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ガイガーカウンターで測ったら 24年度⑤

 しばらく更新できずにいましたが、10月は6日と20日
の2回、名神高速を走りました。
それぞれの計測値は以下の通りです。  
縮名神表0  
縮名神表1 
縮名神表2 
縮名神表4 
 

 さて、今回で9回の推計値がたまりました。平均値等は以下の通
りとなっています。 

  ※ ちなみに「黒白ヌキ字」の数値については、5回より少ない連続測定値からの
  逆算数値か、逆算の結果「0μsv」以下となった数値であり、平均値の計算から
  除いています(9回平均値斜体)。
   また、逆算数値が斜体で表記されているものは、車の通過速度の関係でそ
  の地点の数値の測定値がなかったため、前後地点の平均値としたものです。

縮名神表5 
縮名神表6 
縮名神表7 
    やはり計測回数を重ねると、バラツキが少なくなり、平均値の最
高でも伊吹山口交差点の西の「0.147μsv」と、0.15を超えるポイン
トはなくなっています。
  
グラフにしてみるとこんな感じになります。  
縮名神図   

 平均的には、木曽川近辺と伊吹山口近辺がやや高いかなと
いった程度で、それぞれの差は小さくなっています。
 ただ、木曽川近辺は、9回の平均値に比べると、10月の2回の
計測値はやや高かったようです。

 さて、9月28日には、東名高速も走っており、今回の計測方法
での初めての数値がとれました。ただし、帰路は渋滞をさけて、
音羽・蒲郡からの計測となったため、豊川付近については往路だ
けの計測となっています。
縮東名表1 
縮東名表2 
縮東名表3 
縮東名表4   
 
グラフにするとこんな感じです。今回は豊田IC辺りが
やや高くなっています。  
縮東名図   

目次のページはこちらから

ガイガーカウンターで測ったら 24年度④

 この夏、世論はようやく「原発ゼロ」が多数を占めるようになりました。
政府も公然と無視はできないため、方針としては明記することになりまし
たが、一方で「核燃料サイクル」はそのまま継続という矛盾した記述をし
ており、まだまだ本気が考えているとは思えません。

 取り合えず、耐用年数40年ということで「敦賀の1基」と「美浜の2
基」は廃炉の方針となりましたが、本来30年と言われている他の老朽炉
は相変わらず動かす予定ですし、核廃棄物の冷却は永遠に続きます。

 今後も、どこかで事故が起こる可能性は高いですし、事故まで行かなく
ても、老朽による「放射能漏れ」の頻度は高まると思われますので、市民
レベルでの日頃の監視体制が重要と思われます。

 さて、9月に入って1日と15日の2回、名神高速を走りました。15
日は「往路のみ」の利用です。それぞれの計測値は以下の通りです。

縮名神①
縮名神②


 全般に15日の方が高めでしたが、特に伊吹山口の近辺では、1日の復
路と15日の往路で0.15μsvを超える数値まで上がっています。ちなみに
15日は3連休の初日で、一宮IC口はノロノロ運転、岐阜羽島~大垣ま
での間は一時的に雨が降っていました。

 さて、24年度の計測値は、6月末と合わせて計5本となりましたので、
前回示した逆算方式による推定値(※)とその平均値も計算してみました。

  ※当該地の数値=「当該地までの移動平均値」×5
         -「その一つ前の移動平均値」×4

 なお平均値を作成するに当たって、各地点値を以下のように算出しました。

 Ⅰ 名神高速については東京からの距離1㎞毎の値又は①、②の数値

  ① 当該区間の計測値が複数ある場合はその平均値
  ② 2㎞の区間値しかない場合は、その値と前後の値との平均値

 Ⅱ 関ヶ原~泉神社については、主要交差点とその中間点とし、
  中間点については、その間の計測回数が最も多かった区間数を決め、
  その区間数に当てはめた①~③の数値

  ① その区間数に一致した数値がある場合は当該数値
  その区間数に満たない数の計測値しかない場合は①、②の数値
  ② その区間値が全く無い場合は、その前後の値の等分値
  ③ 2区間に対して1つの数値しかない場合は、その値と前後の値との
   平均値

 Ⅰ、Ⅱのいずれも、①~③の方法で算出した数値は「斜体数値」で示す。


 ※ ただし、当該算出値の基礎となる数値が「ゼロ以下」の場合、及び6
  月30日の5回以上の計測後の値でない数値(表の黒のセルの数値)は、
平均値の算出から省いて計算した。

 結果は下表の通りで、平均値では概ね0.15μsvを下回っていますが、上石
津PA付近と、伊吹山口付近では上回る数値が多いようですので、今後も同
傾向が続くかどうかを確かめたいと思います。

縮名神③
縮名神④
縮名神⑤  
縮名神⑥   
* グラフについては数値が「ゼロ以下」であった地点を除外しています。

 過去の数値はこちらから

ガイガーカウンターで測ったら 24年度③

 7月13日には、福島原発からかなりまとまった量の放射性物質が、
全国に飛散したのではないかという噂がありました。
 ちょうど翌週、東名高速を走る予定があったので、「ガイガーFUKU
SHIMA」で東名の小牧から豊川間を計測してみました。

(ただし、復路は豊田~音羽蒲郡間が大渋滞となり、高速を降り
たため、計測していません。)

 計測方法は前回と同じ、1回の計測ごとの値と、東京からの距離を
記録した標識を読み取る方法を取りました。

 さて、今回も「ガイガーFUKUSHIMA」の各計測値から、その地点ごと
の数値を推定してみましたが、前回の方法の難点を踏まえて、新た
な計算方法
をとることにしました。

 「ガイガーFUKUSHIMA」では、直近5回の移動平均値が示されるとい
う前提のもとで、前回は各地点の数値を、そのままストレートに逆算
で求める方法を取っていました。 

 この方法で逆算した値が表の右端の数値ですが、前回も指摘したと
おり、測定値が変化したポイントの数値は、極端に高かったり低か
ったりする「極値」
をとりやすくなります。
縮東名1 
縮東名2 
縮東名3 

 結果として、例えば、282-281㎞の測定値は0.01μsv/h変化しただ
けですが、直近の数値との関係から「0.19μsv/h」とかなり高い計
算値
となり、その数値に引きずられて、その後の5回毎の数値の逆
算値が、周期的に高くなってい
るのがわかると思います。

 そこで今回は、直近5回の数値のうち、過去4回の数値は、全てそ
の一つ前の移動平均値
と等しいものとして、

 当該地の数値=「当該地までの移動平均値」×5
        -「その一つ前の移動平均値」×4

 で計算した数値(真ん中の数値)を採用してみました。その結果が
ん中の列の数値
です。

 この方法の場合、連続する区間で前と同じ数値を示した場合は、
全てその数値と同じになってしいますが、反面、ある区間の数値が
極値的に高くなったり低くなったりしても、それがその後の数値に影
響することは無くなります。

 グラフ化してみても、逆算推計値は、移動平均値の動きに沿った
動きの値
に なっており、かなりしっくりと当てはまる感じです。従って、
今後はこの式を使って、その地点の推計値を算出しようと思っていま
す。
 
縮名神

 ちなみに、前回の名神高速の値も、この式で計算し直してみると、下
のグラフのようになります。特に養老―関ヶ原のあたりの動きが、前回
より上下が少ないのがわかります。
縮説明
縮東名

 ガイガーカウンターで測ったら「総目次」へ

ガイガーカウンターで測ったら

 ガイガーカウンターで測ったら 
 24年度 名神高速②

 前回に引き続き、一宮から米原・泉神社の区間について、今回
「ガイガーFUKUSHIMA」のみを使用して測定してみました。

 前回は主なIC・JCTごとの表示値を記録していたため、区間の
距離と所要時間により、各計地までの、カウンターの平均値算出
の回数が異なって
いました。

 そのため、「5回の計測ごとに約2区間を通過した」という、
雑把な前提
による測定値とならざるを得ませんでした。

 今回は前回の反省点を踏まえて、以下のように測定方法を変更し
てみました。

 ① 測定は、計測場所を定めるのでなく、計測の開始から各1回
  ごとの計測値
(直近5回の移動平均値)をそのまま記録する。

 ② 1回の測定が終わった地点について、名神高速上については
  東京から何km地点であるか、一般道にあっては最寄の交差
  点
名 を特定する。

 ③ 各計測区間の線量について、初回の測定から概ね直近5回
  の移動平均が順次示されていると仮定
し、初期値を最初の
  区間の実際値として、その後の各定区間の数値を順次逆算
  
して求め、その区間の推計値とする。

 今回の測定結果は以下の通りとなりました。  
 縮泉1 
泉2 
 
 1回の測定移動距離については、流れにより、かなりばらつくこ
とも予想していましたが、この日の東名高速の流れは順調であった
ため、常に約1~1.2㎞ごとの計測となり、結果としてほぼ1㎞
区間ごとの計測値を得ることができました。

