家族葬体験記-今回の葬儀のよくなかったこと-

今回の葬儀でよくなかったこと

①これはしょうがないですが、我が家と病院と葬儀会場が離れており、何をするのにも遠く、大変だったことです。これはたとえ、葬儀会場が義父母の家近くとしても我が家からは遠いので同じことです。

②お寺の葬儀会場が寒かったこと。

③事前に葬儀について身内にうまく根回ししてなかったこと。

④事情を知らない親族があわてて、予定外の葬儀会社に予約してしまったこと。

こんなところでしょうか...

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家族葬体験記-今回の葬儀のよかったこと-我が家の場合

今回の葬儀でよかったこととは
①-1お客が少ないため、対応に追われない
 -2そのため、葬儀後の弔問客へのあいさつ回りをカットできる。
 以上で普通なら喪主の職場の人びとにも手伝いや参列などでお手間を取らせてしまうが、それがない。
 -3喪主が知らない近所の人などに手伝ってもらったり、参列してもらうこともなく、お礼やあいさつ回りなどの ことを考えないでよい。

②我が家、葬儀会場の寺は病院、故人の家から遠かったが、そのため、近所の人に参列を辞退するのは当然で、不 義理と思われず、かえってよかった。

③寺で通夜から葬儀までやったので、自宅葬と違い、会場準備をしなくてよく楽だった。

④家族葬と言っても、参列者が少ないというだけで、式も進行も普通と変わらず、ちゃんとした式ができた。

⑤一般の参列がないので、最後に家族それぞれが言葉をかけたりしてなごりを惜しむことができた。

⑥これは寺に納骨する人だけの特権なのだが、ただの家族葬でなく、お寺での法要、戒名つけ、などお寺関係も含 まれての葬儀なのでお寺さんはどこにする?などの心配をしなくてもよかった。

⑦費用が安いが、内容は普通の葬儀より濃密であった。

⑧お寺さんにお任せでの業者なので、信用できる頼もしい業者にやってもらえた。

以上がよかったことです。

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家族葬体験記-火葬場から初七日まで-

お寺から火葬場まではすぐ近くです。五分もかからずに到着しました。

寒いですが空は晴れ渡り良い天気です。火葬場に到着し、火葬です。その後、待ち時間があったので係りの人がお茶を出してくれました。待合室で、くつろぎ談笑する親戚と義母。話題はつきないようです。

私は途中で缶コーヒーを飲みにロビーに出ました。お葬式は家族葬となると、濃い血縁関係のかたまりになり、血縁はない-嫁-の立場のものはなかなか話題に入りにくいです。
普通の葬式だと、もう少し幅の広い参列者なので、そんなことは感じないでしょうが...家族葬の意外なマイナス点かもしれません。そんなことを感じました。しかし、家族葬でもあわただしく、忙しかったので、火葬場の90分は心身を休めることかできました。
その後、収骨となり、また寺へと向かいました。

寺に着くと、本堂で初七日の法要です。
この日は寒く、お寺さんが-コートを着たままお参りください-とのこと。みんなコートを着た着ぶくれた姿でしたが寒かったです。

法要後、おときです。今日集まった方と会食をします。これはお寺に手配をお願いしました。いつもはお店まで行くそうなのですが、ちょうど地域のお祭りに重なったため、お店で会食できないとのことで、お寺の会場に持ってきてもらい会食となりました。この料理はおいしかったです。

これで解散となりました。ついでですが、会場のごみは持ち帰りました。

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家族葬体験記-葬儀-

通夜の夜が過ぎ、葬儀の朝です。

家族葬ですので、ドレスコードに厳格な決まりはないだろうと思いましたが...親族、そして姻族が何人か参列されます。きちっとした服装で来られることは想像がつきます。

このあたりでは葬儀では子供の配偶者は和装で...という家が多いです。家族葬、普通の葬儀に関わらず-和装-にしたほうがよかろうと思い、和服で出席することとしました。葬儀は通夜のように、おっさまの入場から始まって読経、途中の散華としめやかに進行しました。途中だったか、最後だったか、感動したのは、司会の人がそれぞれに故人に向かって最後の言葉を投げかける時間を設けてくれたことです。
お棺に花を入れ言葉を故人に向けるときは、濃密ななごりの時となり、故人への感謝と別れがたい思いが交錯し、寂しさの中になごやかさを感じるひと時となりました。
これは、一般葬ではなかなかできないことだと思います。また、業者の方の力があればこそのよきお別れタイムだったと思います。

