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鹿島、香取、いきす...そして-4-勝者と敗者と平和

古代の神話は-悪い奴がいて、そいつを勇者が退治して平和になった。-そんな話が多いです。
今の時代、平和とは、のどかな、みんなしあわせな暮らしを想像しますが、平和とはいかなるものか?そんなことを考えていた折、ラテン語について書いてある本に、-平和-というラテン語についての記述を目にしました。
平和という語はスペイン語では pazです。 そのもととなるラテン語はpax 英語のpeaceもラテン語からきています。
英語には、意味として、-心の平安さ--対外的な状態としての友好関係-などがあります。しかし、ラテン語の元の意味としては本来的な意味ではありませんでした。

ラテン語の pax の第一の意味は、取り決め、決着なのです。

最大の争いごとといえば、戦争です。 小林標氏の ラテン語の世界 中公新書 によると、ローマ人にとってpaxとは、相手を倒し、従属させることであった。英語のpayも、語源は同じであり、決着する、平定すると言う語がロマンス語では、払うという商用語に変化したのだと言っています。

ラテン語が使われていた時代、平和とは、ものの所有や支配をめぐり、争い、戦争がおき、戦争後の、もの、人の支配、従属を取り決めたことからでている言葉なのです。

-平和-勝ったものは、まことに、心安らか、物質的にみちあふれ、-平安、平和-な状態であったと思います。しかし、負けたほうは、察するにあまりある...不幸であったでしょう。
わたしは、この pax という言葉を連想するにつけ、日本での古代もこのようであったのでは?と思わざるをえません。人間のやることは古今東西どこも変わらないのです。

フツヌシ、タケミカツチ、が勝ち取ったものは、このような平和ではなかったか...
そんなことを、私は思ってしまいます。

荒ぶる神を平定し、国譲りを成就した。建国に尽力したすばらしい神...
これは、生身の人間としては、戦争を起し、戦いに勝ち、この地のものの所有権、支配権は自分のものだと取り決めたということなのだろうと思います。
ならば、負けたほうは、どうなるのか?また、どんな人生、生活をしていたのだろう...

古くから、この地にいた神、ここでは、天津甕星ですが、神話では大甕神社の磐となり、封印されているということになっています。わたしはこの天津甕星が憎めないのです。そんなに悪いものとは思えません。

私はずっと、負けたとさける神、譲るほうになってしまった神が気になり、出雲、諏訪、熊野etcと廻ってきました。

神話にでてくるナガスネヒコが非常に気になりまた、スサノオ、出雲、諏訪についても興味を持って調べたり、実際に出かけたりするうち、実際の祖先が、それらの神と密接にかかわっているということに気づきました。
そして、今回たどりついたのが、 天津甕星、アマノカカセオです。

続く





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鹿島、香取、いきす...そして-3-勝者と敗者と平和

ヨーロッパでは、キリスト教が古くから広まっています。あちらこちらに、古い歴史を背負った教会、聖地があります。聖人の名を戴いた教会、聖母マリアの名前がついた教会...などなど。キリスト教の影響は深く、そこに異教を感じさせることはあまりありません。濃厚なキリスト文化がヨーロッパには広がっているのです。
しかし、ヨーロッパには、古くは異教徒がおり、ケルトの聖地であったところも多いです。

聖母をまつる教会は、古くは、異教徒、ケルトなどの聖地であったりもしました。
今はキリスト教徒の教会となっていても、その場所は異教徒の祈りの場であり、聖地であり、大地の母神を祀ってあったというところもあるのです。昔、テレビで、ローマの教会、古い地下水道を行くという番組があり、キリストを拝んでいると思いきや、その土地の下には、昔の異教徒の祈りの場の跡があったりという場面がありました。

聖地と言われる場所、教会、神社仏閣の建っているところは、なにか、地球上でよい気がめぐるところであり、よいところであるからこそ、宗教施設が建てられているのではないかともいえます。

キリスト、マリア、空海などがまつられているからよいところ...というわけだけでなく、もともと、よい気を発しているところだから、そのときに力をもった宗教の施設が建てられているのではないか?そして、そこから発しられているエネルギーがよいからこそ、その上になにか、神、仏のなまえを冠し、祀ることにより、時の権力者に都合のいいように-祈り-信じる-という民衆のエネルギーが集められていく...そんなこともあるのではと思ってしまいます。

さて、日本の神話に話を戻しますが、この鹿島、香取の神様は、かつて実際に生きていたこの国をめぐる争いに勝った生身の人間を重ねているような気がいたします。かといって、この鹿島、香取が生臭いわけではありません。
たぶん、ここには、神聖な自然のパワーが昔からあったと思います。それは今も続いています。

しかし、この地のパワーとすばらしさと、古代の神として格上げされた、生身の人間はまるで違うのでは?少なくとも、人格は神にふさわしいものとは思えません。

古い昔、古くからこの日本にいた人と、最初にこの地にやってきた異邦人と、あとからやってきた強い征服者と、血なまぐさい戦いがあり、古い人たちは破れ、悪者とされた...