 従って東名高速道路上の計測地点は1㎞ごとにまるめてあります。
そのため、一部区間については2㎞分を同じ測定値として掲載して
います。

 関ヶ原から泉神社までの一般道については、たまたま往路と復路
の測定回数が一致したため、その間を各地点を13等分して計測し
たものと仮定
して記載しています。

 なお、測定開始時については、測定値が不安定になることを考慮
し、出発地の一宮については、ICに入る前から計測を行い、一宮IC
以前の値については、逆算計算のみに使用し捨象
しています。

 各区間の逆算による推定値は、右端の2列のようになりました。
概ね、0.08~0.19μsv/hの値となり、従来から計測してきた
「RAYDIX AK2011」の数値と比べてもそれ程違わない値となってい
ます。

 ただし、この方法の場合、連続した区間の計測値が0.3μsv/h
程度急激に変化すると、平均値からの逆算値の振幅
がかなり
出てし まい、一部の地点の逆算値が0やマイナスになったり、逆
にその反動で近接する地点の数値がかなり高く出たりする欠点
があります。
(グラフ上ではゼロ以下の地点の数値は省略しています。)

縮泉神社

 このような欠点はありますが、1回の計測毎の数値を計ることで、
各地点の数値がある程度推測できるものと思われます。

 また、今回の計測を見ると「ガイガーFUKUSHIMA」の表示値その
ものは、「0
.10~0.14μsv/h」と小幅な変化に見えるものの、
逆算した場合は、各地点で相当な差がある可能性があることを、
改めて認識させられることとなりました。

 ガイガーカウンターで測ったら「総目次」へ

ガイガーカウンターで測ったら             名神with FUKUSHIMA

 2回目の「RAYDIX AK2011」と「ガイガーFUKUSHIMA」の併用による測定は、
定期的に「湧水」をいただいている泉神社までの名神高速の各地点間の測
定をしてみました。

 前回の反省点も考慮して、「ガイガーFUKUSHIMA」については、各地点の通
過時の表示値をそのまま記録
しました。

 理由は以下の通りです。

 ①「ガイガーFUKUSHIMA」は連続して約1分間γ線を拾い、その都度
  その間の通過場所の平均線量を計測し、さらに直前の5回の計
  測値の移動平均値
を表示しています。
 
 ② 今回の計測はほとんど高速道路上なので、往路・復路とも約
  50分ほぼノンストップで通過しています。

 ③ その間に19の計測地点で数値を読み取っていますが、その
  間がほぼ均等であると、50(分)÷18=2.8(分)で、
  約3分弱の間隔で計測
していることになります。

 ④ すると、計測地点で表示されている値(直近の5分間の平均
  値)は、ほぼ、その2つ前の通過地点から当該通過地点までの
  平均値と見做す
ことができ、それが計測地点ごとに一つずつ後
  ろにズレていく
と考えることにしました。

縮表
 例えば、今回の「往路」では「養老SA」の所で「0.15μsv」を示して
いますが、これはほぼ「杭瀬川」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えます。

 同じように「復路」では、「養老SA」の所で「0.13μsv」となってい
ますが、こちらは「関ヶ原IC」~「養老SA」までの平均値を示してい
ると考えることとします。

 ただし、このような計測であるため、測り始めから2地点の値について
は、その前の地点の計測値の影響が多くなると思われますので、今回はあ
くまで参考値となります。

(ちなみに、測り始めのみ5分間そこに停止して計測すれば、同じ条件で
測れますが、高速道路等、止まれない場所では限界があります。)

 このように併用して見てゆくと、「RAYDIX AK2011」の値のみでは比較
できない部分について、新たな推測が可能になります。

 例えば「木曽川西」の「RAYDIXAK2011」の値は往路・復路とも「0.11~
0.15μsv」となっており、一宮側、岐阜羽島側のどちら側からの接近でも
変わらないように感じます。

 一方、「ガイガーFUKUSHIMA」では「往路」では「木曽川西」を平均値に
含む「長良川」までの値はいずれも「0.12μsv」以下ですが、「復路」で
は「一宮JCT」の所で「0.14μsv」となっていますので、どちらかとい
うと、一宮側の方が高い線量の場所が広いかも知れないと考えることがで
きます。

 ただし、両者の測定値を並べてグラフにしてみると、「養老SA」から
「関ヶ原」辺りの値は、「往路」と「復路」の測定値の高低が全く逆転
していたりしていますので、「たまたまそうなった」可能性もあります。

 そのため、一回の測定で判断するのではなく、できるだけ頻繁に測定
することが必要だと思いますので、この区間については定期的に測定し
てみるつもりです。

縮比較図

 ガイガーカウンターで測ったら「総目次」へ

ガイガーカウンターで測ったら 24年度(24.5.12)

 「ガイガーFUKUSHIMA」の特性

 今回は、従来空中線量を計測してきた「RAYDIX AK2011」
「ガイガーFUKUSHIMA」を同時に作動させて、その特性を調べて
みることにしました。

 始めにスペック的な特性を簡単に比較しておきます。
 
縮比較 

 「ガイガーFUKUSHIMA」の場合、β線も測定しますので放射性セシウム
等も検出できます。今回の汚染が高い地域について、野外で直接測る場
合は有用性が高く、「RAYDIX AK2011」よりは少し高めの値が出ると
思われます。

 ただし、今回は車を走らせての測定で、β線は車体を抜けて入り込めな
いですから、「RAYDIX AK2011」とそれ程条件は変わらないと思われま
す。

 逆に、「RAYDIX AK2011」X線も測定しますので、近くにX線源が
あれば高くなりま
すが、一般には医療現場等、「放射線管理区域」内で
管理していると思われますので、こちらもさほど違いは出ないでしょう。

 従って、汚染が高い地域以外は、両者の測定値の差は、ほぼ検出特
性の差になって現れてくると思われます。

 ただし、「ガイガーFUKUSHIMA」の場合、
 ① 原則約1分間・16回計測値の平均値で表示し、
 ② 以後約1分間毎の平均値の測定後、過去5回との移動平均
  を表示します。
 ③ また、さらに正確な数値を出すために、10分間連続して
  計測した平均値を出すこともできます。


 まさに、被災地の近くで、生活をする上での危険地域を特定して
ゆくために、じっくりと放射線を測定するのに、大変適しているので
はないかと思います。

 ただし、その反面、いったん起動して1分間を超えてしまうと、「RAY
DIX AK2011」のような瞬間的な数値は表示されなくなりますので、
スポットからのすばやく退避行動には不向きです。

 また、その地点に特定した数値を計測する場合には、その場所毎
に起動させ、最低1分間そこにとどまって計測する必要
がありま
す。

 従って、従来このブログで掲載してきたような、車で移動しながらの
連続計測した場合には、

  過去約5分前に居た地点から、当該計測地点までの通過
  地域についての平均線量

 が示されることになります。そのため、厳密には両者の単純な比較
はできません。

 ただしこの地方は、まだそれ程放射線量が高くありませんので、
スポット的に高い場所以外は、平均的な値としての比較はできる
かもしれません。

 その意味で、参考までに、今回計測した「岩倉~津島市西新田」
までの両者の数値(図は「ガイガーFUKUSHIMA」の数値の変化)を示し
てみました。 (24年5月12日計測)
 
縮表

 先程もお話ししたように、「ガイガーFUKUSHIMA」の場合は「過去5分間に通
過した地域の平均線量」
ですので、その地点の線量として見るのではなく、

 ① その地域に近づくにつれて、線量が上がっていくのか下がっていくの
  か
に注目し、
 ② 特に急激に上がっている場合は、その少し前の地域が高かった可
  能性
があると思った方がよいでしょう。
 
縮ガイガー

 今回の往路の例でいけば「稲沢市役所」から「平金森町」に移動する際
「0.04μsv」上昇
しているのと、
 「法立」の前後が比較的高い数値が続いている

のが特徴的です。

 この付近は「庭木」のための低木の常緑樹を育成する畑となっている場所
ですので、過去に付着したままの葉が、まだそのまま残っている可能性もありま
す。

 ちなみに、感度の点では「RAYDIX AK2011」が「0.11μsv」以上の特定の数
値を示す傾向
があるのに対して、
 「ガイガーFUKUSHIMA」の場合は「0.01μsv」刻みの各数値が表示されます。
 ( なお、現在までの最低表示値は「0.09μsv」です。)

 また、今回の測定で、「ガイガーFUKUSHIMA」の場合、短い距離ごとに測るよ
り、5分以上間隔を開けた方がよ
いと感じましたので、次回からは、測定する
地点等を工夫して見ようと思います。

ガイガーフクシマがやっと届きました

中国製のガイガーカウンターを持っています。国民消費センターは中国製のものは信頼性に欠けるとし、国民に買わないように呼びかけていました。
しかし、ときたまの週刊誌のガイガーカウンターでの測定値の記載、武田先生のブログでの名古屋での数値...どれも我が家ののガイガーカウンターに近い値でした。

この国は震災直後から何か月か、支援のガイガーカウンターまでもわざとしまいこみ、現地にまわすことはおろか、市場にも出回らないよう、入管段階でお蔵入りさせていたといいます。

国民生活センターの中国製ガイガーカウンターへの誹謗中傷はなにか、意図的な悪意-ガイガーカウンターで放射線量を国民に計測させたくない-をもっていると、感じざるを得ませんでしたが...