家族葬でも宗教儀式としてはしめやかに厳かに行われ、別れも十分できました。
葬儀が終わり、火葬場へと向かいます。

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家族葬体験記-通夜-など

B業者の説明は丁寧で抜かりなく、通夜の進行からおっさまが入場してからの遺族のふるまい、その他など。こちらが質問しても親切に何度も答えてくれました。

実は、実母の葬式の時は、業者に-一度しか言いませんから、何度も聞くな-と言われ、喪主だけに説明していたり、説明を聞き逃していたりした場合、
聞けない、再度説明してくれない、といったことがありました。

葬式のような訳の分からないことを、一度しか説明してくれないとは...葬式屋とはなんと不親切で威張っている輩であろう...などと思ったことがあります。これをするな。あれはしてやる...なんて感じでしたが、喪主には愛想がよかったようで、喪主の兄弟は-よくしてもらった-と言っておりましたが、葬式屋にペコペコしながら、最後には、使われた花の大きな台まで、トラックで運べという喪主である兄弟の命令でトラックで運びました。

そんな葬式を経験していたので、それよりもはるかに規模の小さいお金もかけない家族葬なのに
何度もそれぞれに説明をしてくれるということで非常な安心感を感じました。おまけに、寺での家族葬なので、家具を動かして掃除して、座布団を用意してなんてしなくて良いのです。

やることはあるけれど、業者の人が怠りなく準備してくれている...おまけに、遺族にかける言葉も優しく、心がこもっています。

日も傾き、通夜の時間となり、おっさまがこられました。
私は家族葬とは、仏教式でやってもおっ様さまがこられたらそのまま、遺族が座っているだけで、業者の人はなにもしてくれない、とおもっていましたが、
違いました...
おっさま入場から、終了まで、たくみな進行、アナウンスを業者の方がしてくださったのです。それも家族葬なので、座る場所は教えてくれても、好きなところでよいと言ってくれたり...かゆいところに手がとどくきめ細かな進行でした。

この進行で、葬式自体のこと、お客さんのこと、その他雑事に頭が占領されることなく、故人を悼むことに専念できました。急激に寒くなってきた初冬の夜でしたが、哀しい中にも心が癒されてくる気がいたしました。

つづく

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家族葬体験記-亡くなってから翌日搬送、通夜へ...

翌朝、まだ暗いうちにだんなは電車を乗り継ぎ、義父の家へ...私は準備です。

家族葬に限らず、まず必ずしなくてはならないことは、
①死亡診断書を医師、病院にもらう。       

 
②その診断書を持って役所に行き、死亡届を出し、火葬許可書をもらう 
ことです。

最近は家族葬がはやってきましたが、その中で一番シンプルな形が-直葬-といわれるものです。家族葬に関わらず、身寄りのない人、公的な助成での葬祭形式の人は昔から-直葬-でした。日本ではほぼ100パーセントの火葬。亡くなったら必ず火葬をします。反対に言えば火葬さえできれば、ほかのものはなにもしなくても通るのです。その火葬だけするという葬祭形式が-直葬-といわれるものです。一番シンプルな葬祭でも要が火葬なのです。一般の葬祭でも火葬を避けて通るわけにはいきません。

火葬許可書は役所に行けば時間外でも受け付けてくれます。このごろは業者がとってくれることも多いですが、ある程度自分でやらねばならない葬式の場合、遺族が取りにいくのが普通だと思います。私の実の親が亡くなった時は喪主は忙しいし、配偶者を亡くした片親はショックで茫然としており、次子以下の子供である私が動き回りましたが、今回は喪主のだんながとることとなりました。

火葬許可書をとったら、業者が10時に来るということなので、そこである程度の打ち合わせをしたようです。そして、11時に義父宅出発、1時過ぎにB寺に到着予定とのことで、C市にいる私は、必要なものを揃えます。

祭壇はシンプルなので、花を自分で飾る人もいたと聞きました。
そこで、
①果物のかご盛を2対と、弔事用の花を買う。花瓶も必要。
②お通夜に来てくれた人用にちょっとしたものを買って包んでおく。
③準備その他で動き回るので、黒いエプロンを用意する。