その悪者が-天津みか星-で、よき勝者が-ミカツチ、フツヌシ-です。
天津みか星は、アマノカカセオという名もあります。カカセオの-カカ-から思い出すのは、へびです。-カカ-というのは、-蛇-の古語です。そういえば、やまたのおろちも-蛇-のたぐいで、退治されたことになっています。蛇というのは、大地のエネルギー、人間の性エネルギーを連想させますが、これらのエネルギーは、地球のエネルギーともいえるもので、強く、すばらしいものともいえます。

それが、神話などでは、退治すべきもの...

これは、一体いかなることを言っているのだろう...

退治とは、平和とは...?
退治、成敗、平和...これらの言葉は、この地を平定した勝者が口にする言葉です。

これは本当は、違う。退治ではなく、成敗ではなく、平和ではなく...

私がまず思い起こしたのは、ラテン語の-平和-という語の成り立ちでした。
まあ、かかせおのことを書くのに、実に回り道をしていますが、すいません。

続く

theme : スピリチュアル
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鹿島、香取、いきす...そして-1-

先月、香取神宮、鹿島神宮、息栖--...三社参りというそうですが、行ってきました。今回は、鹿島や香取、いきすが目的ではありません。

その前日に、行った、おおみか神社を訪れたく、ついでに三社に行ったのです。

私は、この旅の最初に、平将門を祀った神田明神、大手町の首塚によってから、茨城へと向かいました。おそろしいイメージの平将門...この頃はスピリチュアルスポットとしても有名なのでしょうか。私たちが行ったときも、ガイドの人を先頭に何名かのグループが見学に来ていました。

怨霊として恐れられ、また、庶民の味方として江戸市民に慕われた将門さん。いまも、さまざまな人が、この首塚にも訪れ、なにかを願い、何かを求め、訪れているのでしょう。

将門さんは、反逆者として、成敗されました。(このように書くのも非常に悔しい気がします)私は、このような悪とされた人、反逆者とされた人...そんな人、神に興味があり、ついにたどりついたのは、大甕神社に石として封じられた-天津甕星あまつみかぼし-またの名をあまのかかせおという神です。

あまつかめぼしのことを書く前に、鹿島、香取のご祭神について書かねばなりません。なにとろ天津甕星はふつぬし、たけのみかつちに打ち負かされたのですから...
鹿島、香取で主神として祀られているのは、たけみかつちのおおかみ、ふつぬしのおおかみと、されています。めんどくさいので、これからは、タケミカツチ、フツヌシと、縮めて言うことにします。

ところで、鹿島の鹿島とは、鹿の角、ではなく、もともとは甕島-みかしまと言ったとか...なるほど、あの鹿島のあたりには、みか-のついた地名やなどが多いです。甕というと、古い時代の神事似関係ある霊威のあるうつわ、祭祀の甕を想像しますが、-甕-というのは、字を見るだけでも古い古代を連想させます。そういえば、レイキで有名な臼井氏も甕男という名前でした。

さて、フツヌシ、タケミカツチは、常に勝利した強い神です。この神たちは、武勲にたけ、相当活躍したようですが、どのような活躍をしたのでしょうか?
 続く

theme : スピリチュアル
genre : 心と身体

鹿島と香取

sぎんなんばんどう旅行全写真 017


東京でアイイスによってから、翌日、鹿島神宮、香取神宮へと行って来ました。
ともに、刀剣に縁のある神様をまつっています。

香取神宮では最古だったか?古い大きな刀が展示室にかざってありました。

ふるいですが、刀身は銀に光り、よく磨き上げられていました。なにかものを刃にさっと当てたら、きれいにきれるだろうと思える刀でした。



茨城は、東京よりも向こうで東北よりも近いです。なので、行こうと思わないと行かずに終わってしまいます。思い切って出かけましたが、タクシーでみる茨城の風景は広々として気持ちよく、運転手さんも親切で素朴な感じ。
車内で、運転手さんは、“こっちの人間は口は悪いが、腹はない。”なんて言ってました。

途中で潮来を横目で見ましたが、田園風景の中に建っている家も大きいです。

私は東京に何年か住んでいて、とても狭いワンルームで暮らしていました。外に出ても、西新宿のビルは都庁をはじめとして非常に高く、反対に空が狭いです。

中も、外も狭い...そんな生活から、東京および関東は狭いという偏見がありましたが、今回の旅でそんな考えはふっとびました。

茨城...空も大地も広い。人も親切。おまけに、昼も夜もおいしいものを食べることができました。
東海、関西の人はあまり行かないですが、一度行かれるといいですよ。

わたしはこんどは潮来の舟に乗りたいです。

theme : 旅の思い出
genre : 旅行

プロフィール

工芸美術をやっています。2017年からスペイン語の試験を受けています。が、ドンキホーテはいまだに完読できていません。握力は小学生よりない力なし。ひっそりとこのシャバの片隅でモーニングを食べている凡人です。

るんるうん

Author:るんるうん
またの名はクマネルです。ふしぎなことが好きです。着物も好きです。

たまに、魚を捌きます。猫におしっこをかけられたこともありますし、珍しい体験もあります。

たまに-クッテネル-が記事を書きます。そちらもよろしく。

いつのまにか歳をとりました。

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手持ちの着物を月ごとに替えて表示してみました。2015年1月
縮縮きものあわせIMG_1116  蕪柄の小紋と、金の傘の柄の帯 冬の野菜-かぶら-は、ほっこりとした暖かさを感じます。帯の地色は新春の華やぎを...

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