我が家の中国製ガイガーカウンター...ちょっとばかし数値が高いかも...とか、0.2以上がほとんど出ないということに-不良品?-の疑惑も少しばかりあり、ちょうど日本製のガイガーカウンターが作られたということを聞き、去年の11月末、注文しました。
正真正銘の日本製ガイガーカウンターです。福島のメーカーが作り、営業支援隊という非営利組織が販売しています。

↑コメントで部品は海外じゃあないか?と、指摘がありましたが、確かにちょっとした部品(全てかどうかはしりません)は海外で作ったものを使っています。海外の生産が追いつかず、半年以上も待ったのです。今年生産したものです。日本で組み立てたものです。
私としては、パソコンなどのように中の部品の一部は中国、でも日本で作った日本製、といった認識で書きましたが...モノというものは、どこまでが、◎◎製といったものか...難しいですね。車でも小さい部品は全く別のメーカーのものですが、ホンダの作った車とか、トヨタとか...いいますもんね。純正トヨタ部品...でも違う会社に作らせている...そんなこともあるし、難しいです。

ところで、ガイガーミュラー管、これは海外のものとの指摘でしたが、
ガイガーフクシマは、日本のメーカーが作ってます。↓クリック
ガイガーフクシマについてのブログ、カレイドスコープさんガイガーフクシマ

ガイガーミュラー管についてのいろいろなご意見...ガイガーミュラー管についてはそれほど詳しくないので、専門家に聞く機会があれば質問してみますね。

主な機能
◇測定単位表示切り替えができます(μSv/h、mSv/y、CPM)◇長時間計測モード(10分間)装備◇積算線量表示(μSv, mSv)が可能◇多様なアラーム設定1-常時ON2-0.3μSv/h以上でON3-0.6μSv/h以上でON4-1.2μSv/h以上でON5-常時OFF

スペック
◇検出器: ガイガーミューラ計数管 STS-5◇測定線種:β線、γ線◇測定レンジ:0.04μSv/h~443μSv/h(自己バックグラウンド 0.04μSv/h、STS-5の場合)◇表示:μSv/h、mSv/y、CPM表示を切り替え可能◇測定方法:16カウント測定、移動平均◇測定時間:0.1μSv/h程度の環境下において1分程度1 μSv/h程度の環境下において数秒◇校正: 校正定数による表示補正済み(校正定数: 150CPM/uSv/h, Cs-137にて)◇使用バッテリー:単4型乾電池2本、USB MiniB端子より給電可能◇連続使用時間:単4型乾電池2本で500時間程度◇サイズ: 125mm x 55mm x 25mm◇重量:100g (電池込
)

このガイガーカウンターは純国産、福島産です。電源を入れると、窓に福島県の形が映し出されます。
昨日初めて使ってみましたが、電源を入れ、福島県の形を見たら、わけもなく悲しくなりました。豊かできれいで美しい福島が、放射能で汚染され、この地でガイガーカウンターを作ることになってしまったとは...
他県の者が言うのもおこがましいですが、やはりつらい気持ちがします。

さて、このガイガーカウンターで我が家の放射能をはかってみたら、中国製のものとそう変わりませんでした。ガイガーミュラー管は中国製のものより大きいと思います。しかし、中国製のものよりむしろ大きめの値も出てました。ガイガーフクシマは日本製でガイガーミュラー管を使っています。信頼性は高いと思います。
中国製と日本製をなかよく並べてみると、その時々の瞬間的な数値はばらつきがありました。二つ並べるとランダムに放射線がガイガーミュラー管にあたりあたった時、数だけ数値が出てると実感しました。

この二つを同時に持って計測すれば、どちらかがこわれれば数値がだいぶ違ってくるでしょう。この地も福井の原発事故が起きたなら、風で放射性物質がなだれ込んて来る可能性大です。
ガイガーカウンター...大事に保管したいと思います。

まずは、瓦礫焼却予定地の碧南まで行って、焼却前の値を計測してきたいと思っています。

theme : 生活に役立つ情報
genre : ライフ

ガイガーカウンターで測ったら 東名編④

 1月6日のブログでお知らせしましたとおり、新年早々「冷温停止」のウソをさらけ出
すように福島及び関東方面で、2・3日の二日間で、前年4月ひと月間の放射性物質量
に匹敵するセシウムが降下したとのことです。

 本年は、日本人の作成した初めての機器である「ガイガーFUKUSHIMA」が手に入っ
てから、改めて数値を計測するつもりでしたが、この事態を危惧する各方面から、各地
の空中放射線量を報告していただくよう呼びかけが行われていますので、及ばずなが
ら私も早速、東名高速の放射線量を計測してみました。

 (当ブログでお話ししてきたように、素人測定の上、計器の信頼性にも若干不安がある
のですが、少なくとも相対的な比較にはなるのではないかと思い、尾張地方の各地点の
空中放射線量を掲載してきております。)

 さて、今回の計測値は以下のとおりでした。成人式の関係で、豊川方面や伊勢湾岸道
の混雑が予想されたため、上りについてはかなり早朝にスタートしています。

東名図 

 上りについては、小牧JCTから庄内川の辺りまで、0.18μSVの数値が続きました。
その後、名古屋ICから豊田ICにかけては、車の量も少ないせいか、比較的低い数
値となりました。
 特に、今までは数値が高く出がちであった、日進~東郷間の林間部についても、
木の葉がすっかり落ちたせいか、放射線量はほとんど上がりませんでした。 

 一方、この日は予想通り「伊勢湾岸道」から「豊川稲荷」方面へ入ってくる車で、早
朝ながらかなりの車が走っていましたが、幸いこの区間の3車線化工事がかなり進
んでいるため、渋滞はありませんでした。
 しかし、やはり車の量によるものか、放射線量はしばしば0.18μSVを超えています。

 下りについては、既に「伊勢湾岸道」には渋滞情報が出ており、昼の早い時間帯に
も関わらず岡崎から東郷までは車の量は多めです。豊田を過ぎると車量は減りまし
たが、上りに比べ ると 放射線量はやや高めとなっています。

 さて、今回の数値を、比較的普通の条件であった前回(23年8月2日)と比べたグラ
フが下の図です。

縮東名 
 「美合PA」及び「日進JCT」付近を除くと、各地点とも同じかやや高めになっています。
(ただし、前回については上りには雨がパラついていました。)各地点の平均値を合計し
たものの総平均値では、今回の方が0.05μSV高くなっています。

 ただし、この上昇分が今回の大量放出の影響かどうかは微妙なところで、むしろ、年始
で各地方から訪れる車が運んで来たための上昇分の可能性の方が強いかも知れません。

 いずれにせよ、事故後の放射性物質を吸着した草木が枯れた今、初期の放射性汚染
が比較的少ないこの地方にとっては、他地域からの車が、放射性物質の最大の「運び
手」となっている疑いはかなり高いと言えます。
 
 この上さらに放射性物質の残留が疑わしい「瓦礫」を各地方に振り分けるのは、日本国
土にとっては自殺行為です。感傷的な「痛みの分かち合い」的論調に乗せられてはいけ
ません。今必要なことは、我々の次の世代のため、居住可能な地域を出来る限り広く保
つことなのです。

目次のページはこちらから 
  

theme : ちょっと気になる事
genre : その他

ガイガー旅行記 東京Ⅱ

 本年度、2回目の東京出張です。当日は全国的に強い冬型の気圧配置となり、前回
(10月7日)と比べ、気候的にはかなりの厳しさ覚悟のガイガー旅行記でした。

 午前7:30    名古屋駅新幹線待合室は8割程度の入り。ガイガーの数値は
         0.13~0.18μSVとやや高めでした。

 午前8:10    新幹線のぞみ106号乗車。車内はほぼ前回同様0.12μSVでスタート。

 午前8:50頃  今日は空気が澄み渡り、富士山の姿もくっきり。放射能さえ無けれ
         ば最高の空間なのですが…。ちなみに前回は、トンネルの前後で数
         値が上がったのですが、今回は0.11~0.12μSVと低値。