これだけでも、お店の開店時間の10時ごろにでかけて駆け回ってもお寺での1時の打ち合わせにはぎりぎりでした。

まずは果物盛を近所のお店に注文しに行ったのですが、日曜で休みでした。そこで果物は断念し、花屋に花を買いに行こうとしたところ、親戚から電話が...
-ファックスで通夜の時間と場所を知らせてほしい-とのこと。
事前に出してあった地図だけではわかりにくく、電話を受けながら子供にネットで地図をうち出すように言い、まずは場所時間、住所を書いた紙をファックスします。そして、地図も子供がすぐにプリントアウトしたので、それを送りました。そしてすぐ、ホームセンターに大きい花瓶を2対買いに行き、その足で花屋に直行です。花屋では菊と百合の花束を8束買いました。大きい立派な菊も買いたかったのですが、売り場が50メートルほど離れているため、時間がなく買えませんでした。花束はすごい量で、背中に担いだらずしんと重かったです。

そして、すぐに家に戻り子供を乗せ、スーパーで②の弔問客に持たせるものを買いました。数は少し多めにしました。寺に向かいながらまた、途中で、テープ、包装紙、袋、花きりはさみなどを買いました。そんなこんなで寺に到着したのは1時少し過ぎでした。

遺体とだんなも1時ごろに到着し、葬祭業者さんと1時からの打ち合わせですが、あらかたの打ち合わせは10時にすんでいたらしく、それほどなかったですが、ここの業者さんは同じことでもきっちりと、説明してくださり、ずいぶん丁寧だなぁと思いました。

業者さんと少し話をし、とても親切で丁寧だなぁと感じながら、それでもあわただしく、花の準備にとりかかりました。黒エプロン姿の私と子供...もくもくと、作業を進めていきます。花かご2個と、花瓶2個分でしたが、花の量が多かったので2人でやらなかったら、他のことに手が回らなかったと思います。しかし、孫が飾ってくれたお花でのお葬式...おじいさんも満足だったのでは?子供にとっても、自分でおじいさんの祭壇を飾れたので、有意義だったのではと思います。

花を子供にまかし、次は弔問客に渡す-ちょっとしたてみやげ-を包装紙で包みます。志ののしをつけたかったのですが、買う時間がなく、あきらめました。

あれやこれやで時間が過ぎていく中、業者さんの飾りつけが進み、様子をみると...

きれい。

なんと、お寺のパンフレットより数段立派で華やかな祭壇となっています。オプションで、ちょっとしたお花飾りを頼んだということでしたが、全部生花です。こんな立派になっているところに、しろうとのお花を飾ってもいいかなぁと思いましたが、しばらくたったら、業者さんがよい位置に4つ、置いてくださいました。

-上手につくってある-と業者さんにほめていただきましたが、孫の花飾りも加わって、祭壇は一段と華やかになりました。

つづく






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家族葬-打ち合わせと搬送-

義父が亡くなったのが夕方で、Aという業者に搬送してもらい、自宅に戻ってきたのが夜でした。
だんなは◎◎寺の葬祭を担当するB業者と連絡をとり、翌日の朝、遺体を寺まで搬送してもらうこととしました。

夜、遅くなりましたが、私も高速を使い、義父の家に行きました。元気だった義父が亡くなってベットに横たわっているのを見ても信じられない思いでしたが、-ぼー然としてはおられない-と心の中でつぶやきました。明日はお通夜です。お寺も我が家から40分はあります。なにをやるにしても時間がありません。

ここに泊まって行け、と義母などが言ってましたが、喪主や家族のやることが多いのはわかりきっています。ここで泊まって行って、何の準備もせずただ遺体に付き添っていても葬儀でのポカや抜かりを招くだけです。我が家も一家そろってここまできましたが、また高速に乗って深夜に我が家に帰りました。

家に帰ると、まずは喪服の準備、洋装をたんすから取り出しました。そして、まだ知らせてない人はいるか?いたら電話番号は?などと調べたり、手持ちの現金をそろえたり...お寺の場所をインターネットで調べて、その地図を出しておいたり...(親戚が道を尋ねてきたときに、口頭やファックスで伝えるのに必要)明日朝には義父の家にB業者が迎えにくるというので、大慌てでいろいろと準備にかかります。



