運動を理解する科学力は地球には
  ない
」としながら、「太陽系プレアデス星団周回説」を
  唱えるのは矛盾している。
   そういった事実があると主張するのであれば、万人
  に理解できる根拠を示す必要がある。
   一般的に、存在するという証明ができない限りは
  論たり得ない


 ★ 同書の立ち位置

 従って、このような問題点に対し『プレアデス 銀河の夜明
け』
が、どのような視点を持って書かれているか、また、小生が
どのように考えているかについて、初めに明らかにしておこうと
思います。

 まず、"ビリー"・エドワルド・マイヤーの件については、
でも、「プレアデス人」との交信の歴史として、その最初の
コンダクター
として紹介しています。

 しかし、著者自身の言葉により、たった2行述べられている
のみで、さまざまな「交信主体」が彼女を通して伝えているメッ
セージ中には、"ビリー"については一度も触れられていません

 つまり、同じプレアデス人からの交信ではあっても、その交信
主体がそれぞれ違っており
、彼女とコンタクトした「交信主体」
は、"ビリー"の存在には、必ずしも重きを置いていないようです。

 彼女自身は1988年から、主にプレアデス星団の中心星「
ルシオネ
」の「サティア」という交信主体から多くのメツセージを
受け、同書の内容の大半は「サティア」からのものとしています。

 一方、第四十五夜以降に登場した浜田氏は、彼ら異星人との
コンタクトに「闇の勢力」の意図を感じており、"ビリー"のカルト
集団
の言動についても次のように述べています。

  『 ジョージ・アダムスキー亡き後、彼に入れ替わる形
   で登場したのがUFOコンダクティー、エドワルド・マイ
   ヤー
である。
   (…中略…)
    マイヤーがプレアデス星人から授かった宇宙の教え
   
、マイヤー自身の全教養を総動員しても作り出すこ
   とは困難である

    誰一人部外者の目撃者はいないのだが、現在(小生
   注:1998年
)までアダムスキーの金星人会見事件を
   思わせる、プレアデス人会見事件が続いている。
    (マイヤーの主張によれば)ことを考えると、このミス
   テリーの背後には何らかの組織による大掛かりな工作
   
が存在している可能性が強い。
    この見えざる首謀者の目的はUFOカルトを創りだし
   て地球人をある種の方向に感化させようとすることにあ
   るようだ。』

  (浜田政彦『彼らはあまりにも知りすぎた』p160-162《三五館》
  より転載)


 
 小生も、この意見には概ね賛成です。ただし、見誤ってはなら
ない点は、彼のカルト集団の得た「交信の全て」が「闇の勢力」
の意図する工作によるものであるとは限らない
点です。

 今までも度々お話しして来ましたが、「闇の勢力」のやり口の一
つに「真実」を捻じ曲げることがあります。つまり「真実を知りす
ぎた
」人物や集団に対し、その主張するところを逆利用するので
す。

 異星人と同じ次元を持つ「闇の勢力」にとって、彼等の「チャネ
リング」に入り込む
のも容易なことであり、彼等の都合のよいメ
ッセージ
や、逆に信頼性を落とすようなメッセージを送るので
す。

 小生は、エドワルド・マイヤーとその教団は、彼自身も主張し
ているように、既に「闇の勢力」に利用されてしまっていたように
感じます。
 
 そのように「プレアデス人」との最初のコンダクターとしての彼
を貶めることで、プレアデス人からのメツセージ全てを「胡散臭
」ものとしてしまうのが 「闇の勢力」の狙いではないでしょうか。

 その意味では、「サティア」からのメッセージにも真実の部分が
ある可能性があると、小生は思っています。ただし、どの部分を
真実と判断するかは、個々の感性
におまかせします。

 さて、次回第七十三夜はフォトンベルト」の実在の是非に
ついて考えてみます。


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握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

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またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

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