 午前9:34   新横浜着。0.12μSVで変わらず。

 午前9:46   品川着。こちらも0.12μSVと低値のまま。

 午前9:53    東京着。駅構内に入った直後0.15~0.18μSVに跳ね上がりました。
         今日は「山手線・外回り」に乗車してみることにして、取りあえず
         インフルエンザ対応マスクをつけて在来線乗り口へ。

 午前9:59   山手線乗車。東京都内のみを廻っているせいか、車内は0.11~0.12
        μSV
と低値でした。

 午前10:10~  新橋からのアクセスは今回が初めてになります。西口から飲食店街
         をまず西へ。ガイガーはいきなり0.18μSVを示し、時折0.15まで下が
         るものの、ほぼこの数値を保ったままで、かなり放射線が飛んでいる
         感じです。
          西新橋二丁目から西新宿までは0.18μSVを示したまま。この辺りは
         かなり高そうです。
          そこから再度西向きに折れると、やや値が下がり始め、0.11μSV
         値が続くようになりました。
          西新橋一丁目近辺はほぼ0.11μSV、ここから再度北に折れて、前回
         同様、経済産業省の前へと歩を進めました。
          まず、前回それ程高くなかった東側の植え込みですが、まだ葉が茂
         って残っており、今回は2箇所とも0.15μSVを超えました。
           一方、前回高かった北側の植え込みは、ほとんど刈り込まれたよう
         な状態で、今回はかなり低くなっています。刈り込まれた葉は、どこ
         へ運ばれたのでしょうか。
          そこから東へ渡った財務省の北側の坂道では、再び0.15μSVを超え
        る数値が出ました。ここはまだ葉の残った「いちょう並木」が続いて
        おり、放射性物質が残っているのではないでしょうか。

 午後4:30~  午後からは前回同様、日比谷公園を廻って東京駅まで歩いてみまし
        た。ただ、所々に出来た雪雲が日差しを遮り、冷たい風もかなり強く
        なったので、定点観測は断念して、ガイガーを片手に数値の変化だけ
        を追うことにしました。
          日比谷公園の南側は、今回は低く、前回最高値(瞬間0.24μSV)を出
        した大木付近も0.11μSVに留まりました。ただし、風がかなり強かっ
        たので、その影響がかなりあったかも知れません。
         西側も、千代田線日比谷駅入口辺りまではかなり低かったのですが、
        北に上がると、0.15μSVの数値を示したままとなりました。
         皇居の外濠は、強風にも関わらず、前回同様数値は高く、特に南側
        では、しばしば0.18μSVの値を示しました。
         馬場先濠からは、西側に渡り、また「いちょう並木」の脇を測って
        みると、やはり0.18μSVの値を超えるポイントが続きました。縮東京図 (2) 

 小生のガイガーカウンターの数値が、どの程度信頼できるかはわかりませんが、少
なくとも相対的に見て、地下鉄や山手線の車内の方が低い感じがしますので、移動の
際にはこちらを利用した方がよさそうです。

 止むを得ず地上を移動する場合は、ホットスポットを避ける意味で、ガイガーカウンタ
ーがあった方がよいと思います。先日、武田先生が小牧での講演でおっしゃった ように、
今年の木の葉や表土には、まだ事故当時の放射性物質が残っており、接触や処分には
要注意です。

 また、マスクでは放射線そのものを防ぐことはできませんが、セシウムが付着した
土埃を直接吸い込まないためには十分役立ちますので、東京の舗道を歩く際には、
やはりつけた方がよいと思います。

 本年秋には、ボランティアの団体が中心となって製造した徳望の日本製の「ガイガ
ーFUKUSHIMA」
が、ほぼ原価(1万円前後)で頒布を開始しました。被災地の方が優先と
なっていますが、その他の地域の方も順番待ちで購入できます。

 小生も早速予約し、来年の1月には手もとに届きそうです。そうすれば、今持ってい
る「RADIX」との比較が可能になり、これまでの数値の信憑性が明らかになって来ると
思いますので、また比較した値を掲載してゆくつもりです。

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ガイガーカウンターで測ったら 長久手・一宮奥町

 先週は、土曜日に東名高速から長久手方面、日曜日は岩倉から一宮奥町方面を
測ってみました。

 土曜日の東名は、小牧~小牧JCT辺りまではかなり混んでいました。その後は割
りとスムーズに流れていましたが、庄内川前後にやや高いポイントがありました。

縮長久手表 
 長久手方面は初めての測定となりましたが、往路では長久手ICを降りた辺りから、
県道6号線は時折0.15μSVを示していました。 
 復路は、名古屋ICまで一般道を走りましたが、長久手市街から名古屋にかけては、
かなり車の量も多くノロノロ運転の状態で、こちらも時折0.15μSV以上の値を示しま
した。 

縮奥町表   
 日曜日は3度目の測定となる岩倉~一宮奥町方面です。岩倉市内は、往路側の
稲は刈り取り済みで、復路側はまだ残っていたせいか、復路のみ0.15μSV以上の
値を示しました。ちなみに、前回0.21μSVを記録した「中古車販売店」の交差点は
今回も0.18μSVと、結構高い数値でした。 
縮奥町図  
 一宮の南部については、一部を除き概ね低い数値でした。西側の県道14号線も、
「毛受」辺りまでは、道路脇の蔦がかなり刈り取られていたせいか、ほとんど0.12μ
SV以下の数値でした。

 一方、「開明」付近は、まだ常緑の植込みがいくつかあるせいか、唯一往路復路と
も0.15μSV以上となりました。また「奥町宮東」の交差点の北西角は、ススキの生え
た空き地になっており、停車中に0.18μSVを示しています。

 下に、過去3回の値と平均値のグラフを作ってみました。今回は今まで高かった
「苅安賀」の辺りが下がり、「馬引」以北が高くなっています。
縮平均  
 
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ガイガーカウンターで測ったら 泉神社方面⑦

 朝晩冷え込む日も増えました。12月に入ると、雪によるチェーン規制や通行止め
が多発する「関ヶ原」ですので、今年最後となるかもしれない泉神社編です。

縮表
 いつもは高い値となる一宮JCTですが、今回は、比較的低い値にとどまりました。
往路については、ここから長良川の中間地点までは、ほとんど0.11μSVの値が続き、
「いい感じ」のスタートでした。 

 しかし、いつもは比較的低い「揖斐川」を挟んだ地点が、往路・復路とも高く、特に
揖斐川の橋上は0.15μSVの値を示したままの状態でした。

 その後は再び0.12μSV以下の値が続き、関ヶ原IC前の「山間部」も比較的低いまま
でした。
 養老や伊吹の裾野はすっかり紅葉しており、下草も刈り取られていたため、草木から
の放射線値が下がっているのかも知れません。

 変わって高かったのは「関ヶ原市内」です。特に「小池町」辺りは、往路・復路とも
0.15μSV以上の値を示したままとなりました。
 この日のこの時間は、伊吹山方面のみに低い雲がかかっており、その影響があるの
かも知れません。

縮グラフ
 さて、表にはありませんが、今回「一宮IC」に入る前、岩倉市内の「とある交差点」
での停止中に、私の計測器で初めて「0.21μSV」の値を記録しました。詳しい場所を出
すのは控えますが、その一角に「中古車販売店」があるのが気になりました。

 いくつかの報道やブログ上でも、被災地方面からの「中古車」に、かなり高い残留放
射線量を示すものがあることが指摘されていますが、ついに身近な販売店にも出回って
きたのかも知れません。この地点については、再度測定してみるつもりです。 
 
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ガイガーカウンターで測ったら 中央高速②

 今回は、震災後2度目となる中央道の測定結果です。長野・松川インター
までの往復約240㎞を測ってみました。前回(8月27日)と比べ、土岐
JCT付近から恵那SAまでは若干車が多めでした。
縮高速表
 小牧JCT付近は、相変わらず0.15μSV以上の数値がしばしば計測されます。
特に往路の小牧ICから小牧JCTまでは、0.18μSVの表示となったままの区
間がかなり続きました。また、内津峠の山間部では復路で0.18μSVの表示が続
く区間もありました。

 多治見ICから屏風山PAにかけては、前回とは違って低い値となりました。
ただし、往路では、恵那ICから恵那峡SAにかけてかなり車量が多く、ノロ
ノロ運転となっている間、0.15~0.18μSVの表示が続きました。やはり車両が
集まる場所で、放射線量が高くなる傾向がみられます。