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家族葬体験記-難しい事前の了承と事後のすみやかな進行-

一般に家族葬というと、古い世代には受け入れられなかったり、今までの習慣、常識をもってする人々にも理解され難いイメージがあります。

今回、家族葬をするにあたって、親が全く元気なうちに話し合ったら、近所を呼びたいなどの意向がでてきて頓挫する可能性もありました。さりとて、亡くなってからそれを言い出すと、全く違う形態で違う業者、違うお寺さんて葬儀を行いかねない事態にあやうくなりました。

そこで、まずは葬儀のことはこちらで準備しているから、大丈夫だと-親-に言っておいてもしっかりした父親の方が亡くなってしまったので、その意はうまく伝わらずすったもんだしましたが、家族葬というと非常識ななにもやらない葬式では?と家族が疑問をもつことはありえます。

昔は、親類縁者、近所の人、息子の仕事先の名前だけ知っている人まで葬式には駆けつけたものです。まだ現役の人が亡くなった場合は勤め先、友人、知り合い、といろんな人が別れを告げたいと、今までどおりの葬儀をした方がよいのでは?と思ったりもしますが、一線をしりぞいたただの老人の葬儀にどれほどの弔問客が訪れるのか?もともと、社交的だったり、地位の高い人だったりでしたら、多いかもしれませんが、交遊もなく、近所付き合いもない家にこもっているタイプの老人には、そのような葬式は必要ないのでは?そんなことも頭をよぎります。

我が家の場合は、家族葬と言っても、お寺ですべてやるからということで安心したかもしれません。

また、義父は交遊もなかったので、家族も同意しやすかったかもしれません。

それにしても山は、病院で亡くなってすぐです。病院から搬出するときは、あわただしくもほとんどが決まってしまいかねないときです。
業者選びから、葬式の形態、その他に迷いがあれば、搬出をしてくれる業者には
-まずは、自宅まで搬出のみを頼む-というのがベストと思います。


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家族葬体験記-病院はすぐにだされる、そのときが分かれ目だった-

我が家から義父の亡くなった病院まではドアtoドアで約2時間。電車を乗り継ぎ、最寄の駅から病院までの500メートルほどの距離をひたすらに走り、やっと病室に駆けつけた旦那を待っていたのは、兄弟と義母(旦那の母)でした。

そこで家族たちが旦那に言うには
-すぐにこの病院からでないといけないらしい。なので×△葬儀社に連絡して予約しておいた-
-なぬー!...-納骨堂のことは詳しく書類まで渡し、両親に説明してあったし、葬儀のことも手配してあると言ってあったはずが...
もう、×△葬儀社に連絡してしまった。頼んでしまっただって...!

葬儀に関してはだんなと私でもう、◎◎寺に頼んであり、そこでいっさいやる予定が、×△葬儀社でやるだって!
そして、義母は近所の人もよんでどうのこうの、とも言いだしたとか...お坊さんも葬儀の形態もなにも考えずにすぐに近くの葬儀社に頼んでしまったのです。

しかし、だんなは病院に駆けつけながら◎◎寺に一報をします。

そこでだんなは家族に-もう、納骨堂と葬儀とセットでお寺に頼んであるから、×△葬祭社は断りたい。と、説得し、そして、葬祭業者には-遠方の寺で葬儀をやることになっているので、申し訳ないが断りたいと言ったところ、
きりきりキャンセルができました。というのは、その葬祭業者もほかの業者に鞍替えするのは、承知できないがすべて搬送などもそちらでもうどこかあてがあるなら、手を引きます-ということでした。

一度×△葬祭社に頼んでしまったのですが、
もともと、遠方の寺でやる予定ということ、そして、病院から自宅までの搬送業者もすでにあてがあり、たのんでいたということでキャンセルがきいたのです。搬送業者は、旦那は、私がいざというときのために、事前に調べメモ書きしておいた業者に連絡しOKということで、無事病院から自宅まで運べたのです。

全く、危機一髪でした。というより、病院の裏口には葬儀業者が張り付いており、なくなったら何かを考える間もなく、業者に遺体を運んでもらい運んでもらったら最後...その業者の言うがままの葬式を自動的に行うことになってしまうと聞いたことがあります。なので、だんなが電車に乗って駆けつける間中、心配だったのですが、もう10分駆けつけるのか遅かったら、お寺での家族葬はできず、通常の葬式となっていたことと思います。そうなっていたら、お寺はすでに遠方に決めているので坊さんの手配、その後の法要など大変だったと思いますが、なんとか間にあい、一安心でした。