 恵那峡SAから神坂PAの間では、落合川に架かる橋の前後が高い感じで、
特に復路では0.18μSVの表示がしばらく続きました。

 さて、前回注目した「恵那山トンネル」ですが、今回は往路で一度だけ0.15
μSVを示す所があった他は、トンネル内のほとんどが0.12μSV以下でした。

 飯田市に入ると、雨になる一歩手前という感じで、山裾一体にモヤがかかっ
ていました。特に飯田山本ICから飯田ICかけては、遠くの山は見えない程
度の霧で、そのせいか放射線量もなかり高い値が続きました。
縮高速図
 放射線量がそれ程高くないこの地方にあっては、やはり雨・霧の中、そして
車量の多い場所が要注意
です。そう考えると、多くの旅行客が休憩する「恵那
峡SA」が、真ん中辺りでは唯一、往路・復路とも0.15μSVを超える値を示した
のも頷けるところです。
 
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ガイガーカウンターで測ったら 稲沢~愛西

今回は、朝から小雨が降ったり止んだりのはっきりしない天候の中、尾張南西部の
佐屋・道の駅「立田ふれあいの里」までの往復路を測ってみました。
結果は以下のとおりです。 
縮立田

 岩倉市からの県道の両側はほとんどが田畑ですが、今回は計測地点の全てで0.15
μSV以上の値を含んでいます。ちなみに、往路と復路で道順を変えていますので、
仮に同じ地点を測ったら、往復路全てが0.15μSV以上となった可能性もあります。

 稲沢市街の県道65号については、今回は「高御堂」付近を除き全て0.12μSV以下
となりました。特に復路については、小池2丁目辺りから下津にかけて、JR線を
超えるための稲沢跨線橋辺りがかなりの渋滞で、各ポイントの計測時間がかなり長
かったのにもかかわらず、その間一度も0.12μSVを超えていません。

 稲沢市街を抜けて国道155号に入ると、特産である『植木』の苗木畑が続きま
すが、過去に計測した、やや東側を走る県道65号と比較すると、道路脇の風通し
がよく、また車の量も少ないせいか、「平金森町」を除いて全て0.12μSV以下とな
っていました。
 縮比較
 国道155号は、東西方向に走る一宮~小牧間は、市街地が多く、車量も多いの
ですが、稲沢~立田方面へ向かう南北方向は、ほとんどが田畑で、車の量も少なく、
スイスイと走れる感じです。しばらくは放射線量も比較的少なめでした。

 しかし、日光川を超えて海に近づくに連れて、だんだん0.15μSVを超える数値が
出始めました。特に「下新田」以南では、「下新田」及び「佐屋」が往復路とも
0.15μSV以上の値を含んでいた他、往絽・復路どちらかが0.15μSV以上の値を含ん
でいます。
 縮図    

 もうひとつ気懸かりなのは、車の量の多さです。「立田ふれあいの里」はテレビ等で
の宣伝効果もあってか、さほど広くない駐車場は既に満杯でした。それでも客の回転は
早いので、順番待ちの車が次々と入れ替わってゆきます。

 それまでの155号を南下してきた車量からすると、この付近だけがピンポイントに
車が集まって来ている感じがありました。恐らく、名古屋方面からたくさんの客が集ま
るのでしょう。
 
 しかし、今まで私が計測してきた結果からすると、「遠方からの車の集まる道路」は
要注意
なのではないかと感じています。この近くには、農協の即売店がいくつかあり、
また東名阪自動車道にも近いことから、全国からの運送車が、少なからず放射性物質を
運んでいる可能性があるかも知れません。

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ガイガーカウンターで測ったら 岩倉・一宮・北名古屋・清須

 少々遅くなりましたが、先週の22日・23日と気になっていたポイントを再度測って
みました。
 まず22日は尾張の北西部、岩倉から一宮を通って県道14号線を北上するルートです。
この日は朝から曇り空で時折小雨がぱらつきました。表中、帰路で水色に網掛けした
区間については、かなり本降りになった所です。結果は下表のとおりです。

縮岩倉表

 さて、経路の概略を示すと、下図のようになります。この日は相対的に値は低かった
のですが、所々やや高い数値を示した場所があります。
 よく眺めると、図中、「緑色」で網掛けした部分の前後で、時折0.15μSV以上の値が
示されていることがわかると思います。
 岩倉から一宮にかけての道路沿いは、両側が田畑で、往路・復路とも「北島町」辺りで、
比較的高い数値が出ました。
 もう一か所「妙興寺駅前」の交差点で往復ともで0.15μSV以上となりました。ここは、
交差点付近には緑はないのですが、名鉄本線の高架下であり、そこには若干草地があり
ます。
 今回注目したのは、県道14号に入った「苅安賀」から「毛受」辺りまでの区間で、
前回お話ししたように、道路側面に蔦の茂った草地がある場所です。秋に入り、
前回のような茂り方ではありませんが、今回は往路・復路ともやはり0.15μSVを超える
地点がありました。
 また、「開明」から「奥町」にかけては、道路の西側が「野球場兼公園」で、往路
ではその間ずつと0.15μSVを示していたので、特記してあります。
 やはり道路沿いの草地には注意した方がよさそうです。
縮岩倉ず
 さて、翌23日は北名古屋市から清須市にかけてのルートです。結果は下表のとおり
です。帰りはかなりすいていたので通過地点が多くなっています。
縮清須表
 こちらも図にすると、下のとおりです。
縮清須ず
 県道62号と62号、及び国道22号との交差点付近で、往路、復路とも0.15μSV以上
となりました。
 こちらの注目点も、前回お話しした、名古屋環状線の高架下の「廻間」から、「清須中
学校前」にかけての「北側」の植込みです。今回も、その周りと比べ、相対的にかなり高
い値になっています。こちらも注目ポイントとして、今後も計ってみる予定です。

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ガイガーカウンターで測ったら 泉神社編(5)

 泉神社方面での測定も、5回目を数えました。今回はさらに西へ向かって長浜方面
まで測定してみました。結果は下の表のとおりです。

泉3
 今回は、過去5回の測定値の平均と、今回の測定値を比べてみます。
縮泉神社
 一宮JCT付近は相変わらずの高さですが、今回は往復とも最高値で0.18μSVを示し
ました。「青丸」で囲んだとおり、過去5回の平均のうちでも、やや高い値でした。

 さて、今回の注目値は「緑丸」で囲んだ「養老新JCT方面」です。ここ数回の測定
値は比較的低かったのですが、今回は「杭瀬川」から「養老SA」付近まで、往復とも
最高値が0.15μSV を超えています。
縮泉2
 新JCT工事の土石の影響の可能性もあるのですが、もうひとつ気になったのは、
朝方少々冷え込んだため、「養老山」の頂上から中腹にかけて「もや」がかかって、
水蒸気の細かい粒子が漂っていたことです。ちなみに「関ヶ原」付近では、あまり
「もや」はありませんでした。ただし、復路も高かったことを考えると、違う原因
かも知れません。

 ちなみに、長浜方面は全般的に低く、0.15μSV以上のところはほとんどありませ
んでした。 

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ガイガーカウンターで測ったら 国道41号小牧-富加町

 先日の連休の月曜日、国道41号線を北上して「道の駅・富加」まで出かけました。
 渋滞の恐れも考えて、朝8時に出たのですが、いつもならかなりノロノロ運転に
なる区間が、この日は超スキスキ。連休にこの方面に向かう物好きはあまりいない
ようです。

 例によって、ガイガー君を持参しての道のりだったのですが、あまりにスイスイ
行くので、定速で通過した交差点はパスしました。結果は下図表のとおりです。

縮41号線表
縮41号図

 往路は小牧市内の値は高めでしたが、大口・扶桑町に入るとかなり低くなりました。
ただし、愛知と岐阜の県境の山間道は、両側に樹木があるせいか、少し高めの値とな
っています。岐阜県側はほぼ0.11~0.12μSVでした。

 復路については、やはり名古屋方面に向かう車が多く、流れが悪くなって所々の交
差点で止まりました。山間道は、やはり0.18μSVの値まで示した他、その他の交差点
でもしばしば0.15μSVを示しており、やはり車の量が増えるとそれなりの値が出る感
じです。

総武線で放射線量が4μとかでてる...10μも

外人さんが総武線内でガイガーカウンターで測定しています。
4μとか、でています。

すごく高い。チョー危ない...外人さんそればっかりです。

席の上にガイガーカウンターをつけると非常に高い線量が出ているのです。

こわいのはこのような電車にたくさんの人が普通に乗車していることです。

シュールです。この世のことだけどこの世のことと思えない...頭がくらくらしますね。



みんなでESPカード等を当ててみよう-45-
カードがあります。
絵カード五枚と、対応する文字カード《読み札》五枚です。

国旗のかるたカードです。
縮栗ESPカード国旗IMG_1058
縮栗ESPカード国旗IMG_1059


アルゼンチン、イギリス、フランス、ブラジル、チリです。
文字カードの裏はすべて赤色となっています。

一枚カード-読み札-をとりました。
縮栗ESPカード国旗IMG_1060

どこの国のカード《読み札》でしょうか。
直感で答えてみてください。
なにかひらめいたら、したの投票をクリックしてください。
結果発表は11月上旬です。

theme : ちょっと気になる事
genre : その他

ガイガーカウンターで測ったら 北名古屋-清須

 さて、今回は北名古屋市から清須市までの(交差点名のある)全交差点について、測ってみました。
結果表は以下の通りです。
清須表

 北名古屋市を東西に縦断する県道62号線の「九之坪」~「分地北」間は、往路では高
めに出ました。
特に国道22号線との交差点である、「中之郷南」を挟んでその両側が高くなっています。
 ただし、復路では比較的低くなっています。条件的には、道の両側でそれ程差がない
ように思われますので、やはり車中からでは、通過のタイミングにより、測定値にかな
りバラツキが出るということでしょうか。一度じっくり測ってみる必要がありそうです。

 国道302号線についても、往路と復路ではかなり差がありますが、こちらは少々考え
られる理由があります。
 ここは名古屋環状線の高架下なのですが、植込みは北側、つまり復路の左側に寄せて
作られています。従って、そこに放射性物質が溜まっているとしたら、復路だけ高くな
る可能性が残ります。こちらも再度測って見るとはっきりするかもしれません。

 さて、これを図にしてみるとこうなります。
縮清須

 やはり図にした方が位置関係が掴みやすいと思いますので、今後はなるべく図でも示
してみようと思います。

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genre : ライフ

ガイガー旅行記(1) 東京官庁(1)

 10月7日、仕事のため、原発事故後初めて東京に行くことに
なりました。全く気乗りはしないのですが、仕方ありません。
 しかし、転んでもタダで起きるのももったいないので、
愛用のガイガーカウンターを持って、都内を測ってみることにし
ました。
 
 取りあえず、事故後初めて乗ることになる新幹線です。
名古屋駅の放射線量は、場所によりまちまちで、これまでの市内
での計測どおり、0.11~0.18μsvを示していました。

 まず、新幹線待合室が0.11~0.12μsv。恐れていた程ではなく、
割合低い値です。

 10時30分発の「のぞみ8号」の「指定席」に座り、ナップ
サック内の上部において測定開始。
 出だしはやはり0.11~0.12μsv。ところが、蒲原トンネルを抜
けた瞬間0.15μsvを示し、一時緊張。富士山の雄姿を眺める間、
しばしその値が続き、ひょっとしてトンネルを越えるごとに上が
るのではと心配になったが、しばらくすると元の0.11~0.12μsv
に戻り、以後ほぼそのままの値で安定。
 途中停車の「横浜」「品川」の停車中も0.11~0.12μsvでした。

 東京駅もホームは同値。少し高めの値を示したのは、「地下鉄
丸の内駅」への北側連絡通路で0.15~0.18μsvでした。

 さて、今回のポイントの一つが、移動に関して「地下鉄」を選
んだ方がよいのか、地上を歩いた方がよいのかでした。
 「地下」は直接、放射物質が入りにくい反面、雨水や、通勤・
通学者の靴について入り込み、そのまま溜まっているかもという
心配もありました。それならば、いっそのこと地上を歩いた方が
ましということになります。

 そこで今回は、官庁街までの往路は「地下鉄」、復路は「地上」
と使い分けてみました。結果が下図です。

縮東京

 地下鉄は割合低めで、地下鉄構内、車内ともほぼ0.11~0.12μsv
の値でした。(最も全ての区間がそうとは限りませんが…)

 土壌汚染度が高かったと噂されている「経済産業省」の植え込み
については、高さを約1mに保って、その周囲を歩いて測ってみま
した。特に北側の植え込みがやや高いようです。
 幸い、「原発全廃を訴えて座り込んでいるテント」付近は低い値
です。

 「日比谷公園」は場所によってかなりバラツキがありました。
南側の「大きな木」の付近では、一瞬今回の最高値0.24μsvを示し、
ドキリとしましたが、以後はやや落ち着きました。ただし、0.15~
0.18μsvと結構高めです。東側も、特に「ドクダミ」で覆われた、
駐車場入口付近の植込みが高い数値を示しました。千代田線の「日
比谷駅」でも時折0.18μsvを示しています。

 その後お堀沿いを北上、都営三田線の「日比谷駅」以北と、和田
倉門から東新して駅前までは常に0.15~0.18μsvを示しました。
 ただし、駅前は植込みもないせいか0.11~0.12μsvと意外に低い
数値でした。

 こうしてみると、東京駅~官庁街までに限ってみると、「地上」
より「地下」の方が低い感じです。やはり、草木の土があるかない
かが関係するように思われます。また、東京駅については、タクシ
ー利用者以外は、駅から外へ出る人の流れが少ないことを考えると、
「駅構内」の方が高いのもわかる気がします。

 帰りの新幹線については、「銀の鈴」の待合場を測ってみました
が、地下にあるせいか0.11~0.12μsvと低い値です。
 帰路は「自由席」で東京から満席でした。「東京発」の方が高い
とも聞いていましたが、一度0.18μsvを示したのみで、それ以外は
ほぼ0.12μsvの数値が続きました。ちなみに「横浜」では0.11~
0.15μsvでした。

 総じて見ると、「空中放射線量」のみをみると、東京~官庁街は
「名古屋周辺」とほとんど変わらず、出張程度では、それ程意識し
なくてもよさそうです。ただし、原発事故以前は、関東地方は、名
古屋地方より低かったことを考えると、やはり放射性物質が余計に
落ちたことは間違いないと思われます。

(気をつけるとすれば「飲食」と「土」でしょう。ちなみに今回は、
「昼食」は行きの車内で済ませ、お茶は持参しました。また、丁度
履き潰す予定の靴があったので、それを履いていって、玄関先で履
き替えて処分しています。)

 12月にも、また上京の予定がありますので、もう一度測ってみ
る予定でおります。

10/1ガイガーカウンターが測ったら 泉神社④

 10月1日、ほぼ月1回のペースで通っている米原・泉神社へ
湧水をもらいにゆきました。定点観測としては4回目となります。
運動会の時期なのか、今日の水汲み場はいつになく人がまばらで、
久しぶりにゆったりとした心地に浸れました。

 …ただし、ガイガーカウンターの数値は容赦なく上がります。
縮ようかん泉無題

 往路は、一宮JCT付近を除き比較的低い地点が多く、
関ヶ原の山間部もようやく低くなったのかなと思ったのですが、
山側に近い復路では、相変わらず高めの数値を示しました。
 さらに、揖斐川・長良川まではよかったのですが、
残念ながら、木曽川は東も西も0.15μSVを示しました。

 さて4回目の最小値と最高値の平均を、前回までのグラフに
重ねると、こうなります。
縮ようかん泉2無題

 一宮から木曽川にかけては、どうも高い数値が続きます。
やはり、車の交通量に左右されるのではないかという推測が、
だんだんと裏付けられてゆくように感じます。

 さて、今回は、高速を降りた後、2か所の生鮮食料品店も
測ってみました。
 一つ目は、一宮インターに一番近い「某JA市場」です。
ここは青空駐車場なので、予想通0.11μSVと低い値でした。
 ただし、「腐葉土」の積んである一角は、近づく度に
0.15μSVを示しました。
 次は店内に持ち込んで、「土」のついていそうな野菜を、
隠れ気味にあちこち測ってみます。
「青森県産」のジャガイモが一瞬0.18μSVを示しましたが、
2、3度目は0.11μSVで、誤差の範囲かも知れません。
やはり店内では、発生源が特定しにくく、ミュラー管の
カウンターで測るのは難しいと感じます。

 二つ目は、岩倉駅の「某スーパー」で、こちらは屋根付き
で、比較的風通しがないタイプのものです。
 結果は0.15μSVで、この値を高いと見るかどうかは難しい
ところですが、少なくとも「青空駐車場」よりは、放射線
の埃がたまっている可能性があり、出入りの多い屋根付き
駐車場は要マークでしょう。

9/25ガイガーカウンターで測ったら 小牧-春日井

 このところ立て続けにやってくる台風。今回の15号では、東海豪雨以来、
またも庄内川が決壊しました。特に岐阜県多治見市から東三河では甚大な
被害を被りました。
 今回は小牧市を南西-北東に縦断する形で、春日井市都市緑化植物園へと
向かったのですが、ここも被害が大きく、いまだ休園状態でした。
 
 さて、測定結果は下表のとおりです。

縮小牧

 小牧の中心部からやや北東部にかけて、やや測定値が高く出ました。この
辺りには、ちょうど大きなため池があり、台風の影響で放射能を含んだ雨水
が流れ込んだ可能性もあります。