無事にキャンセルでき、お寺のほうからはすぐ連絡があり、翌日の朝、業者の人が搬送車で自宅に迎えに来て、お寺について夕方お通夜、翌日葬儀ということとなりました。

家族葬とはいえ、立派な仏教式の葬儀です。葬式は非常にあわただしくやることも多いです。身内が亡くなったと放心モードではことは進みません。頭と体を全力疾走モードに切り替えます。

今回の葬儀は
義父の家と葬儀会場は車で高速を使っての搬送で、遠方での葬儀です。
会場は◎◎寺
葬儀を依頼したのは◎◎寺ですが、搬送飾りつけ、進行はお寺の業者さんです。
葬儀の形態は納骨堂をお寺に持っている人のみ行える家族葬です。
家族葬でも、お寺での葬儀なので、立派な仏教式の葬儀です。
会場の設備は、飲食も泊まり込みもでき、なんも不自由さもありません。

以上のかたちで行うこととなりました。

つづく

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家族葬体験記-訃報からはじまる-

今回は義父を家族葬で見送ることとなりました。
義父が入院し、病状も軽く、もともと元気だったので-死-ということはまるで考えていませんでした。某日夕方急に調子が悪く、身内は集まれとの電話がありました。大した病気でもなく入院したので-?-を感じながら、それでも-死-ということはまるで頭になく、だんなを駅に送ったところ、駅のホームから
-おやじが死んだらしい-との電話...
年寄りとはいえ、全くそんな心積りもなかったので、驚きと、とまどいが一度に押し寄せてきました。
-とにかくこのまま電車に乗って駆けつける-とのことです。

これは!どうしたらよいか...とにかく頭を切り替えて、スムーズにことにあたらねば、と思いながら、 ◎◎寺に連絡をすぐするようにということと、◎◎寺は義父の住んでいるところからかなり遠く、高速を使って搬送することになるので、◎◎寺の出入りの業者がうまく搬送してくれない場合、違う業者を頼む必要があるということ、搬送だけ頼む業者の名前と電話番号はすでに-いざ-というときのためのメモ書きに書いてあるということ、そんなことをあわててだんなに伝えました。

義父がちょっとした入院をしたときに、-死-の影のかけらもありませんでした。しかし私はなぜか、搬送業者のことが気になり、あらためて、いざというときのやるべきこと、その他を書き留めておいたものを見直していたのです。そこで業者の名前も覚えていたので、携帯でその業者の名前をだんなに何度も言いました。

そのときに、ほかにも言おうと思ったのですがやめたことがありました。
-家族葬をやるということは両親には言っていたと思うが、兄弟にはこまかに言っていたか?言ってなかったらそのことはさきに知らせておかないと、まずいのでは?-と頭に浮かんだのですが、軽い病気で入院とはいえ、義父は元気でぴんぴんしているのに、そんなことを言ってはいけないと思いやめときました...言っておけばひやひやの思いはせずにおれたのですが、葬式というのは緊急です。すぐにすったもんだがわきおこりました。

さて、家族葬の業者選びは、我が家は業者に頼むのではなく、納骨堂を寺院に申し込んであったので、その寺院に申し込む形での家族葬でした。これはちょっと特殊だと思います。その寺院では納骨堂を申し込んだ人のみ家族葬をおこなってくれるということで、だれでもかれでもではないのですが、-お金儲けでない、故人、施主に本当に必要なお葬式-ということを目的とした葬儀ということで、事前の説明ではおっさまが、仏教、お葬式の習慣その他をわかりやすく説明してくれ、ここなら、と思い申し込んでおいたのです。
それは5年ほど前だったかもしれません。

つづく

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家族葬体験記-納骨堂のことは長くなるので-

墓のこと、坊さんのこと、そして義両親の家までの距離...もろもろを考え、結局は
納骨堂の申し込みをある寺院にしました。

その詳細は長くなるので後程述べることとします。

ともかくも取りあえず納骨堂を申し込み、いざという時の-墓-お骨の置き場所について心配しなくてもよくなりました。この申し込みは、5年以上前、10年弱前かもしれません。