 春日井の植物園近辺の住宅地は比較的低い値となっていました。今回は植
物園では測定できなかったので、開園後にまた来ようと思います。

 桃花台では、やはり交通量の多さによるものでしょうか、国道155号と
の立体交差点の辺りが比較的高く、逆に温水プール方面まで下ると、それ程
高くなっていません。

 一方、中心部から南西部は比較的低いところが多かったのですが、少々気
になるポイントが「二重堀南」と「郷中二丁目」です。地元の方なら、ピン
と来るかもしれませんが、どちらもスーパーのある一角です。

 この時期は、関東産の野菜が多く出回り、特にキャベツ辺りは、どこのス
ーパーもほぼ全て「群馬県」産です。当然、産地からのトラックが出入りし
ているハズです。ひょっとすると関連があるかもしれません。

 そのうち、一方のスーパーの駐車場に入ったのですが、ずっと「0.18μSV」
をキープしていました。次回からは、こうした「駐車場」も測定対象に加えて
みようと思います。

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ガイガーカウンターと放射線源

先週末、放射能などについての集まりがありました。
その時に、話をしてくれた方が、放射線源をみんなに見せてくれました。

ひとつが、
放射能標準ガンマ線原 137CS 放射能1.00×103bq

もうひとつが
塩化カリウム425グラム  です。

このブログでも何度も書いてますが、私のガイガーカウンターは中国製で国民生活センターに、粗悪品としてあげられていたものです。
まぁ、10万以内のものはよくないと国民生活センターはいっているので、庶民である私のガイガーはとんでもないものかと、ちょっとだけ不安がありました。

説明によると少ない線源なので、うちのガイガーカウンターで変化があるかちょっぴり心配でした。
うちのものはガンマー線、エックス線を測るものなので同時にふたつ近づけても、137CSの線源に反応すると思いましたが...

実際、どうだったか?

会場でうちのガイガーカウンターでずっと0.11μシーベルトが出ていました。
線源が1メーター以内に近づいたくらいから、ばんと0.18μに...
線源の上にガイガーカウンターを置いても、0.18μでした。

ネットなどの専門家の説明によると、ガイガーカウンター機器によりばらつきが激しいとのことで、ほかのものが低くでていたからこれのガイガーカウンターがへっぽこだとか、こわれているというわけではないとのことです。
本当ですね。
外を測るのもこのガイガーで比較値として高いか低いか、とみてましたが、線源が近いとぐんとはねあがるのなら、ちゃんと反応はしているとのことでしょう。

中国製でももっているだけのことはあると、改めて思いました。

ただ、放射線量が低くても土壌調査をやると高い場合もあります。
これからは一家に一つガイガーカウンターと、各家庭での土壌調査は必要かなぁと思います。西日本は大量に広範囲に放射能がふっているわけではありませんが、地域的に濃い(関東よりはるかに低いレベルですが)ところもあります。

日本は狭いですから、西日本も放射能が降っているのです。自分の地域、家、など政府や行政を待っていてもらちがあきません。自腹を切っててでも土壌調査をすると、自分のみならず、まわりの人びとにも安心を与えたり、注意を喚起することができます。









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9/18.19ガイガーカウンターで測ったら

 この連休はお金を使わず、近場での買い物で過ごしました。
18日に名古屋方面、19日には一宮の北西部へ行き、また測ってきました。
結果は下表のとおりです。

縮18
縮19

 日が違うので、単純に比較はできませんが、気象条件はほぼ同じ感じです。
どちらも国道22号線の近辺で、18日はやや南東部、19日は北西部です。
 名古屋方面では、清須市の辺りで0.15μSV超える値を記録する回数が多かっ
た他、特に国道22号線上の白菊橋東交差点付近では0.18μSV超える値がしばし
ば出ました。

 逆に一宮は、市街を外れた14号線上の数値は低めでした。特に、苅安賀~馬
引では、一宮東インター下の道路の両脇は「蔦」が相当生い茂っており、高め
の数値がでるかと思われたのですが、一部を除き、意外と低い値が続きました。

 県道14号線は、ちょうどその上を「東海北陸道」が走っており、遠距離を走
る車両は、ほとんど高速を通っており、そこからの出入りはあまりありません。
 逆に名古屋と一宮を結ぶ県道63号線は、特に通勤ラッシュ時には一宮方面か
らの通行量もかなりあります。

 こうして考えると、まだ比較的放射線量の低いこの地域では、他地域から来
る車の通行量に、その付近の放射線量が大きく左右されるのではないかと思わ
れます。
 

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ガイガーカウンターと信頼性

先日国民生活センターが、ガイガーカウンターについて、10万以内のものはあてにならない、と発表しました。
放射線測定器:「精度低い」 通販の10万円未満9種、誤差30%超

誤差が30%以上、0.06以下は出ないなどと出ています。

じつは、私のガイガーカウンターもこの中の中国製です。

国民生活センターによると、あてにならないまがいもの...買ってはいけない。買うなら何十万もするものを...ということですが。

ガイガーカウンターはまず、くせがあるらしく、私のガイガーカウンターでも30パーセントだったか、誤差がありますと最初から明記されていました。使ってみるとわかりますが、このガイガーカウンター...少ない線量、0.0x単位はうまく出ません。そして、0.15から0.20ぐらいまでも誤差があるかも...と、思い、比較値をみることにしました。

すると、前日のブログ、グラフで見るように、一宮ジャンクションではいつも比較的高い数値がでています。
他の場所では、関ヶ原インターから出た国道沿いでも比較的高いです。

中国製ですから、マスコミ、その他などの一般が測った数値もつねに頭に置いています。
たとえば、愛知一宮市で0.16だったと、7月ごろ発売の-週刊現代-に載っていました。そのころ自分で測って、0.15から0.18μぐらいでした。

天候、風向き、その他により出てくる値は違ってきますが、それなりの比較値は出ていると思います。その値そのものでなく、比較値をつかむ、いざというときの避難の目安にする...なら十分いけるのではないでしょうか。

ガイガーカウンターは何秒かおきに数値が変化します。そのときそのときの計測値が出ているのだと思います。反対にシンチレーション式は、高く出ないよう、補正をしているのだときいたこともあります。

そもそもガイガーカウンターはまず、危険をしらせるものです。うちでもそうですが、0.0xレベルの上下でなく、中部地方でしたら、浜岡、敦賀の原発事故があった場合に、逃げなくてはいけない場合、危険を知らせてくれるものです。敦賀から、風船をとばしたら1時間もかからずに岐阜に飛んでくるのです。そんなとき、なにもないより、ガイガーカウンターは頼みの綱となります。

0.0xμではなくもっと濃厚な放射能が流れてきた場合、人間はなんにも感じませんが、いくら中国製でも、そうなったらガーガーと音を立てて知らせてくれます。低い値は不得意だが、大きくなつてくると、ちゃんと機能を発揮するのが安物(10万以下のもの)とはいえ、ガイガーカウンターの真骨頂でしょう。

国民生活センターの発表はなにか、きなくささ、意図的なものを感じます。

放射能値...みんなに測られるとこまるのではないのでしょうか?
庶民には届かない、2.30万以上のものでないとだめだと、大きくマスコミで騒がせ、みんなの測定意欲をそがせる...実は細かく測られるとまずい→安いガイガーカウンターでも、ホットスポットはここかも?との犬のような嗅覚だけはあるのでそれからそこの土壌検査をされると、本当にまずい、なんて政府が思っているのでしょう。

あたかもガイガーカウンターを買うな。その値を信じるな、との大宣伝をしている国民生活センター...
だったらすべての機種でそこらじゅうの計測を常にしてほしいと思います。

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9/10ガイガーカウンターで測ったら 名神一宮-関ヶ原

 台風の翌週、泉神社まで「湧水」をもらいにゆきました。
同じポイントで測るのは3回目になりますが、今回は、名神上下道の放射能が、
台風でどう動いたかも気になるところでした。測定結果は下記のとおりです。

縮泉9.7

 一宮JCT辺りは相変わらず高めでしたが、大垣から養老にかけては、比較的
低い放射線量となりました。特にいままで注目ポイントとしてきた、両側を
木々で囲まれた関ヶ原の山間部(東京から386㎞の辺り)は、前回、前々回に比
べかなり低い値でした。

 過去3回の測定値を、当日の最高値と最低値の平均で見てみると下図のよう
になります。

縮泉神社推移

 一宮JCTについては、コンスタントに高く、一宮ICから乗り入れるトラック
等が常に放射性粒子を運んでいる可能性が考えられます。
 逆に大垣周辺は、出入りする車両が比較的少ないため、低い値が多くなって
いるのではないでしょうか。

 関ヶ原の山間部が今回は低かったのは、台風で木々の放射能が洗い流された
せいでしょうか。逆に少し低い場所になる小池町あたりに流れ込んでいるかも
しりません。
 また次回はかってみることで、その関係が見えてくるかもしれません。 
 