早すぎるとお笑いにする方もいるとは思いますが、なにぶんにも突然の葬式には苦労したので、はやばやと-お骨-の安置場所だけはゲットしたのです。

つづく
次からは葬儀そのものについて書きます。

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家族葬体験記-墓は?-

家族葬に限らず葬儀には、坊さんの手配、墓の準備が不可欠になってきます。

もともとそこの土地に住んでいて、苔むした立派な墓がある、また、分家でも本家や本家の菩提寺の近くに住まわれている方は、新仏が出ても、エスカレーター式に本家の菩提寺の檀家となったりします。その場合は墓地もその寺の一角に確保できたり、寺に余裕がない場合でも、本家の菩提寺ということで、49日過ぎにお骨おさめができなくても、お寺でお骨を快く預かってくれたりします。

そのような好条件の家はそもそも、急に家族がなくなり、さぁ、式は?お坊さんは?という段階で、
-坊さんは?寺は?墓は?-矢継ぎ早に考えないですみます。

まぁ、葬式は急なこともあるので、坊さんとか、寺とか、墓とか考えない人が一般的だし、急にそのような事態になったとしても、その土地に縁のない人の場合、葬祭業者がその地域のお寺さんを手配してくれるそうですが...
ずっとこれからそこに住み続ける人はそれもありでしょう。

しかし、親がたまたまそこに住んでいるけど、そこの人ではない。こどもは他の遠隔地に住んでいる。残されたその地の片親は、歳をとっているし、墓参りはめんどうだとのたまう...そんな場合が我が家でした。
親は、近くの〇△寺でいいと言っているが...そもそもこっちがいいと言ってもその寺にお伺いをたててもおらず、勝手に〇△寺、と言っているだけ。近いからいいらしいが、墓参りはそうするつもりもないらしいという矛盾した考え。

地域のお寺の檀家となるとそれなりの行事参加、お布施、そして、線香、花を欠かさない墓参り...それを遠距離に住んでいる子ども家庭である我が家が負担するのはあまりにも重すぎる...葬式後の七日ごとのお寺さんのもてなしも高速を使って行ったり来たりしなければならない。

墓のお花の水やりも、遠くから頻繁に行かねばならない...

うかつに両親の家から近くの寺に葬儀を頼んだら、墓をはじめとして、檀家としての務めが重くのしかかってくるだろう。しかし、先に墓だけは確保しておかないと、近くの寺の檀家になるとしてもいざという時、お骨を置いてもらえないかもしれない。一時預かりで置けてもらえても-はやく-墓をつくれ-というプレッシャーがあるかもしれない、と思いました。

どうしたらよかろう。

そう思っていたところ、ある有名寺院の広告が目にとまりました。
-納骨堂-永大供養...

うちには跡取りの息子はいません。いずれ消滅します。墓はいるがその後は不要になってしまいます。そんなこともこの
-納骨堂-システムだったらクリアするのでは?と思い、まずは見学に行くことにしました。

つづく

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家族葬体験記-失敗を繰り返さないためにとの思いから-

もう、10年以上も経ってしまいました。母が亡くなったのは突然で、寝耳に水のようなことでした。悲報を聞いてから高速を車ですっとばし2時間後、実家についていたときは、もう、白い布団の中で横たわっていました。

それから怒涛のような3.4日がすぎました。この時は何もかもわからないことだらけ...の上にいつも率先して動いて何もかもしてくれる母がいなくなったので、まずは喪服の着付けなどから困ってしまいました。和服の着付けは母の知り合いに頼んでいたので、母に頼めば今まではことが足りたのですが、今度は肝心の母がいません。しかたなく、自分でその美容師さんに連絡をつけたところ、身体的に美容師を続けられなくなりやめたとのこと。着付けもできないようです。
そこで、遠方に住んでいる友人に頼み込み、着つけてもらいました。着付けすらこんな状態で、しかも、自宅葬...お客は何百人も来るという、むちゃくちゃ忙しい葬式となりました。人がたくさん来るので、それこそ引っ越しをするかのように、ソファーテーブル、その他家具類を喪服を着たままあちこちと移動させたり、死亡診断書を持って火葬許可書を役所に取りに行ったり...

あれがいる、これを動かす、電話をとる、来客をこなしながら、部屋、場所を整えることをし、かつ、さまざまな雑事をこなす...そして、寝ずの番の通夜、お葬式とこなしましたが...