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9/4ガイガーカウンターで測ったら 嵐の小牧-豊川

 先日の台風12号は、紀伊半島南部に大きな被害を与えました。ことに聖地熊野
を誇りにしておられた被災者の皆さまの心痛は、並々ならぬものと思います。心よ
りお見舞い申し上げます。
 私個人としても、ここ数年間で、鹿島、熊野三社を参拝したばかりのことで、相
次ぐ災禍に、心の故郷を奪われる思いです。

 さて先日の4日は、法事による帰省のため、やむをえず、台風の影響がいまだ続
いていた嵐の東名高速を走ることとなりました。日曜日ともなると、必ず渋滞して
いる名古屋-東名三好間や、豊田岡崎間も、さすがに車影も少なく流れは順調でし
たが、午前中は視界が不良となるほどの風雨でした。

 そんな中、この風による放射性物質の動きも気になるところでしたので、所々計
測してみました。

縮9.4豊川

 雨が降っているため、低い値が出るのではないかと思っていたのですが、意外に
も午前中は、計測値が高いところがいくつもあります。
 特に、小牧JCTの前後の辺りと、東名三好付近については、ずっと計測値が「0.18」
のまという区間がいくつもありました。
 逆に、小雨程度となった午後は、豊田-三好間でやや高いところがあったものの、
その他の区間では午前中より下がっています。

 私なりに原因を推測してみると、午前中は台風が放射性物質のやや高い地域から、
放射性物質を巻き込んで、雨として絶えず路上に落とし続けていたのではないでし
ょうか。
 逆に、午後は雨脚も弱まり、路上の雨がより低い場所へと流れ落ちたため、少し
濃度が下がったのではないかと推測します。
 いずれにせよ「雨」は要注意です!
 

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8/27ガイガーカウンターで測りながら-中央道・飯田

 今回は、小牧インターから中央道を北進し、松川インターまでの間を
計測してみました。明け方は久しぶりに雨上がりでない朝でした。
 と言うのも、東海地方は、先週の日曜日(21日)の大雨以降、「深夜か
ら明け方にかけて雷雨―日中はほぼ曇空でたまに晴れ間がのぞく」とい
う天候を繰り返していました。
 この間、大気中の放射性物質はかなり地表や樹木に落とされていると
思われます。

縮飯田
 
 中央道に入ると、東名高速とは違って、いきなり連続的に「0.18μsv」
の値を示す区間が続きました。特に両側を樹木で塞がれた形の「内津峠
PA」付近は、ほぼ全区間にわたって「0.18μsv」を示していました。
 「土岐JCT」付近も数値が高く、常に「0.15μsv」以上を示してい
ました。
 「飯田」については、高速道路が高い位置にあるせいか、高速上の空
中放射線量はそれほど高くありませんでしたが、市街では「0.18μsv」
を示す場所も所々ありました。

 さて、今回注目していたのは全長約8kmの「恵那山トンネル」です。
以前から、「高速道路」が、地域を越えての「放射性微粒子」の通り道
ではないかと推測がなされていますが、仮にそうだとしたら、トンネル
内は「放射性微粒子」がたまって、かなり高い数値になるか、或いは、
逆に同トンネルのようにかなり距離がある場合は、どこかで「移動」の
限界が生じるのではないかと思ったからです。

 結果は、表のとおり、車の進行方向に対し、トンネルの「入口側では
濃度が高く」、「出口側では濃度が薄い」という状況を示しています。
 特に、トンネルの中央部ではほとんど「0.11μsv」を示しており、
同ガイガーカウンターの特性を考えると、中央部では、ほとんど自然放
射線量と変わりがない可能性が高いと思われます。

 単に、『トンネルの出入口付近は風の影響で「放射性微粒子」が動き
やすい』と考えるのであれば、「東西」とも「進行方向」に関係なく、
同じ傾向、恐らくは「濃度が低くなる」ものと思われますが、今回の結
果を見る限り、「入口側」が高くなっています。

 これについては、『出口では、高速で車が飛び出すので、出口付近の
「放射性微粒子」が飛ばされるのだ』とも考えられます。 
 しかし、その効果が、中央部分の「放射性微粒子」にまで及んでいる
とは考えにくいので、やはり「長いトンネル」の場合は、その内部に
「放射性微粒子」はたまりにくいと考える方が自然のようにも感じます。

 逆に、東部と西部で同じ結果が出ているということは、「放射性微粒
子」は、「東側」で止まらずに、移動する『車体』自体に付着して、ト
ンネル内部でばら撒かれることなく、そのままトンネルを通過している
可能性が高いのではないかとも思います。

 最近では、被災地方面からの通行車の無料化優遇措置のため、かえっ
て、関係ない地方から「水戸方面」まで迂回して運送する業者が増えて、
無用な渋滞が続いているそうです。

 そんなことより、被災地方面からのインターチェンジの入口に『洗車
機』を備え付けて、通過の度に洗車した方が、国全体の安全性の上で、
よほど効果的だと思うのですが…。





みんなでESPカード等をあててみよう-44-

絵カードが4枚あります。お日さま、月、星、雨と雲の四つのカードです。このカードのうち、一枚を任意の人物がひきました。ひいたカードは裏返したままで誰も見てません。さて、どのカードがひかれたのでしょうか?直感で当ててみてください。1から4までの数字をクリックして投票完了です。ぜひ挑戦してみてください。

太陽、星、月、雲と雨カードです。縮かーどIMG_1024



↓このカードは何か?当ててください。縮かーどIMG_1025


よけいなお世話かもしれませんが、最初にふっと思ったのがいいですよ。あれこれ考えると直感が鈍ります。また、投票結果をみてから考えるのは直感が働きにくくなります。みんなの投票結果を見ずに自信を持ってご自分の答えを投票してみてください。みんなはどうしたかはそのあとみることにしましょう。



結果発表は9月上旬です

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8/6ガイガーカウンターで測りながら-稲沢・津島

 前回、稲沢市役所から県道65号を走った際、県道両脇に樹木がある場所の数値
が気になったので、津島方面に行くついでに、区間を細分して測ってみました。

縮44ガイガー津島

 この日は明け方から午前中に雷雨があり、午後からは日が差してきました。

一宮方面と東名阪蟹江ICを南北につなぐこの道は、道幅が広く、信号待ちも
少ないため、各方面からの大型運送トラックが通ります。

 この日は、各方面から運ばれ、県道を漂っていた塵が、午前中の雨で、路面
や両側の樹木に付着した可能性があります。

 そのためか、県道65号は、稲沢市役所北と津島市神守町を除き、全ての交差
点で往路又は復路で、最高値で0.15μSV以上の値を示していました。

 特に、新幹線の高架下の前後や、稲沢市とあま市の市境付近では0.18μSV
の値が持続する地点がいくつかありました。

 やはり、雨上がりの道路脇の樹木には注意した方がよいようです。
 また、通常は川の上は比較的数値が低いようですが、日光橋の上あたりでは
往復とも0.15μSVでした。またの機会に計測する予定です。

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8/3 ガイガーカウンターで測りながら...滋賀 泉神社まで

名神を下り、泉神社まで行ってきました。
縮44ガイガー泉神社_copy

今回は行きが木曽川から大垣まで0.15,0.18を記録しました。関ヶ原インターを降りて泉神社までも0.15などの数字が...
帰りは行きと反対で、養老あたりが0.18もの値を記録しました。
天候、付近を走っている車、その他によりこの程度の値は上下をするのでしょうか?

いつもは川の上は比較的低い値ですが、今回の行きは違いました。気象(雨後、風のあるなし、)により変わるのでしょうか。

theme : 日々の暮らし
genre : ライフ

8/2ガイガーカウンターで測りました。新城、鳳来寺山

ちょっとした休みがとれたので、東三河にドライブに行ってきました。
ガイガーカウンターでところどころ測ってみました。
縮44ガイガー新城

新城の茶畑をちらりと見ながら測ったら、0.11から0.15マイクロ程度でした。
新城の荒茶から360ベクレルものセシウムが出たとの報道が6月にありました。

線量はどうか?そう思い近くを車で通りながら測りましたが、それほどとくに高い数値ではありませんでした。東三河は前に測った時もそれほど高い値は少なかったです。線量がこの程度でセシウムがでたとすると、ほかの地点でいつもここより高い値がでるところはどうなのでしょう?このガイガーカウンターは普及品といってよい10万以下のものです。値をそのまま解釈することはできませんが、比較値として、新城の空間線量は別段、県内ではとりたてて突出しているわけではありません。

土壌検査を西日本の検査会社でやってみると、また違った結果がでるかもしれません。

空間線量にかんしてはそれほど新城だけが心配することはないと思います。←他(県内)と差異はないです。

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プロフィール

握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。猫、鳥、虫等、とやり合いながら暮らしています。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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手持ちの着物を月ごとに替えて表示してみました。2015年1月
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