葬式が終わった時は、ぼろ雑巾のようで、あまりにも疲れていたことを覚えています。

もう、こんなにも大変な葬式はいやだ。私とだんなはそう思いました。

突然だ、突然ということがいけないのだろう、と疲労困ぱいした私たちは考え、その当時、全く元気だっただんなの両親の時はどうしようかと、あれこれ思案し始めたのです。

幸いにして、だんなの両親はそのころにもう定年を迎えており、かつ交遊もほとんどないことから、こじんまりとした葬式ができるだろうと予想されました。そこで、両親の住んでいる市の葬儀屋を2.3廻ってみることにしたのです。
自宅葬の大変さにはこりごりしてたので、会館で、風呂も布団もついているところで...といった程度の希望しかなかったのですが、いざという時に頼んで、どんな感じにやってもらえるか、また、風呂を含めて館内設備、そして料金など、こまごまと聞きました。実際に設備を見ながら説明を聞くと、布団はおろか、ホテルのような遺族室で自宅葬の大変さはまったくなく、整えられた場所での通夜、葬儀ができる、ということがわかりました。その時に料金表もみせてもらい、大体の金額もつかめましたが、-これぐらいだったらいいだろう-というような金額でした。

とにかく私たちは、-もしも-の時を考えておおざっぱなりの葬式シュミレーションを10年以上前に描いておりました。

市内の葬式屋の見学し、見積もりも出した...あとこれだけはというものはないだろうか?というわけで、次にやったのは、着付けを習う、でした。自分で着物が着られれば、どんな時でもあわてふためくことはありません。すぐに無料着付け教室に行き、着付けを習得しました。

そして、こまごまとしたことですが、母の自宅葬では給仕したり、家具を運んだりして、喪服に汚れをつけてしまうことがあったので、たとえ自宅葬でなくても、黒い割烹着、エプロンは必須と思い、黒いエプロンを買っておくことにしました。

つづく

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家族葬体験記 -経験から備えをしておく-

なんの病気もなく元気だった義父が突然亡くなりました。老人とはいえ、そんな心積りは全く持つ必要がなかったので、不意に逝ってしまったのは、晴天の霹靂ともいってよいぐらいです。

突然、家族を亡くして、その後の葬儀、諸手続きを進めていくのは実際にやられた方はわかると思いますが、こなしていくことが非常に多く、大変です。

普段は気にもせず、私たちは生きています。また、家族が老人でも元気なうちは-縁起でもない-とか-いざというときになったらやればいい-なんて考えている方も多いでしょう。しかし、いざ、という時に-いざ...うまくいくかというと、そうは行きません。何にも考えずに-いざ-という事態を突然迎え、あわてふためきながらも葬式屋のいうとおりに滞りなく式一切を済ませたはいいけれど、後から目を剝くほどの請求書が来て、親族同志の争いまで発展したとかなんとか...

よく考えてみれば、人が死ぬのは当たり前で、ましてや定年後になれば-葬式-その他相続などのことはしっかりと準備しておいても早すぎることはないと思います。しかし、現在の定年後の世代は、そんなことは無頓着で-後は子供たちがなんとかするだろう-となんの準備もしてない人も多いです。ちまたには、エンディングノートなんて、売られており、比較的若い定年後の世代で、後の子供たちのことをよく考えれる人たちはそのようなノートに必要なことを書いたり、いろいろとこまごまとした準備などをされているでしょう。

しかーし、私の親、そして、旦那の親はまるでそんなことはしてありませんでした。私の親の時は、母は大分前に逝ってしまったので除くとして、父親は私に財産関係のことをまるで知らせてくれなかったので、いまだにはっきりしとしたことがわからず、困りました。

母の時は、まだ若い時で突然だったので、葬式の裏方として非常に疲れました。

そんなことを経験していたので、ずいぶん前から旦那と話し合い、義父-だんなのお父さん-の時にはどうするか?いざとなってあわてないために義父が元気なうちから、いざ、という時はどうするか、考えておりました。

母の葬式、父の葬式、事後処理、その他について、いろいろと知らなかったし、突然だったことでとまどったり、できなかったこと、失敗したことをよき経験として、旦那の両親の時は今までより、スムーズにうまくやれるよう、考えておりました。

つづく

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名古屋でスピリチュアルなイベントを行っている-こもれびやま- を主宰してます。瞑想会、ミディアムシップワークなどスピワークをやっています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

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